アイスクリーム (ミントブルー)
もうHPサイトで長年出してるわけですが、反響があったのは初期のときだけでした。
情報の洪水の中では、こんな名作も流されていってしまうようです。
むろんAppneは素人もいいとこ。
しかし心は天使です。
私にとって女性とくれば、天使や女神ばかり。
妖怪にも、ちったあお愛嬌をってことでしょうか。
ありがたや、ありがたや。南無。
カテゴリー: だるまさんがころんだ(猫関連)なのだ
ちょっと童話タイム・・・もうネタ切れ寸前(..;;
金融経済の安定化を見越したか、株、為替とも持ち直してきているようです。
幕閣も幕藩体制を持ち堪えさせようとがんばっておるような。
やればできるというところを見せてくれているんでしょうか。
とはいっても、江戸幕府、喩えに出しているだけのことで、大江戸八百八町は、
非常にエコロジー精神が徹底していたという話です。今は浪費と無駄の腐敗
状態ですから、江戸幕府に対して失礼と言う物かもしれません。
よって、いくら持ち堪えようとしても、やっぱりいきなりドボンを狙っているの
でしょうなと、半分真面目に見ているような次第であります。
今日の日経平均はテクニカル的にも天下分け目・的に思いましたが、如何。
さて、すでにご覧になった方も多いかと思いますが、私がHP開設した初期
の頃、ネットに出そうとさかんに童話を作りました。週1ペースくらいでしたか。
私は童話を作るといっても、教訓なしの作品は作りたくないので、どこかに
教訓めいた主張を封入しているつもりです。(丸見えかも知れんすが)
当時はオゾン層破壊のニュースがけっこう賑わしていたようでした。
それと初めてサツマイモを栽培したときに思ったことと、掛け合わせて作った
のが次の童話。
古いとはいえ今なお主張は健在。
さつまいもと芋虫(いもむし)
作/奥人
そこはいちめん、緑のさつまいも畑で、うねがいくつも並んでおりました。
秋でしたが、日照りの暑い日が続いていました。葉はよく生い茂り、その下
の地面には涼しい日陰ができていたので、団子虫(だんごむし)やはさみ虫
ムカデといったたくさんの生き物がすんでおりました。
あるうねの中のことです。一匹の緑色をした芋虫が、さつまいもの葉を食べ
ていました。でも、この芋虫は、葉に穴をあけただけの分を食べればよいの
に、少し味見してはすててしまい、また次の場所に移動しては穴をあけてい
たのです。
さつまいもは、芋虫に言いました。
「芋虫さん、わたしを食べてもらうのはかまわないけれども、食べるのに必要
な分だけにしてくださいな」
「でも、こんなにたくさんあるんだから、いいじゃないか」
「たしかに、わたしはせっせと新しいつるを出して葉を作っていますよ。でもこ
んなにひどくては、わたしがこまるだけではありません。いずれもっとひどい
ことが起きますよ」
「ひどいことって?」
「神様がねえ、わたしばかりか、わたしたち全体を早々に見かぎってしまわ
れることが恐いんです」
「神様? それ何?」
「あなたはとちゅうから来たので分からないでしょうが、わたしたちを苗から
育て、日照りのときも水を欠かさず与えてくれている、わたしたちの育ての
親とでも言うべきかたです」
「そんなの見たことも聞いたこともないよ。変な言いがかりをつけられるのは
気分悪いなあ。もうかまわないでよ」
さつまいもが何もできないのをいいことに芋虫は今までどおり食べ回りました。
秋も中ごろになって、芋虫はころころと大きくなり、さなぎになる時期が近づい
ておりました。そうした夜のことです。
芋虫は、もうすぐ羽根を持った美しいガとして、ここをはなれていくので、ひと
つ、ここにいるやつらをからかいついでに、日ごろ口うるさいさつまいもをこら
しめてやろうと思いました。
つごうよく、さつまいもは眠っています。下を見ると、こおろぎや鈴虫はさかん
に鳴いていましたが、ほかの虫たちは寝るしたくをしている様子。
芋虫は、今までほとんど無関心だった団子虫に声をかけました。
「おいおい、君たち、顔色がよくないねえ。住むところがしめった土の上では、
病気になってしまうんじゃないかい」
団子虫の一匹が、どこから声がしたのかと、あたりをきょろきょろ見回して、
ようやく上のほうにいる芋虫を見つけました。
「だれだい、あんたは」
「ぼくは、広い国からやってきた、いたってきれい好きで、グルメな芋虫さ。
君を呼び止めたのは、君たちがくらくてきたない生活をしているので、もう
少しましな生活の仕方を教えてやろうと思ってね」
「僕らがきたないって?」「そう。君たちは何を食べている?」
「これだよ」と、団子虫はそばにあった土まみれの腐ったわらをおいしそうに
ほおばりました。
「ああ、それそれ。ふけつだよ。そんなものを食べていたら、病気になってし
まう。ぼくはね、いつもせいけつでおいしいものを食べているから、きれいし
やがて変身してもっときれいなすがたになって、空を飛んでこのふけつなと
ころからおさらばするんだ。君たちも、もっといい食事にありついてみなよ。
きっといいことがあるよ」と、芋虫は、そくざに葉をくりぬいて、下にいる団子
虫のところに落としてやりました。
「これを食べるの?」「そうだよ」
団子虫は、一口食べると、顔をしかめました。
「うわ、これはにがいよ。ぺっ、ぺっ」
「そんなことあるもんか。これが食べられなきゃ、きれいな体に
はなれないぞ」
しぶしぶもういちど食べて、もぐもぐやっていると、ふしぎに甘味が出てきまし
た。
「うーん。食べられなくはないな」
「そうだろう。こんなにうまいものはないんだ。おい、ここまで上がってきてみ
なよ。君のなかまが、どんなにかわいそうな生活をしているかがよく分かる
よ」
団子虫は、ふだん登ったことのないつるを、おっかなびっくり登っていきました。
「おお、すごい。あそこに弟がいる。妹もいる」
「そうだろう。みんな地面にはいつくばって、こんな世界があることなど夢にも
思っていない。君が食べたものは、ほら、この天井いっぱいにある葉っぱ
だ」
「すごいなあ。こんなところに住めたらいいなあ」
「安心して住みなよ。ぼくはもう食べなくていいし、葉はたくさんある。君のな
かまにも知らせて食べさせてやりなよ」
「ああ、みなに知らせてやるよ」
芋虫は、何も知らずに眠っているさつまいもを見ながら、これでうるさいやつ
にひとあわ吹かせてやれると、心の中で思いました。
次の朝、さつまいも畑では、今までになかったことが起きていました。
多くの団子虫が、ぞろぞろとつるをよじ登り、葉という葉に取りすがっている
のです。中には、はさみ虫やムカデまでいました。
さつまいもはびっくりして、「君たち、いったい何をするつもり?」と聞き回っ
ている間にも、葉のほうぼうにはげしいいたみを感じました。
「ああ、いたい。やめなさい。君たちがすることじゃないはずだ」
さつまいもの葉は、あちこちで食い破られ、そのうねばかりか、そのとなり、
またそのとなりへと広がっていきました。
しかし、太陽の強い光が葉のやぶれ目を通してさしてきますと、団子虫たち
は日の光がにがてなため、すごすごと地面におりていきました。
それでも葉っぱの天井はかなり薄くなって、地面には光のまだらができ、つ
いに団子虫の中には、土の中にもぐるものさえ出てきました。
しばらくして、そうぞうしい地ひびきがしてきました。人間たちがやってきたの
です。
「ああっ、これはどうしたことだ」
「ずいぶんひどくやられたな」
「これ以上おいといても育つまい。今日にも、かり取ってしまおう」
さつまいもは、いたみをこらえながら、来るべきときが来たと思いました。
「さあ、だいぶ早いが収穫だ」
「たいして大きくなっていないだろうなあ」
こう言って、人間たちは、つぎつぎと茎を切り、緑の部分を地面から切りはなし
ていきました。地面は、とたんにぱあっと明るくなり、逃げまどう団子虫やムカ
デなどで、てんやわんやのありさまになりました。
別のうねでは、おばあさんが芋をほり、孫が芋のつるとりの作業をしています。
「ばあちゃんよお、おれはやっぱり百姓はしょうにあわないよ。都会に出て、き
れいな暮らしをしたいよ。たいした収穫もないし」
「何を言ってるの。人間は、ひたいに汗して、作物を育てて、自然からとれるも
のをいただくもんだ。それが基本なのさ。どうも近ごろは、世の中がおかし
な方向にいっているように思えてならないね。神様のばちがあたらなければ
いいんだがね」
そのとき、けいたいラジオがニュースを流していました。
「南極上空のオゾンホールの大きさが、かこ最大を記録しました・・」
おばあさんも孫も、何のことかよく分からず、かり取り作業にせいを出してい
ました。
「おお、ここに大きな芋虫がついてら。こいつが食い荒らしたんだよ」と、孫は
芋のつるにつかまってさなぎになろうとしていたあの芋虫を地面にたたき落
としました。
「そうか。さつまいもはこのことを言いたかったのか」
芋虫はこのときはじめて後悔したようでした。しかし、時すでにおそかったよ
うです。次のしゅんかんには、芋の神様の足がおおいかぶさっていました。
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comment
近所の貸農園でサツマイモを作りました。生育は順調でしたが、
無農薬なので、芋虫がつき、取り入れの頃には、
葉っぱという葉っぱは虫食いの穴だらけになりました。
芋虫にも言い分があるには違いありませんが、
穴がどこかオゾンホールに似ているような気がして・・・。
こんな風になりました。
1993年頃に作った童話です。
家庭菜園の現状報告
雨の日の日曜ゆえに何もすることなく、そんなときは農事の報告記事でもと、まとめを書かせていただいたような次第です。写真も雨の今日に撮影したもので、おおかた好条件で撮れていません。(被せも取れずに見づらくて申し訳ありません)
ただいまの菜園メモ
○野菜篇
昨年秋からのキャベツ・・・計10株(仮称 第一世代)
内訳 プランター2株並列 X 2 = 4株
広めの鉢 X 1 = 2株
鉢 X 4 = 4株
うち収穫 5株
現状はこんなふうです。
見てください。この広めの鉢ははじめ2株並列。早々に1株を取り、このようですが、土の厚さは10Cm足らずしかありません。それでここまでいい状態になるということ。(10株のうち一番いい)何が関係するのか。肥料やスペースなのか。
そこで思い立ったのが水耕栽培。耕地面積は日照量を考慮した生育スペースさえあればいい、土は要らないというやり方。マンションや庭の乏しい戸建などでは有効ではないでしょうか。
昨年12月撒きのキャベツ(第二世代)・・・ 計34株
内訳 プランター2株並列 X 10 = 20株
鉢 X 11 = 11株
ダンボール X 3 = 3株
今年2月末撒きのキャベツ(第三世代)・・・今のところ約30株ほどか(発芽後ここまできています)
また、すでにダンボール箱の中で発芽後大きくなっていたコマチネとシュンギクは、多少露地植えしたもののたくさん残っていたので、ポッドに少量のピート土を入れて半水耕栽培へと。(うまくいけば支えが要るようになるだろうな) また、ニラの苗のダンボール床をひっくり返してしまい、救出した苗だけポッドにまとめて植えました。
さらに小鉢植えもいくつかあります。
また、コマツナとシュンギクのペットボトル栽培はどうなるかにも興味深々。(プラカップ栽培だってできるのだから、やれるだろうとの思い)
その他
じゃがいも 種類不明(食用を植えたもの) 大鉢 X 1 露地 X 2
ネギ 大きい種類 プランター X 3 小さい種類 プランター X 1
いちごは昨年の枝延びして定着した株をこのように。(黒マルチ云々はよく分からんのでそのまんま)
あとは、ロケット(発芽中)ってとこでしょうか。
そうそう。昔、山に生えていたのを植えつけていたフキがいまにょきにょき期。
さて、本格水耕栽培への挑戦なるか。
まだ注文した本が来ないので、伊藤さんとこから購入した「いつでもレタス・肥料キット」に親切に添付してあったマニュアルどおり、レタス栽培にとりかかりました。
3/26に撒いたかぶら、チャイブ、スピナッチ、ニラの種はまだ発芽がないが(育てにくそう)、
3/27に撒いたレタスは目下、こんなふうになっています。(育てやすそう)
更なる実験として、あまり試されたことのない(だろう)キャベツの水耕栽培を検討中。
この実験の注目点・・・もしも重たい玉になったとき、どうやって支えるの??
○花篇
花の苗、ただいま生育中です。
ヤグルマギク、キンセンカ、ヒャクニチソウ、アスター、カーネーション
菊の挿しもの(赤紫、黄、白 いずれも仏壇花から)、昨年からの持ち越し株20株ほど。(まだもっこりした状態)
こんだけ作ってどないすんの。しかし、みんな赤ちゃんとすれば、むげに間引くわけにもいきません。
とにかく植え付けるところがありません。またペットボトルでも使ってみましょうか。
球根ではグラジオラス(3月上旬鉢植えもの)1株がやっと表に顔出しました。
ユリ3株。うち2株が地表に出てきているといったところです。
あと、ハーブ(ローズマリー新株3、ミント新株1、ローマンカモミール新株1、ラベンダー古株1)ですね。
以上
ちょっと追記(蓬莱記念)
昨来より「蓬莱」でシンクロがあまたあり、いったいどうしてこれに意味があるのと仰る向きに少し解説しますと、私は2000年に入ってから不思議の渦中に入ったかのようなことが続き、それをまとめた「新神話」なるもののストーリー展開に、実現力を認めるようになりました。
といっても、この新神話、神話空間を対象として製作したものでして、当初はこの世の次元に作用できるとは思っていなかったのですが、まず神話空間に原型が備わってからややあって後にこの世に効果が現れてくるようで、そのような効果を当時から今まで連綿として確かめてきたようなことでした。
その新神話のストーリーの土台になる、正神たちの合議の場がじつは「蓬莱島」であったわけで、新神話には開始の頃からこの場所が中核地として出てまいります。
そして昨今、母の逝去に伴い、たまたまお願いすることになったお寺さんのお名前、お彼岸の夢見、そして今年に入ってのPさんからもたらされた写真の場所情報のことごとくに、蓬莱をキーとしたリンクがとれたようなことで、読者にこの不思議を感じてもらえるのも原点の新神話あらばこそと、再度掲載することにいたしました。
右リンクに加えますので、もしよろしければご覧じください。
庭の菜園の整理
コメントが膨大になるのに何か記事をと思い、こんな話題をコメント受け皿に用意しました。
今日は庭の菜園の整理を昼前からやっておりました。
暖かい日になるというので、こんなときこそとやりました。
しかし、プチトマトはいちど枯れたかと思っていれば、その先から瑞々しい蔓を出して二期作の形を。なんと枯れた先から、いく本も5m以上も伸びて天井をうねり、ジャングルを形成、全貌が掴めないほど。
しかし、もう刈っておかないと、寒くなってしまうので伐採。
みれば、青い実がまだいくつもついていました。
ピーマンとししとうも、まだまだこれからといった様子。
本日それぞれ24個ずつ収穫となりました。
まだ小さな実がたくさんぶら下がり、花すら咲かせようとしているので、もうしばらく様子見としました。
どちらも亡き母が育てた遺産。トマトは、引退期をもろともせずがんばり通した母に似ておりました。
ほら、この茎の太さ。直径2cmです。どこか母の腕に似て。
ちょっとおまけ。
深い深い世界の物語。
アラディア 魔法使いの助けを呼ぶ歌
曲名 アラディア