六甲UFO喫茶

曲名 六甲UFO喫茶  

作詞/作曲 森野奥人
六甲山系によく出現するUFOをなじみやすくするための歌
六甲山にはUFO喫茶がある。
彼らはどこからともなくやってきて、
この喫茶店を交流の場にしているんだ。
異種族が主義思想の隔たりなくつきあい、
最後は、音楽に合わせて踊り始める。
地の果てで、こんな光景が見られるのは
六甲ぐらいのものだろう。
[歌詞]
No.1
空を見上げりゃ
光が見える
UFO通りに
灯がともる
ここは六甲
地の果てよ
怖いもの見たさで
やってくる
ハァーハァー
出てきてください
UFOさん
No.2
君はどこ行く
六甲がいいわ
UFO喫茶が
あるんだよ
そこは異国の
ふんいきで
仮装姿が
踊ってる
ねえーねえー
一緒に踊ろう
宇宙ダンス
No.3
地球よいとこ
一度はおいで
UFOさんには
来てほしい
やがて地球も
正されて
宇宙文明の
仲間入り
あらーまあー
宇宙旅行も
夢じゃない
(さあーみんなー
アンドロメダに
行きましょう)
六甲山は日本では知られたUFO目撃地帯である。
- 六甲UFO喫茶 -

リタイヤ

みんなよく集まってくれた
見渡せばそう多くはない
これが幾度もの舞台を共演した座員なのだ
最後の舞台は出し物は陳腐だが
私にとっては仕事納めの餞別の会
演劇半分挨拶半分
人の役が当たった者は
ただ挨拶のため面白くもない役柄をこなし
人の役が当たらぬ者は猫になって
私に挨拶に来てくれた
私はまもなく座を降りるよ
幾度も繰り返した舞台のつきおい
長いおつきあいだった
私はものの順番として
リタイアさせてもらう
あとはみんなでよしなにやってくれ
新しい者も入ってこよう
舞台とは芸とは何か教えてやってくれ
そしていい舞台をこなすんだ
もう会うことはない
これが見納めだ
だからといって二年も三年も顔つき合わすことはない
ほんの通りすがりの猫という挨拶だってある
私には分かっている
挨拶に来てくれたと
忘れるものか
十分友情を尽くしてくれた
舞台の友たちよ
さらばだ

魔王

魔法が効かなくなったのではなく
効かなくなったように見える魔法を
より大きな魔法で包んで
効かない課程すらも魔法の中に取り込む
これが優れた魔法使いというもの
人から見れば荒唐無稽
子供じみた空想遊び
それゆえ魔法使いは人の世と乖離しながら
人の世を掌で操る
魔法使いは劇的
それゆえまるでサーカスの芸人にもういちどとばかり
アンコールを求めて集おうとする
そのような贔屓筋に対して
特にかのピエロは
ご愛顧にこたえてしあわせをふりまく
そしてピエロは最後のときを迎える
アンコールは終わった
みんな幸せな気分でおうちにお帰り
シンクロナスの余韻にみんな浸ったことだろう
あとは平穏な日々がみんなを覆う
みんな帰り座のしらけたテントをたたみ
ピエロは忌まわしい終末計画の書いた羊皮紙を丸め
重い棺おけの扉を開き中に入り
扉を堅く閉めて永遠の無へと旅立つ
棺おけに火を放て
かのもの再び生ぜざらんがためなり

元祖 ご当地UFOソング

古いファイルを見つけてきました。
UFO撮影活動を始めた頃の作品であります。
元祖 ご当地UFOソング (再生は矢印をクリックのこと)

《歌詞》
《・・・・・前奏・・・・・》
UFOさんとは言うけれど、いったいあなたは誰ですか。
空ゆく鳥も怖じさせず、見ようとすれど姿なし。
音もせぬならなぜ映る(なぜ映る)。
ホンにあなたは屁のような(屁のような)。
残り香だけでも嗅がせてよ。
《・・・・・・・・間奏・・・・・・・・》
雲の中におわすのか。山の彼方にお住まいか。
やはり宇宙がふる里か。それとも心におわすのか。
驚き映像イリュージョン(イリュージョン)。
謎は尽きねど 一つだけ(一つだけ)、
言えるは我らの想いかも。
《・・・・・・・・間奏・・・・・・・・》
この世に謎は尽きぬもの。じかに見せられ試すなら、
おかしな世界もそこにある。想ってみれば本当は、
うつつが夢ではなかろうか(そうかもね)。
UFOにピントあわすとき(あわそうか)、
辺りは縄文の故郷なれ。
《・・・後奏・・・96年8月29日作詞作曲(By OKUND) 》