最高の男っぷり

道満の技で台風4号を呼び出してみたら、実に紳士だった。
もちろんいでたちはノンネクタイ、俵屋宗達の風神みたいだが、前回の地祇と違って、ちっとも恨みがましくない。
本土北上は困る旨話せば、なんと素直に応じてくれることか。
前の時は恫喝しなければならなかったが、それどころか敬語でのやりとりになってしまった。
ホントに大丈夫かなと思って見ていれば、あの赤い同心円がかかってるというのに、ほとんど無風で雨もない。今のほうがよほど吹いているくらいだ。
青空が覗いたときに東を見れば、裸の堂々とした背中を見せながら、ずしずし歩いているじゃないか。
思わず、感謝の手を合わせたよ。
男だよ、男。彼は男の地祇の中の男だ。
家庭菜園、助かった。(^^;;

夜明けの旅烏

どこから来たか分からない。
どこへ去るかも分からない。
放楽に生まれ放楽に生きて放楽に去っていく。
手掛かりの路傍に置かれた魔方陣。
意味するところに従い、どんな役柄でもこなす隠密。
ご公儀の仕事がひとまず終われば、結果を見守るのみ。
ふっと一服する間がとれたようなものだが、関わりもとれたようなもの。
そのとき隠密剣士は、少しも後を振り返らず、
馬を下りて三度笠に身を包んで、明日を風任せの旅烏。
人呼んで夜明けの旅烏とは、あっしのことでござんす。
八重歯のあわさいに楊枝をくわえれば、ぴったりなんでさあ。
なに? うまくいった? そうですかい。それはよござんした。
しかし、もうこのあっしには、関わりのないことでござんすよ。

天孫降臨間近を物語るか・・・アメノウズメのシンボル

M総合研究所さんのところは、啓発に満ちている。
7月6日付記事でこんなUFO映像の紹介があった。

マガタマ型に見えるUFO(Spiral UFOと言ってる)は、むしろ日本神話のアメノウズメ。
太陽神がお隠れになった、さ蠅なす高天原で、敢然とストリップショーを披露されたアメノウズメ。
こうして神界に再び太陽が現れるという筋だ。
さらに天孫降臨してくる先鋒に立つアメノウズメの悩ましい姿に、サルタヒコは面負けしてしまうんだよね。
天孫とはこの場合、宇宙文明のこと。
いよいよ近いね。
頼むよ、サルタヒコ。ちゃんと仲介者としての交渉能力を発揮してくれよ。
なお、アメノウズメの意味するUFOの稼動のあらましは、神話の解釈として、
https://ufocolumn.blog2.fc2.com/blog-entry-273.html
にしてあるのでね。
いささか異なる方向からの超空間航法へのアプローチでござるよ。(^^;;

優曇華の花

たま出版のBBSにすごい写真を発見。
碧眼の転輪聖王が宇宙に開いた覗き穴から各自にどうしたいか問うておられるような印象。
https://tamabook.com/scb/up/1183654249.jpg
-引用-
この写真はNASAの天体望遠鏡で撮影されたもので、3000年に一度と言われている大変珍しい現象です。
これは「神の目」と呼ばれています。
この目を見つめる者には多くの奇跡が訪れるといわれており、見るものがこれを信じる信じないは関係なく、7つの願いが聞き届けられると言われています。
この知らせを、「そのかたの願いが叶いますように」と思いを込めて、たくさんの方にシェアして下さい。自分だけで独り占めはしないこと。
今日から七日までが最も強いパワーだそうです。
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三千年に一度とはまた奇遇。
そこで拙い一首を。
蓬莱の乙姫言依す玉の枝この七せきに優曇華の花
また、周の時代の武帝に、三千年に一度だけ生る仙桃の実を献じた西王母は、世を言祝ぐため、実を携えて再来することを予言して去っているともいう。
奇しくも武帝(紀元前1000年頃)から、ちょうど三千年になる今日この頃とは相成れり。
また、日本神話の桃の実とは、UFOの隠語でもある。三千年前の西王母は果たして何を献じたのか? 孫悟空は何をパクったのか?
⇒ 古事記が預言していた現代
人はよく、願うべきことそのものを知らないという。
まあそれはこういう次第だから仕方ないこともあろう。
三千年に一度の好機ゆえ、だいじにしていただきたい。

神話の縁

今朝の4時半から6時までの間に奇妙な夢を見た。
私が赤ちゃんを運ぶバスケットを抱えて病院の中にいるのだ。
むろん、バスケットの中には赤ちゃんが眠っている。
ある部屋の前で、一人の医師が「私○○に一票をお願いします」と、小切手を差し出してきた。そして「よろしく」と何度もおじぎしている。金額は1万いくらかが書かれていた。何かの選挙が近かったなあとは思うが思い出せず、夢の中のことなもので支離滅裂。
思えば昨日、かつての同僚の海幸彦が、何ヶ月ぶりだろう、電話してきたのだ。頼まれてくれなどと意味深なことを言うので、聞いてみれば、つきあっている女性が妊娠してしまい、どうすればいいだろうかという。誰にも相談できずに、私のところにかけてきたのだ。
この女性は50歳以上。どちらもが不倫の関係。お互いばれたら紛争程度で済まない。もしよければ子供を引き取ってくれとまで言い出した。
私は、それは物理的に無理だと断り、高齢出産の危険性も考え、ついつい中絶を勧めてしまったのだ。4ヶ月では手遅れではないかと言うので、急遽調べ、手遅れではないこと、費用のことも教えたわけだった。
しかし、後で考えてみると、とんでもなく無責任な回答。
海幸は何度もこの手の失態を演じているが、神話的には我が兄なのだ。中絶される子供は、いわば兄の子。簡単に解答したものの、殺される子のことを思うと、悲しくてどうしようもなかった。
そこでどうしてやればこの関係を丸く収めてやれるか知恵をひねった。私にできる神話の中で、昇華することを考えたのである。
子供にとって、私生児になる境遇もさることながら、今この世に生まれても、まともな生存期間の保証もなく、世相は悪化していく一方とすれば、むしろ可哀想である。
この世での生を絶たれても、新しく輝かしい時代の地球で生を受けるならどうだろうか。子供には幸せであって欲しいから、勝手だがそうさせてもらうよ。そのように誓いを込めて神話に設定した。
赤子を預かったのは、その晩の明け方の夢の中においてだった。
私はこの赤子を、必ず新しい時代の地球に連れて行く。
そして、地球の家族となる喜びを味あわせてあげるのだ。