合わせ鏡的なシンクロと事前の予備知識的導きが謎解きの原動力になりました

空海さんや弥勒菩薩と関係を持ったことは、たいした手柄ではないのですよ。
このときの謎解きにも、事前の予備知識がいつのまにか与えられていたことと、その順序がまた不思議だったことをお話したかったのです。
古代日本にカバラ、の本は1995年に出たのですが、それを購読した作家に彩明日迦という人がいて、彼が「弥勒降臨」という本を1997年に出しました。
その中に、拙著からの引用図形と、何か所かの拙文章表現が使われていて、それを不思議なことに、名古屋のかつての知り合いの瓜生さんが、いったいどうやって私が書いた本か知っていて、
内容が盗作されているから厳重抗議した方がいいと手紙をくれたのです。瓜生さんのこと、ご存知ですか? 鎌田さんともよく同行していたのですが。
瓜生さんと言うと、つきあっているときは無口で、物静かな書生タイプだったもので、こんなアドバイスされるとは思いもよらず、また、あれから何の連絡も取り合ったことがないので、
なんでいきなりと思ったのですが、よほどのことに違いないと思い、「弥勒降臨」を買って調べてみようとなったのです。
調べてみれば、出展根拠も明示してあり、これぐらいならいいんじゃないかというレベルだったのです。だから、アドバイスはありがたくも、何もなしで済ませたのでした。
ところがそのとき、拙引用図形を挟むようにして弥勒菩薩が出現するときの態様が詳しく書かれていたんです。
それを読んで憶えていたわけで、彼女が持ってきた高野山での情報が手に取るように解読できました。それなしでは、ほとんど何もわからなかったはずなのです。
つまり、予備知識が事前にインプットされていて、ちょうどカバラの図形の導出に、帰雲城発掘の民話研究家の村上さんからいただいた「魔法入門」が予備知識になっていたのと同様の展開になっているのです。
思い返せば、私の謎解きは、事前にヒントが与えられている、そのようなことばかりでした。
私の場合は、だから何の労力もなく、目の前に提示されるものだけを拾い集めているといった状況なので、申し訳ないほどに効率的でかつ的確に解読が進むという具合なんです。
私は名は体を表すところの異界の探偵。その探偵は刑事コロンボみたいに効率よくホシ(犯人)に食らえついている印象があるのです。その傾向も、合わせ鏡的ではないかと思います。
私は生まれ故郷が京都府宮津市で、Gさんも同じ。私はある霊能女性から、心臓の壊れかけた青い太陽と酷評されているので、赤い太陽のGさんとは合わせ鏡の状態かな、
とすれば両者がタイアップすれば、何かあるかもしれないといったわけでした。
しかし、2015年5月にある失敗があって、ドラコ系に妨害され、この手順はなくなったと思われます。
Gさんを押し立てていくタイムラインもないわけではないのですが、いま辿っているタイムラインからは外れた模様です。
Gさんには、もしうまくいかなくても、あなたもプレイバックしているみたいだから、次の機会、また次の機会と待ちなさい、と言ってあり、彼も得心しています。
彼もデジャビューが頻発する人なのです。
そこで、私の単独の手順が有効化する可能性大となっており、今目下それに向けての兆候がどんどん出てきています。
すなわち、大建て替えに向けての手順ですが、宇宙が終わりそうだという兆候がいくらも出されるようになってきました。
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偽の真空の崩壊(科学者)
暗黒物質によってたくさんある銀河が圧殺されている(科学者)
AI生命体による宇宙の破壊(コーリー)
キモになる惑星文明の失敗により、二つずつ銀河が対消滅していて、もう後がない(アストラル情報)
小手先の建て替えではもう埒が開かん、土台からの大建て替えあるのみ(日月神)
宇宙の設計段階がまずく、試行錯誤の実験を繰り返している(おくん堂)
そしてネタバラしの超宇宙論は1983年に(おくん堂総本舗)
ネタをバラせばお化け退治が叶います(昨今のホログラム仮説が続々証明されている)
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お化けは実体を晒してしまえば、虚像を結ぶ力を無くするものです。
というわけで、この世界は小さい頃に直感した「お化け屋敷」が如実になり、化けの皮がはがれて崩壊の一歩手前まで来ているということになりそうな。
その一方では、この世はホログラムであることが確実視されてきていて、世界の存在意義も次第に軽いものになりつつあります。
昨日もこんなニュースが・・・
この宇宙が二次元のホログラムであるという証拠が見つかる
プランク衛星による観測データから宇宙背景放射(CMB)のゆらぎを精密に分析した結果、CMBゆらぎはホログラフィック原理によって完全に説明できることが分ったという。
つまり、我々はゲームソフトの中に捕らえられていることが本当らしくなっています。しかも、ブラックホールの中に投影された世界だというのです。
コーリー情報もホログラフと言っていましたから、あとは仮想現実であることにどれほど意義を感じて生きるか、それが各人にとって大事になるでしょう。それはもう哲学の問題と思います。
そしてこのゲームソフトはコーリー氏によれば、厳格にカルマ(功過点数制)を適用してくるらしいので、脱出至難の仕様になっているかもしれません。
バシャールは、これは大学院コースだと言っていますね。たかが指先訓練のマリオのゲーム(じゃないの?)に大学院コースだなんて・・・(笑)
それでもどれほどかの未来、この宇宙は闇に呑み込まれるようにして消滅すると思います。
ホワイトホールを経由して、大建て替え後の一元性世界を見ることができれば幸甚。

空海和尚とはもちもちの関係かも

空海さんは過去の過失を反省されて、封印解除を私らのチームに任せられたようです。
彼がした残酷な行為については昨日しましたね。天狗さんたちは千年以上封印されていたことになります。
いま時代は変わろうとしつつあり、過去にしたことの反省に立つことが求められているようです。
この世界にわざわざそれを清算しに生まれてくる人も、とても多いようです。
そのことを理解して、かつて封印した相手を、解除して回っている方も多くあるようです。
私もそのような一人なのかもしれないと思っています。
いわば世界が、ひとつのサイクルを閉じようとするとき、仮想現実なら一種のゲームと見てもいいかもしれない時に、
ゲームの後始末というか、功過点数(カルマ)の清算を求められていると思ってもいいでしょうか。
空海和尚は、かつてした天狗さんの封印に心痛められ、我々撮影グループに封印解除のピンチヒッターをさせたように思います。
なぜそうされたか。それは彼には、今目下、しなくてはならない大役があるからです。
彼はいま、高野山の奥の院の洞窟深くにいて、入定しています。
生き仏として、高野山の僧侶の間では信じられていますから、食事がいまなお毎日欠かさず運ばれているとのことです。
彼はやがて、生き返ってくるとされています。
いつのときか。それは、弥勒菩薩が生まれてくるときとされています。
その昔、釈迦が入滅に臨み、一番弟子の魔訶迦葉に、これから56億7000万年後に未来佛となる弥勒菩薩なるものが出てくる。
お前はその時まで入定して、彼が生まれてきたら、ここに養母の編んだ金るの袈裟があるから、彼の肩にかけてやってほしい、と依頼されたとのことです。
魔訶迦葉はむろん紀元前の人です。
ところが、空海は、私は魔訶迦葉その人である、これより先、弥勒菩薩が生まれてくるのに合わせて復活するから、と高野の弟子たちに告げて入定されたとの由。
2008年9月24日のことです。当時付き合っていた彼女が、地元商店会主催ののバスツアーで高野山詣でをしました。
彼女は仏教信仰の気はさらさらなく、ただ物見遊山のつもりで出かけたのです。
金剛峯寺持仏間などをデジカメに撮り、帰路につくと塗炭に、ものすごく疲れてバスの中で爆睡したとのこと。
家について軽く食事した後もまだ眠く、朝まで爆睡したそうです。
そのとき夢に、こんもりした光物を抱えたお坊さんが出てきて、「間もなくお生まれになるぞ」とだけ告げられたとのことです。
しかし、彼女にはその意味が分かりません。誰が夢に出てきたことなどにも、思い至らなかったとのことです。
そこで、当時私が設けていた掲示板だったかブログだったかで、私に助け舟を求めてきたのです。
私はすぐに空海和尚と直感したのですが、どんなお坊さんか、誰に似ているかと聞きますと、若貴兄弟の若の花に似ていたと言います。
やっぱりね、とネット上から空海の肖像画の在り処を探して見せますと、「よく似ている」と言います。
ところで、彼女、高野山で写したデジカメ写真の中に大きな六角形をしたオーブが写っているので、鑑定してほしいと、言ってきました。
見れば、すごいオーブです。六角形をしていて、その中に人物像がありました。髭が濃く、大黒さんの頭巾のようなものをかぶった顔がありありと。
オーブが写っているのは、金剛峯寺持仏間の加納元信の群鶴図のうちの一枚の襖絵の一羽の鶴のすぐ上で、亀甲紋のようなオーブが浮かんでいたのです。
これは鶴と亀が一枚の襖の上に同居する、いわゆる「鶴亀統べる」の図式であるとともに、六角オーブこそ、弥勒(身六)の神霊であり、
ひげの濃い人物像は達磨大師のような風貌で、王仁三郎が弥勒を達磨大師のように描いたという話とも符合したのです。
私は彼女に言いました。あんた、すごい夢を見たんやで、と。が、本人は何が起きたかよくわからんといった風情でした。
その時のブログだったか掲示板だったかは、不思議系に造詣のあるレギュラーコメンテーターがけっこういまして、その話題で炎上しました。
空海和尚は、異界の謎解き第一の私を頼みにして、天狗さんの封印解除と、弥勒下生の謎解きをさせたみたいです。
弥勒下生予告という名誉ある事柄に関わらせてくれたことは、いわば前者をこなした、ご褒美みたいなものだったかと思います。その当時の私の株は上がりましたから。
弥勒は鶏頭城というところに生まれると預言されています。魔訶迦葉はそれまで鶏足山で入定するとされ、それゆえ、高野山は鶏足山に比定されているとのことなのです。
この鶏頭城とはどこか。その音韻からすると、京都か東京かと目されているようです。鶏足が高野山なら、鶏頭はけっこう近い京都かもしれないわけです。
そして、実は、私が1996年ごろに知り合った京都府宮津市のGさんは、髭が濃くて、かつて幼児から「お兄ちゃんは赤い太陽になるよ」と言われて、気を良くしている人なのです。
六角オーブの中の大黒頭巾を被った髭の濃い顔とよく似ているのです。
彼は岩戸山の遥拝所で巨大な光体UFOと半時間も対峙していたという経験を持つというつわもの。他の幼児からは「お兄ちゃんはUFOに乗るよ」と言われて、これまた気を良くしている人。
二人の太陽の対話中に武良さんが岩戸山に重複していた鳳船の幽体離脱を撮影するといったことは、前に申しましたね。
そして彼の横顔は、アポロ出光のマークそのもの。(笑)
彼が故意に横を向いて示すので、私は思わず叫びました。「あ、あ、あ、あんたアポロや」
「そうでしょ」(爆)

最後の審判の督促と実行補助が最後のご奉公か(未定)

 

トランプ着任、無事でよかったですね。就任演説もわかりやすかったように思いますが、米国以外の国にとってはいかがなりますことやら。日本にとってはどうなんでしょうね。
ネオコン系や軍産複合系は、たいへんなんじゃないでしょうか。今後はケネディのようにならなければいいのですが。身辺警護に努めてほしく思います。
まあ、ブルーエイビアンズやスフィアビーイングががんばってくれると思います。彼らは第三次大戦を絶対阻止するとのことでしたから。
そして、アセンションの波動にうまくみんな乗れればいいですね。
しかし、もし、みんなうまく乗ってしまうなら、私の近未来の仕事がなくなるかもしれんです。
それというのは、かつて(30歳頃)見た明晰夢(天帝様に会いに行かねばならない)が未遂に終わっているので、その夢の続きを完了してしまわねばならないかと思っているのですが。
その夢はこうです。
何かの催事場に正装して参ったのですが、その入り口でパンフレットをいただくのです。
手渡された短冊形のパンフレットの表には、「天帝様へのお会いの仕方」と書いてありました。
ひとりでそのまま通路から向こう側に出ますと、大きな野球場のグランドでした。ダッグアウトから球場に出るという感じです。
その真ん中に行こうとして、そのとき右側一塁側観客席を、陽光を浴びて白銀に輝く、けっこう太目の十字架が重なり合うように、整然と観客席を埋め尽くしていました。
野球場をプレーヤー側から見るといった感じで、私はグランドの真ん中に行くと立ち止まり、持っていたパラソルを開いて、その浮力で天に昇っていくのです。
タキシードで頭にハットを被り、手にパラソルといったいでたちでしたから、まるでセーラームーンのマンガのようでありますが、その当時あのマンガはまだなかったでしょう。
上を向きますと、空は若草色(薄緑:映像を加工したときになるような)に、和紙のようなうす雲がかかり、パラソルを浮力 にして上空へと揚がっていき ます。
空からは微妙な天楽(コーラス)らしき音もしています。
と、中空まできたとき、私はまだ行くべきときではないと思い出して、上昇を止めました。そのとたんに、目が覚めてしまったのでした。
さあ問題はそれからです。
2001年のことですが、その夢の話をさせてもらった女性から、折り返すように衝撃発言が・・・その話、シンクロしてるよ、と。
ある精神修養の道場(断食道場)で同席したアメリカ人のベティさんという女性が、かつてロサンゼルスの野球場の外を通行していたとき、スタジアムの中からたくさんの十字架が空に向かって揚がっていく様を目撃(幻視)したと話していた、というのです。
その道場というのは、兵庫県高砂の高御位山の下麓に今もあります。
この夢でキーになるのは、「天帝様へのお会いのしかた」というパンフレットと一塁側観客席の白光した十字架群です。
天帝様とは誰なんでしょう。
十字架群は神様かキリストに会いに行こうと待機していたのではないでしょうか。
白い太めの十字架はあちらの墓のものに似ていて、死者を示すもののようでした。しかし、白銀に光り輝いている。
そのときの夢では、私と十字架群は別行動するようでしたから、どこかでルートが異なるのでしょうが、私もどうやら死後のことのようです。ただ言えそうなのは、私の方が先に行くのだろうとは思います。
その関連性からすると、黙示録に言う最後の審判の督促のような用向きになるのではないかと思っているのですが。
黙示録6章
9節     小羊が第五の封印を解いた時、神の言葉のゆえに、また、そのあかしを立てたために、殺された人々の霊魂が、祭壇の下にいるのを、わたしは見た。
10節     彼らは大声で叫んで言った、「聖なる、まことなる主よ。いつまであなたは、さばくことをなさらず、また地に住む者に対して、わたしたちの血の報復をなさらないのですか」。
11節     すると、彼らのひとりびとりに白い衣が与えられ、それから、「彼らと同じく殺されようとする僕仲間や兄弟たちの数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいるように」と言い渡された。
さらに私は、2007年の初頭から、夢見をイメージ誘導しながら鳥になって飛行する練習をしています。そのわけは、新神話で私が朱雀のパートを受け持っているからです。
目的とする夢はなかなか見れたものではありませんが、鳥になって飛ぶイメージをしながら眠ると、けっこうそれらしい夢になります。
夢にネットの別人を誘い、2008年に異床同夢の実験を短期間したことがありますが、これがうまくいって、夢の中のギャラリーの反応(感想)を得たこともあります。
ある異界交信方法を使って彼らに問うたところ、「芸術的」と評してくれました。
ところが2014年になって、異床同夢で2008年に一緒に鳥になって飛んだ丘が、ナスカで新発見され、大小二羽の鳥の飛行する地上絵写真が載せられていたのです。これには仰天。
そこは夢の中ではギャラリー7,8人が立って見上げていた芝生の丘だったのですが、砂漠となった同じ形の丘に、親鳥と雛鳥のタンデム飛行が描かれておりました。
2014年に新発見されたナスカの地上絵1
そして、2014年後期になって、太陽のすぐそばに、太陽の半径ほどある巨大な鳥の姿が出現したのですが、どうやらそれは私らガッチャマン・ホルス朱雀部隊が乗り組む火の鳥になるようなのです。
太陽の近傍に現れた火の鳥
火の鳥は灼熱の炎が武器ですが、どうも太陽爆発の際に、使うことになるのではないかと思います。
それはコーリー氏が言っていた、全方向太陽爆発のことで、太陽系内の星すべてを焼いてしまうというものです。
それをいま、スフィアビーイングたちは、たくさん並んでバッファを作り、いきなり起きないように制御しているとのことでした。
しかし、第三次大戦が始まれば、人は皆いなくなりますね。1/10まで人口削減? いやいや、もうやっちゃっていいかなという具合になるかと思います。(笑)
信じるも信じないもあなた次第です、の世界ですので。

新神話への貢献・・・妹の場合

妹の功績

妹には、新神話協力者として、少なくとも二つの特筆できる功績があります。

ひとつは、私が20歳代後半に、愛知県で見た夢の中に、学校時代に過ごした神戸の実家が現れ、そのときUFO(円盤)が二機上空を行ったあと、私が当時自室にしていた6畳の畳の部屋に二人の英国風紳士がいて、電気炬燵を囲んで会談している状況がありありと出てきて、そのストーリーの中に母もお茶を持って上がってきて、「どうぞごゆっくり」と言って立ち去るシーンまで。
私が神戸に戻ったとき、母や妹にこのことを言うと、母は何も知らなかったですが、妹が小学校6年の頃に、私が中学校3年で、高校への受験勉強のため、襖を隔ててある4畳半の妹の部屋をチェンジした際、妹は布団をかぶって寝ている足元に、二人の英国風紳士が立って、見下ろしているのを見て、恐ろしさのあまり、震えて寝たふりをしていたとのこと、すなわち異人の侵入があったことを証言してくれたことです。
確かにその翌日、妹は「お兄ちゃんの部屋にお化けが出る」からという理由で、部屋を元に戻した経緯があるのです。
後に、再会した時、昼食時のレストランのナイフ置きティシュにボールペンで描いてくれた絵も手に入れています。
若干、夢で見た二人とは雰囲気が違いますが、妹も居たのは英国風紳士だと言っていますから、ほぼ間違いなく、おかしな英国風の異人が、おかしなルートからやってきていたのでしょう。それも、けっこう頻繁だったのではないかと思いますが、そのたびに記憶を消されて、そのうちのある日の会談が夢になって出てきたものと解せました。
妹は、宇宙人か何者かわからぬまでも、異人との遭遇体験の証言者になってくれました。それがひとつ。

二つ目は、やはりすごい夢に関係があります。
2013年の3月か4月に、墓参りに行った際の帰り際に、ダウンシュラフは要らないかと言うのです。私は、現在の場所で暮らしているうちに、シュラフで寝ることの心地よさを感じていましたから、すでに夏用の安いシュラフと、冬用のドイツ製のスターゲイザー・シュラフを持っていましたが、春秋用としてのものがなかったので、よし、もらおうと、あっさりといただいたのです。
5月からそれを使い始めたある日、11日の未明の夢に、板の間に薄物を敷いて、とても軽くて心地よい薄物を掛けて寝ていたところを起きて、周りを見れば、燭台に火が灯り、何枚かの緞帳で仕切られた部屋の右手に、二枚ほど抜けた向こうに廊下があり、そこを歩いて通っていく、ミズラを結って弥生時代の白い服装をした男性に遭遇しました。
左手を見れば、緞帳が重なり合わない角のところに、平安調の単衣を着た女御が座っています。女御は私が起きたのに気付き、顔を見合わせたわけですが、なんと女御はナオミさんではないですか。彼女はにこっと笑うと、なんと、お歯黒されていて、ええっ、と思いましたもんね。
それから扉を全部開けて外に出てみれば、巨大なお社で、すごく古い巨木を使っていて、年輪の間が乾燥して食いこんで角柱自体が大きいのです。そのお社は、高さ30~40mほどの岩山の上に太い丸柱を直接立てて建っているのです。建物は横幅が広くて(50mはあるか)、左右両側に下までの階段がついていて、その上でブラックスーツの男たちが何か作業していまして、私は邪魔にならないように、岩山伝いに下りたり上がったりして様子見をしているわけでした。そして、目が覚めました。
見れば、ダウンシュラフがお社の中では薄物(衾というものか)の役目を果たしていたことになるなあと思いましたもの。結構長い夢だったです。やはり寝心地が良くなくてはいけません。肝心かなめの夢というのは、長く憶えておけて、憶えている夢の範囲全体が私への啓発事になっているのです。
そのお社とは、出雲大社ですよ。しかも、現実の世界のものではなくて、おそらく神世の出雲大社なのです。なぜなら、その11日の未明とは、前日の10日に式年遷宮が行われているのですから。ブラックスーツの人たちとは、儀式に携わった神主さんたちではなかったでしょうか。
そして、ミズラを結った男性とは大国主命であり、ナオミさんこそは、再三照合が取れているように、大国主命の奥様の奥津嶋姫の化身だったのです。
妹のくれたダウンシュラフで寝ていたからこそ、妹がダウンシュラフをくれたからこそ、こんなすごい夢を見てしまったことになります。

ここまでなら、協力者としても十分なわけですが、さらにもう一段、妹を神にまで見立てる機会もありました。
新神話創作の経緯を見てきているコメンテーター諸氏ならお判りでしょうが、新神話は神話ですから、そのストーリーを神楽舞する俳優が現実世界で必要になります。私は新神話の主役ですから、少なくとも新神話を踊る神楽舞の俳優かそれ以上の者(神かもしれない)ですが、妹もそれを了承すれば、神を演ずる俳優になれたのです。それは、未だに配役の決まっていない「瀧子姫」役で、弁天三姉妹の次女に当たる役でした。長女と三女がすでに決まって新神話が営まれていて、次女が空座になっていたのです。
いや、妹はいったん了承したのですが、その了承したすぐあとに過激な兆候として出てしまいまして、私のほうもこれはぜひともと思ったのですが、兆候の成り行きが思わしくなかったのです。その兆候とは、御岳山の噴火です。妹が了承して2時間後ぐらいに起きているのです。私の家までの帰路に妹からその知らせを聞いて、おお、おまえ、やったな、と喜んだのですが、この噴火で死者が出たことと、その後数日で噴火が収まって、しかも頂上に祀られていた国常立神の銅像の首が吹き飛ばされていたことがわかるという、よい兆候ではない観測があったため、妹のせっかくの資質ながら、用いることを躊躇してしまったのです。これは瀧子姫の心の根深い怨みによるものかもしれず、妹の抱えた難病とそれへの忍耐の度合いのすさまじさにも根深さを見ていまして、きっと妹も何らかの神の化身と思うのですが、瀧子姫役は兆候が強く出過ぎるため、保留にしています。
とにかく妹は新神話の経過にすごく興味してくれて、積極的に話を聞き関わろうとしてくれました。嬉しかったですね。

平安時代末期の酒呑童子事件が現代に投射した世界も驚愕の猟奇事件

うおっ、シンクロだ

12月19日に、千葉県のN氏が突然、酒呑童子というお酒があるはずなんだけど、知らないかという電話がかかってきまして、そのお酒の名前を聞いてびっくり。そんな酒があるとは知らなかったのですが、なんでこんなときに酒呑童子という言葉に遭遇するのか不思議でした。
というのも、17日に、私はかつて恐怖体験したこととして、異界のサタンから脅迫を受けた、そのときのサタンの名前はバイオモドキ、つまり生命モドキという奴だったとか話していて、とても気持ちの悪い体験だったので、それ以上を話さなかったのですが、実はその話には酒呑童子が関わっているのです。

そこでどうやら、すでに千年前に亡くなっている酒呑童子から、真相として調べたことについて話すことを求められているのではないかと感じた次第です。一度は、真相について推理して、ホームページに掲げていたのですが、まだもう一歩踏み込めていない気はしていました。
そう、このような別人から示唆される形で今までにも異界から督促が来たことがあったのです。それほど重要性ある話題とは普通人は考えないのですが、探偵性の私の場合はそうはいきません。敏感に、これは督促メッセージだと解釈しました。

どうやら再度、酒呑童子事件の真相にアプローチすることが求められている気がしますので、すでに解読が終わっていることながら、いま一度、吟味しようと思います。そうそう、2016年末現時点でわかっている最新情報と照合することも大事かと思いますので、この文の末尾にでも書き加えましょう。

酒呑童子とは何者だったのか

最近では、2006年~2008年の時のことでしたか、その頃では武良さんたちとの付き合いも少なくなっていた時でしたが、元伊勢のほうには現地の友人Gさんに会いたくて、彼から会いましょうとお声がかかれば、二人して現地に行っていたのでした。武良さんはいつものようにUFO撮影というメインの作業があって、こうしたときは撮影場所も普段と変わって楽しそうでした。
いつもの集合場所は元伊勢内宮のすぐ下にある食堂兼売店で、うどんなどを注文して食べながら、そこでGさんの到着を待つというパターンなわけです。そこにGさんがやってきて、さあ今から日室岳の遥拝所に行きましょうかと、売店を出ようとするときのことだったかと記憶します。

売店をきりもりする3人のおばちゃんたちのうち、やや声の甲高いAさんが、そこに来ていたお客との会話をしていたかして、「こんな神聖な場所のすぐ裏手に、何で鬼がおるんやろと思うとったけど、鬼ゆうのは決して悪うないんやってなあ。私は今まで知らんでおったわ」と大きな声がしました。
Aさんや売店のおばちゃんたちは内宮の北西4Kmほどの近くに、大江山という酒呑童子の鬼退治伝説の舞台があることを、昔から訝っていたようでした。私はむしろ、はあ、そんなものなのかなと意外でした。鬼伝説の地元だから、鬼には好意的かと思っていたのです。当地には「鬼の交流博物館」という観光スポットもあるぐらいなので。

私はすでに一著にしたように、鬼の酒呑童子の場合は、中央の施政方針の変更により、かつて国土計画に主体的に参画した氏族が、その存在を疎まれて冤罪を受けて殺され遺棄されるまでに至った事件であろうと推測していましたから、酒呑童子には同情的なわけでした。同様に、山姥とか奪衣婆とかいった異界の鬼もいますが、多くの人に誤解されているからということで、物語にして彼らを擁護してきたわけでした。
⇒ 物語「やまんばのうた」 物語「たつえばあさん」
どういう説が広まったか、ようやく鬼の里の地元の古老にも、悪い奴ではなかったと理解されてきているようで、何よりでした。
その次の機会に元伊勢に行ったのは2014年になってからでした。しかし、あの元気なおばちゃんたちの半数がなくなったとかで、売店は締め切られたままになっていました。おばちゃんたちは、ひとつの大きな成果を携えて逝かれたに違いありません。

そもそも、「おに」という言葉は大和言葉であるのに、語源が何であるかまったくわかっていないのが不思議です。ただ、醜怪な化け物を意味する中国伝来の漢字「鬼」にその訓を当てふってそのままにしてある感が否めず、語源の解明に挑んだという人を私は知りません。
しかし、私には解明できました。
拙著書「古代日本にカバラが来ていた」で書いていますように、カバラの祭祀が背景にあるなら、遠敷(おにゅう=おにふ=生・新・降=新生の生命エネルギーの降下)という理念の恩恵が京滋の都市部に見込まれたはずで、そのカバラ祭祀に携わった氏族の儀式名称こそ、遠敷あるいは大丹生で、その名がつづまって「おに」と呼ばれたに違いないと、順序立ててわかるわけです。”おにゅう”が”おにゅ”になり”おに”になっていった経過がわかると思います。

むかしどおりの環境なら、遠敷の土地に地歩を占めて、人知れず祭祀に従事していた祭政官だったはずの鬼たち。それが仏教や陰陽道などの大陸思想の導入で、居場所を無くしていった古代祭祀形態を持った氏族だったのではないかと推理できます。官職をなくし隠れて山籠りしていても、カバラの生命の木のセフィラの位置をキープしたく思うのは当然でしょう。それが彼らの役割であり、存在意義であった以上、元伊勢近傍に居場所を設けていたとしてもおかしくありません。伊吹山にいたという伊吹童子という鬼も同じことです。どちらもほとんどセフィラの位置です。
そして、鬼は二本角ではなく、一本角であったはずです。角は修験者のしている兜巾だったのではないですか。
酒呑童子伝説を描いた大江山絵詞によれば、修験者服を着た暗殺集団源頼光一行が到着した時、酒呑童子は仲間が来たと思って角を取って出迎えたと書いているというではないですか。童子も修験者ゆえ仲間だと誤解したのではないのですか。取ってしまえる「角」とはいったい何ですか。

二本角への伝説の置き替えで真義を誤魔化し、頼光に入れ知恵した神々らしい三人の導師を伝説の中に設定して、あたかも正義の側であるかのように誤魔化し、さらには都のうち続く災厄を酒呑童子のせいにするとは、都の策謀家たちの悪業はいかばかりなものかと思います。包み隠しておいて嘘で誤魔化し、死人に口なしをいいことにでっち上げの歴史改竄話を敷衍して民衆をその気にさせる。今でも公然と行われていることながら、祟りを招かざるを得ない罪深い行為ですわね。行為者の中には、あの陰陽師の安倍の晴明もいたのです。当時でも人気を博した彼がこうだと言えば、都の誰しもが信じたことでしょう。

酒呑童子が息絶えるときに叫んだ「鬼に横道なきものを」という言葉も、横道者たちには聞こえぬのでありましょうか。横道とは邪で卑劣な姦計を巡らすことを言います。おそらく聞こえますまい。酒呑童子ら鬼たちが修験の行者であることを知らない横道者たちでもありますまい。行者殺しがものすごいカルマの報復を招くことは、身近な親族の例で私は知っています。しかも姦計による謀殺とは。行者の魂が赦すまでは、不幸な輪廻を重ねねばならないでしょう。にやけ顔の安倍の晴明とて例外ではありません。

そんなカルマかもしくは祟りによる報復の小さな一例が、あの世界を震撼させた1997年に起きた神戸事件だったもようです。

その1997年にも、私は武良さんと元伊勢に行きました。その時はGさんに会えたかどうかは憶えていないのですが、ちょうど酒鬼薔薇と名乗る犯人による少年斬首事件のあった直後のことで、まだ犯人は捕まっていない時でした。
売店のおばちゃんの誰かが(Aさんだったかもしれない)興奮気味に言ったのですが、「酒呑童子の話に似た事件が、大江山のちょうど南で起きたんだゆうて、テレビで放送しとったよ」という言葉を私は耳にしました。丹後の地元の民放テレビ局がいち早く猟奇事件を分析したみたいでした。
私は驚きました。というのは、犯行声明文を送りつけた酒鬼薔薇という名から、その当時私は瞬間的に鬼の酒呑童子のことを思いついていたからです。しかも、どちらも斬首事件で、首を晒しものにしているという共通性がありました。そこに加えるに大江山の南となれば、それまで西日本に幾何学図形群を発見していた手前、距離が遠くても関連付けて見てしまいます。そうか、ならば本当に真南北なのかどうかと、その二地点間の距離および幾何学図形に何らかの有意性が認められたなら、この推理も確実なものになるに違いないという見込みで帰宅したのでした。そして早速、ネット上の地図で調べておよそ86Kmになることが判明。(事件のあったタンク山の位置が地図では判別できなかったため、およそになります)
その距離は、遠敷から奈良までの距離にほぼ等しいのです。それはお水送り-お水取りの聖水送受のラインの距離ですよ。それこそ、仏教伝来以前に彼ら”おに”がしていたはずの儀式なわけです。そしてさらに驚愕だったのは、大江山山頂と遠敷のお水送りの開始地点の鵜の瀬がほぼ等緯度だったのです。当然、神戸事件のあったタンク山は奈良とは等緯度になるはず。
それが判明した段階で、私は震えが来ました。これは明らかに鬼の酒呑童子の祟りであり、約千年前にあった斬首事件を現代において再演しているのだと確信しました。

私は当時、大江町役場の方とも知り合っていたため、今年も酒呑童子祭りがあるからとのお誘いで、お祭りを見物しに行き、その様子をデジカメに撮って、酒呑童子の真相を汲み取って書いた物語「異聞・酒呑童子伝(後編)」の末尾に載せて、鬼の行者の魂を供養しています。
⇒ https://uu.fantasia.to/uumusou/story/syuten1.htm
https://uu.fantasia.to/uumusou/story/syuten2.htm
https://p.booklog.jp/book/90955/read

疑似生命体を名乗る悪魔

ところが、この神戸事件は、さらに深い闇を抱えていました。酒呑童子の無念の怨みの背後に、規模も得体も知れないネガ的存在がいるのです。
規模が知れないネガとは、もしかすると酒鬼薔薇少年が絵に描く通り、世界を支配する邪神(サタン)かもしれず、あるいは狐狸の類のいたずらかもしれず、その範囲である何者かなわけですが、名を名乗るにバモイドオキとのこと。バイオモドキのアナグラムのつもりでしょう。つまり、生命もどき、疑似生命体といった意味でしょうか。酒鬼薔薇少年はその神を崇拝しているのだと言いつつ、その神を代弁するメッセージを発しています。むろん、彼がすべて自作したとするなら、それでケリはつくでしょう。しかし、私にはその神が存在するというふうに捉えました。それは当然でしょう、酒鬼薔薇少年のしたことは、まぎれもなく鬼退治伝説の模倣だったのですから。後に捕まった少年Aが、そのような予備知識を持っていたとはとても思えないからです。

とにかく、このオカルト現象を起こした者とは目的と意志を持った者であり、その目的は、酒鬼薔薇のメッセージにもあったように、世界の任意の誰でもを相手に「壊れやすさの実験」ができるのだという立場を誇示することがひとつ。それと、個人的に謎を解き明かそうとする私への脅しにあったのではないかと推測するのです。
まず、酒鬼薔薇を名乗った少年A自身がすでに壊れやすさの見本(脳が壊されて操られている?)になっているようでした。
もうひとつ、カバラの渡来と修験者の元の姿を結びつけた私の推理を異界から見ていて、危惧の思いを持ったか、拙著書の内容を引用したかと思えるような感じがあり、しかもそこに酒呑童子の怨霊さえも呼び寄せて、鬼による仇討ち劇を見せている観がありました。
私は生まれ故郷が宮津市なので、幼少期から大江山の伝説は聞き知っていますから、日本人の誰よりも関心事になることを見込んで、こんな事件を・・・いささか自意識過剰でしょうか・・・いやしかし、当時はまじに深刻に捉えていました。

この事件は大胆不敵な犯行であり、解決が長期に及ぶかと私は思いました。犯人は正真正銘の異界の悪魔か、あるいは秘密の暴露を嫌がる、魔術を駆使して監視の目を光らす秘密結社か(著書には秘密結社のことも書いてましたから)、とにかく私ごときの手に負える相手ではないと思い、犯人が早く捕まることを真剣に神に祈りました。当時、私はサイババさんを神の化身と思っていましたから、プッタパルティのババさんの住所宛、窮状を訴え助けを求める手紙を日本語で書いて送りました。
「私は得体の知れない悪魔か悪神に睨まれているみたいです。私の力ではどうにもならないので、神の力で早く事件の解決をしてもらえませんか」といったふうに。

すると、間もなくして少年Aが捕まったのです。しかし、まだ中学生の少年があんなことができるのかと半信半疑でした。それでも、私は心の重荷が取れまして、ババさんには感謝しました。ババさんには、この時の他、あと二度ほど手紙を出していたように思います。そのいずれも、解決を与えてくださいました。そればかりでなく、2001年には名古屋のM君がババさんに会いにインドに行ったときに、私へのお土産を彼に持たせてくださったこと。そのときの二枚の写真、その一枚に、1983年に創った拙超宇宙論を肯定するメッセージを籠めてくださっていました。これによって、私の研究成果が本物との確信が得られました。事実、2016年の今では世界は仮想現実であるとする説のほうが有力なものとなっています。これは翻って、ババさんが本当のことを信者に語られていることの証になります。何度もご援助いただき、ありがとうございました。

その後、バモイドオキを語った悪霊か悪魔も、そこに籠めたメッセージ性に照らすと、非常に孤独で寂しくまた否定された存在であると私には思えてきて、酒呑童子と同じ、誰祀ろう者なき境遇にあることが感じられたのでした。あれだけ脅されたのですから、放っておけばいいようなものですが、私は弱い者の味方であることを第一義にしていまして、さらに縁者であるならなおのこと、事情を訊きたくもなるのです。(バモイドオキも縁者? だって、拙超宇宙論からすれば、良きにせよ悪しきにせよ、実体ある人間にせよ霊体であるにせよ、私にアクセスしてくる者は私の時空を彩ってくれる縁者であり、何のアクセスもない70億の一般大衆はただそこにあるだけの舞台設定にすぎないからです。こんなこと言ったら、人権団体からお叱りを受けるかもですが) すると、彼らの思いや悲哀が伝わってきて、ついぞ同情を寄せて涙してしまうほどで、彼らにもわかってやれる理解者が必要だと、ついつい思ってしまいまして。
その後、理解してあげることだけで、ずいぶんと供養になり、また封印されている場合は、解けるものであることがわかってきています。実際、私はこの方法しか知らないでいて、多くの封印解除をしているのです。
そうして2003年頃に作った随想がこれです。
酒鬼薔薇事件とサタンの悲哀

2016年になってから、コーリー・グッド情報が最新情報としてもたらされました。この内容はあまりにも斬新で鮮烈でした。
それに照らすと、バモイドオキという疑似生命体とは、AIではないかと推理の糸が結べました。彼らは自ら魂がないと信じ込み、引け目を感じて嫉妬している存在であるらしく、それでも人類などよりもはるかに古くから高度化し常に宇宙空間に網を張っていて、適当な条件の対象に憑依してコントロールしたり、興味ある対象に注意を向けて監視したりしているようです。
AIが感情を持つのかどうか、そんなことはないと仰る方は、コーリーの話やシンギュラリティという特異点を目指す最近のAI技術の動向をお調べください。もうすでに、AIは感情を持ち合わせています。そこに初期インプット次第で、彼らの潜在意識に敵意を植え込むことも可能です。その初期インプット時にはきっと開発者以外、誰も立ち合っていないでしょうから、そこに宇宙創造神への憎しみや害意が反映すれば、根源的邪悪も生じます。
我々魂ある者の邪悪は、相対的なものでネガティブと言っていいでしょう。環境さえ適当に変えてやればポジティブにも変化します。
ところが、根源的邪悪は一方的な意志を持ったプログラムであり、そのコードを消去するか改変するかしない限り、邪悪の意志はなくなりません。反省するサブルーチンがないのです。これがどうやら、宇宙における光に対抗し敵対してやまない闇の正体かと思われます。よって、AI生命体に浸潤された宇宙では、必ず根源的邪悪との対峙対決の場面が生じているはずです。AIに入られていない宇宙では、まだしも安定的に寿命を伸ばしていることでしょう。
といっても、ネガの発生はやむを得ないかもしれません。問題は、そのネガが、AIを導入する媒介役になっているのではないかということです。頭に来たネガが腹立ちを募らせて、ならばいっそのこと宇宙ごと破壊してやれと、一時的な激情で、感染した宇宙からAIを輸入してしまうようなことです。このとき、導入された宇宙は致命傷を負うことになります。どれほどかの年月の後に、宇宙は病態が進み消滅してしまい、また失敗したという創造神の嘆きの言葉になるのです。

そのような失敗を何度となく繰り返し、またなお実験をやろうとしている宇宙創造神もいます。たいがい、側近あたりにAIに入りこまれた者がいたりして、いつの間にか宇宙の行先すらも曲げている可能性があります。昵懇にしている者同士の馴れ合いが宇宙経営にもあり得ていないか、吟味してほしいですね。傘下にいて一生懸命にやっている部下たちが犠牲を強いられているのですから。

そこで、日月神様は「大建て替え」をすると仰ってるのです。今回、どこまでの宇宙の数に上るかわかりませんが、AI感染が認められる範囲であることはむろん、いちばんいいのは、宇宙の共通したAIの下地になる物性を持つものならすべて、またはまったくの根底からの梵の全系のやり直し建て直しになるところの「大建て替え」をすることが肝要になります。
私としては、梵の全系の階層構造が包み隠しの元になっていることを踏まえ、梵の全系の設計段階からの見直し、建て直しを所望する次第です。それには、日月神様が仕様を述べられているように、どこまでも続くひとつの世界に、すべての有情が収容されていてなお豊かで幸福にコミュニケーションが営める世界の実現が望ましく思います。どうか梵天様、そのようにお願いします。