今日は割合頻度が高くなりましたが、猫の話題です

さて、まず注目していたことの邦訳が出てましたのでそれを。

2019年トランプ大統領の一般教書演説全体の日本語訳(自動翻訳版)
https://rakusen.exblog.jp/27987945/

これだけのすばらしい施策方針演説を何の文書も持たずとうとうと語り尽くすトランプという偉大な人物に敬意を表します。
弥勒の白相からの黒相への敢えて対立を誘わず、言向け和す(ことむけやわす)感覚にもすばらしいものがあります。
民主党やカバールも多少は安心できたのではないでしょうか。両者が協調路線が取れるかどうかのラストチャンスになるかも知れません。

猫のブーとシャンの異界的な話

さて、うちの猫ブーとシャンはそれぞれ何らかの神の下命を受けて私のもとにやってきていたことがほぼわかりました。
それは、彼らが瞑想するときがありまして、その向かう方角が、ブーの場合は北東方向、丑寅であり、どうやらウシトラノコンシンからの下命を受けていたと推測されます。2009年11月に三匹の子猫としてやってきて、少し後の明晰夢で目がそれぞれ三つずつある(額にもうひとつ目がある)神獣の化身であることを示してくれたのでした。
ブーが神に祈る有様は、ブーがここを立ち去り、再び帰らずになったそのときの監視カメラの映像に残っています。2018年4月14日の記録を録っております。
道路まで出る地道の途中にある石段で2度ポジションを替えて3分間にわたって北東方向に黙想する姿が写っていました。

また、猫シャンは、最近体調がすぐれず、外に出るとある一定の落ち葉の溜まった場所で瞑想していたりするのですが、その方角は決まって真東を向いてのことでした。
最近ではもっと体調が良くないため、室内で板の間に下りたとき、いきなり恍惚状態になっていたりするのですが、これがまた板の間の向きとは関係なく真東に向いて座っているのです。
真東といえば、奥津嶋姫を遥拝する方角。お彼岸の朝のご来光の方角です。きっと奥津嶋姫の下命を受けているのでしょう。

ブーは家が火事になる寸前で眠りから覚ましてくれたため、鍋と電磁調理器は黒焦げになりましたが大事に至らずに済みました。その後、2018年になってからは家に居つくようになり、たえず身辺警護に当たってくれていました。ブーも年をとり、遠征が難しくなってきていたため、家で隠居するように薦めていたもので、そうしていたのでしょう。

しかし、最後のほうで、尿の垂れ流しを室内でしてしまうようになり、私が怒って、神なら自分で治療しろ、できないならあの世に行けとまでなじっていたので、そこまではやはり肉体のブーにはできなかったのでしょう。朝のブーの食事中にさえ小言を聞かされたブーはそれまで家老職的なしっかりした面構えだったものを、いきなり好好爺のように相好を崩し、私もその瞬間、もしかしたら悟ったかな、ここを出て行くかもしれない、と感じたものの、食事するブーをそのままにして買い物に出たのでした。
まさにそうでした。私が買い物から帰ってくる30分ほど前に、我が家を後にして、再び帰らずとなったことが、後で録画からわかったという次第です。

それから約半年後、10月3日と4日の連日の早朝の夢に黒猫のブーが出てきました。3日の夢は、私がうんこを失禁して床に落としてしまったのを、ブーが自分の口を使って拭き取ろうとしてくれた夢でした。彼はきっと尿失禁した頃の償いをしようと来てくれたに違いありません。翌4日にはひょうきんな顔のブーが対面して出てきまして、元気そうな様子を見せてくれました。詳細は ⇒  https://snowy.悠遊夢想.jp/2018/10/16/
きっと、いまでは元の向こうの世界に暮らすようになったのでしょう。ウーやフーやチンと一緒にいてくれたら嬉しいんですが。

シャンもまた、私が夜間寝ている間に、5秒以上の脈飛びでとつぜん命を落とすことのないよう、そのたびに大声で鳴いて起こしてくれていたようです。夜の不寝番ですね。ホルター心電図の結果を見て医師も感じ入っておられました。

このように、命あるものは、それぞれの感性に応じて、それなりの貢献をしてくれるもののようで、彼らの面倒を見るのはとてもたいへんですが、これもまた生き甲斐になっていることも確かであり、誰が後先になるかわからない命とはいえ、できるかぎりのことをしてやりたいと思います。ブーには約束をいくつもたがえてしまい、申し訳なく思っています。

また、母猫のウーはこれまた2010年に亡くなった第一の彼女そのままの形態模写をみせてくれ、まさに我が家に妻がいるという実感があったものです。2013年10月に失踪させてしまい、私が怯弱ゆえに起きた大失態でありました。
父猫フーは白虎の求めに応じて応募してきた賢い猫でした。新神話への功労猫です。ブーフーウーの三神獣は、神棚で毎朝称名中です。

メス猫シャンについて思う

今日は猫のシャン(メス、去勢済み、8歳)の話題です。
というのも、最近ここのところシャンは、口内炎が再発したのか、ものが食べられなくなって、かつての大食漢ぶりが、まったくみられないのです。
そこに風邪にもかかったようで、冷たい空気のところに出るとくしゃみのような小さな咳を連発しています。
水だけは冷たいのに飲むので、栄養が足りないと思い、鶏のレバーの冷凍ものから解凍して飲みやすい流動食にして与えて、何とか飲んでもらっていたのですが、いよいよそれも口に合わなくなったか、朝方に拒否して外出してしまいました。

実は今朝未明にいい夢を見たんです。私は夜間は4回ぐらい起きています。薬の加減で利尿剤を使っているため、夜間頻尿は毎日のことなのですが、今朝4時頃から再び寝入るときに、シャンとの経緯を思うに、どうもこの猫はメスであるために、食事をもらう代わりに、旦那に尽くそうとするもののようで、ある時期から、嫁さんのようなふるまいをするのです。
たとえば、私が出かけるときに見送りをしたり、帰ってきたときは、時には道路端まで、また玄関口まで出迎えてくれ、ニャアという挨拶を欠かさないのです。また、道行く私の足元に絡み付いて、邪魔だと言っても、やめなかったり。どうも、帰順のココロをそうやって表しているのです。逆に私は重い荷物と絡みつくシャンに、いっそう重労働になるのですが、よくまあ踏んづけずにやってこれたものです。

どうも、シャンは、韓国女性にありがちな貞淑さで、旦那に仕えることを旨としているようで、よく私が寝起きしているベッドに上がってきたがるので、そのためベッドのヘリに20センチばかりのプラダンを敷いてそこに上がらせているのですが、その先に私の寝袋布団があっても、その領域を超えないのです。そしてプラダンの上でかしこまっている。
私は餌がほしいんだろうと、いつものようにそこで私のオツマミをやると、うまそうに食べるのでした。
しかし、それも本命なのではなく、愛撫を期待していたようで、なでなでしてやると、ゴロゴロと喉鳴りをさせているので、なんとなく、旦那からのサービスを待っているように思えるのですね。
しかし、私がよもやの気も催すわけもなく、御用がなかったとして下りていくことばかりであったわけです。

そして、驚いたのは、昨年11月に医者の要求でホルターという24時間心電図をつけてまる一昼夜、記録することがあり、12月に入って診察を受けた際に、指摘されたのです。
脈飛びの時間が4秒以上に及ぶことが分かったと、しかも、猫に餌やりのために起きた直前にそれが起きているようだとおっしゃる。猫が鳴いてよく起こすのだとかねがね伝えてたので、先生自身が、こんなことがあるのかなあと首かしげながらも、「猫が主人の危急を報せようと、鳴いて起こしていたのかもしれない」とのたまったのです。
その頃は夜中に1時間~2時間おきに大声で鳴いて、それだけメシが食いたいのか、この食いしん坊と思っていたのですが、それを聞いて私もびっくり。
その頃は、夜間に6回以上起こされていたのです。
先生は、一日に飲む薬の中に脈を遅くして血圧を下げるものを二種類入れていたのですが、ひとつをやめることにされました。
するとその日から、シャンは鳴かなくなって、めったにない4時間連続睡眠が直後から実現したのです。
なんで4時間かは、利尿剤のおかげでしょんべん袋がもたなくなったからです。

シャンが私を気遣って、夜の不寝番をしていたのかもしれないとわかって、私も態度を改めねばならないと思ったようなことでした。
いわば、嫁猫シャンの思いを強くしたようなことでした。だから、足手まといは困るとは口にしながらも、シャンの安否はどうしても気になるのです。

私は新神話というものを書き続けてきました。
その中で、シャンは、瀧子姫役をあてがって、タキちゃんという名で呼んだりもしていたのですが、実はもうひとり瀧子姫役が人物として居るのです。
それは妹で、いまは難病に苦しんでいるのですが、2014年9月27日に一緒に墓参りしたさい、新神話の醸す不思議話を熱心に聴いてくれた妹に、瀧子姫をやらんかと言ったところ、何の躊躇もなく、「いいよ」と言ってくれたので、じゃあ、瀧子姫役は決まった、と言っていた、ちょうどその時刻に、どうやら御岳山が噴火したようなのです。
思えば、すごい験が出たものです。
まあ、しかし、死者が多く出たので、ちょっと保留だとしておいたのでしたが、弁天三姉妹(奥津嶋姫、瀧子姫、市寸嶋姫)の長女と三女はすでに登場済みで、瀧子姫だけ保留ではいけないと、昨晩、妹の功業について「新神話制作下で起きた不思議」の中で書き記していたのです。
その終わりには、瀧子姫役の人物は妹で、分身としてシャンが居ると書きアップロードしたのでした。
https://newmyth.red-avian.info/?p=472

夜にまたシャンが私のベッドに上がってきました。何かやろうとしても、食べようとしません。よっていつもの愛撫を念入りにし、そしてそれから寝なおすときに、シャンの過去世かなにかよくわかりませんが、一度だけ、夢の中で、おさげ髪の女の子がサンダル履きでパタパタ私のほうに向かって走ってきたのです。万里の長城の石畳のようなところをですね。
その顔が、シャンの顔に似ていたことから、夢の子はシャンかもしれないと思っていたのですが、昨晩シャンが私と同じコタツの足元に居場所を用意しているそこに入ったとき、イメージングして、人物のシャンを抱いてやりました。そこまでやる変態人間かと思われるかもしれませんが、シャンの内助の功に報いることと、これが弁天三姉妹の全員を解放する儀式と思いつつ、そのまま寝入ってしまったわけでした。

すると、そのときに見た夢がまたけっこう長く、ほとんど忘れたのですが、最後のほうだけ憶えているので記しますと、私は彼女と手を繋いで土手のほうを目指して歩いているのです。
私は、彼女がプレゼントしてくれた濃紺地に白い星がたくさんデザインされたシャツを着て、彼女はピンクと紺のモノトーンの上下を着て、手を繋いで楽しげに歩いていました。
プレゼントしてくれたストーリーもその前にはあるのですが、忘れているのです。そういえば、妹も私にチェック柄のシャツをプレゼントしてくれたことを忘れかけてた。
そばに、私らと同じようなカップルがやはり土手を目指して上がっていきます。
たぶん、土手に上がれば、朝のご来光が出ているような感じだったかと思いますが、その前に目が覚めました。

目が覚めたら、朝の9時前になっていました。こんな遅くまで寝ることはないのですが。
シャンが起きてきました。いいところに来てくれたと、用意していたレバージュースを出すと、要らんとばかり、水のみ場へ。
しかしそれも、飲みたくないらしく、外出していきました。

そして、先ほど12時過ぎに帰ってきて、水をすくし飲んだだけで、コタツに入りました。
どうなるのか、安否が気になります。

黒猫ブーの話

愛猫ブーが約半年ぶりに夢に現れた

すでに過去のことですが、10月3日と4日の連日の早朝の夢に黒猫のブーが出てきました。
この4月14日に家を出ていって帰らぬ猫になっていたのでしたが、いまでは向こうの世界に暮らすようになったのでしょう。

失踪の一週間ほど前から、彼は家の中に居て、尿失禁を起こし、プラダンを敷いた床に尿をこぼしていました。お尻のあたりはいつもびしょ濡れで、老いと膀胱炎のようなことで、たぶん押さえが利かなくなっていたのでしょう。長引きそうな厄介な病気のようでした。しかし私は医者に連れて行くことができませんでした。たいてい車を嫌がるだろうことと、費用のことと、私自身が二度目のオペから退院してきて間もなしだったことで、心臓に負担がかかるように思ったからです。幸いプラダンですから下にはしみこまず、ふき取ればいいわけですが、それもまたかがんでやることなので、かなりしんどいわけでした。
それで、ブーには、お前は元々、神だったのだから、自分の力で治してみろと、なじるようなことがしばしばでした。
彼は2009年11月に三匹の幼猫としてやってきた一週間後ぐらいに、夢に出てきて、白虎とその両親のシーサーであることを示し、彼はシーサーのオスであると特定していたのでした。
だから、神ならば自然治癒が自力でできるだろう、それができないようなら、すでにフーもウーもこの世に居ないのだから、元居た神世に帰れとまで言ってしまいました。
彼らは、私の新神話におけるシナリオに、スタッフが見つからないのでは困るだろうからと、特別参加してくれた神の化身たちだったのですが、三匹ともそれぞれに、決していい扱いがしてやれなかったことを重々承知し、申し訳なく思っていましたし、最後になったブーの失踪後には、なじりすぎたことをとても悔いました。

今でも4月14日の朝にブーに与えた最後の食事のときのことを憶えています。その頃、テーブルの上で彼は食事をするのが常でしたが、そのときも尿をテーブルにこぼしながらの食事でした。その際に、私はまたもなじって、なんとか治せ、それができないなら、神世に帰れとまで、いろんな話を合わせながら説得したのでした。
彼はそれでもしっかりとした面構えで食べていた、そのときいきなり面構えがふっきれたように穏やかになったのを見ました。彼はそのとき、悟ったようでした。

そのすぐあと、私は餌の補充の買出しに出かけたのですが、私が帰ってくるほぼ30分前に、彼はゆっくりと時間をかけて、出て行くさまを、監視カメラの映像に残していました。
道は地道で、北東(丑寅)の方向を向いているのですが、その中間ぐらいから石段になっていて、その最初の広くなった石段の手前で、しばし祈りを捧げるように座っていて、次にその石段に乗ってまたしばし瞑想しているようで、そしてそれから上の舗装道路のほうに出て、どちらにいくか若干躊躇しながら、A家のある北かもしくは、正面の小山の方向にむかったようでした。それ以後、帰ってくることはありませんでした。丑寅の方向に向かって祈りをしている様子は、彼もウシトラノコンシンの命でやってきてくれたことを意味するのかもしれません。

彼には、それまで約束していました。先代の猫の子のトンとシャンがいるが、ブーよ、お前もいずれ隠居したら我が家に戻って、リーダーとして後輩の指導に当たってくれと、何度か話していました。ブーは約束どおりそのようにしてくれるようになっていたのです。私が不慮の心筋梗塞で二度に渡る入院のとき、乏しくなる食糧を三匹で分配して生きていけたのも、ブーの指導のお蔭であることは紛れもありません。
退院して帰るたび、三匹がすぐに姿を見せてくれ、無事であることを確認させてくれました。ブーとトンはよく喧嘩していたものですが、三匹仲良く揃って現われてくれました。

そんなある日、ブーは一日二日帰ってこず、外から帰ってきたとき、下半身をやせ細らせて、尿失禁をするようになっていたのです。いや、尿に濡れたせいで、がっしりしていた足腰が実は毛のふくらみでそう見えていただけかもしれません。ほんとうは使いすぎてくたびれた足だったのを、猫世界でメンツを保とうとして強がりしていたのかとも思います。

とにかく、彼には苦労させてしまいました。北にあるA家に嫁探しに行き、A家でたくさんの子を作ったようです。Aさんは、ようここに来て、さかっていくよ、うちにいるびっこのメス猫がよう黒猫を産んでなあと。
ブーは子煩悩だったからか、毎日一往復か二往復、片道200mの坂道を歩いていました。ブーはうちの猫だとAさんに言わなければ、ブーはずっとA家だけに定着していただろうに、それからは餌がもらえなくなって、我が家との往復が仕方なくなったのです。彼の足腰が早く弱るのは、そんな事情もあるのです。

この10月3日朝の明るくなってからの夢でした。私は最近よくありがちな、突然に便意を催して、うんこが出そうになるのを、下着につけまいとしてめくった途端に、ドタッとうんこを床に落としてしまうことがしばしばでした。プラダンの床にしているので、チリトリ二つで挟んで取ることができて慣れているのですが、ところがそんな夢を見てしまい、落としたうんこを上から見ているときに、開いた両足の間に現われたのは、がっしりしたブーの後頭部で、なんと彼は、私の落としたうんこを、食べているのです。
「おい、ブー、やめろ。やめろ」
しかし、彼はやめることなく、食べて平らげてしまおうとしているふうでした。そして夢が覚めたとき、そうか、ブーは在りし日に尿失禁して私にいちいちふき取らせたことの償いに、夢に出てきて、私の大便失禁の後始末をしてくれようとしたのだと悟りました。
私なら、チリトリを使い、あとはチリ紙か雑巾でふき取れるものも、ブーにはそんなことはできない、だから口をモップ代わりにして食べて取ろうとしていたのだと理解しました。
尿失禁は病気と老化による仕方ないこと。医者にも連れて行かず、非人情ななじりをした私のほうが悪い、そのことをあの失踪の日からずっとわびていたのに、ブーのほうも自分が悪かったと思ってか、償いに出てきたような気がして、感涙とどめられなくなりました。

その翌日の未明、10月4日ですが、ブーが再び夢に出てきました。今度は正面から向き合い、私が彼に手を伸ばして頭の辺りに手をやると、彼は頭をぐっと持ち上げて、私を見たわけですが、両目とも妙に突き出たようになっていて、ひょうきんな感じに思えたことでした。
力強さが感じられたので、向こうの世界で、また生活を取り戻したのではないかと思います。ウーやフーとうまく暮らすようになったのだろうか、そのあたりまではわかりません。
とにかく、幸せであってほしいと思います。また、いつも仏壇では彼らの名を称名して幸せを祈っています。ありがとう、ブーフーウーの三神獣さん。

不思議なことだらけの一生に感謝。

* その後、2020年に黒い幼猫の兄弟が道路向こうの溝から出たり入ったりして遊んでいる様があり、私はああ、あれはブーの子孫に違いない、またできたら飼いたいなと思っていました。しかし、以後姿を見せませんでした。
ところが、それから数か月後、我が家の餌場に侵入したのは大きくなったこの二匹でした。ところが、見回りのトンが見つけ追い払おうとして、一匹が高さ3mはある通路から下に落ちてしまい、下には給湯器や空調の室外機など金属物があったため、もしかするとしたたか身体を打ち付けたかも知れません。もう一匹はその騒ぎのどさくさに逃げていました。

その後のある日、私の部屋の猫用入り口に佇んでいたのはきっと落ちた猫(雌猫)だったでしょう。瘦せ細って、私を見上げていました。
私は餌をいちおうやり、それでもじっとしていたので、「ここに居着いてもいいぞ、どこでもいいから、中で暮らしなさい」と言うと、どうやら本当に理解しらしく、それ以後、我が家の中で暮らすようになりました。
よくトンとは睨み合ったものの、動作は鈍く身体はかなり痩せて小さくても、ひるまずに睨み返していたので、トンも理解したようです。
こうして雌猫は室内と屋根の上で暮らすようになり、やがて妊娠し、たぶん父親はよく遊んでいた兄弟猫だったと思います。というのも、雌猫の室内暮らしに合わせるようにして、やや大柄の黒い雄猫が餌場に現れるようになり、やがて猫用入り口で私からの直接の餌を摂るようになったからです。

そして、不思議なことに、雄の黒猫は皿に入ったウエットフードをきれいに平らげ、まるで彼こそがモップ代わりになったブーの再来かと見まがうほどでした。
そう、ブーは将来のために、子孫をここに派遣して、ブーの在りし日を再現しようとしてくれたのだと思いました。 しかももう一匹の雌は、ブーが子孫を残そうとしてか、虚弱だが雌猫を付けてくれたといったことだったのかと思います。

雌猫はやがて一匹の雌の子猫を生みました。名前はアカではじめは屋根の軒下暮らしを母猫、そう名前が後になりましたが、母猫はクロです、と共にしていました。そしてアカを育てていたときのクロはすごく嬉しそうでしたし、アカも喜びいっぱいを身体で表わしていました。このときの父親はクロの兄弟で名前はクロアニでした。
アカが生まれたちょうど1年後に次の赤ちゃん、黒で雄猫のアオが生まれました。このときの父親は、最近引っ越してきた家の飼い猫で、この辺ではいちばん強い縞模様の猫、タイガーです。というのもクロが子猫を生んでからというもの、毎日のように母と子の様子を見に来ていましたから。もう一匹、タイガーの弟になるコジュウトとともに訪れていました。
ただ、コジュウトは我が家の猫、とくにアカに襲い掛かり、トンがよく助けに入っていました。私はこの猫だけは危険視して、捕まえて懲らしめようとしましたが、何度やっても逃げられてしまいました。

しかし、この父親兄弟はアオの遊び相手をし、アオも思いっきり体当たりして力を付けようとしていました。そこにクロも加わったりして。クロは父親兄弟と仲が良く、いつも屋根伝いに車庫の屋根から、父親兄弟の来るのを待っていましたね。どれも素晴らしい光景でした。
むろんコジュウトを捕獲しようとはもう思いませんでした。しかし、アカは深夜に忍び込むようにして我が家にやってくるようになり、明らかに恐れている様子でした。可哀そうでしたが、そのお蔭か体格が良く、いずれ母猫になるだけの力をつけているふうでした。がんばれ、アカ。たいへんだろうが、子育てするようになれば、母猫は力を倍加して強くなれる。がんばれ、アカ!!

おかしなことに、アオの父親のタイガーはいつしかいなくなっており、コジュウトもその後、失踪してしまいました。アオもクロも屋根の上からタイガー兄弟を長い間待っていましたね。とても寂しそうでした。可哀そうでした。

トンは右前足を骨折し治癒の途上、今度はシャンが左前足を骨折か

二、三日前の深夜に、シャンは泥水のようなものを全身に浴びて戻ってきました。
その前日まで連日の雨だったため、どこかに泥の溜まり水があって、そこにトラブルがあって落ちてきたような感じでした。
私はそこですぐに、タオルや雑巾を水や温水で濡らして、身体を拭いてやりましたが、普通の泥ではないようで、なかなか落ちないのです。まるで化学薬品か塗料でもあるかのような。しかし、塗料ほどにまったく取れないわけでもなく、根気強くすれば取れていくもののようでした。

シャンは実際、白い身体に何か小さなものがついても舐めて取ってしまうのです。昨日までに、顔が寄せられる範囲の胴体からは、ほぼ泥の色は落ちていましたが、前の白さには戻っていません。ベージュ色の薄汚れた色になってしまいました。
そして、背中の背骨のところまで薄汚れの状態にまでなったのですが、ところが一昨日から左前足を上げて歩くようになりました。つまり、脱臼したか骨折したか、あるいは何らかの痛みが出ていて、満足に足を地に付けられないのでしょう。

ここ数日、シャンは私の寝ている間、寝袋に寄り添うようにして足の辺りで寝ています。幼少期の猫たちならいざしらず、十分に大人になってからの寄り添いは、何か特別なメッセージであることを経験していますから、あまりいいこととは思いません。

フーのときはたった一晩の、いつのまにかの寄り添いでしたが、朝に出て行ったきり帰らぬ猫になりました。居なくなる二日前に彼は顔面を損傷する夢を私に見せていますから、予告してくれたものと思います。

一ヶ月前のブーのときもそうでした。ブーはおしっこの垂れ流しをどうすることもできなかったのでしたが、一晩だけ私は傍に置いて寝たのです。ブーは寝袋に寄り添って、まるで幼猫のころのようにして寝袋に抱きついて一晩を過ごしました。そのときはベッドに引くシーツ類がじっとりと濡れてしまい、これには閉口して、以来襖戸を閉めて、彼を隣の部屋からこちらに入れないようにしました。
その数日後、ブーは出て行ったきりの、帰らぬ猫になりました。

シャンはおしっこの垂れ流しがないため、また大食漢のくせに少しも太らないこともあり、寝る邪魔になりにくいので、居りたいだけ居させています。そこに少食でかつよく太ったトンが自分も入りたいと入ってきて、どっしり寝転べば、私はもうどけることもできずとなります。シャンは摂食障害があるのでしょうが、トンは内臓が丈夫らしく、外で道草を食ってまるで牛の如くです。

さて、問題はシャンです。昨日の夕方に彼女はキッチンルームに作ってある棚の上に上がって、どうやら寝ていたようで、私が「シャン、おるか」と呼ぶと、何度目かに、甲高い声で鳴いて起きだしてきて、私にご飯の催促するのでしたが、前足がいっそう不自由であるかのように、ヘタヘタと歩いてくるのでした。そのときの姿は、背骨を丸めた痩せた骨のようで、老婆然としていました。

一応これといった食事を出してやると、彼女はおいしそうに食べていました。食欲があるというのは、生きる元気があるということ。一安心でしたが、それを食べた後、同じ場所で隠れるようにして眠ってしまいました。

昨日は午後から気温が上がり、25度ぐらいにはなったでしょうか。それまでは20度以下ばかりだったので、コンディションが合わせにくいのでしょうか。私も夕刻前に1時間半ほど眠っていて、起きてからシャンたちの居所を探したわけでした。
シャンは泥をかぶって以来、外にあまり出ようとしていません。前足のトラブルもあってのことでしょう。家の中だけでも家猫ならいいわけですが、外出を楽しみにしていたシャンでしたから、可哀想です。

多食させて楽しみをカバーしてやろうと思いますが、慢性腎不全を多飲水することで克服したものの、潜在する摂食障害で栄養不良になり、そこに化学薬品などの危害が加わっているとすれば、そう先が長いとは思えません。
ブーのときに何も手を施してやれず、虐待してしまったようなことでしたが、シャンはちゃんと見てやりたいと思います。

シャンはいま7歳と10ヶ月。母猫ウーちゃんが妊娠中に他所猫に襲われて破水し、3匹の子猫チン、トン、シャンは未熟児で生まれて、3ヶ月にもわたる授乳期間を経て育ちました。シャンは未熟児だったせいか、摂食障害が最初からあって、一人前の食事を取るのに三倍も四倍も食べて、ギャル曽根猫シャンの異名をつけるほど。ウェットフードを好み、それゆえ有毒物質にも曝されて老化が早いのだろうと思います。

また、家猫として去勢したわけでしたが、家が狭いのと環境が森の中であるため、外出可能な創りにしたため外猫と変わらず、他所猫と喧嘩などもして、予期しない病気(猫エイズなど)にもかかっているかもしれません。

昨日の買い物のとき、キャットフードコーナーには年配の人がいて、18歳以上猫の餌を買っていました。少なくとも12,3歳ぐらいが平均というのも、完全に家で飼ったればこそでしょう。避妊などもしたのに、うちではむしろ外の脅威によって、落ち着いた暮らしをさせられなかったことが残念です。

しかし、メス猫は去勢しても我が家の主婦になろうとするようで、母猫ウーちゃんは買い物で運び込まれた荷物の検分を箱を開けてでもこなそうとしたり、食器棚の中の乱雑さにため息のニャーを発したり、寝ている私の布団の中にもぐりこんできて、右を下にして寝ている私の右腕の力瘤を枕にして横たわって寝たりして、まるで在りし日の彼女の振る舞いさながらのことをして見せたのでした。ウーちゃんは神世のシーサーのメスですから、巫女の能力があって、今はなき彼女の依代になっていたのかと思います。

不慮の失踪事故があって、ウーちゃんとは4年のお付き合いでしたが、その後、シャンが主婦を務めるかのようになり、ウーちゃんほどの機微さはなくとも、ウーちゃんが無口だったのに対し、シャンは私との会話においていつも返事を返してくれ、歌を唱和したりもしてくれ、私が外出して帰ってきたりしたときに玄関のところ、あるいは元気なときは外の道路際にまで出て、出迎えてくれました。
オス猫のブーやフーやチンやトンもそれぞれに個性的な持ち味があり、私は人間以上に人間らしい魂の輝きを彼らに見てきた次第です。

啓発はいっぱい受けました。200m離れたA家の猫軍団は襲撃猫でもあったわけですが、彼らがA家に住み着くようになった原因が、旧約の創世記の楽園追放劇と相似する事件であったことも知るようになるわけです。
術すらも駆使してやってくる彼らの長老猫たちは、まぎれもなくユダヤ的シャーマン能力を持っていました。人間すらも魔法で手玉に取ってやろうという気概を持って私に接してきたようですが、我が家の猫を守ろうとする私は頑として受け付けませんでした。そのせめぎ合いが、お互いの猫を不幸にしたかもしれません。

彼らは頻繁に会議して会話しているわけですが、鳴き声による会話はほとんどありません。明らかにテレパシーで会話しています。それができないのが人間。我々はその能力をたぶん削られてきたのです。このコミュニケーションの乖離が彼らを劣ったものとして錯誤させているのです。

2009年に当地に住むようになったわけですが、その5月でしたか、森の木立の中を緑色に点滅して光跡を描いて飛ぶホタルの群れを窓の外に眺めることができました。その夏には、窓ガラスにたくさん群れて妖艶な胴体を晒す蛾がいて、そこに一匹のカマキリが斧を構えながら蛾に接近。あわや捕食行動が見れるのかと思いきや、電灯の消灯まで約1時間、蛾たちとともに腰を上下しながら踊っていたのでした。
伝わってきた印象はこうです。日中の仕事が終わって、夜はふつうは寝るのだが、ディスコ会場があると聞いて遊びにやってきたとのことです。

その年の夏の暑い日から、セミが鳴く声に混じるようにして、また唱和するようにして、ふにゃふにゃ、ふにゃふにゃという鳴き声が15cmほどの厚さの板壁の中からしていました。それはやがて、場所を移動し、床下からするように。そこで床下を見に行けば、そこには大きなキノコのティンパニーが置いてあり、どうやらここで合唱会が行われていたようでした。むろん彼らの姿は目に見えません。しかしやがてそのあたりで大工作業中に、アブが一匹飛んできて、その羽音があのふにゃふにゃの音にそっくりなことがわかりました。

2008~2009年当時、羽虫型宇宙人の星スクナビコナ星からやってきた少年の霊が、ある主婦さんの中に複在していたのを知り、朱雀のポジションを持つ私の後釜に据えようと養子にしたのですが、どうやら彼の星から視察観光に来た一団があったもようです。我が家はこれでも宇宙オアシスの地球支部なのですからね。当時はミツバチとも仲がよくて私の周りにまとわりついて遊んでいました。ただ、私のおしっこを好んで飲んでいたので、後で発覚したらしく、ミツバチにいきなり刺されて以来、彼らはいなくなってしまいましたね。

大国主命の時代といえば、米作の始まる弥生時代ですが、彼の治世を支援しようとスクナビコナノミコトが有益虫を多数もたらしたことで、彼の治世がとても豊かになったことを古事記などの神話は伝えています。残念ながら、それが理解できないのが今の人々なのであり、コーリーの話にも猫や犬や昆虫などの生き物についての話はほとんど出てきません。アセンションの話題はもっぱら人間のみ。そのくせ宇宙人が多数種いることは説明する。もしかすると猫や犬、アブやミツバチなども宇宙人だったかも知れないのに、会話できないからという理由で無視する。こういった人間は永久的にまともな宇宙人には会えないだろうと思います。

むろん、あっちからわけありで接近してくる宇宙人もいたりするでしょうが、おおかた赤頭巾ちゃんを狙うオオカミのような宇宙人だろうと思います。危なくてしょうがない。そのような侵略の歴史が古代からあったことが神話などには語られているのですが、その片鱗すらも解明できないのが今の人なのです。

そういったことから、コーリーの話の長所は地球人類の集合意識下のアセンションにとってよい方向にあるということであるのみで、やはり私は生態系全体が対象でなくてはならないとして、首肯できないのでありまして、大建て替えでなくてはならないという考えを貫くものです。

ここで昔懐かしい一曲を。ただいま地球はSOS。
https://youtu.be/MFiSgqdWYgU

ところで、中東情勢につき、面白い仮説見解を述べている人がいるので若干紹介します。

>欧米と北朝鮮との利益相反の関係を維持し続けてきたイランとの秘密の仲介役を果たしてきたのが、欧州貴族によって人工的に創られたスイスという永世中立国なのです。
ということから、結論は、中東のハルマゲドンの鍵は、北朝鮮の非核化次第ということになるのです。

第三次世界大戦が起こるとすれば、それはシリアから始まる

————————————————————————-

さて、奇妙なことに、北朝鮮の非核化が具体的になるに連れて、反対に中東情勢がきな臭くなってきました。

ガーディアン(4月10日付)が、「トランプは、ヨーロッパの同盟国を敵に回してもイランの核合意から離脱して湾岸で新たな危機を惹起する」と報じる
ロイター(4月14日付)は、「ネタニヤフは、イランに脅しをかけるため、米軍にシリア攻撃をけしかける」と報じました。

ラジオ・フリー・ヨーロッパ (4月26日)と、イスラエルのハアレツ(4月22日)は、ともに、イラン高官からの情報として、「ロシアが防空システムをシリアに移動した」と伝え、イスラエル・タイムズ(4月23日)は、「ロシアがシリア国内に設置したS-300対空ミサイルシステムをイスラエルが破壊しようとするなら、第三次世界大戦を招く結果となるだろうとのロシアからの警告があった」と報じています。

イスラエル建国70周年の記念式典が行われる5月14日、トランプは米国大使館をテルアビブからエルサレムに移設することを公式に宣言することになっています。

それが強行された場合、パレスチナは、イスラエル国内でテロを引き起こすと事前通告しています。

さらに、その2日前の5月12日、イラン核合意からの離脱をトランプが宣言すれば、中東で長い間燻っていた戦火の火種は、いっそう勢いづいて中東全体に広がっていくかも知れません。

イスラエルは、それを見越して5月8日にシリアに対して複数のミサイル攻撃を行いました。

イスラエルが、イランに直接攻撃を行えば、確実に第三次世界大戦が勃発します。

ウォール街は、トランプの自作自演であることを見切り、欧米メディアを使って、「あの狂ったトランプなら、イラン核合意から躊躇することなく離脱し、本当に中東でハルマゲドンを引き起こすかもしれない」と北朝鮮に恐怖のメッセージを送ったという
⇒ ハルマゲドンが起きたら、雪解けしたばかりの北朝鮮も巻き込まれると、金さんも思いますわね。それでは元も子もない。

これが、ポンペオ国務長官が、踵を返すようにして再び北朝鮮に舞い戻り、拉致された3人の米国人を連れて簡単に帰国できた背景だというのです。それはもう金さんにすれば最大限の帰順の意を伝えたことになります。

この方が言うにはさらに
>ここまで見えてきた以上、私の関心は、むしろ、2017年2月の金正恩の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)の暗殺の真相と、金正男の息子である金漢率(キム・ハンソル)が、どこにかくまわれているのかに移りつつあります。
というのです。

北朝鮮が、主に日本からの直接・間接投資によって経済開放された暁に、長い間、残酷な圧政に苦しめられてきた北朝鮮の人々は、果たして金正恩に感謝するでしょうか?
否、目覚めた北朝鮮の人々は、「金正恩の後釜は、金正男の息子の金漢率にしろ!」と叫び出すでしょう。
そのとき、金正恩ファミリーの亡命先にワシントンが用意するのは、おそらくスイスになるはずです。
というのです。

⇒ 私は息子の金漢率(キム・ハンソル)君が国家元首になることに、雛形論的な期待を持っています。正男が悲運だったことに対する息子への応援でもあります。

はてさて、どうなりますやら。
この方が言われるには、
>この記事の内容は日本人にとっては複雑を極める上、ところどころの抜粋に過ぎないため、言うことを鵜呑みにすると、意図しない誤った結論に誘導されてしまいます。
くれぐれも言うことを鵜呑みにすることなく、自分で思考する習慣をつけてこそ、これからの動乱の時代をサバイバルすることができるようになります。
とのことです。

ここで、
学ぶんじゃない、自分で考えるんだ、というバーネット博士の話が思い出されてくるわけですね。
とてもいい話なのでお勧めします。
https://youtu.be/CWI9laFUP9M
https://youtu.be/Uq-FOOQ1TpE

コミュニオン

昨日は、関東のある友人から、異星人体験してその記憶を消されたというホイットリー・ストリーバーの私小説が映画化されたコミュニオンという映画があることを知らされました。それを今回、ツタヤで探してこようと思います。
なんでかというと、私ももしかしたら(いやもう確実ですけど)異星人体験(MIB体験かも)して記憶を消された感があるからです。
そのことに関しては、すでにこんなところで取り上げていますが、あまり関心を呼んでいません。
体験談は⇒ https://p.booklog.jp/book/97090/read
コメディタッチ化した私小説は⇒ 天上人の宴 ①~⑩シリーズ https://p.booklog.jp/users/yae-mon?p=2

それに比べて米国では・・・なんて思いにも駆られるのですが、もう私はやる気がない、というのも、やはり20年来の心臓病が無理させないようにしているのかと思います。

この2月9日には突然の入院になり、退院後再度3月20日に入院。これは医師との相談でそうなったのであり、そのときの病気は手術でもっておおかた収まったのですが、この4月18日に受診したとき、中度の心不全であることを告げられました。
やれやれ、いったん重病を克服したかと思いきや、長年の心房細動の結果の行き着く先としての心不全。もうどうにもなりません。ダイ・ハードで今までやってきましたが、いよいよ死神のお縄にかかることに?、いやいや次の異次元ステージ(あればですが)に向かいそうです。

その前に、これまた訃報になりますが、黒猫のブーが4月14日に家を後にして以来、不帰還のままになっています。ブーは泌尿器系の病気で、家の中におしっこを垂れ流すように3月の終わりぐらいからなり始めて、私も愛情ある接し方をしてやれず、彼はもはやこれまでかといった気持ちでその日、出て行ったことを知りました。おそらくは誰の目にもつかぬ所で最期を迎えようとしたものと思われます。当日は雨風が激しい一日でしたので、相当な覚悟があったものと思います。

彼は、2009年11月に知人が連れてきた生後1ヶ月ほどの幼猫3匹のうちの1匹です。彼らは我が家にやってきた1週間後ぐらいには、私とはとても親密になっていて、その頃に彼らの出自に関する夢を見せてくれまして、白虎(古墳に描かれる)とその両親(シーサー)であることがわかってくるわけです。新神話で長らく四神獣の白虎を募集をしていたところ、人では求まらなかったところに応募してきてくれた神世の神獣一家でした。
今回、先代になる3匹すべて、神世へと帰還していったことになります。

ブーはただ一匹だけ黒猫で2匹は白猫でした。同じ親から生まれたのに、保健所で聞きましたら、そんなことはよくあることだそうです。しかし、そのことが後に影響もして、けっしていい生活環境を与えてやれなかったことが悔やまれてなりません。それでも、私の身の回りの守護を懸命にしてくれていたとても賢い猫でした。

離れの粗末な段ボール箱の堆積の中に住み着いていたさまは、アンクル・トムならぬアンクル・ブーでした。
あるいは、フォスター家の使用人オールド・ブラック・ジョーでした。

彼が出て行くときの間際の話は⇒ https://bit.ly/2HD1Dl7
オールド・ブラック・ジョー ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=H6Tvq_0tkyw
 
ホイットリー・ストリーバーのコミュニオンの映画を見てから、またその感想を書きたく思います。