人の掌からは、眼に見えないエネルギーが出ていると言います。
私が猫を触ると、そのとたんにゴロゴロ言い始めます。私が触るのを期待していて、ゴロゴロ言ったとしてもいいでしょう。
ところが、三匹の猫をベッドに上げて寝ていますと、不思議な現象に気がつきます。
彼らはふつう、どこにいてもですが、静かな呼吸をしていて、寝ているときなど、たまにすーすー寝息を立ててはいても、静かなものです。
ところが、私が接近すると、特に掌を持っていったりしますと、まだ触れてもいないのに、とたんにゴロゴロズーズー言い始めるのです。三匹ともそうで、私が掌を妖しくも寄せてくるのを、たぬき寝入りして薄目を開けて見ているわけではないようです。毎度そうなりますから。
彼ら猫族の本能的な直観力、もしくは予知能力なのでしょうか。やはり、何か生き物同士が感応し合えるエネルギーを自動感知して、何かの感情を顕わにしているに違いありませんが、ゴロゴロ言うのは、心地いいからという説のようですね。三匹が心地よさそうに折り重なって寝ていても、音を立ててませんから、私に限ってのようです。そう思うと、何かうれしいではありませんか。
心地いいから、猫たちは添$い寝することをせがむ。部屋に入れてくれとニャーニャーコーラスするから、近所迷惑(距離があるので関係ないですか)というより、私が眠っておれませんから、部屋に入れる。すると、何とかしてガラス窓を伝ってでも上がってこようとします。上がれないときは、下で情けない声を上げますもので、連れてあがらねばということになります。最近は三匹ともに征服されました。
食事はいいものばかりせがむ。期待にこたえられないエサには、前足で床を掃いてパスしよります。寝るときも按手サービスをせがむ。いやはや、ぜいたくな猫たちです。神界からやってきた猫ならばこそかも知れません。最高のもてなしでなくてはならないのです。
がっつり猫的ではありましたが、白虎の夢を見せていただきましたので、神妙にお取り扱いしなくてはならないのですが、まだ白虎の機能を果たしてもらったような気はありません。これでは神話工作員とも言えないか。ただ、猫弁天三姉妹という線はありえます。
なるほど、弁天様系なら、私のハンドパワーには相当ご執心かと思います。過去世から今までずいぶんと貢献しました。いやこれは、長距離遠隔にも届くパワーであることが実証できているほど。いわば未知の力なのです。