爺絶倒星見聞録

最近、巷ではおたまじゃくしが空から降っているそうな。
いったいどういうことなのか、竜巻か、サギの嘔吐か、それともUFOかと物議を醸している。
そんなことを、もしもこの星の住人が聞いたら、どんなに憤慨するか目に見える気がする。蛙権蹂躙問題どころか、星間連邦政府に上訴されて原因追及されることだろう。その星とは爺絶倒星。
私が若きネアン時代に、ひょんな成り行きから宇宙を旅したとき、爺絶倒星(ジーゼット星)に短期間逗留したことがあって、その星の文明の様子が、ちょうどこの地球の新時代に予定されていることのように思えたもので、ここに掲載する次第だ。
近未来において地球は、宇宙文明の仲間入りをすることになる。そのときは、爺絶倒星が属している星間連邦に加入すれば、最も穏やかでいいのではないかと思う。
https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/story/g-kenbun.htm
以下は上サイトの記事の転載である。
爺絶倒星見聞録
迎賓館を出ると、 道路は全て琥珀色
 の大理石様のものでできていて、
 歩行者が通行するのみで、
 乗物らしいものはひとつもなかった。
 ところが、その歩行者を見て驚いた。
 ある者は2本足でちゃんと歩いているが、
 ある者は10センチほど浮き上がって、
 滑るように移動しているのだ。
 その場合の速度はせいぜい2,30キロ/Hといったところか。
 ティシュ達には格別驚いた様子はない。
 
私:「ティシュ。みんな浮き上がって滑っているけど、
 どういうことなんだろう」
ティシュ:「道路に仕掛けがあって、
 電磁気を帯びる生物との間に斥力と推進力が発生するの。
 今、私だって出来るけど、哺乳類のあなたじゃ
 速くなりすぎてひっくり返るから、やめときなさいよ」
私:「あっ、はい」
 
スケートはやったことないから、敢えてやろうとは思わないが、
 ティシュは、嫁さんの演技が板に付いた感がある。
 
私:「ケロピー大臣。遠いところに行くときや、
 早く行くべき時にはどうするんでしょうか」
 
すると接待大臣は、上空を指さした。
 よく見ると、赤紫の空の色に溶け込むようにして、
 行き交うたくさんの乗り物があるではないか。
 スピードの速いものもあれば、遅いものもある。
 よくぶつからないでいると思うほどに密度は高く、
 また円滑であった。
 
私:「よくぶつかりませんね。腕がいいのか」
 
接待大臣:「あれはみな、ルートが空中に予約されていて、
 そこを乗り物がくぐり抜けているんだよ。
 くぐり終われば、ルートは消滅する。
 だから、ぶつかる心配はないんだ。
 予約は目的地と帰着地を指定すれば、
 即座に計算してとってくれるようになっている」
 
乗り物の動力は、地球の科学では未だ知られていない
 力場を利用したもので、化学的な派生物質のない、
 無公害のものであるという。
 
建物は、全く変わっていた。
 にょきっと垂直に伸びている円柱、
 --それはエレベーターホール用というのだが--、
 それに対して円形や花弁型のフロアーが、
 下からの何の支えもなく幾つもくっついているのである。
 上空先端のほうでは、球体が5,6個くっついていて、
 五輪塔みたいであった。
 そうした建物が形を多少変えながらも、
 軒を接するかと思うくらいに接近して、
 幾つも並んでいるのである。
 
まず私たちが入ったのは、
 物品展示場という一番手前の建物だった。
 
エレベーターでひとつ上のフロアーに出ると、
 そこは博物館のようになっていた。
 この星の大きな星球儀があり、
 その前で接待大臣は解説を始めた。
 
接待大臣:「この星は、恒星イアソンの周りを回る第4惑星で、
 自転をしており、星の上は大きく水域、動植物域、
 工場地域、生活域に分かれているんだ」
 
手短に言おう。
 ジーゼット星の質量は地球の2分の1ほど。
 イアソンの周りを約8年で公転し、約30時間で自転する。
 大気組成に地球とは若干違いがあり、
 ダイナミックな気象の変化が少なくなっている。
 生物の棲み分けがはっきりしており、
 治世する側が分限を守るように努めている。
 
この星の人の食料は、食用ミミズと聞いていた。
 ところが、実際そうではなく、全ての食料は、
 動植物域に咲く植物の果実から精製されていた。
 果実は約300種類、多くが地球では見られないほど巨大で、
 オートメーション式に収穫されて精製工場に移送され、
 チューブに入った食べ物となって出荷される。
 その最終加工品を称して、人々はミミズと呼んでいるのだ。
 
その種類も堅さや味付けによって、2000種類もあるという。
 それら全てが、建物の上階の展示場に並べられ、
 それ以外にも工具や家電品、乗り物までもが
 用途別別にフロアーを異として置かれ、
 人は必要なだけ持ち帰って良いらしい。
 
比較的小物に関しては、人はそれを持って、
 カーブを描く外辺部に着くと、
 そこに停めてある二人乗りカーゴに積み込み、
 そこから予約道路を通って家に帰るという。
 購買ではなく、自由に持ち帰るのである。
 
つまり、地球とは社会システムが全く異なっており、
 市場経済というもの自体、ないに等しいのである。
 全てが需要あっての供給で成り立ち、
 それもオートメーション的に必要量がまかなわれていた。
 
社会主義や共産主義というものでもない。
 人の多くは働いていないのだ。
 みな、めいめいの望むところのことを創造的にこなして、
 自らの時間を消化する。
 いわば生き甲斐創造に人々の意志は振り向けられていた。
 
芸術あり、研究あり、製作あり、
 あらゆる創造性がそこにはあった。
 では、いかつい軍隊はどうかというと、
 それをしたい者が集まって防衛軍を形成するという具合で、
 まるで創作活動の一環として何事もあるかのようだ。
 
だが、先述の通り、征服欲のある者や好戦家は居ない。
 とすれば、もっぱら宇宙からの脅威に対する防備
 ということになるが、それも連邦が肩代わりしており、
 よほどのことがなければ戦闘に参加することもないという。
 むしろ、自衛隊のように災害救助活動に
 当たることを主業務としていたのかも知れない。
 
また政治家や大臣も、実を言うと
 それをしたい者が、ボランティア的にやっているという。
 私の質問に対して、接待大臣は次のように答えた。
 
接待大臣:「私は、他に誰もする者がいないから、
 かって出たんだよ。私の趣味は、元は建築だった。
 私が設計して、たくさんの有志に手伝ってもらって、
 あの館を建てた。それが誰のよりも立派になったので、
 建築の次は、いろんな星の話を聞きながら、
 いろんな星の料理を口に出来る渉外の仕事を
 させてもらおうと思って申し出たんだ。
 そうしたら、他に候補がいなかったので私がなったというわけだ。
 そりゃ、誰も候補などいるはずはない。
 その職制は、私が言い出しっぺなんだから」
 
私:「それじゃあ、それまでお客の接待なんかは・・」
 
接待大臣:「そりゃ、気の利いたことは出来なかっただろうさ。
 それまでのお客はみんな日帰りだった。
 それではまるで無愛想じゃないかと提案したら、
 良かろうということになったんだ」
 
私:「提案して簡単にやらせて
 もらえるんだったら、いいですねえ」
 
接待大臣:「総理大臣だって同じだ。
 ただ前回の場合は候補が3人居たんで、
 政策討論会を開いて、そこで優劣を競い合い、
 これは譲った方がいいなと思った者が降りる形をとった。
 しかし新任の総理大臣は、候補者の政策の良いと思う
 部分を認めて、補佐役としてその仕事に当たらせている。
 つまり、他に支障さえないなら、
 やりたい仕事にみんな就かせるというのが、
 ここのやり方なんだ」
 
議会もあるが、議員は全て、有識者であり
 かつ、我こそはと思う者が集まって出来ているという。
 数の制限もなければ、選挙などというものもない。
 つまり、政治のお役に立つべく、
 知識提供しようという場だというのである。
 そして時として難題を抱えたようなときには、
 その分野の知識者を募集するくらいであるという。
 それでは、貪欲さ剥き出しの競争や、
 人数あわせの遊戯などはありもしないわけだ。
 
ちなみに、ジーゼット星の人口は、600万人。
 星の上には、たった一国しかない
 ということも理由にあるのかも知れない。
 
接待大臣:「そりゃそうだろう。
 食糧さえ完璧に自給できたら、我々にとって
 天災以外に恐れるものはないじゃないか。
 それが最小で最大のベースになるんだ」
 
それはここほどに、その他様々な不確定要因が
 クリアーになっていれば、そうも言えるのかも知れない。
 その最大のものは、人の心だ。欲望がよりよく昇華でき、
 恐怖が根拠を失うほどになれば、それも。
 
地球でも、コンピューター社会となり、
 物や食料の生産が全てオートメ化されて、
 人はみな、ただでいてその恩恵に浴するという理想が、
 当初の頃言われていた。
 しかし、社会は機械によって人を酷使し疎外するという、
 逆の現象を生んでしまった。
 何が違ったのか? やはり、心ではないのか。
 
私たちは、展示場塔から1キロほど離れた建物に至った。
 建物はやはり円柱を基本にして、
 円や木の葉状のフロアがたくさん設けられていた。
 そこにあわただしく出入りする黄色い制服姿の
 カエルさん達がいて、いろんな機材を運び込んでいた。
 
接待大臣:「ここで、明日から5日間、
 お祭りがあるんだよ。
 たぶんベンザさん達の星と似たようなお祭りのはずだ」
 
ベンザ:「私たちの星では、4日間です」
 
接待大臣:「うん。それに1日、
 独立建国記念日が加わっているんだよ」
 
ベンザ:「あら、それなら
 私なんかへの風当たりも強いのかしら」
 
そこにベンザの婚約者が割って入った。
 
ベンザの婚約者:「いや、ご心配なく。その日への命名が、
 明日から変わることになっているんです。
 国民総意で、建国並びに友好交流樹立記念日、
 となることにね」
 
接待大臣も、にこやかに頷いた。
 
ベンザ:「それは素敵だわ」
 
私:「お祭りはみんな好きなんですか?」
 
接待大臣:「そりゃ、もちろんさ。
 明日には、向こうにある建物がみんな寄せ集められて、
 この近辺はジャングルみたいになる。
 そこで、みんな原始の姿になって、つまり裸になって、
 あっちへ飛び移ったり、こっちに飛び移ったりして、
 いろんなイベントに参加して回るんだ」
 
ベンザの婚約者:「そうです。
 この星挙げて、この5日間をお祭りで過ごします。
 お祭りのための建物だけで、
 地上にある全建物の半分はありますからね。
 その他のお祭りもあり、年間通して何十回もあるんです」
 
接待大臣:「お祭りが終わった後も、
 しばらくジャングルのまま解放される。
 その間にいろんな恋も育まれるというわけだ。ははは」
 
ところが、お祭りの中身は、単なる遊興事でもなかった。
 創造主や時空主宰神への感謝祭がメインイベントなのだという。
 その内容を知るには、タイミングが良くなかったようだが。
 しかし、彼らは彼らなりに、そこにある恩恵に対し
 少なからず感謝の想いを抱いているようだった。
 
ところで、地上には、フロアだらけの建物はあっても、
 住居らしいものがなかった。
 地上が公益的な建物群でなるに対し、
 彼らの住居は地下にあった。
 
私たちは、地上に所々突き出ている電話ボックスを
 大きくしたような所から、地下に入った。
 すると直径50Mほどの円形空間のまん中に出た。
 そこから四方に幅10Mほどの穏やかな光を
 発する通路が延々と延びていた。
 
通路に面して、いくつものドアの並びが確認できた。
 接待大臣が、適当に近くのドアホンを押すと、
 ドアが開いて、中からカエルさんが顔を覗かせた。
 
接待大臣:「やあ、ちょっとお邪魔したいんだが」
 
家人:「おや、ケロピーさんじゃないか。おや?
 後ろの人たちは、サテュロス星のお嫁さん達だね。
 こりゃどうも、初めまして」
 
どうやら、お輿入れの話は衆知のことのようだ。
 こうして中に入らせてもらったのだが、
 そこにはいきなり大きなアトリエがあった。
 家族の人らしいカエルさん達が、
 向こうのほうで彫像を作っている。
 出てきた家人は、すぐ手前で絵画作りの最中であったようだ。
 
家人:「見てくれ賜えよ。
 この平面の中に、壮大な宇宙を巧みに鏤めているだろ」
接待大臣:「ああ、こりゃいい出来だ。
 星間展示会に出しても悪くない」
 
家人:「いいや、星間展示会には別のもっと良いのがある。
 これはヒーリング絵画としてハンテス星に提供するつもりだ」
接待大臣:「それは良い。皆さんに申し上げるが、
 まだ連邦の中には恵まれない星もある。
 環境が良くないために、精神を病みがちな星もあるんだ。
 そうしたところに、彼らは貢献しようとしている」
 
家人:「うちの嫁さんと新米の息子が取り組んでいるのが、
 3次元多様体の陶像だ。
 今度はクラインの壺の変化形に取り組んでいる」
 
接待大臣:「形によっては、精神エネルギー
 ジェネレーターになるんだよ。
 ネアン君。君なんかには、良いんじゃないかな」
私:「僕は確かに気弱だけど・・」
 
話によると、ジーゼット星の輸出品の大勢を
 占めているのが、こうした芸術品であるという。
 彼らが時折、宇宙を旅するのも、
 現場に即した納入サービスがあってのゆえで、
 物見遊山はその途上でしてくるらしい。
 
また、こうした星間貿易は、連邦が仲介して行われ、
 星ごとの公益点数としてカウントされるが、
 権利も義務も生ずるものではないという。
 つまり、連邦それ自体が、公益的システムを支援し
 保証しているのである。
 
さて、この家には他にも6,7部屋があって、
 ちょうどマンションのようなイメージであるが、
 そこに水路が血管のように築かれ、
 ちょうど細胞のように居住空間と接していた。
 
なぜ水路なのかというと、
 それも居住空間の延長だったのである。
 
彼らは、両生類の性質をそのまま残しており、
 子供の頃はオタマジャクシであって、
 水路から広大な淡水域を生活域としていた。
 学校は水域の出口に設けられており、普段陸上では
 スーツ姿のカエルの先生が裸で授業しにやってくるのだという。
 家人の息子さんは、先頃卒業したところとのことだった。
 
私はそうした様子を見聞きして、接待大臣に、
 実は地球のカエルという種族は、
 皆さんと発育過程の特長が同じだと話すと、
 彼は「カエルについて詳しく話してくれんかね」と
 話をせびった。
 
私たちは、翌日の帰還が決まっていたから、その日の内に
 大ざっぱにお見せしようという接待大臣の意向で、
 6人乗りの空の道を行く車に乗って、
 まず水域を上空から見学した。
 巨大な都市部に隣接する比較的小さめの紫色の水域は
 淡水域であった。内陸部の湖といった感じで、
 そこは彼らの子供達の遊び場であるとともに、
 大人しい魚介類の生息域であるという。
 
また、都市部と湖を取り囲むように動植物域があり、
 そのさらに外側に暗紫色の広大な海水域があった。
 遙かに多彩な種類の魚類や甲殻類が生息し、
 海上、海底基地、製塩施設などが置かれるという。
 
次に動植物域を上空から見学した。
 そこはまるでジャングルであり、
 赤紫の空に対してくっきりと黄緑から深緑、
 ときおりの橙や黄、さらには茶黒の斑を呈していた。
 付近にはちらほらと白雲が漂っていた。
 
接待大臣:「この下に無数の果実が自生しており、
 それをほらあそこだ。オートメーション的に採取して、
 あそこにある工場で第一次処理をするのさ。
 このジャングルには、機械が入って
 選別し採取してくるとともに、植生の状況を調べて
 メンテナンスを施すようになっている」
 
私:「動物もいるんですか?」
 
接待大臣:「ああ。たくさんの生き物がいて、
 生存状態も良好だ。
 我々も、この中に時々入って探索したりする。
 若干危険だがね。だが、人によっては、
 いつものようでは物足りないからと入る者もいるし、
 死期を悟って入る者もいる」
 
私:「死期を悟ってとは?
 ここでは死ぬことは希なのでは」
 
接待大臣:「いいや、けっこういるよ。
 まだ生きたいという希望があれば、
 いくらでもここで生き続けることは出来る。
 だが、もう十分やったというなら、
 またはもっと派手なことをしたいというなら、
 ここに居る必要はない。
 そういう者たちは、自ら別の未来を選ぶんだ」
 
地球と比べて、物足りない気はするが、
 何と平和な世界かと思われた。
 願ってもそうした平和が得られない私たちに対して、
 そうした平和に飽きて去るものもいる。
 その生命というものの不思議さには、
 ただ謎が深まるばかりであった。
 
接待大臣:「だが、この私みたいに、
 もっと幅広い物の見方をすれば、
 飽きることも少なくなるんだがね。
 私は自分でわざわざ出向いてまで経験せずとも、
 ここに居ながらに、よそのことを経験できる方法を工夫した。
 それが接待役さ。ミミズ料理ばかりじゃ、つまらんからな。
 次は連邦に掛け合って、シミュレーション装置を
 エーオース星あたりから調達してもらって、
 いろんな星の生き物の生活を、
 ここに居ながらにして楽しむさ。
 何でも、すごい迫力らしいからな」
 
私:「僕は一度経験しましたが、
 それはもう、そのものに成り切っちゃいましたよ」
 
接待大臣:「何に成りきったのかね?」
 
私:「か。蚊、です」
 
接待大臣:「カ?」
 
本当にかいつまんでしか話せていない。
 もっと驚異的なこともあったが、
 それはまた別の機会にでもしよう。
 その星における昼過ぎから見学に出て、
 夕刻に迎賓館に戻ったのだが、
 地球時間にすれば6時間ほどの見聞だったろうか。
 

次元上昇への憧れ

霊界を高次元世界の模範例とするなら、そこを流れる音楽の精髄とも言えるBGMがあって、ルネッサンス期から泉が噴出すように巨匠にインスピレーションされてきたクラッシック音楽は、その旋律を多く湛えているとされています。
現代人に高次元上昇の趣向があるとするなら、クラッシック音楽への志向があってもおかしくはなく、その中の旋律によって魂がゆすぶられて感動する心地よさを求める動きにもなるわけです。
最近、オリジナルの美声によってクラッシックを歌詞化して歌いこむ手法が、大衆を魅了しています。
ポップオペラというジャンルを開いた藤澤ノリマサ。すごい感動を巻き起こしてます。歌詞も次元上昇を志向し、みなさんにとって啓発に満ちたものになっています。私も最愛の人に向けて叫びたくなる歌。↓

[歌詞]
もしも今 すべてのものが
簡単に うしなわれても
けっして消えることなく残る それは愛
この世界が滅びて 最後のロンド 踊る日が来ても
あなたへの愛は幾千の 時をかさねて ここに刻まれる
消えることなく永遠に
未来など誰も知らない
真実は過ぎた日々だけ
ただ今は願い祈ること しあわせを
この愛は育ってく やがて広がる 大きな炎へ
苦しみや悲しみを超えて 燃え続けてく 暗闇の中を
光がさす場所まで
静寂と闇の中で 心とぎすませば
聴こえるよ 愛の歌が
愛は消えることのない炎
命をかけて 守りたい者は
君だけ

藤澤ノリマサ オフィシャルサイト
https://www.fujisawanorimasa.net/
かつてのビートルズもクラッシック調の原曲をベースにしていて、世俗的歌詞であっても、どこか懐かしさのある共感を呼び起こし、ヒットしたものです。曲の良さとは、いかに魂を鼓舞する、魂の故郷を思い出させる旋律を含んでいるかにかかっており、ロングセラーとなるのはそのような歌や音楽に限られています。
だから、誰しもクラッシックをもっと歌詞化して歌えばいいのです。そうすれば、美声の持ち主が注目を集めることは間違いないでしょう。それが多くの人々の魂の回帰し志向するところとなっているからです。
彼の声は、悩めるこの次元と透き通った向こうの次元の二通りあって、それを旋律に応じて使い分けているところに驚きがあるのです。まさに、これこそ人のようではないかと。

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夢の実現

造作中の物見台ですが、6/7の晴れた空の下、養生シートを張りました。(お蔭様で顔は真っ黒けです)
P1010001_20090608060540.jpg
そこにシルバーグレーのUVシートをかけ、ベランダの下の作業場で植えていたトマト、ピーマン、ししとうを持って上がりました。
P1010003_20090608061821.jpg
すると、20年以上前に見た夢の人物の、四角い建物の屋上で植え込み作業していた環境に近似してきました。建物の色はちょうどグレーで、四角い建物の角や稜が丸みを持っていたことまで近似しています。あのベレー帽を被った私似の人物とは、私だったということになりましょうか。ベレー帽を買ってこなくてはなりません。
さらにそればかりか、今年の初頭に見た母の出てきた夢の環境も、ほぼ次の写真のようだったと記憶しております。(なんと、当時の記事では「網戸の網一枚を隔てた程度の」などと、この家がまだ見つかっていない頃なのに、網の張ってあることまで言い当てていたんですなあ。写真には防虫網越しの景色が写っておるのです)
P1010006.jpg
夢の中の母は、外が暗い中、ちょうどトマトのあるあたりに、ジョウロか何かで水遣りをしていたんです。背景には花束が5,6束浮かんでいるといった光景でした。(このときはメイさんが花束をもらった人の話をコメントされてましたね) 花束の浮かんでいた空間は、昼間はこのように森林なのですが。
なおこの家は、一昨年前のこのときに見た夢のミニチュア版と言ってもいい間取りでして、今この家ではそれぞれの部屋に、夢に出てきた人物の位牌を祭っております。
こうして、読者には不気味に映るかも知れませんが、私なりに夢の実現を順次果たしているところです。
ナヌ? それは夢は夢でも、希望のことではなく、ほんものの夢かいな? 唖然!!というのが正直な感想かと思われます。
まあいいではありませんか。新神話が空想上の夢。夢見した夢も寝床の中の夢。こうしたことを実現したいというのは、希望という夢ではありませんか。すべてはシナリオとして決まっていたというわけなんでしょう。

キリストは正神を目指す途上にある

人間とは、アリンコの如く、一寸先も見えない存在だ。
人間・イエスキリストもそうだった。
当時彼は、未来において世界最大の宗教を形成するもといになるとは、よもや思わなかったはずだ。
彼のした行為は、真理を体現し、述べ伝えることだった。聖者ならたいがい慣習としていたように、人間愛に基づき、後輩に知らしめたいことを、弟子をとって教育していたに過ぎない。その弟子たちが、何か野望を持って、広宣流布したというのでもない。ただ、メシア待望の空気に乗ってしまった宗団があったというわけだ。
彼らを利用したのは、邪神の手下としての為政者たちであった。同時並行的に現れたマホメット率いるイスラム勢力に対抗する宗教として擁立されたのだった。こうして戦闘勢力としての教団が政治と結びついて巨大化していった。
キリスト教は、その教義、あるいはキリスト自身の意志とは裏腹に、世界最大の殺戮勢力となって君臨し続けた。それによって、キリスト本人が正しい神だとする認識が誤っていることが分かる。もし彼が神ならば、教団の横暴や戦争で死んでいった者たちへの責任を取らねばならない。
私のもとに、メイさん身内さんを通じて、正神に準じたいとサインを送ってきたのは、弥勒でありニギハヤヒだった。彼は、古代日本にメーソンの使者として革命を起こすべくやってきた。メーソンの世界統一の理想を最善のものとして、彼自身は理想に燃えて取り組んだのであった。しかし結果は、歴史が物語るとおり、理想とは程遠いものでしかなかった。彼は騙されていたのだ。そのことに関して、彼は単に先の先までは読めない人間として振舞ったに過ぎない。が、彼が正神たらんとして改悛の心で臨むなら、かつてあった過失をまず償おうとするものである。私としてはその贖罪行為を以て計るしかない。有言実行。それが求められていたわけだ。そして、実際に正義の台頭、つまり正神勢力の拡大という展開として証されてきているゆえに、彼は正神たりうると考えるものだ。
その点、キリストからはまだサインがない。そう思っていた。しかし、荼毘珍はじめ古代のキリスト教成立時の経緯などが、冒険的な研究者によって明るみに出されることで、彼がでっちあげられて神キリストとなったことが明らかになってきた。そうやって、まず彼は原点に立ち戻ることから始めていると見られるわけだ。やがて彼は、創られた虚像であるキリスト教会を解体するところまで持っていくことであろう。そうして初めて、彼はしてきたことの事の顛末までの清算を終えるのである。かくて抑圧的な世界宗教から受けていた呪縛から人々は解き放たれることになる。原罪意識の悲しみの池から、多くの正神たちがケアーの手を差し伸べて救い出すことだろう。
キリストは正神を目指す途上にあって、いま奮闘努力しているところである。身内さんはお見通しだ。

身内さんの見た夢

四月四日の未明に身内さんの見た夢
いったいいつの時代のことだろう。前世のことなのか、夢見の世界でのことなのか、夢に出てくる時空は本人にとっても、時代背景が分かるすべのものではない。ただ、夢が指し示す重要な暗示と啓発がある。それが夢見る本人にとって、あるいはそれを知らされた縁者にとって、非常に重要な示唆をもたらすものとなることが多い。
このたびの身内さんの夢の内容は、本人のみならず私にとっても大事なものと思われたから、ここに記す。それは新神話を補完するものとなろう。
身内さんの見た夢の概略
夢の中の時代および背景についてはまったく分からない。身内さんはある妙齢の女性になりきっている。良家の子息が彼女に一目惚れしプロポーズ。ところが子息の側近が怪しんで彼女を捕らえ、四人の巫女に審査させることになる。周りはみな彼女のことを疑っていて、明らかに不利が読み取れた。審査で不審の結果が告げられれば、死刑にもされかねない。巫女たちは超能力者で、その能力で彼女の行動を封じることができる。そうやって、自由が利かない状態で連れて来られた良家の家は、門を入ると水晶の玉砂利が無数に敷かれ、その一つ一つさえも相当な宝のようだった。それを踏みしめながら、審問の場に引き出された。彼女の手の右左それぞれを巫女が一人ずつ握った。すると彼女の中に電気のような痺れが走った。ところが、二人の巫女もびくんと電気に打たれたようになり、それ以降、彼女のほうに巫女たちのパワーが流れ込んできた。明らかに巫女たちは、彼女の側に味方していた。そのように感じつつ夢から覚めた。
目が覚めると、いつもの朝とは異なり、全身にパワーがみなぎっていたという。
いい夢だ。身内さんがごくふつうの人からどんどん巫女の能力を獲得していることを暗示している。
また、夢の中でパワー(気)の源泉を見つけ出し、そこからパワーを取り込むことに成功した。夢見の達人になる重要な課程だ。
不利な立場からの逆転。それがすごくいい。おそらく夢がさらに進めば、巫女の四人ともが彼女に加勢することになることが暗示されている。夢の中で敗北の経験をしたなら、同じ夢の中に戻ってでも解決乃至は勝利してこねばならないのが巫女戦士である。その鉄則をみごと達成している。
しかし、良家の息子のプロポーズが叶ってしまうという筋はいただけない。それが彼女の魂にとっての宝を手に入れることが暗示されているならまったく申し分ないが。おいおい。(^^;;;
そこでひとつ、愚痴っておこう。
いかにも高貴と思われるその館の主に、どんな高貴さがあろう。人徳によりその境涯を達したとなら、目下を自らの作った掟で縛ったりはしない。不義でかつ権力を誇示して富を形成し、富の力で手下をして裁判の判事にし、その張本人自らはいっさい手を汚さぬ卑怯者こそがその館の主であり、後継者はさらなる二世愚者であるにすぎない。その後継愚者の思いつき横恋慕によって、どれほどの善人義者が苦しめられているか。唾棄されて然るべき愚者である。
そのような体制について、みなさんはどこかで聞き知ったことがあるだろう。インドのラージャなどがその好例だ。カーストのバラモンに次ぐ高位を占め、富と権力をほしいままにし、ラージャの地位を築いた者はともかくも、その後継門閥など、低位のカーストの者をさげすみ、己が判断でどうにでもできると考えている。その理由をバラモンなど神官層をして、前世因縁によると言わしめる。ところが、誰も前世因縁の記憶がないのだから、あてこすりであろうがなかろうが、現況を見るだけで、権力を以て何とでも言いたい放題なわけで、あきれた妄想話ということになる。インドをバラモンの国、聖者の国だとか、霊大国とか言っているが、詭弁もはなはだしい。その霊大国が、核兵器を開発し、その力を以てせねば優位が保てないというのだから、何が聖者の国かと笑ってしまう。最近になってあの国から聖者がいなくなったのではなく、もとより偽の聖者ぶった者たちが支配した国だっただけのことだ。一度として、聖者が不平等なカーストをなくそうと運動したことなどない。偽善者どもの集まった国に過ぎないのだ。もし、彼らの背後にいる神が、カーストをそそのかしたのなら、原因ははっきりする。そう。背後にいる神とは邪神に他ならない。聖者たちは、邪神に付き従う手下でしかなく、とならば、万民にとっての敵である。絶対に許すべきではない。邪神もろとも帰零される必要がある。そうすれば、バラモンや聖者など、地道に己が自己保身に終始し修行に明け暮れてきた今までの多大な転生も、まったく無意味だったと知ることになろう。そう。正神は彼らの良心がどこにあるかを見る。それが少しでもあるなら、どの時点かで改革のアクションを起こしているべきであり、それがないとならば、邪悪を知りながら、邪神を擁護し支持していたことになるわけだから、邪神もろともゼロになっても不合理はないということだ。今まで権力と階級にあぐらをかいた分、先がないと知るべきだ。
私にとっての喜びは、身内さんが夢見の中で勝利したことだ。不利な状況を、ものの見事に逆転してのけた。その経験は、たとえ夢幻のことだったとしても、本人にすごい自信と魔法力を与えることになっている。私は、全力を尽くしてそのような彼女を援助する。援助して、援助し甲斐のある長足の進歩を遂げているからである。私は、それが長老の集まる評議会、つまり言わば閻魔の前に居並ぶ評議衆による採決であるなら、評議衆の座に乱入し、閻魔もろとも評議衆を腰の大刀で叩き切る。正神である閻魔や評議衆なら切るわけにはいかない。が、それらは邪神の成り代わった偽者だから、世のためにならぬと叩き切るのである。
邪神側の手になる旧神話の訂正
国祖神たちの正義と平和に彩られた時代を終わらせたのは、宇宙外からやってきた邪悪な者たちだった。国祖神の執政下ではやっていけなくなりそうな心やましい側近たちを、このインベーダーはそそのかしてクーデターを起こさせたのだ。
そのとき国祖神側に居た妃や侍女たちの多くがその光景を記憶して宮廷を離れている。そして、転生して巫女となり、あるいは捲土重来を期して戦士となった。そのようなひとりが身内さんである。
彼女らは、成り代わった邪悪の神々の追っ手に追われる身となった。持子早子のいきさつも、でっち上げ話に他ならない。国祖神側に就けば、この境遇に甘んじねばならないと脅されているのだ。だから様々な転生の中で、苦難に遭遇したりもする。彼女が夢の中で囚われたのも、そのような過去の経験によったりしている。しかし、今や正神のほうが圧倒的優位に立ち、邪神側に就いていた者たちが、ようやくその愚に気づき、寝返っている。その末端における現場を身内さんは身を以て体験している。そう。身内さんに宿る真実のパワーが、ありとあらゆる邪悪と闇を駆逐していく。その現場を彼女は夢で経験したのだ。