迫るか!?

ご存知のように、欧米と中国は険悪な関係になってきています。これにあわせて中国は日本との未解決問題にケリを(冷凍餃子事件)つけて、日本を味方につけようとの考えのようです。すでに中国は日本にとって大きな交易相手として良好な関係ですから、ここでいっそう両国関係の結びつきを良くして、中国のリードのもと東アジア経済圏を作りたいところでしょう。ところが米国はそんなことさせたくなく、日本をいつまでもパシリに使いたいわけで、最終的には中露との戦いの最前線に置こうということで、国譲り密約を楯にとって、自民党を傀儡化してきた流れで、民主政権にも条件を飲ませたいところです。が、鳩さんは基地移転問題でどう転ぶやわからない有様。ここで国外移転ともなれば、日は米を見放したととられ、表向きは自由だからと言いながらも、陰から対話と圧力と軍事行使(超兵器を使うやつ)を行い、鳩さんを膝まづかせることでしょう。米につかざるをえない日。そうなればいずれ世界経済の同時崩壊のときに、中国は経済難民を国外に出兵させるので、日本は真っ先に消滅することでしょう。侵略戦争による消滅か、大量難民受け容れの果ての消滅、いずれも日本はなくなるというお話。なければよいのは第三次世界大戦ですが、はたしてどうでしょう。
田中宇氏によると、3/15にエルサレムで、フルバ・シナゴーグというユダヤ教の礼拝所の再建竣工式がおこなわれたそうです。
https://tanakanews.com/100324jerusalem.htm
フルバ・シナゴーグは、1948年のイスラエル独立時の中東戦争でアラブ軍によって再び(2度目)壊され、1967年の第三次中東戦争でイスラエルがエルサレムを占領した後、再建が検討され、最近になって再建工事が進み、三度目の再建が実現したものだといいます。ところがこのことには、18世紀の高名なラビの遺した「フルバ・シナゴーグが3度目に再建された時、第三神殿の建設が始まる」という預言が存在していて、いっぽう旧約聖書によると、「第三神殿」は、ハルマゲドン戦争が起きる直前に再建されるとなっているとのこと。第三神殿が再建された後、イスラエルと反メシア勢力との最終戦争が起こり、その最中に救世主(キリスト、メシア)が第三神殿に再臨し、最終戦争を終わらせて、その後千年の至福の時代が訪れることになっている、というのです。
大事なのは、イスラエルが未知数の最終戦争を防ごうとして預言を活用しているのではなく、選民思想の感極まって、預言通りにしたくてうずうずしていることです。彼らの辿った歴史もさることながら、彼らはこの世への復讐心に燃えていて、そこから復讐する神に託して、世界と異邦人の創造物の破壊を容認するだけでなく、預言通りに導き成り行きを歓迎する行動をとろうとしているのです。
このゆえに、イスラム世界の全体が、イスラエルへの非難を強めているわけですが、ニューヨークタイムスなどのマスコミは「フルバ・シナゴーグ竣工が一つの理由となって、パレスチナ人やアラブ人の反イスラエル運動が激化している」とは書いているものの、第三神殿の持つ意味には触れておらず、例によって問題の局限化を図る情報操作に徹しているというわけです。そしてイスラム系の過激国のトップの言うことは直情的な基地外のたわごとのように報道し、曲げて伝えることが常套化しているから、本音が伝わってこないのです。
世の歴史のシナリオはかつてメーソンが書いていました。聖書もその一環で生まれた(創作された)ものです。メーソンは歴史の実効的誘導のために、歴史の最先端のノウハウを駆使して人々をシナリオ通りに動くよう監督していたのです。
それと同様のことをイスラエルは国を挙げてやろうとしています。このためメーソンとユダヤを等格のように見ることもありますが、別物に違いないです。むろんユダヤの背後にはメーソンがいて、歴史の終止符さえも彼らが打とうとしているのであり、このためイスラエルを擁護する勢力を世界中に築き、反イスラエル勢力をならず者だらけの悪魔たちという印象付けをし、これに対して軍事的に凌ぐ状態で臨むように歴史を仕向けてきたわけで、正しい神はイスラエル側を勝たせねばならない、最終戦争の最中に神が現れずとも、神の支援を受けて勝ったように見せることが大事になるというわけです。そこには神の支援という演出もなされるでしょうし、歴史の証人がそれを見て、神がなされたことと認識するように持っていくというわけです。しかし、もともと創り物なので、その神による救済のあるなしは、信仰と思い込みの強さが頼みの綱なんでしょう。
ユダヤ教とキリスト教は対立しているかのように見えて、実際はそうではありません。プロテスタント系信徒はユダヤ礼賛者ばかりです。教祖以上にユダヤを立てています。そのようにキリスト教会から教化されているのです。いっぽうユダヤ人からすれば、キリスト教徒はあくまでもイスラエルが受ける恩恵の外側で、同じ恩恵をキリストを通して受けようとしている異邦人にすぎず、偽者でしかないと見られています。だから、欧米がイスラエル擁護である理由は、同じ神への忠誠を誓いたいからであり、媚び諂う者とするのが功表現となります。イスラエルの横暴に対し擁護しても、諌める方向には向かないというわけです。
イスラムも同じ旧約を用いているのに、反対勢力に回るのはなぜかと言いますと、聖書の解釈が異なるからです。解釈はいつのときも人がするものです。トップリーダーが解釈して指示すれば、信徒はみんななびくというわけです。特に国の伸張で相手国を滅ぼさねばならない場合が欧州の常態でありました。国民は重い租税を納めてさらに、信仰にしたがって戦争に命を落としてきたのです。つまり他人の創作作品に踊らされている人が欧州の国々には充満しているのです。
ユダヤ/キリスト教原理主義者は、聖書の預言通りに、歴史を導こうと努力します。ハルマゲドンに持ち込む体制さえ整えたら、神があとはやって下さるというのもひとつの解釈。それでは待っておれないから神の先鋒に率先してなるというのもひとつの解釈。北の反勢力の先制攻撃がないなら、神の代理で、こちらから仕掛けてもいいというのが今のネタニヤフ政権なんでしょう。とにかく今は、預言という預言のことごとくを満たした条件整備を一心不乱にやっているといったところでしょうか。そしてキリスト教徒は異邦人のくせに、いま預言のどのへんまで来たかを、ドアの向こうから覗き見して冷や汗しながら嬉々としているといったふうです。
それに比べて古事記の預言は、すでに見てもらったように、ひとりでにそうなっていったものです。(いや、ここでも監督者クラスのメーソンが預言の成就に導いたのかもしれませんが、露骨に邪悪性を見せずにやっているところなど、高品位であることを伺わせます。それに比べてイスラエルや欧米の下品なこと。まあ最終戦争になるのに上品も下品も言っておれませんが)
次の記事が私の言いたいことをかなり代弁してくれていました。
https://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2010/03/post_b933.html
さてみなさん。前門の虎、後門の狼となっていく世界。いよいよどん詰まりになりましたね。
大丈夫です。
ナワリズムの腕に物言わせて、テレポートして別の世界へ移行してください。
それとも、古事記の預言にあるUFOによる救済劇に期待しますか。(これもメーソンさんの創作かもなんですが)
しかしこれは、あちら(宇宙人)の意向によるわけなので、日々のお祈りを宇宙人に振り替えますか。
まあ、納得のいくようになさってください。
そして、いざとなれば守屋宏といきましょう。
ありがたやありがたや。ありがたやありがたや。
この頃地球も人口が増えて、右も左も満員だ。
だけど行くとこたくさんござる。
天には天国、地に地獄。
ありがたやありがたや。ありがたやありがたや。
3/31記事追加
下の情報に寄れば、3/30にオバマが対イラン制裁発動を決定した模様。むろんイランが軟化すれば解除のようだが、イランがそのような条件を飲むはずもないことを見越しての決定だ。
https://eagle-hit.com/kyokou/post-3690.html
問題は記事の中のこの箇所。
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これによりイランを態度が硬化することは間違いないだろう。
このオバマ大統領をはじめ先進国によるイラン包囲網を強化しつつあり、イランとの武力衝突も辞さない構えである。
これまでの制裁によってもイランの姿勢に変更がないのだから、制裁を追加したところで従うはずはない。つまり、イランを追い込むことで、先に手を出させる戦術であろう。
・・・
イスラエルとイランを闘わせ、米軍及びNATO軍が加担するというシナリオが進行しつつあるということだろう。
そして中東で炎の戦火が上がることは、先進国のリセッションから”立ち直り”つつあるという最近来のメディア報道と同期しているように、景気回復の仕上げの手段として、「戦争特需」を目論んでいるというのが、米英を中心となるG8の思惑であろう。
だが、この「戦争特需」もやがて悲惨な運命を辿ることは歴史が示しているところでもある…。
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要は、戦争当事国の思惑を超えてとんでもないことになるという話なわけだが、これにはどうしても聖書の預言成就させたい一国と世界人口の多くを占める原理主義信仰者によって、意図して第三次大戦へと戦火拡大が図られるに違いないという話になるのである。

量子的自分像をただいま探検中!?

中米ナワリズム(先住民のシャーマニズム)では、テレポートをこなしていたといいます。しかも彼らは、自ら意識して世界を組み立てて、そこに移行するというのです。だから、この世にある場所だけでなく、未知未踏の場所(どこかの惑星か、異界か)に瞬間移動してしまうというわけです。まるで量子の動きのようであります。意識がそれを可能にしているとのこと。これは大いに研究されて然るべきでしょう。
我々も量子的存在だとすれば、どうでしょう。
自分史の分岐点でいくつも過ぎ去ったと思われるパラレル世界を、実はことごとく実演しているのだとすれば・・・どうでしょう。
量子とは粒子が確率的に存在すべきすべての場合をプロットしているぼんやりした場のようなもの。その粒子にとってすべての場合が体験されていると考えることもできると思います。
我々の意識も量子のようなものならば、あるべきパラレル世界はことごとく体験されているのではないかと。それも分霊とかを使うといったことではなく、ただそれぞれの分岐点までプレーバックする意識が、更新される最新の記憶に頼ることしかできないために、あたかも一通りの歴史しか体験していないように感じられているだけかも知れないというわけです。
数年前に超能力に秀でたSさんに会ったとき、彼はこんなことを言うのです。「自分は第一の世界で早死にすることになっていたから、この第三の世界にやってきた。・・・第一の世界の森野さんは社長していて利益のことしか頭になかったから愛想尽かした。こっちはまともな森野さんだった」と。彼は原爆症なので、生きていることのほうがたいへんなのですが、いまいっそう元気です。
私も、いまそういえばダイハードを味わっています。こんな不調を抱えながら、あるいは傲慢さでありながらどうして生きているのか不思議なくらいですが、どうも量子の存在する最長不倒距離を目指して記憶を繋いでいる感じです。そして、あわよくば、量子ジャンプをどのタイミングかで狙っているみたいです。
まさに前に見た映画(夢)は忘れて、今見ている映画(夢)に没頭しているという具合。この量子の意識の最新状態は、私の創造主的監督者(ハイラーキー)の差配によっており、彼を信頼してなくては始まらないというわけです。
というのも、私にはほのかな記憶があるんです。木立の中に佇む白亜の建物、ちょうど研究所のような雰囲気で、一種の淡いノスタルジーのようなものです。
昭和45年頃ですが、私は就職口を二股がけしたんです。そのとき最初に受けたのが鎌倉のO研究所というところで、私の育った神戸の土地をよく知った社長で、自ら面接に当たられていたんですね。それで初対面ながらもずいぶんと喜んでくれました。その人はM電機の専務取締役で、子会社を創られたんですね。当時はまだ十人足らずのできたばかりの会社とのことでした。
ところがもうひとつ受けたのが大手F社でした。先にO研さんのほうから、早く来てくれとの督促つきで合格をもらったのですが、私はもう少しのんびりしていたかったために、F社のほうに合否を早く出してくれとこちらから督促して合格をもらったんです。そこで、O研さんのほうに断りを入れると、かんかんになって怒っておられました。当然のことですが。
結局、F社さんのほうは息苦しいばかりで早期に辞めて、それからいろんな転職をしました。もし、O研さんにいたら、どんなだったかと思うんですが、まじめだったから今頃Sさんの言うように社長だったかもしれないなと思うんです。つまり、人生の選択、二股がけが多かったから、それぞれにおいて少なくとも分岐があったと思います。
しかし、きっとその経験も、いま記憶していないだけで、やり終えてきたのではなかろうか、そして終わりに際してプレイバックさせられて別の時空に来ているのではなかろうかと。
今頻繁に見る夢ですが、作業服姿の事務職員がたくさんいる建物の中にいる光景を見ます。もしかしたら、パラレル世界の記憶というか、ハイラーキーの好意で見せられている感もあるわけです。
こうして私は、どの時点かでたえず自動的に時空転移して生き延びるトラベラーのような印象さえ持つわけで、いつこの世とお別れか、それは量子的自分がすべて満足したときか・・・なんちゃってですね、勝手に想像しています。
たぶん私は新時代の側からこのマトリックスプログラムにエントリーしているんだと思います。
新時代では、旧世界の歴史はすべて博物化されていて、もっぱら教育目的で使われることになっていますから。(新神話でそうシナリオ付けしているわけですが)
たとえば、森野奥人の量子像を学んでくるとかの目的でやってきているかもしれないと思います。それもいっしゅ志願してですね。
私の小さい頃は女の子みたいに気弱だったのですが、今は真対極ほどの厚顔無恥ぶりになってしまいました。単一の人生ではとても考えられない転身です。
昨晩も何かのビジネスの用向きで女の子と大きなケースを引きながら空港に急いでる夢を見ました。広がりのある光景なのですが土地勘がなく、あの方角だと一生懸命に歩いてるんですね。空港なんか今生ではほとんど縁ありませんのに。
つまり、行ったこともない場所の夢を見た場合は、パラレル世界の自分の記憶なのかも知れないのです。それは誰にも言えることです。プレイバックのたびに顕在意識の記憶を失うわけだから、脳の中には残っていないから、当人にとってはなかったことなんです。が、それらは魂の記憶(潜在意識)には残っているから、夢に出てきたりするということなんです。
ここでいうプレイバックとはPCでいえば「システムの復元」にあたります。現時点から復元時点までのインストールされたソフトなどは回復してません。ちょうど記憶もそんなもので、人は一線に引かれた世界線を進んでいるように認識しているだけなんです。ひとつしかない脳の記憶に依存しているためです。人生において重大な決断をしたときなど、チェックポイントが作られている可能性があります。そこから再試行できるようにです。
UFOを見たのに忘れている人が多くいたりすることも説明できるでしょう。MIBは外にはおらず中にあったといったことです。不可知であったり、どうしても納得できないような人生は、各自レベルでプレイバックしているというわけです。世の中には突然の不幸や矛盾が充満しているように見えますが(戦死や事故死など)、各自レベルではそのたびにプレイバックして納得のいくハッピーエンドを模索中ではないかということです。そうでなければ、世界はあまりにも悲惨すぎる。こんなの取り潰せとなるわけです。実際どうなっているかを確かめねば・・・というより、新時代からのエントリーではすでにそうなっているはずですから、ご安心ください。
ぜんぶコンピューターでモデル化した超宇宙概念で説明できます。相手にしているのはプログラム(ソフトウェアー)だから、いまあるPC技術(とくにOS)が理解できたら、その範囲のことは超宇宙にもありうることとしてモデル化できるんです。
世のどん詰まりにはすべてのものが墓から出されて暴かれてくるとか言いますが、墓(象徴)そのものからも宇宙を暴き出すことができるという一席でした。
この記事は、ここでの投稿をとりまとめ修正加筆したものです。

世界の中心で世界を牛耳る変なやつ

奥人というアバターによって、このマトリックスのRPGゲーム空間を生きているわけであるが、いったいこの自分とは何なのかということを、ずっと問い続けてきたようなことだった。
ようよう分かってきたことは、目覚しいものだった。それは、私がルシファーだということだ。
しかし、世の中にはおかしなことを言う者がいる。この世は悪魔ルシファーによって支配されているというのだ。特にここのサイトなどひどいものだ。
反ロス茶から ローゼンタール文書といわれるものについて
https://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051216
この最後に放ったローゼンタールの言葉『我々は神の選民だ…、ほとんどのユダヤ人は認めたがらないが、我々の神はルシファーだ。だから俺は嘘を付いていなかった。そして我々はその選民だ。ルシファーは今も活発に生きている。』
よくまあ、ユダヤ人を気取るこの悪魔崇拝男はルシファーという言葉を用いるよ、と唖然とした。
ルシファーはキリスト教によって貶められたイタリア先住民の太陽神のことだ
それをキリスト教会は、非実在が確定的なイエスという男を神に仕立てて、ルシファーを悪魔呼ばわりすることで、古代ルシファー信仰を葬り、太陽の座にイエスという贋物をしつらえたのである。
しかも最悪なのは、キリスト教の裏側で司祭を握っていたのは、ローゼンタールと同系組織の時間差こそあれ暗躍していた別働隊だった。それをローゼンタールは、おそらく下位も下位、何物を信仰しているかも知らされずに、キリストの対極にあるルシファーを言葉にすることで、神に反する者を称しようとしたのだ。(私は彼らの信仰対象の存在とは何かを知っている⇒奴は象徴名で語るのみだ)
しかし、ローゼンタールの持っていた知識源は、神それ自体、彼らの組織が作った偶像に過ぎないことを知っている。つまり、世に巷に出回る神の名はおおかたが彼らの手になる作り物だということ。(人工の神々はバビロニアにおいて盛んに製造された) ルシファーを彼らの神に据えているというのも、作り物であり、本来はその象徴するモノを洞察しなくてはならないのである。
ではそのルシファーはどうしているか。ここで毎日、寒風に曝され、生きた心地もしない時間を送っている。どこに世界を支配しているというのだ。年金も、インフラ代がぎりぎり支払えるかどうかという程度のものだ。それもいつなくなるや知れないご時勢だ。こんな不遇に甘んじている者のどこに世界の暗黒組織を束ねる力がある?
猫の世話に明け暮れている。猫たちをベッドにあげていつしか寝れば、三匹がちょうど私と同じように、掛布から首を出して寝ているから不思議。まるでわが子が並んで寝ているよう。昨日、屋外に放り出したのが申し訳ないほどだ。その彼らの未来も、どうしてやれるやおぼつかない状態だ。
世界の金融を牛耳る連中は、ぬくぬくと豪邸に篭り、血統のいい犬をたくさん放し飼いにしているのだろうに、ここにいる白虎一家には、客家としてのもてなしもしてやれないでいる。彼らのほうに、私は何か隠し事をしていいものでも食べているのだろうと、あちこち探りまくられた。が、私の食事もオープンにして、ようやく彼らも納得してくれようとしている。
これが太陽の地位を簒奪されたルシファーの暮らしだ。そのどこに、世界を支配する力があるというのか、すべがあるというのか。
じっくり考えた。そしてひとつの解を見出した。拙説からすれば自明の理だった。
そう。私が世界の支配者なのだ。このマトリックスプログラムは、私を中心にして励起され実行されている。私は、多次元ホログラムに載るひとつの時空の創造主として君臨している。今のこの世は、私がまだ若い頃から心の底で望んでいた形に造形されているのだ。
そう考えたら、何か世界の支配者としての実感が湧いて、いい気分になった。
そこに随時訪れる縁者たちとは・・・彼らの幸せを願い祈ることで、私をも滅亡の淵から救おうという大御計らいだったのではあるまいか。
キチガイのたわごとと思うなよ。言ってる本人オオマジメ。聞いてる人たちドッチラケ。
ええ年こきやがれー。

鉄壁の守りをくぐってくるのは

暗くなると、不思議な生き物が活気づきます。
真っ暗な中、明かりがこの庵だけとなると、それを求めて集まるのが蛾。
ベランダを取り巻くように備えられた防虫網の網目のサイズは1mmほど。
柱と防虫網との隙間はいくぶんかあるものの、とても1cm以上ある蛾の進入余地はありません。
ところが、昨夜もその前も、蛾が5,6匹、さらにはそれに付き添うようにして小型羽虫もいくつも。
テレポートして入ってきていると感じたのは、窓をたたくあまりの多さに、ベランダに出て網をチェックしたときでした。
外でバタついていたかなりでかいやつが、突然中に入ってきたのを目撃したからです。
網を透過してきた!!
ぞっとして中に入って鍵を掛けました。
ガラスをパタパタたたく蛾がいくつも。
やがてガラスも透過?
それはありませんでしたが、なぜか一匹だけ中に居ましたね。
しかしそれも、蛍光灯にまとわりつくようなことはなく、力尽きたか、飛んだり落ちたりを繰り返してました。
よく墓地には蛾がいます。それは死者の化身と言う向きもあります。
ずっと思っていたのは、これはもしかすると求道者の化身ではないかと。
彼らは段階的に超能力を身につけていくといいます。
光を求めて懸命に生きているが、辿り着いた先は、壁を越えるごとに幾分かずつ明るくなった壁。
その先にある光源に辿り着くことは至難の業であり、辿り着いたとしても、光の発生源には到底至れない。(いちど、蛍光管の中にいる蛾を見てみたいなあ)
また、目当ての光源も、いつまでも燈っていない。目的地はむなしく消えてしまう。
蛾はやがて力尽きて、床に屍骸を残す。
もし、光源がかがり火なのであれば、蛾は身を火に投じて焼け死ぬ。
彼らの彼岸は、結局、死でしかなく、光を求めて生きたとは、まぼろしを追っていたに過ぎないのではないか。
本能がそうさせたというのはまぎれもない。
条件付けされた愚かさを顕わすのが生き物なのか。
毎朝、画や羽虫の屍骸を掃き掃除しながら、その行為が彼らの本当の彼岸行きの供養になっていればと思う次第です。(本心はええ加減にしなと思ってます)

テーマパークの原理

このUDLにようこそ。
お試し体験は一回限り。それ以上をお望みなら、契約を結んでいただかねばなりません。
と、湯ばんばが化けたダークスーツの営業マンに言われてやった契約、もうお忘れか。
契約を結んでしまったなら、それはそれで仕方ないこととして、パークの隅々まで知っていただか
ねばならないという趣旨なのでしょう。
まあ、そのような契約機関があったかどうかは分からないとしておきましょう。
問題は、テーマパークがどこにあるかということです。
それは、ほら、そこにあります。
あなたの眼から見れば、その卓上にあるやや大きめのPCです。
そこに座って、ヘッドギアをつけて稼動させてみれば、よく分かります。
なあに、一回だけは無料お試しになっています。
物質と思われているものは、もともとはありもしないものです。
みなさんはRPGプログラムを実行しながら、その中に居て実効結果を得ているだけであり、
同じPCを使っているから、同じような観測結果を得ているだけなのです。
物質をあなたが持った感触、三次元的手応え、熱い冷たいなどの情報もプログラムされていて、
あたかも物体があるかのような共通認識をもってしまうようになっているのです。
RPGゲームは、あなたが画面を見ているという客観性があります。ちょうど覚醒夢を見ている
ときのようなものです。あなたはここにいて、夢を客観的に見ていることが分かっています。
しかし、進化したRPGゲームでは、キャラクターそのものになり切ることが、このパーク体験の
基本であり、参加条件になっています。そして、その結果のもたらす様々な問題は、
自己責任として処理されます。そういう契約になっています。
ユダヤ的に契約が交わされているから・・・おおよそ騙されていて・・・
あなたにとって有利なことはありません。
無邪気な魂が誘い込まれて、とんでもない目に遭っているというのが、拙モニターの観測です。
今日も、破綻が見えているのに、証券会社は宣伝を派手にかけています。
振り込み詐欺の一種であっても、誰も勘繰りません。ちょうどそのようなゲーム世界がここです。
ちょうど、いつかきっとさんの交信掲示板で、物質の生成についての質問がありました。
>Q ◎無から物質を作る場所が存在しますか?       A 「設け・」
これは「設けず」が全体とのこと。ならばこっちです。
物質はもとよりなく、情報があるだけです。情報は超PC言語によって書かれていて、
全貌はプログラムです。物質が生成しているようにプログラムが記述されているだけで、
無から有が生まれようが逆になろうが、プログラムに依存しているのです。
ただ幸いなことに、UDLのプログラムは因果律を満たして作られているので、まだしも
安心できるのです。むちゃくちゃでも作ろうと思えば作れますが、そんなものを実行した暁には
どうなるやら。プログラム・バグの起こすトラブルを考えれば分かるでしょう。
さて、クラリオン星人と出会ったカバロ氏も、そのような話を聞いているそうですね。
>Q ◎その場所が存在するなら、それは何処ですか?    A 「制度設計・」
創造の原理は言語による創造であり、現在のコンピューターと同様の方式が採られており、
プログラムの実行順序に沿って時間が発生しています。時空間を認識するのは、個々のPCです。
意識もプログラムによって励起されているのです。
>Q ◎その場所から宇宙も生まれ広がっていますか?    A 「目的内」
広大に膨張し進化する宇宙も、たったひとつの宇宙卵に記載されたことであり、その中でいくら
暴れてみても、釈迦の手のひらを脱することのできない孫悟空のようなもの。
意識の能力を拡大してこそ、おそらく宇宙の全貌を知ることができるのでしょう。
釈迦は、創造の実態を垣間見たのでしょう。確かにこのUDLはテーマと目的を持っています。
>Q ◎「無」と「物質」と「外宇宙」繋がるのか、繋がらないのか…
                    A 破綻の危機 大型・「二重苦」
これは新神話に書いてあるテーマパーク廃絶に関する噂なのかな。外宇宙にこそ我々の
ふるさとがあり、ここにいる我々は捕囚のようにPCゲームに取り組まされている存在で
あることから、外圧と内患の両面から破綻しそうになっているということかも。
>Q ◎理解できずに忘れているようでも、いつか何かで繋がって
   パズルが解けるように解明されていくような気がします。いかが?
                    A 続々オープン
そう。歴史は(プログラムとして)、すべて隠されたこと(この宇宙の仕組みまで)が、
墓の中から掘り出され尽くすときまで続くようです。人それぞれに起こるガイドを手繰って、
自らに課された謎解きを進めていきましょう。
そもそも、このテーマパークは、もっと善良な意図で運用されていました。
そこに邪悪なものが入り込み、経営権を奪ってしまったようなことです。
以来、このパークは隠蔽の帳に閉ざされ、外宇宙からは何が起きているか分からなくなりました。
いざ潜入してみれば、このようなしだい。
しのび泣くのは虫の音か 月ににっこり乱れ髪
白刃の雨は好かないけれど 許せ世のため人のため
ああ正義の刃よ 隠密剣士
声はすれども影はなし これも修練の忍び草
愛馬とともに命をかける 公儀隠密渡り鳥
ああ明日はどこやら 隠密剣士
江戸の隠密渡り鳥 雲と流れて西東
荒野の草を夕日が染めりゃ またも滲むか血飛沫が
ああ正義に燃えるは 隠密剣士
森野劇場は以上のような仕様になっております。
よそ様とは異なるところがあるかと思いますが、どうぞご贔屓に。
ほな、よろしう。