たまろの墓倒れる

7月4日は特筆すべき日になります。
猫たちに異変が起きた日として。
4日午後、家の縁の下に去年8月の子猫のたまろの死去のときから、砂地にちょこのせ的にしつらえていた”たまろの墓”が初めて倒れました。
むろん何かが触れために倒れたわけですが、10ヶ月以上の長きに渡って何者にも触られることなく経過したことのほうが不思議(超常的)なくらいでした。というのも、そこは常時私や猫たちが出入りする通路でもあるからです。たまろ自らが自分の神聖さを守っていたかのような感がありました。ブーはたまろと同じ黒ゆえ、たまろの再来とも見立てたりしました。たまろの真の兄弟が一匹生きていて、たまたま家に侵入してきたときには、ブーが二匹になったかとびっくりも。以後、ブーには折にふれ、あれはたまろの兄弟だと説明したものです。
4日夕刻、家の奥で寝ていたはずのウーがいつのまにか外出しており、まだ明るいうちに帰ってきたのですが、小さな華奢な顔がまるでブルドックのように腫れ上がっておりました。
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どこか地面に落ちて顔面を強打してきたか、何かに噛まれでもしたか、それとも毒キノコでも食べたかと驚いたのですが、食欲は普通以上にあって、好物のドライフードをこだわりなしに食べています。それ以前ならあたりを気にして食も進んでいなかったものが、わき目も振らずむしゃむしゃと。メス猫の警戒心も吹っ切れた感があります。顔つきも性格も一変してしまったウー。頭を打って変になったのでしょうか。それとも、以前から巫女的な猫と見ていたのですが、何か別のものが憑依したんでしょうか。そういえば先日の記事で不用意にお岩さんのことを書いてしまいましたが、ウーの瞼は腫れてちょうどお岩さんのよう。もとより吊り上った目ですから、半眼で睨まれたら後ずさりもします。
ああ、いま打ち込んでいるいまのいま、フーが小さな野鼠を咥えて、私の部屋に持ってきました。やめろー、殺すなと叫んだところで意に介しません。そこにブルドック・ウーが見物にやってきたもので、私も口を閉ざすことにしました。鼠は体長10センチほどの小さなやつ。それがまだ生きて逃げようとして・・・ああ、もう動いていません。それをまた誇らしげに放り上げて。そして最後は、私の座る椅子の下に。トカゲのときも、トンボのときもそうでした。私に触らせたいのでしょうか。それとも、私への報恩のお土産のつもりなんでしょうか。嫌がらせでないことを願いたいです。
こんなことはしょっちゅうでした。特に多いのはトカゲ。しかも尻尾がなくなっているやつ。次に鼠。さすがにムカデはよう扱いませんでした。

昨晩、一昨晩と、よその猫がうちのベランダに侵入してきていて、かなりなれなれしくなっています。それに対してオス猫たちは寛容なこと。ウーだけが怒り猛っています。
所詮、白鯨の背中にくくりつけて海中に潜航するエイハブ、どんなことがあろうと覚悟はできております。読者様は同じ列車に同乗なさらないほうがよろしいとだけお伝えしておきます。

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