スサノヲの冥界下り

地球神界では、困難な中にも建て直しの努力の動きがあった。
スサノヲはすでに顧問となっていた方士に、母イザナミをどうすれば黄泉の国から救出できるかを問う。
「こしゃくなネアンの奴がほざいていたのだが、わしにそんなに母のことが恋しいなら、自分で助けてはどうなのか、とな。それもそうだと思ってな。もしそんなことが できるのなら、どうすればいいのかのう」
方士は、満面の笑みを湛えながらこう言う。
「ほほう、その気になられたのか。それは簡単じゃ。なあに、下界の誰ぞかに神話を書かせればよい。あんたの御母救出の神話をな。それは旧神話に追加されるべき武勇伝神話になるじゃろう」
「誰が書いてくれるというのか」
「ネアンでよいでしょう。下界でそのことに気づいたのは、それを仕組んだ邪仙系統の者を除けば、今のところネアンしかおるまいて」
「そ、そうか。あいつ、わしに対してはけっこう不敬だから、このやろうと思っていたのだが」
「そんなことはありませんよ。ネアンはあなたにはずいぶんと感謝しているように、私は見ておりますが」
「ならばいいのだが」
こんわけで、ネアンはどちらから依頼されたかはわからぬが閃きがあり、スサノヲのために御母イザナミ救出の神話のシナリオを書くことになった次第だ。
神話の作用機序について改めて
ここで少し旧神話にまつわる話をしておこう。
すでに前章までで述べてきたとおり、神界の神々を下界から与えた神話で縛るという設定が天仙主導でなされている。その縛りは、呪術をかけた天仙が一掃され ない限り、遺っている。いずれその工程に入るのだとしても、天仙の最後の足掻きで、どんなとばっちりを世界に対して及ぼさないとも限らない。
よってここは、神話呪詛には別の神話で対抗させて置き換えるのが望ましい。その中で、できることなら神話呪詛を施している側の力を弱める手立てがあろう。
そこで新神話の創作が肝要となる。
そもそも、別紙であげつろっているように、旧神話古事記などには、国祖神とそれに連なる直系親族に対して殊更強く呪縛が施してある。
呪詛の強い順で行くと、国常立神、豊雲野神、お二人の直系の子イザナミノミコト、またその直系の子のアマテラス、スサノヲ・・・ということになる。
国祖神は身体を切り刻んでバラバラにする呪詛、二手に分離する幾何学呪詛、言葉の封印呪詛、更には XXXXXX呪詛という具合だった。
その子イザナミには、神の身にありながら死に、再生できない境涯にされ、神話によって黄泉の国に閉じ込められるという残酷な呪詛がかけられた。
それもこれも、日本神話として確立されたときから神イザナミは呪縛され始めたのであり、そのお蔭で、現代において人類に最大不幸を呼ぶ、黄泉の国の世相が顕現するに至ったのである。
これにも邪神とその背後にいる邪仙を退治することで、彼らの張った呪詛結界を無効化し、イザナミをお救いする(解放する)という手法がある。
それはすべての神話や呪詛の解除になることなので、抜本解決になるのだが、いかんせんハードランディング。いずれそうすることが絶対手段になるとしても、ここはスサノヲに男の花道を用意する ことで、多大な恩義に報いたいわけである。それがこれから述べる、スサノヲの母イザナミ救出物語だ。
それがもし成し遂げられたなら、世界は今のままにして救われることになるはずである。
ネアンの側から提供するソフトランディング法になるだろう。
しかし、ほんとうに最も良い方法は、抜本解決とそれに伴うクリーンな新世界構築である。宇宙ごと取り潰してシャットダウンしてしまうことが、禍根をすべて断った早期解決の方法になることは紛れもない。
いずれそうするとしても、ここは最後、この世界でようやく叶うような、勧善懲悪美談にもしたいではないか。それをこれからご披露する。
スサノヲの母イザナミ救出作戦
スサノヲはその年の大型台風◎号に乗ってネアンのところを訪ねた。
ネアンは台風が直撃コースになりそうな場合はいつものように、台風に対して申し入れをする。
すると必ず、台風は勢力を部分的に弱めたり、コースをずらしたりして、ネアンに実害のないように図ってくれるのが常だった。
今回も直撃の予想ルートを気象庁は示していた。ところが、そのときを狙ってスサノヲは、ネアンと会談しようと思っていた。
やがて◎号は勢力を拡大し八重山諸島から向きを本州方面に変え、いよいよネアンの住処に近づきつつあった。
ネアンは台風◎号を呼び出して言う。
「台風◎号よ、私はスサノヲ様の知り合いだ。ここに住んでいるから、力を加減してくれ」
すると確かな手応えが。
「おお、わしがスサノヲ本人だ。いつものように依怙贔屓してやろう。その代りに頼みがある」
「はあ、どんな頼みですか」
「実は我が母を黄泉の国から連れ出したいのじゃ。どうすればよかろうか」
「うーむ、そうですね。シュメール神話など中東系神話では、パートナーによる連れ出しが成功しています。が、日本神話では失敗しています。これを改訂する か別神話で置き換えるかして、いわば神話空間の手術を致しますと、うまくいけば改訂後のシナリオが適用されるのですが」
「簡単なものでいいから、お前がやってくれまいか」
「簡単なものとは言いましても、論理的に筋道が立っていることが重要です。そして、出来あがったシナリオに沿って、神々に共演願わねばなりません。あなた様ばかりか、母様や父様にも参加願わねばなりますまい。シナリオは出来ても、うまくいくかどうかは、神楽舞がこなせるかどうかにかかっていますが、おできになるでしょうか」
「母はそちも存じておる通り、黄泉の国の最深部で朽ち果てつつある。父は清潔観念症で黄泉など誰が行くかなどと言っていた。難しいのう」
「大丈夫です。少なくともあなた様が黄泉に行くことができるなら、お父様がダメでも可能です。シナリオにはお父様も含めて記載することで、筋書きであなた様を 最後までサポートすることはできるでしょう」
「そうか、やってくれるか。わしは決断したんじゃ。母者が不憫でならんのでな。黄泉の国にはまだ立ち入ったことはない。その傍の堅洲国にいて、いつも壁を 隔てて母者の名を叫んでおるが、まだ一度も返事がない」
「新神話として丹精込めて作らせていただきますゆえ」
「うむ、頼むぞ」
スサノヲの冥界下り
スサノヲは、方士のアドバイスで、まず父イザナギに会うことになった。
「父上、今から旅に出ますのでお断りしておくわけですが、私は母上を救出にまいる所存です」
「なんだと。お前は母の居る国がどういうところか知っているのか。まかり間違えば、二度と出てこれなくなるのだぞ」
「はい、私は母の国を壁一枚隔てた根の堅洲国から様子を窺ってまいりました。このたび、救出算段がつきましたもので、行って果たして参ろうと思いま す」
「わしはお前が母を救出してきたからとて、再び母と拠りを戻すつもりはないぞ」
「はい、それでもよろしいのです。私は母が不憫でならず、もし失敗して黄泉の国の者になったとしても、母に最期まで寄り添って差し上げることを本望と致し ます」
「ううむ。お前のような厄介者には、そのような場が似つかわしいのかも知れぬな。わしはもう止めはせぬ。行って参れ。そうだ、真っ暗闇では難渋しよう。こ の湯津妻櫛を持って参れ。この歯の一本に火を灯せば、しばらく周りは明るい。それからこれは桃の実だ。黄泉軍を撃退するときに投げたらよい」
「ははっ、ありがたき幸せ」
スサノヲは許可を得て、イザナギの館を後にした。
外で待っていた方士は、スサノヲに会わせたい者がいるからと、半島の突端に案内した。
そこにいたのは、市寸嶋姫であった。
「スサノヲ様、冥界に行ってお母様を救い出すご予定とか。冥界に入った者は神といえども、並大抵の作法では出してもらえません。しかし、私が過去に白蛇の 精であったときに、亡くなった恋しいお方のためにやり遂げたことがございます」
「ほお、それは?」
「遠い南十字星に飛んで行き、その星に住する南極仙翁に請うて、邸内の大池の水源に咲く”かえりん草”の赤い花びらに置く露を瓢箪に入れて持ち帰り、それ を冥界のお母様に飲ませて差し上げてください。それは命の水といわれるもので、死者も蘇るとされ、実際に私も、我が恋人を生き返らせることができました」
「おお、”かえりん草”の赤い花びらに置く露とな」
「はい」
「このわしに、そんな細かい芸当ができるかな」
「これは生き返らせたいという思いの本人がせねばなりません。では私が、南極仙翁の館まで案内いたしましょう。そしてどれが”かえりん”草でそのどこに露 があるかを指し示しましょう」
「おお、そうしてもらえるか。わしはそれを採取することにしよう」
こうして、一度は行ったことのある市寸嶋姫のお蔭で、無事、命の水を手に入れたスサノヲは、一路黄泉の国を目指したのです。
黄泉の国の扉を叩くと門番が出てきます。
「何者だ」
「面会したい者がおります」
「何? 面会? そんな特例は設けられていない」
「ここの黄泉津大神に息子スサノヲが面会に来たと伝えてくれ」
「黄泉津大神様に息子が・・・あわわ。わかった。ちょっと待っておれ」
小半時ほどして門衛が戻ってきた。
「大神様ご本人は、ここまでは出てこれんので、入ってくるようにとのことじゃ。付いて参れ」
陰湿で腐臭漂う中を湯津妻櫛に火を灯して門衛の後を追うスサノヲ。周りには腐乱死体が転がっている。
「うへえ。これが黄泉の国か。死体置き場ではないか」
やがて数段高くなった祭壇があり、その上に白骨が置かれているのを見た。
「大神様じゃ」
「白骨ではないか」
そのとたんに、白骨がカラカラと音を立てて組み上がり、骸骨となって向き直った。
「スサノヲか。何をしにきた。まだ若いお前のような者の来るところではない」
声の質は簾が通ったような無機質なもので、とても生前のイザナミの声ではなかったが、言葉に思いやりが籠められていて、母だということが実感できた。
「お母様。私はずっとお慕い申し上げておりました。私としては、もうここに置いてもらってもいいのです。それほどまでに、神々には嫌われておりますれば、 還るところなど無きが如しです」
「我が一族は、お父様も無念の涙を呑み、亡くなられたと聞くが、ここにはおられない。我が子ウヒルギもまた亡くなったとも聞くが、ここにはおらぬ。ウヒル ギ亡きあとなら、お前が世継ぎになってもいいのです」
「いいや、私はそんな窮屈なのは御免です。お母様の傍に居りたいのじゃ」
「この白骨で、世に采配を奮っておるのだぞ。気味が悪かろう」
「そんなことありませぬ。私もこの壁一枚隔てた隣の堅洲国で、お母様を思いながらムカデや蛇など地中生物に囲まれて過ごしておりましたれば、むしろここの ほうがすっきりしております。何なら私も白骨になりましょう」
「面白い子じゃ。だが、お前は帰りなさい。お前には、黄泉の食事を摂らせるつもりはない。他の者が訝って騒ぎ出す前に帰りなさい。これ門番よ、この者を入 口まで送ってやっておくれ」
「お母様、それならせめて、お別れの水杯を呑んでくだされ。ここに持参しておるで。私はこの儀式が済めば納得もできますで」
「地上界からわざわざそのようなものを。よかろう、どれ一口。次はお前じゃぞ」
「はい」
イザナミは口を開けて差し出された瓢箪をかたぶけて水を顎に落とした。それが顎の骨に懸かって肋骨を伝って滴り落ちていった。何事も起きない。
返された瓢箪の水を呑む番となった。
「もう少し呑まれては如何か、母上。地上の土産はなかなか口にできませんから」
「いやもうよい。なくなるといかん。お前の番じゃ。別れの水杯」
「はい」
スサノヲも少し水を口に入れた。すると身体じゅうが熱くなった。おお、わしには効いておる。
母はもう白骨ゆえ、効かんのかも。
そのときだ。白骨のイザナギが急に悶え始めた。
「おおっ、これは何なのだ。酒というものなのか? 身体が熱い」
見れば、白骨に重なるようにして、半透明の膜が元の身体の輪郭を表わしているではないか。
「お母様。一緒にここを出ましょう。しだいに元のお身体に戻ってこられましたぞ」
「なに? そんなことはできぬ。できぬ決まりじゃぞ。しかしこれはどうしたことじゃ。私はどうなったのじゃ」
「ささ、ここは誰構わぬ間に、出てしまいましょう。後で事情を説明しますから」
スサノヲは豪腕ぶりを発揮して、母イザナミの身体をひょいと抱え上げると、門番に命じて入口に案内させた。
「これは規則に反します。たとえ大神様の息子様とはいえ」
「ええい、ここは入口まで出ての別れをする儀式じゃ。大目に見ろ」
「しかし」と言いながらも、門番は入口に送り届けた。
するとスサノヲはそのまま母を担いだまま、どんどん去って行ってしまう。
門番は大変なことになったと、黄泉津神のもとに伝令する。
黄泉軍が前後に回り挟み撃ちの形になったが、イザナギから渡されていた桃の実を投げると、桃の実は軍隊の周りを飛び回ったので、全軍しびれたようになって 総崩れした。
桃の実はオオカムヅミというUFOなのであった。
こうして、スサノヲは地上界に姿を現わした。その頃には、母イザナミは元の生きている時の姿に戻って、スサノヲにおんぶしていた。
「なんという豪の息子じゃ」
「おお、これでいつまでもお母様の傍に居れまする」
かくして、神世の世界に、スサノヲの親孝行息子としての武勇伝は広まったのであった。
「あのスサノヲ様がのう」
神世の衆生・八百万の神々は口をそろえてスサノヲの功業を褒め称えた。
父イザナギは言う。
「わしは潔癖症のあまり、よう救いきれんかった。体力もスサノヲほどもなかったからなあ」
イザナミはイザナギの裏切り行為の記憶がいつまでも尾を引いて、結局は別居が続いたのだとさ。
イザナギも一度決別の言葉を言い渡した手前、復縁を求めることはなかったという。
スサノヲと母イザナミは神世の国津神国の山里で、睦まじく暮らしたという話じゃ。
しかし、その後、すべて邪神の策謀にかかって神世が乱されたことが明るみに出てからは、ご両親は神話の呪詛縛りがいつしか解けて、相互にかつての愛情豊か さを取り戻されて、復縁されることになった。
武功を立てたスサノヲはご両親にとっての最高の誉れになったという。
スサノヲ様、ご両親を大事にし、末永くお幸せになってください。
ネアンはそう書き添えた。
追記
本日午後、私の叔父が亡くなったとの連絡が妹から入りました。
アメノホヒの叔父スサノヲの冥界下りをUPしたその日のうちに、我が叔父も冥界に参ることになりました。
奇妙なシンクロとなりました。

火の鳥は、梵天の懐刀(ふところがたな)

火の鳥は、梵天の懐刀(ふところがたな)と言われている。
そのわけは、梵天の夢見が深化し過ぎて、梵天自身が前後不覚になり、脱出困難な迷宮に入り込んでしまった時、梵天の立ち至ったすべての多重夢を一気に解消して、彼を現実に立ち戻らせる、すなわち目を覚まさせる非常装置として、火の鳥はその灼熱で夢幻と迷妄を焼き尽くすという機能を持たされた、いわばケービングの命綱とも言える機構である故である。
実際、この地球という存在は、第137番目の夢見の多重夢段階にある世界なのである。こうした階層がさらに無限に続いていくとしたとき、観測者すなわち夢見する者は、いずれどこかで引き返す選択をせねばならなくなる。自己選択でそれをするというのが原則としても、非常時や錯乱時などにはその行動が取れなくもなる。そのときのための命綱と心得ればいいだろう。
その機構は梵天だけの特質であるのか。むろんそうである。では何億兆ある有情の魂においてはどうなのか。それは問題ない。なぜなら、何億兆ある有情の魂はすべて梵天がたったひとりで何役もこなしているという現実があるからだ。我々は無限個の個性を持つ現れ方をしているが、実際には梵天がすべての魂が通るべきタイムラインを一筆書き的に実演しているものだからである。
私はあなたであり、あなたは私である。それが唯一者梵天を通して見た世界観である。
だから梵天は言う。知り合う人々に優しくしてやりなさい。そうすれば、周りもみんな優しくなってくる。そして現ずる世界も優しく変貌する。自分が排他的、排外的になれば、周りもみなそうなってくる。そして戦争になり、他ならぬ自分に結果を査収させることになるのだと。
世界は梵天がいろんなケースを用いてトライする実験研究課題になっているのである。
梵天は科学者タイプだったため、研究に没頭してしまう癖があり、今まで何度、火の鳥の世話になったかわからない。妻の弁天が、お昼ご飯の支度ができたからと、没我に余念がない梵天の胸の非常ベルを押すものだから、また大慌てで梵天は目を覚ます。そんなことが繰り返されている絶対神世の実情があったりするのだ。

先日は鶴亀に

先日3月17日には、武良さん宅の近くの駐車場に車でやってこられた龍神系のMさんを出迎えた直後に、
私「あなたは亀ですね」
Mさん「私は龍です」
私「龍は亀です」
Mさん「そう。私は亀です」
私「私は鶴です。本体は鳳です」
そのように呼びかけ合って、がっちりと両掌で握手をしました。
するとその日、早速、異象が現れたようです。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-1837.html

経験則からいきますと、その日から9日目にちょっと大きめの地震があるかも知れません。
しかし、被害はほとんどない。兆候として測られる程度のものになると思われます。
まあしかし、パワーの強い人でしたから、どんな現れ方になるかわかりません。
3月17日 + 9 = 3月26日 ・・・ この日はちょっと用心しておいてください。
間違いがありました。
記録はUT(Universal Time)においてでした。
よって、+9侍間で計算しなくてはなりません。
てことは、ぜんぜんぴったしじゃないってことですね。

地獄なのかそれとも黄泉?

またまたふぐりさん情報から。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-1790.html
そうですね。ヤツラは人々を怖がらせて喜んでいるのですね。
私もここにやってくる前(生れる前)に、いちおうは「ここはお化け屋敷だから怖いぞ」という触れ込みを見て来ているのですが、やはり5,6歳頃に通りで開かれてた盆踊り大会の光景を初めて見たときに、ここはお化け世界だと、下半身から血の気を引かせて怖がったことがありました。
そんなことがトラウマになって、引っ込み思案の子供が出来上がってしまったのでした。
まあこの世界はどうやら出口さん(王仁三郎さん)の話では「地獄」だということのようなので、恐い鬼(獄卒)がたくさんいて、人々を恐怖と苦痛に急き立てるところなんでしょう。
出口さんの本を読むまでは、ここが地獄だとは思わなかったですね。地上世界という認識でした。
ただね、古事記の神話を解読して、今の時点は「黄泉の国」の段階だとはわかっていたのです。
黄泉の国と地獄は、似ている気はしますが、別物です。
黄泉の国とは、死体のしだいに腐敗し朽ちていくかの如き展開をしていく世界のことです。
この世の設計者(創造神)の歴史シナリオが古事記に書かれています。この流れには逆らえないようになっていると言えます。
https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/kamiyomi.html
黄泉の国は、イザナミノミコトが火の神を生んだためにミホトが火傷してお亡くなりになって、移行された世界(死体置き場)のことなんです。
ところが、イザナミノミコトはその世界でなお生き続けるのですね。
神様だからできることかも知れませんが、そのかわり腐敗していくわけです。死後硬直が終われば、腐乱していくことになります。
ぶよぶよと皮膚が腐り、腐臭に蠅がやってきて卵を産み付け、やがて蛆がわき、死体はとろとろに崩れていくのですね。
しかし、変な表現が出てきます。身体のあちこちに雷が巣食っていて、ピカピカゴロゴロやってるというわけです。
これは世界各地で戦争があって、爆弾が破裂している様と掛けて示されているのです。だって、死体にピカピカゴロゴロはないですから。
イザナミノミコトの身体で、この世の世相を表わしているのです。
しかしそれでも、イザナミさんは血気盛んです。死体が怒り狂って血気盛ん・・・狂乱ゾンビ・キョンシー状態なのですね。
世界各国のトップも多くがゾンビになっているのでしょう。支配神と為政者は相似像だからです。
夫のイザナギノミコトがスタコラサッサと逃げ出したのを見て、「おんのれー、逃がすものか」と手下たち(黄泉軍)を追跡捕獲に差し向けます。
イザナギさんは必死の喚呼。捕まったら最後、死体にされてしまう。ミイラ取りがミイラにされちまう。
どうやってミイラになるか・・・黄泉の国の食べ物を食べたら、黄泉の住人になるとされています。
これはつまり、死人の会堂に参入すること・・・居皆亭さんの参入儀式を受けるとか、獣マークをつけてもらい偶像崇拝者になるとか。
つまり、ゾンビの一員になる儀式をするわけです。
地獄の道連れとはこのことかと思うわけなのですが、とにかくゾンビになったイザナミさんは、生きている者は皆殺しとばかり、破壊と殺戮の限りを尽くそうとします。
そして、いよいよラストに人口削減について口に出すのです。「逃げてしまうなら、一日千人を絞め殺すぞ」と。
だから、黄泉の国 ≒(ほぼイコール) 地獄 と見てもいいでしょう。とにかく節度節操なく無茶苦茶やるわけです。
さて、前に見たように、居皆亭さんたちは、地獄の獄卒(鬼)だと申しました。
彼らの未来シナリオ(1995年以後の)は、居皆亭歌留多に謳ってあります。
それを見る限り、一つとして善良そうなことは描いてありません。
誰もが恐がるようなことばかり。
そしてついに、世界秘密会議において人口削減を言い出したらしいです。
自分たちの快適生活のために、余計な人口を減らすのだと言います。
そうなれば、すべてサタンの仕業と言うしかないほど、夢もチボウもない地獄になってしまうことでしょう。
針の山、血の池地獄、拷問と舌抜き、阿鼻叫喚、灼熱地獄。
ただ恐怖を催すしかないから、居皆亭歌留多など普通人はよう見続けられません。
だから、見ないことにする。すると、何が起きるかは霧の中。すると、集団行動しかとれなくなってしまう。それが安全策ではないことのほうが多いのですが。
しかし、居皆亭歌留多を下痢や嘔吐なしに解読が続けられるのは、鬼か鬼人か鬼神ぐらいしかいないでしょう。
はい、私は鬼人の種族です。きっとね。
とても楽しく拝見しておりますよ。
そして彼らの意図がほぼわかりました。
彼らは、自分たちを罪人に刑を執行する地獄の鬼と見立てているのです。
唯一絶対の神の側に立ち、罪人たちに災厄の鉢を傾ける天使の役柄と思っているのです。
そして舞台設定は、腐敗と退廃と死臭ふんぷんたる黄泉の国。
罪人をかわいがるにはもってこいのところです。
こんな気持ち悪いとこ、真面目な神は調べに来たりしませんから、やりたい放題になっていても、誰もわかりません。
ところで、みなさんはどんな罪人ですか?
刑を受けるに際し、判決と判決理由を聞いてきて、納得の上で受刑しているのでしたよね。
だったら憶えているはずです。思い出して言えますね。
なに? わからない? だめだなあ。
どうせ教えてもらってないのでしょ。
私は? そんなもの思い出せません。だって、悪いことしていないんだもの。
何でこんなところにいるのかって? わかりません。今までは。だから、早う命終させてくれと懇願してきたのです。
しかし最近になってわかってきました。この世の邪悪度を調査しに来ているのです。
調査結果次第では、この世のお取り潰しにまで発展するかという、重要調査なのです。
役目が与えられたため、私はまだ生きているのです。
そして、お取り潰しにしなければならないケースと特定しました。
この地獄は、その存在意義が認可されて経営されている。それが普通の考え方です。
ところが、この(株)地獄遊園では、その中で重大犯罪が隠れて行われていることがわかったのです。
よく企業を隠れ蓑にした毒物薬物病原菌製造工場なんてのがありました。
世間に毒物や病菌をばら撒いて、それが利潤を生むからそれでよしとしているような手合い。
この(株)地獄遊園も、罪人の更生のためと称しながら、罪人たちに拡散性破壊型ウイルスを植え付けて、娑婆に出すようなことをしていました。
そのシステムを設計したのが、この世の創造神というお方でした。この世という局限世界における創造神というお方。
いわば社長さんですが、その責は免れません。公共の利益に反するブラック企業ですから。
しかし、この会社の社員や取引先は多々あります。彼らは一生懸命、罪人たちに反抗しないよう口説きます。
この世は大学院コースの修行場なのだという聖者まで登場しています。そしてその懐柔策に喜んでいる人も多いです。
しかし、残念ながら、ここは地獄です。経営者は地獄を演出しているのであって、大学院ではありません。
では、大学院だったら、ここを出たらいい就職先に恵まれるというのですか?
そのいい就職先とは、きっと邪神の暗黒帝国のことかも知れませんね。
しかし、邪神のその野望が実現することはありません。
それに、しっかりとウイルス保菌者にされてしまった者に、引く手はあまたどころか皆無です。
梵天が甘ければ、ウイルスキャリアーをまるごと抱え込むでしょうが、その結果は見えています。
梵の全系の寿命を短くしてしまうでしょう。
梵天は逆にファイアーウォールを創って、侵入を完全に阻止することでしょうし、そうしなければなりません。
また復帰のためには、魂の個々が精査されて、復帰に価するかどうかが測られなくてはなりません。
そのために、この世の有情の魂はぜんぶ一旦、賦活系のシャットダウンがなされます。
いわば、PCの電源が切られるような処置です。そして、個々別々に魂の全体がスキャンされて合否判定が出されます。
おおかたはそのままの合格は難しく、矯正に回されることになるでしょう。それさえも不可能な者はシャットダウンのままバーニングクラッシュとなります。これが第二の死というものです。
(株)地獄遊園の者や関係者は、良くて長期の矯正で、ほとんどは魂のバーニングクラッシュになります。
そのように新神話第十二章以降において改訂しています。
すると不思議なことに、日月神神示にも同様のこと(一旦、仮死状態になるとか)が書かれているようだったので、そのシンクロにはびっくりしているような次第です。
さて、しかしながら何度も申しますように、この宇宙は私固有の創造物ですので、みなさんはまたそれぞれの創造世界を営んでください。グッドラック。

早う

ここで私の人生火花の履歴を推測を含めて解説しておきましょう。
前提がいくつかありまして、拙超宇宙概念に基づくことが大前提になります。
そこから言えることは、この世界は私固有の世界であること。他の方の世界での話ではないこと。
私には比較的自由になる人生ソフトが設定されていて、失敗しても何度も別の方向にトライが効くこと。
そのような設定の下、
まず前提になる人生火花の概念図を掲げておきます。

大雑把にしか言えないのですが、
私が重要視するのはいくつかのタイムラインで、むろんそれまでに幾多のタイムラインへの分岐も
ありえているのですが、それは度外視してここでぱ語ります。
第一時空  
私が生まれてから50歳まで
・・・俗に言う普通よりは程度の劣った人生
・・・神に誓願していた通り50歳で命を終える
・・・命を終えた後の魂は請願通り抹消される あるいは 不合格
第二時空
50歳以降2011年3月に四神獣揃い踏みのために逝去するまで
・・・神々に買い取られたインディーかつワクワクする人生
・・・邪神を特定し駆逐すべく新神話を編み命終とともに神世での働きに繋ぐ
・・・四神獣揃い踏みし魂を火の鳥に代え神世の邪悪を一掃する
第三時空
2011年3月から2013年12月11日まで
・・・新時代以降の世界運営のために邪悪の種のデーターすべてを蒐集する人生
・・・データーとその分析結果のすべてを新神話内に網羅する
・・・新神話にすべて籠めて梵天のもとに送り私は千の風の自在境に隠居する
第四時空
2013年12月から現在そして命終えるまで
・・・第三時空を継続し邪悪の種のデーターすべてを蒐集する人生
・・・データーとその分析結果のすべてを新神話内に網羅する
・・・新神話にすべて籠めて梵天のもとに送り私は千の風の自在境に隠居する
といったことで、華々しい火の鳥としての働きは第二時空の延長上の霊世界での働きになります。
それは叶えられ、神世から邪神とその一味は追放され地上界に逃げ込んでいます。
第三、第四時空は、邪悪のすべてが観測できる地上界での観測がデーター蒐集には欠かせないというわけで、
スタッフ不足もあり、また熟練もあるということで、まあ私が継続的にここに飛ばされてあるわけです。
私の仕事が終われば、火の鳥がここにも及び、地上世界も一旦終幕になります。
そしてすべての魂が一旦賦活エネルギーが断ち切られて死を迎え、精密検査を受けた後に復活するという経過になります。
早う隠居したいのう。