メス猫シャンについて思う

今日は猫のシャン(メス、去勢済み、8歳)の話題です。
というのも、最近ここのところシャンは、口内炎が再発したのか、ものが食べられなくなって、かつての大食漢ぶりが、まったくみられないのです。
そこに風邪にもかかったようで、冷たい空気のところに出るとくしゃみのような小さな咳を連発しています。
水だけは冷たいのに飲むので、栄養が足りないと思い、鶏のレバーの冷凍ものから解凍して飲みやすい流動食にして与えて、何とか飲んでもらっていたのですが、いよいよそれも口に合わなくなったか、朝方に拒否して外出してしまいました。

実は今朝未明にいい夢を見たんです。私は夜間は4回ぐらい起きています。薬の加減で利尿剤を使っているため、夜間頻尿は毎日のことなのですが、今朝4時頃から再び寝入るときに、シャンとの経緯を思うに、どうもこの猫はメスであるために、食事をもらう代わりに、旦那に尽くそうとするもののようで、ある時期から、嫁さんのようなふるまいをするのです。
たとえば、私が出かけるときに見送りをしたり、帰ってきたときは、時には道路端まで、また玄関口まで出迎えてくれ、ニャアという挨拶を欠かさないのです。また、道行く私の足元に絡み付いて、邪魔だと言っても、やめなかったり。どうも、帰順のココロをそうやって表しているのです。逆に私は重い荷物と絡みつくシャンに、いっそう重労働になるのですが、よくまあ踏んづけずにやってこれたものです。

どうも、シャンは、韓国女性にありがちな貞淑さで、旦那に仕えることを旨としているようで、よく私が寝起きしているベッドに上がってきたがるので、そのためベッドのヘリに20センチばかりのプラダンを敷いてそこに上がらせているのですが、その先に私の寝袋布団があっても、その領域を超えないのです。そしてプラダンの上でかしこまっている。
私は餌がほしいんだろうと、いつものようにそこで私のオツマミをやると、うまそうに食べるのでした。
しかし、それも本命なのではなく、愛撫を期待していたようで、なでなでしてやると、ゴロゴロと喉鳴りをさせているので、なんとなく、旦那からのサービスを待っているように思えるのですね。
しかし、私がよもやの気も催すわけもなく、御用がなかったとして下りていくことばかりであったわけです。

そして、驚いたのは、昨年11月に医者の要求でホルターという24時間心電図をつけてまる一昼夜、記録することがあり、12月に入って診察を受けた際に、指摘されたのです。
脈飛びの時間が4秒以上に及ぶことが分かったと、しかも、猫に餌やりのために起きた直前にそれが起きているようだとおっしゃる。猫が鳴いてよく起こすのだとかねがね伝えてたので、先生自身が、こんなことがあるのかなあと首かしげながらも、「猫が主人の危急を報せようと、鳴いて起こしていたのかもしれない」とのたまったのです。
その頃は夜中に1時間~2時間おきに大声で鳴いて、それだけメシが食いたいのか、この食いしん坊と思っていたのですが、それを聞いて私もびっくり。
その頃は、夜間に6回以上起こされていたのです。
先生は、一日に飲む薬の中に脈を遅くして血圧を下げるものを二種類入れていたのですが、ひとつをやめることにされました。
するとその日から、シャンは鳴かなくなって、めったにない4時間連続睡眠が直後から実現したのです。
なんで4時間かは、利尿剤のおかげでしょんべん袋がもたなくなったからです。

シャンが私を気遣って、夜の不寝番をしていたのかもしれないとわかって、私も態度を改めねばならないと思ったようなことでした。
いわば、嫁猫シャンの思いを強くしたようなことでした。だから、足手まといは困るとは口にしながらも、シャンの安否はどうしても気になるのです。

私は新神話というものを書き続けてきました。
その中で、シャンは、瀧子姫役をあてがって、タキちゃんという名で呼んだりもしていたのですが、実はもうひとり瀧子姫役が人物として居るのです。
それは妹で、いまは難病に苦しんでいるのですが、2014年9月27日に一緒に墓参りしたさい、新神話の醸す不思議話を熱心に聴いてくれた妹に、瀧子姫をやらんかと言ったところ、何の躊躇もなく、「いいよ」と言ってくれたので、じゃあ、瀧子姫役は決まった、と言っていた、ちょうどその時刻に、どうやら御岳山が噴火したようなのです。
思えば、すごい験が出たものです。
まあ、しかし、死者が多く出たので、ちょっと保留だとしておいたのでしたが、弁天三姉妹(奥津嶋姫、瀧子姫、市寸嶋姫)の長女と三女はすでに登場済みで、瀧子姫だけ保留ではいけないと、昨晩、妹の功業について「新神話制作下で起きた不思議」の中で書き記していたのです。
その終わりには、瀧子姫役の人物は妹で、分身としてシャンが居ると書きアップロードしたのでした。
https://newmyth.red-avian.info/?p=472

夜にまたシャンが私のベッドに上がってきました。何かやろうとしても、食べようとしません。よっていつもの愛撫を念入りにし、そしてそれから寝なおすときに、シャンの過去世かなにかよくわかりませんが、一度だけ、夢の中で、おさげ髪の女の子がサンダル履きでパタパタ私のほうに向かって走ってきたのです。万里の長城の石畳のようなところをですね。
その顔が、シャンの顔に似ていたことから、夢の子はシャンかもしれないと思っていたのですが、昨晩シャンが私と同じコタツの足元に居場所を用意しているそこに入ったとき、イメージングして、人物のシャンを抱いてやりました。そこまでやる変態人間かと思われるかもしれませんが、シャンの内助の功に報いることと、これが弁天三姉妹の全員を解放する儀式と思いつつ、そのまま寝入ってしまったわけでした。

すると、そのときに見た夢がまたけっこう長く、ほとんど忘れたのですが、最後のほうだけ憶えているので記しますと、私は彼女と手を繋いで土手のほうを目指して歩いているのです。
私は、彼女がプレゼントしてくれた濃紺地に白い星がたくさんデザインされたシャツを着て、彼女はピンクと紺のモノトーンの上下を着て、手を繋いで楽しげに歩いていました。
プレゼントしてくれたストーリーもその前にはあるのですが、忘れているのです。そういえば、妹も私にチェック柄のシャツをプレゼントしてくれたことを忘れかけてた。
そばに、私らと同じようなカップルがやはり土手を目指して上がっていきます。
たぶん、土手に上がれば、朝のご来光が出ているような感じだったかと思いますが、その前に目が覚めました。

目が覚めたら、朝の9時前になっていました。こんな遅くまで寝ることはないのですが。
シャンが起きてきました。いいところに来てくれたと、用意していたレバージュースを出すと、要らんとばかり、水のみ場へ。
しかしそれも、飲みたくないらしく、外出していきました。

そして、先ほど12時過ぎに帰ってきて、水をすくし飲んだだけで、コタツに入りました。
どうなるのか、安否が気になります。

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