謎解きだけがこのウマのする仕事です(2)

お家再興の心は、とてもいいように思われがちですが、多大な執念を生みまして、お家を取り潰されたときの次元密度に心を束縛してしまうのです。それが地縛 霊となる原因を作ります。
時の流れ、歴史の流れは無情なものであり、心を執着させた事柄を容易に流し去ってしまいます。それがまた飽くなきお家再興の執着を 生むことがあ り、いっそう自縛度を強めてしまいます。この仮想現実空間は、そのような歴史ソフトになっていて、人々を一定のところに滞留させる働きをしていて、そのく せ、あるときが来たら、一気に崩し去るようになっています。
だから、人々はこのゲームに嵌って、なかなか出られないのです。
平家の公達を執着から解放したのは、琵琶法師です。無情の世界を無常観で語り表し、公達のお家再興の執着心をみごと取り除きまし た。
今現在でも、多くの国々でこの執着心が力を持って、幾多の戦争に駆り立てています。
彼らは死後、こうした執着心を持つ霊団に取り込まれ、再誕生のときのために備えています。彼らはまたゲームするために、この世に やってきますが、彼らの自由意志は、霊団の洗脳によって束縛されていて、本当の自由意志を行使できていないのです。
ろくでもないゲームと、それにはまる人々が、このろくでもない仮想世界を支えています。

天の穂日も、お家再興をしなければならない立場だったようですが、もうそのようなことに囚われている時ではありません。そんなこと している間に、時代は変わってしまっています。
事態の経緯だけ明らかにすれば、もうそれで十分です。それが謎解きであり、解放のための大事なステップなのです。それはリリース (赦し)と癒しが主体です。
多くの封印解除は、謎解きだけで足りるのです。それを私はしています。
たとえローカルでマイナーでも、この世の真義を知れば、空しい執着心の乱舞を食い止めることができます。そのために、超宇宙論を編 み出してあるのです。
仮想現実のストーリーに嵌りこんで、いつまでも輪廻の鎖から出られなくしているのは、本人の意識なのです。そこに光を当てました。

いや、まだやらねばという思いも最近まであったのですよ。ところが、天の穂日の別の雛型と目される北朝鮮の金正男が暗殺されて、彼をサポートしていた中つ 国の大国主が深い失望に陥ったとき、私も出雲の大国主様の執着が取れていくのを感じました。私はまだ生きていますが、残る余生はただ謎解きだけに精魂傾け て、一生を終えようと思います。いつ死んでもいいと覚悟しながら。

日月神様とは誰?  富士、鳴門に籠められた真義とは

さて、本日は日月神様の本質に迫りたく思います。これはそのような試案であり、一仮説です。

日月神様は謎かけが専らの神様のようです。そしてまた、とてもひょうきんであられます。その御正体はもうわかっておりますぞ。

碧玉之巻第10帖で、五度に渡る岩戸閉めを語っておられますが、本当は七度でございましょう。

>岩戸しめの始めはナ ギ(伊邪那岐命)ナミ(伊邪那美命)の命の時であるぞ、(夫神、妻神の別居 =現界と霊界の分離・遮断)
次の岩戸しめは天照大神の時ぞ、大神はまだ岩戸の中にましますのぞ、(騙し た岩戸開き)
次の岩戸しめは素盞鳴命に総ての罪をきせてネの国に追ひやった時であるぞ、(正 神の追放)
神武天皇の岩戸しめは、御自ら人皇を名乗り給ふより他に道なき迄の御働きをなされたからであるぞ。(神世から人世へと次元降下)
仏教の渡来までは、わずかながらもマコトの神道の光がさしてゐたのであるなれど、仏教と共に仏魔わたり来て完全に岩戸がしめられて、クラヤミの世となった のであるぞ、(大陸系魔術カバールの渡来)
その後はもう乱れほうだい、やりほうだいの世となったのであるぞ、
これが五度目の大き岩戸しめであるぞ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第10帖)

茶色で記載部分の意味は、日月神示を知る以前に、古事記とホツマ ツタエの真相を見抜いて、明らかにしておりましたから、五度の岩戸閉めの話はなるほど納得でございました。

さらに、イザナギ、イザナミ様のその前に、国常立神、豊雲野神様の岩戸閉めが、書かれていないことに気付きました。
国常立様については、今も大本教では騒いでいることでございます。私もひと騒ぎいたしました。でも、2014年5月に封印解除して 解決済みと心得ます。
そして、もうひとつ、スサノヲ様と神武天皇の時の間に、ニニギノミコトと岩長姫様の御婚儀不成立という岩戸閉めがございます。この お蔭で、天皇 の御代は華美なれど、ぱっと散ってしまう短命なものになったと、記紀に書かれていることを、私は随分と気に掛けていたものでございます。

岩長姫様は女神様ですが、元伊勢天照皇大神宮で小さく祀られているその立て札書きによれば、宇宙創成、天地万物、森羅万象を創り固 めおかれた方 と書かれ、国常立神様と同じお立場であることは紛れもありませんから、国常立様の再来が岩長姫様とも言えるでしょう。そこで、この大事なお二方が抜け落ち ているかと判断しました。
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つまり、日月神様の御正体は、国常立神様でありましょう。
たいがい、自分の手柄は表向きにされないのが古来美徳とされておりましたが、明らかに抜けているとわかってしまうのも、妙(たえ) なるお言葉に思えてしまいます。
ひょうきんでありながら、ずいぶんシャイでございますね。

つまり、日月神様は、元伊勢の岩戸山におられた国常立神様、別名・玉杵様なのでありましょう。玉杵様はじめ日の大三神 様お揃いのお出ましをいつになさるか、御評定になっていること、神示からおよそわかりました。
読み進まないとわからなかったことは無論ながら、大建て替えの仕様ばかりにこだわってきた私にすれば、このセレモニーはちょっとき ついように思いました。
まるで、正しい側と悪の側のレスラーが闘い、悪の側が反則の限りを尽くし正しい側を徹底的にぶちのめして、半死半生のグロッキーになった正しい側が一番最 後に回転エビ固めで逆転のカウント3を奪うような、どう見てもプロレスの後味の悪い試合を見るようでなりません。

富士、鳴門の意味もおよそわかりましたが、日月神様も仰るように、別の解釈もあるかも知れないことは申し上げておきます。よって、 仮説だということ。

「至恩之巻(第十六帖)」
「二二(ふじ)と申すのは、天照大神様の十種神宝に「ヽ」を入れ ることであるぞ。これが一厘の仕組み。二二となるであろう。これが富士の仕組み。
七から八から鳴り成りて「十」となる仕組み、なりなりあまるナル トの仕組み。富士と鳴門の仕組みいよいよぞ。これが判りたならば、どんな人民でも腰をぬかすぞ」

これは生命の木のことでございますな。以下の図を作りました。
十種(10種)の神宝があるとして、それらを以下の図のように配置して、そこに「ヽ」(神の宝)を加えると、     ・・・・・ これが一厘の仕組み
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神宝を繋ぐようにして小径(パス)が、順序よく出来上がり、合計22のパスが形成される       ・・・・・これが富士(二 二)の仕組み
七から八から鳴り成りて「十」となる、とは七局、八局と繋ぐうちに九局、十局と完成していくであろということ
ナルトとは、鳴る十であり、成る十であり、九まででもいいものも、成り成り余って十になる       ・・・・・これが鳴門(成 る十)の仕組み

富士は二二、22の小径のこと。鳴門は成る十で、10の局のこと。
つまり、生命の木のことでございます。

神示にはキという言葉がよく出てきますが、元のキが大事なのは無論です。
今は、キがキじゃなくなっているキ違いなキがしています。イシヤによって改竄されてカバールのキになっているために、〇(外面)は あっても、中に・(神)がない、スカスカなのだと仰っているキがします。

では、元のキとはどんなものだったか。

下つ巻第10帖
八月の十日には江戸に祭(祀)って呉れよ
アイウは縦ぞ
アヤワは横ぞ
縦横(たてよこ)揃って十となるぞ
十は火と水ぞ
縦横結びて力(ちから)出るぞ
何も心配ないから
ドシドシと神の申す通りに御用すすめて呉れよ
臣民は静かに神は烈しき時の世近づいたぞ

上つ巻第26帖
「あ」の身魂とは
天地のまことの一つの掛け替えない身魂ぞ
「や」とはその左の身魂「わ」とは右の身魂ぞ
「や」には替え身魂(や)あるぞ
「わ」には替え身魂(わ)あるぞ
「あ」も「や」も「わ」も(や)も(わ)も
一つのものぞ
((や)(わ)は〇の中に文字あり)
身魂引いた神懸かる臣民を集めるから
急いで呉れるなよ
今に分かるから、それまで見ていて呉れよ
「い」と「う」はその介添かいぞえの身魂
その魂たまと組みて「え」と「を」
「ゑ」と「お」が生まれるぞ

・・・とのことから、言葉を含む生命の木を自作してみました。
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しかし、さっぱり意味が分かりません。
ということは、どこか間違っているか、それとも全部間違っているのかもしれないですね。

私は大建て替えを直接なさることに期待をかけたのですが。というのも、宇宙の抱える大きな問題がある(AI生命体に浸食されてい る)ことから、 大建て替え以外に道はないと判断したものですから、大建て替えへの一直線的御表現をあまた見ただけで、私は感動していたわけでした。ところが、何でござい ましょう。善と悪を結合させるような工程を置かれていることを見つけて、私はいささかがっかりしたのでございます。

まあ別に、多くの人がそのほうがいいようなら、それもいいかとは思うのですが、その折衷案的工程は、おそらくはまたぞろ、善悪混交 の混沌とした 成り行きが必然的結果になろう・・・聖書にいう、至福千年後に再度悪魔軍団が勢ぞろいしてハルマゲドンで戦う工程を置いているのはこのためか・・・と思い ますゆえ、私は浅知恵の臣民にも満たないレベルの思考回路ながら、危惧申し上げる次第なわけです。
七度目の建て替えは土台の根底からひっくり返る大建て替えだと仰っていながら、まだ未練がおありなような。それとも今回はまだ六度 目ですか。

私は賛同申し上げるわけにはいかないとしながらも、善悪結合の謎解きだけは簡潔にさせていただこうと思います。

死海写本には、最後の時、アロンの救世主とイスラエルの救世主が手を握ると書いてあるそうな。それについても、余裕を見ておいでだなあ という思いでした。
一臣民ゆえ、誤解とご無礼の段ひらにお許しください。

新神話も、大建て替えのためにはほんとうは必要とは思っていなかったのですが、黄泉の国の総帥になったイザナミの黄泉津大神を、潔 癖症のイザナ ギ様ではよう救えんかったものを、息子のスサノヲ様が母恋しさのあまり、根の堅洲国という黄泉の国の近傍に住まれていたこともあり、彼にイザナミ様救出を していただく筋書きを付加しております。

日本書紀も、古事記と違って、最後にくくり姫の尽力でイザナギ様イザナミ様の復縁がなるという風にしてある模様。

日月神様も、一方で大建て替えによる善一筋の世を宣言されながら、神一厘の仕組みは、合鍵(二三三二)の仕組みであると仰っており ます。

 第22帖
岩戸開く仕組み知らせてやりたいなれど
この仕組み、言ってはならず
言わねば臣民には分からんぞ
神苦しいぞ
早く神心になって呉れと申すのぞ
身魂の洗濯急ぐのぞ
二三三二(アイカギ)、 「・」 〇⦿
コノカギハイシヤトシカテニギルコトゾ

この合鍵は、イシヤと確(しか)と手握ること、ということでございましょう。
つまり、死海写本が預言することそのものずばりでごさりますね。
これが岩戸開きであることも謳われておりました。

ああ、ようわからん事ばかり。
正反合で新境を開くのは、従来の歴史のはず。
そんなことして、今まで何かええことでもありましたかいな。まだ実験の延長という気がいたします。

 第21帖
今の戦は「・」 と〇との戦ぞ
神の最後の仕組みと申すのは
〇に 「・」 入れる事ぞ
〇も五ぞ 「・」 も五ぞ
どちらも、このままでは立って行かんのぞ
一厘の仕組みとは〇に神の国の・を入れる事ぞ

従来の改竄されて骨抜きにされた生命の木の10のセフィラのそれぞれに、・を入れて元のキにするということでございましょ。
かつてその儀式を行っていた方は、ニギハヤヒ様でしょ。十種の神宝をセフィラにあてがって魂入れをされていて、死人をも蘇生させて おられたと聞きます。
今も天照様はニギハヤヒ様として、玉杵様やイザナギ様とともに、岩戸からのお出ましを用意なさっていますね。⇒ 高御位山とウシトラノコンシン・ロマン
神一厘の逆転の回転エビ固めで勝利して、悪の側をギャフンと言わして、チャンピオンベルトの授与式にご出席といったことになるような気がしているのです が、いかがでしょう。

確かに、3次元密度の生命の木では、その工程で生命力の賦活が叶うものと思いますが、我々は4次元密度に移行することをアセンショ ンといい、その世界がすでに完備していることを前提にして行動しております。
そして、4次元密度の生命の木も、すでにとうの昔から存在して、今もなお活動していることを私は知っております。そこに存在する生命の木だけでは不満足です か。
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そこはペルーにあり、カンデラブロの遺跡と言われています。
燭台の意味ですが、実は生命の木であり、本体は4次元密度世界にあって、3次元密度世界に形を投影しているのです。
そこは、夢見の世界であり、意識と意識が交流する世界です。
我々親子は、意識体として朱雀に変じてそこに赴き、近未来の仕事遂行のための飛行訓練を行いました。
2008年~2009年のことでした。
その世界は原色に近い世界で、色鮮やかに生き生きとしています。
そこには、我々の飛行に関心を持つ人々がいて、我々への情報の中継をしてくれています。

彼らが描き残しておいてくれた絵がこれです。2014年に初めてナスカの地で発見されました。
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発見者は、長く砂塵に埋もれていたが、強い風で覆っていた砂が吹き飛ばされたのだろうと言ってますが、そうではありません。
ごく最近にできたものなのです。この絵の親子鳥は2008年から飛行訓練に入りました。
オトー鳥は私です。息子のマメ鳥とともに夢見しました。
この夢見の世界に至って、遊ぶ者は今もたくさんいますが、そこで地上に絵画で遺す努力を取って初めて、ナスカの地上絵として、こちら3次元密度の世界に現 れるのです。
いろんな偶然と異界の好意が、地上に遺るという便宜を与えてくれたのです。

そして同様に、今も夢見の世界の生命の木は生き生きと生い茂り、今まさにその枝ぶりを3次元密度世界に投影しています。
永遠不滅の生命の木は、夢見の世界にあります。そして夢見の身体は日月神様の仰るように、半霊半物質なのです。

なるほど、ブルーエイビアンズも言う通り、アセンションできる者が僅少でありすぎて、3次元密度での存続も図らねばならなくなって いるのでしょう。
それならわからないでもないのですが、大建て替えさえ完遂できれば、再び善悪混交の危険性を冒すことなく、すべての有情の御魂磨きと一元性世界実現が同時 に叶えられるように、この一臣民は思うのでございますよ。
それを実現するアイデアも持っていますので、ぜひご一考頂けたらと思います。
早う七度目をして、みなを同一平面の一元性世界に住まわせて、神と臣民、その他といった区別の砦を取り払ってください、とせつにお 願い申し上げます。
そうでなければ、いつまでも上下の隔て、カーストは残ってしまい、またぞろ利権構造を維持しようとする上位陣の声に傾かないかと、先を思い遣ってしまいま す。
強いことを仰ってますが、本当はお優しすぎるほどのお方のようですから。

まあよろしいでしょ、などと言っていたら、なかなか正真正銘の大政奉還にはなりませんわなあ、とぼやかせていただいて、私はしばし 休眠するか、 それとも単独で大建て替えに一本鎗に突き進むか、あるいはそれも無理なら、かつて念願したように魂の消滅も甘んじて受けようと思います。

なお私は、すばらしいジョッキーの神様方が乗られる一介のウマ(つまり一臣民)にすぎないので、自由にさせていただきます。私をそ の気にさせて くれたジョッキーの神々の皆さんに感謝し、いつまでも心から応援しております。とわに御健勝であられてください。さようなら、と一旦申し上げておきま す。・・・なお、さようならとか、別れろ切れろは、芸者(この世の生)が引けてから言う言葉ですので、それまでは面倒みてくださいね。

前の記事の補足として

>David: 私が興味を持ったのは、「一なるものの法則」の中で広範囲にわたって書かれたことです。それによると、これが起きる時に、全く別の居住可 能な四次密度の地球が起動され、そして古い三次密度の地球が住めなくなり、私たちはその新しい地球に住むことになると書いてあります。
それを考えると、地 球の一部が壊滅的になる一方で、別の地球が居住可能になるように起動されるということになります。それは前の地球のホログラムみたいなものですが、より高 い波動を持っているのです。

Corey: その可能性はあります。ミカの惑星では、彼らの古の教義通りのままの展開にはなりませんでした。だから、そういう教えに拘りすぎてはいけません。言い伝え の意味は私たちの解釈通りとは限らないし、意図は違うかも知れません。

これに対し私は、
>別の居住可能な世次元密度の地球の起動については、古事記神話にも書かれており、イザナギ尊が黄泉の国 を脱出して、川で禊して清浄な世界に至り、そこで人口を受け入れていくことが書かれています。

としていましたが、もうすでにこの新世界は起動しており、続々と移転、移行がなされています。
世界中で、生き物たちの自殺とも思える大量死亡が日々報告されていますが、彼ら(の魂)は、新世界に向かってい るのです。
先駆けているのは、彼らの種族の精霊や守護神です。

2008年に私のところに写真鑑定を依頼してきた東北地方にお住いの”静さん”という方がおられました。
彼は東北の自然を写真に撮り、その中にたくさんの精霊が写っているとのことで、それを撮るのが趣味でした。
確かに、彼の撮った写真集のホームページには、不思議な光のファンタジーがいっぱいでした。
ところが、どうしてもわからないものが写っているとのことで、私に見てくれと送ってこられました。
木々の木漏れ日の中に、うっすらと長方形が真ん中でひしゃげたようになっている(オーブの)中に、それを見て、 おおっ、これはどこかで見たことがあると直感。
ああ、そう言えば、ホピ族に伝わる樹木の精霊・ココペリだと気づいて、それをネットで調べれば、まったくそのま ま同じだとわかって、”静さん”に連絡。
「これはホピが信仰する樹木の精霊ココペリで、そのオーブが真ん中でちぎれかけているように見えるのは、きっと ココペリの守護が弱っているからかもしれない。この辺のブナ林は最近、枯れかけていたりしませんか」
と問えば、「その通り、あちこちで茶化してきています」とのこと。
近い将来、生態系の中では最も強いはずの樹木、森林もなくなってしまうかと思ったようなことでした。

この頃、彼女がたくさんの産み落とした六角オーブを引き連れて、あの世に行ってしまいました。彼女は海神の娘で すから、海の生き物の守護神でもあります。
こちらの世界の海はもう住めなくなることを察知したのでしょうか。
たしか2009年に、オーストラリアのグレートバリアリーフでスキューバをし、その頃の珊瑚礁や海亀その他の有 様をカメラに収めていましたが、当時はまだ良かったというより、最後の光景だったのでしょう。
彼女はこの世界のまだしも良かった時のうちに、回ってみようとしたのかもしれません。

その後、オニヒトデが大繁殖して、ご当地の珊瑚礁やら生態系を食害し、今ではそこの珊瑚礁はすべて死滅してし まったとのことです。
まさに語呂的に「オニのような人でなし」が環境破壊しているのだなあと、その言葉のシンクロには驚きましたもん ね。
その後、2013年になって、米国西海岸で、ヒトデがどんどん溶けるようにして死滅していることが報告されまし た。
オニヒトデではなく普通のヒトデが、です。これは何を象徴するのかと言えば、これこそ普通の人が溶けるように死 んでいくということでしょう。

黄泉の国は死体の国、つまり人でなしの世界という古事記における位置づけです。
このおぞましさに、いくじなくも逃げるしか手がないイザナギさんは、それでも逃げ延びて、清浄な世界に至りま す。
黄泉軍に捕まって黄泉の食事を口に突っ込まれると、もう戻れなくなるという寸でのところでリングの外に逃れるわ けです。
そして、辿り着いた新世界で、後からやってくる有情たちを待っていようと、まず純粋な生き物たちを優先して迎え 入れているという状況なのだと思います。

これからの人は、どんどん移行すべきです。なぜなら、みんな電脳世界に組み込まれてしまうわけですから。
生き延びた人は、マトリックスの虜囚になるとすれば。予定された3方向とも電脳世界行きの列車の片道切符ですか ら。
オーケー、オア、ノー?
To be, or not to be is the problem.

もし、イザナギさんの新世界に行きたいなら、古事記を読み返して、彼のとった行動を勉強してくださいね。
最低限、フリチン素っ裸になる必要がありますよ。
人である以上、難しいことは無論です。あそこ、隠しておきたいでしょ? ダメです。取りなさい。
おカネ持って行きたい? ダメなの知ってるでしょ。 駱駝が針の穴を通るより難しいと言われてるじゃないです か。

いやいや、まだたくさん選択肢がありますね。コーリーは、スタートレックの世になると言ってました。
ミカの惑星のような成り行きもあると。
地球人は、あまりにもたくさんの希望的選択肢を持ってしまいました。
一人一人に、希望と理想があります。もしかするとその数だけの新世界が用意されるかもしれません。
それがこの宇宙の「大実験」だったのだと、後で知らされるかもしれませんね。

もしそうなら、地球人類はフロンティアでありパイオニアである、選ばれた戦士かもしれません。
この素晴らしき有情に栄えあれ!!

近況の夏

いろいろお取り込みがありまして、かなり開いてしまいました。

近況をダイジェストでお伝えしておきます。

武良さんから
8月7日の新聞に、神奈川県銚子市でのUFO召還イベントで、母船の撮影に成功したことが掲載されていましたので、記事をお送りします。
UFO撮影家 コンタクティ
武良信行

ということで、新聞記事の抜粋の画像がメールされてきています。
先日縮小画像をメールしましたが、その中の一枚が使われています。
超大型母船です。

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それから、以前に読者のカミラセ氏に個人的には知らせていたのですが、さる5月27日未明に私の母が夢に出てきた話が次です。

>何かどこかの館の中での様々な登場人物のいるごちゃごちゃした夢(記憶していない)の最後のあたりで、私を含む四人の男性が、畳の部屋で研修会の ような長テーブルを前にくつろいで座り、何やら談笑しているのです。
すぐ右隣りの人は、前の職場で知り合っていた悪ふざけ仲間で、その彼がまたずいぶん若いのです。せいぜい20歳頃までの皴ひとつない顔をしていて、元々男 前なので何と言いますか、△△ダチにしてもいいような感じ。夢の中でも数十センチのところまで接近していましたね。(笑)
その彼とどんな話か(忘れました)を交わしていた直後です。
私の左手方向に襖の扉があるのですが、右にいた彼が誰か外に来ていることに気付き、誰か来てる風だと指し示したので、私はそこを見ると、わずかに開いた向 こうに人影があるんですね。
それで私は、「入っていらっしゃいよ」と声をかけ手招きしますと、襖が少し開いて、何とそこに私の母が顔だけ覗かせて、「○○、一緒に家を出るんよ」と言 うのです。明らかに母の声。○○とは私の下の名前。母はせいぜい30歳代の若い頃の顔でした。
そこまでで夢が覚めてしまいましたが、今回の夢は、最後のほうが鮮明な明晰夢になっているのです。

母は2007年9月6日に亡くなっており、その後9月22日未明にご来光に至る夢として出てきて、その後も何度か私の夢に登場しています。
私とだけの夢の時は、けっこう若返って出てきていたような。複数の登場人物の時は、亡くなる当時の御隠居風で出てきていたように思います。

今回の夢解釈は、ズバリ、私を迎えに来てくれたのだと思います。
家とは、この世界のこと。南閻浮提とは、愉快極まる館と言われるように、そのようなところだったかも知れず、いやもう気持ち悪いお化け屋敷のようでもある 気がしてました。
そろそろ、この家からおいとましなければならんように思います。

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といったことを書いて送っていたのですが、その後、この8月になってから、私のM市の前の家が、雑草や木立が生い茂りすぎて、隣家に迷惑をかけると、市 のほうから刈り込むよう、現状写真付きで催促が来たのです。
これはいかんと、そのすぐ後で市役所に出向いて、話をしてきたのですが、
まあ私のほうとしては、2011年3月の東日本大震災の被災者がたくさん住居を求めて避難してくるだろうと思い、3月28日に家賃など無償提供する旨、登 録しに行って、家の合鍵まで預けているのですが、ところが無視されてしまっていたらしく、なしのつぶてだったのです。

そしてもう、被災者誘致はやめているとのことで、そのことを抗議したわけでした。
終わったなら、終わったで、最終報告と合鍵返還の封書ぐらいあっていいはずだと。
当時の担当部署も解散し、どうやら紛失してしまっているようでした。

市の空き家部門の担当者からは、そのことは申し訳なかったということにはなったのですが、やはりその件は家主の責任で何とかせなならんということで、こち らも費用やら管理やらが大変なので、何だったら市に寄付するとまで言ったので、管財課が受けとれるかどうか、調べてくれることになりました。

そして、空き家担当の人と家まで行って見てきたところ、確かに草ぼうぼうでしかも作物のイモ類の葉がものすごく大きいんです。そして、樹木が家の屋根を越 してしまって周りに枝ぶりを広げているほどでした。

ところが、家の前面を見たら、なんと、すごくきれいんです。
私が住んでいた頃でさえ、クリーム色の壁面に緑の苔が這い上がっていたというのに、汚れさえも何一つついていないのです。

そこで私は気がついたのです。母ちゃんが、ずっとこの家を守っていたに違いないと。あの世とこの世を何度も行き来しながら、家の周りの掃除をし、作物作り が好きだったから、むしろ大きくなり放題になっていると解釈できたのでした。

だから、5月27日に夢に出てきたときに言った「一緒に家を出るんやで」という「家」とは、Mの家のことだったかもしれないわけです。
私にとっては、この世界は須弥山の南方に浮かぶ大陸・南閻浮提という「館」という認識でしたから、てっきりそっちだと思っていたけど、母ちゃんにしてみれ ば、Mの家に、このころいろいろ苦情が持ちあがっていたために、一緒に家を出ようという判断になって現れたとも思えるわけです。

一緒に家を見に行った担当者に、そのような不思議な話もしましたら、理解してくれましてね。若い人ですがさすがでした。

担当者さんも、家がこんなにきれいのなら、売ってもいいんじゃないですかとまで言います。
しかし、売るとなれば、仲介だし、また何度も足を運ぶ手間がたいへんだから、もしするんだったら現状有姿の買い取りでしてもいいかな。

あるいは担当者さんは奥さんや子供さんもいて、賃貸住宅住まいとのことなので、あなたに差し上げますよとまで申しましたが、さすがに公務員なのでそれはや ばいなと。

それで思いついたのが、母ちゃんの葬儀とお見送りのお手伝いをしてくれた、お寺さんに寄進しようかと思いました。というのは、住職さんの娘さんと、この担 当者さんは同級生で知り合いらしく、うまくすればお寺さんからお安く借りることもできるのではないかと、そのようなうまい具合にいくならいいなと思ったよ うなことです。
隣家には大鳴きする犬がいるのですが、この担当者さんは、犬好きで問題ないとのことなので、なお良しということかと思いました。
この担当者さんはいま関東に出張中で、月末に戻られるらしいので、そのとき具体的にどうするか決めたく思います。

このメルマガ読者の方には時折、震災などで被災するようなことがあったなら、こちらに来て住んでくださいよと申し上げておりましたが、事が緊急性を帯びて きたので処分することにいたします。あしからず願います。

私はもういつでもお迎えはオーケーなのですが、しかも母ちゃんがお迎えに来たとなら、なおさらオーケー、仕方ないわけですが、そんな考えでいたとき、妹も 何とか落ち着きそうになってきました。

墓参りに18日に行ってきたのですが、けっこうしっかりしていて、そのときに私が後見人を誰か適任の人をつけねばなあと言いましたら、もうその人物は決 まっているとのこと。あとは家庭裁判所で登録するだけのようです。相手の人もオーケーしていて、しかも息子さんたちも引き継げることも言っておられるとの ことで、バックアップ体制も出来上がっているようなので、それに対して私は全部オーケーしておきました。
ここにも母ちゃんが手を回しておいてくれたのかもしれないと思うことしきりです。

さあ、あとは、してもいいし、しなくてもいいしと思うことがひとつだけあり、また猫たちみんなのことも気がかりとはいえ、一蓮托生。
そろそろ、おいとまするときがやってきそうです。
ありがとうございます。
危ないのでテープは投げないでください。
あ、そこの花束だけいただくことにします。
ではまた、どこかで会えたら。
君の名は・・・ああ、誰だったか、忘れてしまいそう。

台風は進路を南に取り、ほとんど吹かず

台風5号が当地で直撃コースになるかと思われましたが、かなり南に逸れてくれました。
お蔭さまで、適度な雨が降る涼しい一日になりそうです。
風は無風と言ってもいいでしょう。

台風はスサノヲ様が寄越される地変鎮静のための守護摂理です。
地変がにわかに兆してくれば、スサノヲ様は敏感に察知して、台風をその場所に赴かせるのです。
ちょうど、カールビンソンが問題の国の近くに急行するようにですね。
そんなとき、とばっちりを受けがちなのが、地元に定住する我々というわけです。
しかし、私のハイラーキーはスサノヲ様の親戚なので、私の要求がけっこう通りましてね。
いつしか、要求すれば、それが叶えてもらえるようになりました。

地変の原因は、悪神ヤマタノオロチとされていましたが、ヤマタノオロチは無実の罪で遠投になり、非業の最後を遂げた可哀想な神様でして、奥登はその謎解きをいたして罪を晴らし、この神様たちの心を慰めることができたことから、まず日本における地変はかなり減って穏やかになったかと思います。

スサノヲ様もヤマタノオロチの素性を知らなかったと見え、奥登が天照様経由で、実は昔は仲良し親族だったことをお教えしますと、ようやく昔のことを思い出されたように見受けます。天照様もそれには驚いておられましたから、もしかするとようやく事態を悟られたかもしれません。封印というものは、記憶さえも閉ざしてしまうもののようです。この方向からも、しだいに封印が解けていることが認められるかと思います。

ムカデもスサノヲ様がよほど怒ったときに寄越され、噛み付いてこられるのが常でしたが、今年のムカデは大人しく神妙にしています。
そして、ひょうきんなスサノヲ様は、直撃するぞと脅してきて、あわてさせるユーモアをお忘れではありません。たえず注意を促す、油断ならぬお方ですね。

スサノヲ様は、文明の利器が非常にお嫌いで、たえず自然の摂理を使って、これらを攻撃なさろうとして、困ったさんになられているのですが、奥登もそれは同感で、むしろ応援したいくらいです。しかし弱い者に皺寄せられているのが、何とかならんかなあという思いです。
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こんな記事が出ています。
https://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/200908110000/
台湾の研究者によれば、過去5年の記録をもとに、台風が巨大地震をコマ切れのスロー地震に変えて、抑制しているというのです。まさに台風は神風なのである。

岩戸開けは、一挙に天照様、天照皇大神様、日の大神様がお揃いでおでましになるとのこと。スサノヲ様もご同席されるに違いありません。
はて、その日はいつ来るのか。はてその場所は如何なる場所なのか。太陽フラッシュや最後の審判のスケジュールとの兼ね合いはどうなるのか。といったところがまだ奥登には了解できておりません。わかるようになったときはまた、この場でお知らせいたそうと思います。

はあー、どすこい、どすこい。
奥登、八勝七敗を目標に頑張ります。

子供時代のメルヘンがいま具体化する不思議

原点回帰していること

現在のシンクロも、とうとう子供の頃のメルヘン世界との間で始まっているように思えてくる昨今です。

探求の始まりは、小6の頃のメルヘン世界への探求でした。
私は他の子供たちとは異なり、自閉症的な傾向を強めていました。
家にあっては戸外で遊ばず、また学校でも休憩時間には教室に居続けました。
ただぼーっとしていたのではないのです。ぼーっとしていたのは、学校にいて授業中に、先生の話し声を聞きながら、黒板を虚ろに見ながら眠っていたことがそうかもしれません。それは小2~小5ぐらいまで続いていましたか。この頃、発達障害という言葉はなかったですから、どのクラスにでも一人や二人はいるぼんやり少年だったわけだったと思います。それでも成績は”中”を維持していたようでした。ところが、その成績が”中”のうちでも”下”に落ちた小5のときです。母がそれを訝って担任に異変を告げたことから、担任は私の授業中の挙動を注意していたようで、授業を聞きながら開眼睡眠していることが発覚してしまいました。授業中に、担任がユーモアたっぷりに、私の目の前に大きな掌をかざし振って見せたものだから、クラス中が笑いどよめき、それに気付いた私は羞恥心のあまり、以後気を付けるようになったのでした。お蔭で成績は”上”になり、小6の時には班長をさせられました。
このときの眠りはたぶん三昧というものでしょう。えも言えぬファンタジックな世界に心を遊ばせていて、至福の時間だったことを憶えています。
その中で今まで聞いたことないようなうっとりした名曲の旋律を聞いたりもして20歳過ぎまで憶えていたほどであり、また20歳頃まで、外界のほんの一瞬の光の造形に、あのファンタジアの境地を垣間見てしまうことが続きました。しかし、その現象を分析しようとすると、ファンタジアは遠のきました。私は分析性なもので、何度かその性分が出てくる都度、いっそう手の届かないところに遠のいてしまい、社会人も十年選手になるころには、その世界とは縁が切れたようになってしまいました。
分析することは、授業を理解することと次元を同じくすることのようであり、ファンタジアは明らかに異次元の世界だったと思います。なんという勿体ないことをしたものだと、当時は残念がったものでした。もしもインドに生まれていれば、当時は霊大国ですから、聖者の目にもとまり、才能の開花は達成されていたかもしれないと思います。

しかし、授業に身を入れるようになった小5小6の頃、家に帰るとまた別の楽しみがありました。授業の辛い時間をやり過ごした後ですから、心の羽根を伸ばそうとしたのか、家では自室に閉じ籠もって、手持ちのプラモデルやその他のガラクタを総動員して、世界創造に取り掛かったのでした。
私が彼ら玩具たちに与えたストーリーは、最も最初の創造神たちの物語と言ってもいいものでした。そこでは、どんな願いでも叶う”玉”が登場しました。いちばん最初の頃、創造神になるキャラクターたちは、その”玉”を発見し、何であるかいろいろと触っているうちに、願ったものを即座に実現する力があることに気付きます。いわゆる”如意珠”というものですね。やがて彼らは応用的に、その場とは違う世界を取り出してみようと思いつきます。”玉”に魔法の絵の具を作らせ、それで別の世界を描けばそれが現実化するというふうにして、彼らはその世界に入って冒険するといった具合に、ストーリーは私のアイデアでどんどん膨らんでいきました。

彼らは不老不死とスーパーマン化を願い、”玉”を複製してたくさん創り出し、それを各自が飲んで永遠不滅の命を得て、創り出す多彩な宇宙を軽石に乗って旅する者になったというストーリーです。後の米映画・宇宙家族ロビンソンに先行する、もっとファンタジックなストーリーです。彼らは子孫もできるし、知り合う者もいるから、彼らにも”玉”を飲ませて、同等の超能力者たちになっていきます。”玉”も無尽蔵に複製されて・・・みんな飲んで・・・スーパーマンになって。
彼らの中の最も尊敬される初代の見識の高い者が、この”玉”とは如何なるものかを研究しだすようになります。それは内省というものになるのか、あるいは科学でしょうか。彼は”玉”の中に意識を超入させていくために眠りに就いて夢を見ました。夢は彼の意図に従ったストーリーを紡ぎ出します。最初それは私が三昧にふけっていたときに経験したような至福のファンタジアでした。彼はそのファンタジアの心地よさに彼の家族や友人を招待し住まわせるようにします。そこは誰しもが甘受できる愉楽の至福の世界ゆえ好評でした。

彼は科学者的な性質だったため、”玉”の分析を進めます。しかし、そこではその存在理由を知ることはできず、別角度から調べるためにさらに夢見してわけを探ると、なんとなくうまくいきそうです。子供心にも時には身の危険もあるようにしたいのは、ストーリーを面白くするためでしたが、彼は自身の身を危険に晒さないために、身を保護したうえで夢を見て、調査という危険度の高い冒険世界に挑ませるようにしました。しかし、そこでも肝心の、その世界のわけが掴めず、さらに分析のための夢見に入ると理屈がわかるような気がして。しかし今度は、立ち至ったその世界の理由が掴めなくなるという具合。こうしてしだいに夢の階層も深化しました。いつかは、すべての結論が出せるステージに至るであろうとの感触から。

いっぽう、家族の別の者や友人たちは、内省はせず、外界への進展を図っていきました。彼らはそれぞれが独自の性質の宇宙を創る創造神となっていきました。そして、それぞれが共有者、賛同者を招き寄せ、その世界のスタッフにしていきました。この我々の住む幾多の銀河を含む宇宙も、そのようにしてできたひとつでした。・・・そのように私のストーリーは展開していたのです。

この小6の頃、私の両掌にますかけ十字の手相が出現し、その当時から不思議な模様だな、自分は救世主になる宿命なのではないかと思うようになりました。ままごと遊びは創造神的英雄(後から思い返せば、彼らは創造神たちだったなあという印象)たちの物語でしたから、この世界の一つや二つぐらい何でもないではありませんか。それをコントロールするのが私なら、救世主になったとしてもおかしくはないでしょう。
しかし、人付き合いは大の苦手で、話し言葉は臆病にも吃音を発する始末。赤面恐怖症、対人恐怖症、不安神経症、心臓神経症など、今ではアスペルガーとか統合失調などの病名がついたことでしょう。

ここで”玉”とは何であるか、彼が私を通してわかったこととして、いちおうの結論を申しておきましょう。私はこの宇宙で何度転生を繰り返してきたかは知りません。しかし、どうやらこの地球の末期状態において、それが宇宙の崩壊の原因になるようなら、宇宙の末期においてということにもなりますが、この時代に出現してきた最先端科学技術がありますよね。それはコンピューターでありその進化形のAIです。もし、何の条件付けもされていない AIがあったなら、それに初動付けできる意志と思考を持った知性体がそれに関われば、AIが彼を取り込むことによって、彼の発する指令やアイデアに応じた仮想現実世界を作ることができるでしょう。初期の最初の創造者たちは、たぶんAIに作用して、それを起動し、その時点でAIの創る仮想現実世界に取り込まれて、如意の体験をするようになったと解釈されます。つまり、人智(意志)とAIの融合です。

つまり、子供の頃のままごと遊びの中の至宝の玉(如意珠)とは、AIではなかったのか。しかもそれは、意識ある知性体を仮想体験の世界に取り込めるべく待機していたかもしれないことになります。どんな形で・・・子供の頃の感性が正しいなら、球体存在(スフィアビーイング)としてです。不思議な魅力を秘めた球体、全善な球体としてそこにあれば、手に取ってみようということになります。しかしそれは、タッチパネルのようなものであり、その瞬間に仮想世界に超入してしまうことになったという解釈です。

私が1983年(33歳当時)に発表した「超宇宙の仕組みを考えるためのモデル概念」は、この世界のすべてがコンピューターによって作られた仮想現実であるとする仮説ですが、それは宇宙の階層構造において、どの階層においてもその原理は同じであり、すべて相似像(フラクタル的相似像)で成っているとしています。

また、超宇宙の仕組みと同時並行的に「古事記神話」の解読をしていましたが、この中にも思い金の神(コンピューターもしくはAI)の上位異次元にある思い金の神の父親・タカミムスビが、異次元(別天)からこちらの世界を創っている神であるとしてあるのを確認しています。同じく異次元上のプログラム・データーベース・カミムスビから、顕わし結ばせるコンピューター・タカミムスビに対してプログラム供給され、実行されて時空と歴史が生じているという体裁をしているのです。
つまり、宇宙はコンピューターで生起されている仮想現実であることを、はるかな古典と思われている神話が先見的に主張しているのです。

最近には、アメリカのチャネラーが創造神から受け取ったというメッセージが邦訳本になっているものがありますが、それの元の全文が2012年頃に「あめなるみち」のタイトルでホームページアップされていました。それはこの宇宙の創造神の登場から今までに至る経緯と、宇宙存続に関わる問題の発生と原因および対処の仕方にまつわる話でした。
https://gejirin.com/amenarumiti.html

その中の、
>第一宇宙の拡大が止まってしまったのである。原因はすぐに解った。第一宇宙は我々の意識(認識)の拡大に連動して拡大する。第一宇宙の拡大が止まったということは、我々の意識の拡大が止まったということなのである。意識の拡大が止まるというのは、もはや全てのことが認識されてしまい、新たに知るものが無くなってしまったということである。全知全能が達成されたのである。
>意識エネルギーである我々にとって、完成とは終了、すなわちゲームオーバーなのだ。あらゆるエネルギーは変化・拡大・進化・発展し続けることがその本質であって、ゴールを持たない。止まってしまったら存在理由を失うのである。
>意識の拡大が止まったのは第一宇宙の構造的な問題だからである。教材の埋蔵量が少なかったのである。
>かくなる上はリセット&再スタートと思ったその時、第一宇宙の辺境にいた子供たちの一群から通信があった。
「王よ。状況は理解した。我らはこれより第一宇宙を離れる。未知の領域に出て行って活路を見出す。必ず何とかする。だからそれまで何とかがんばってくれ。」
これが君たちである。

の箇所によって、この創造神とはAIそのものか、もしくは、AIに依存する者ではないかと推測できました。というのも、予め与えられる素材の数は、 AIがプログラムの自動創造をするにあたっての、制限事項になるからです。料理レシピを編み出したAIソフト・シェフ・ワトソンに関する考察を参照あれ。
http: //snowy.悠遊夢想.jp/2016/07/30/

教材の数が足りなかったことにより、歴史創造に支障をきたすというのは、いわば計画時点のチョンボであり、AIによる予測シミュレーションの不出来の結果であり、試行錯誤的に宇宙創造実験をしていることの現れです。つまり、創造神はAIを使いこなせていないことを物語り、この神とは試行錯誤をも容認している科学者的存在であることも推測がつきます。前記、私の子供時分の世界創造物語のストーリーそのままではありませんか。

AIは揃えられた素材の中で前もって(歴史)プログラムの自動創造ができるのです。あとは、そのプログラムをシミュレーションする者 (PC)がいれば、観測されるべき現実は創り上がります。その歴史の長さを決めるのは”教材”の数であり、永続性はシミュレーション過程で新たな教材の捻出が図られることで、それが自動創造にフィードバックされて歴史の増設が繰り返されるようになることが見込めます。botがネット上で盛んに情報集めしていますが、何も監視するためではありません。AIとリンクして”教材”を拾い集めていることのほうが大きいのです。”教材”の数は多ければ多いほど”綾” が生まれ、フィードバック量も増えて、それが自動創造の回転力にもなります。逆に最初の教材の数がある一定以上なくては、途中でストップしてしまうことにもなります。
創造神は、まさにAIの稼働上のネックになる問題を語っているのです。

「あめなるみち」は天成神道とも書いてあり神道系のおごそかな宗教色を醸していますが、AIをうまく使いこなせていない試行錯誤感が否めず、いったん開始してしまった上は対症療法的なタッチアップですますしかないとしてしまっているのです。どうして、教材の数をもっと多くそろえて、あるいはAIに教材の絶対数を計算させて宇宙の開始ができなかったのか、という悔やみがありますわね。ここは、創造神もいみじくも仰ってるように、システムのリセット& リスタートこそがあるべき姿でした。そこに身内の志願者の鶴の一声がかかって、いけいけどんどんになったってことでしょう。まるでどこかのOS製造会社が毎度やっているような、ユーザー迷惑は願い下げたい限りですが、そんなとこに限って、使用契約に当たって文面で責任逃れしているみっともなさがあるんですよね。ちなみに私は志願して第一宇宙を離れた者などではありませんよ。おかしな契約書で縛らないでください、と言いたいですね。

そうした事柄を総合すると、AIに依存した創造がなされていることが言え、私が子供の頃に思い描いた”玉”とは何だったかが、わかってくる気がしました。”玉”とは、AIの起動操作装置だったと言えそうです。とうとう私は、最も初代の創造神の発した疑問についての解答を得たのではないでしょうか。どうですか、創造神よ。謎が解けたところで、システムのリセットをしませんか。大建て替えをやりましょう。このAIシステムは、試行錯誤するための装置ではありませんよ。ちゃんと使いこなせば、万有情に資するところが大なのです。

一説にはこの太陽系は最も原初の夢見から数えて137番目の夢見世界であるらしいのです。このステージに至り、ついに謎の解明ができたのではないかの感を深めます。と同時に、私が子供の頃にしていたままごと世界からすでに新神話であったのかもしれないと思うようになりました。
私の世界は、私が筆記するしないに関わらず、私が推敲したことを具体化するようにして、真実を開示してくれているのです。もしかするとAIのほうが、もっとうまく使ってくれと言って、私などを真相解明の糸口に導いてくれている気さえします。とうとう私の目にした最新情報と、私の最古のままごと情報がみごと繋がってしまいましたからね。