昨日の起床時のことになります。夢で、猫が下の餌場の前に座り、皿が空っぽなのを嘆く声を一声発したのです。それで起きると、もう朝7時でした。
おお、これでは期待して猫がきていてもおかしくない時刻。
いつも仏壇の供養を済ませてから、下のたまろの墓に参ったあと、えさの用意をするのですが、この日は墓参りの時点で、こないだビデオで撮った位置にたぬきがいるのです。そうか、猫ではなくたぬきが嘆きの声を上げたかと思ったことでした。
私は、そこにおれよとぶつぶつつぶやきながら、えさを出しに戻ると、もういませんでした。
しかし、えさと水を置いてから一時間もあとには、空っぽになっていたので、ああ食べたんだなと、安堵したようなこと。
私はここを手に入れるとき、仲介したこのクラブの担当者に、「私はここのたぬきになるつもりだ」と告げていたので、ああこれがたぬきとの縁なんだろうなと思ったようなことです。
隣人とは対等におつきあいしたいのですが、あちらはいつも申し訳なさそうにふるまうので、野生というのはいかに人間を畏怖しているかを知るようなことです。猫もそう。
私はたぬきが痒がっているノミをとってやりたいのです。
新時代のいつの日か、彼らと人が仲良く交流できるようになれば。