太古、金は人体のメンテナンスに必須の道具だった

この物理世界(マシュー君は3次元密度世界と呼んでいるが)が今なぜ我々の主たる観測対象となり、ホームポジション化してしまっているか・・・は、この物理世界の開拓時代にまで遡って根拠を求める必要がある。
すでに何度か話してきたことだが、我々の祖先はもとあったところから竪穴を築いて、この世界にやってきた。当初は研究が目的であり、後には開発して、生命が生命たる所以の発展へと推し進める目的が加わった。その当時の開拓要員たちの子孫が我々であるという認識は決して間違っていない。
その後、様々な歴史が開拓史に付け加わって今に至っている。そのあらましは新神話で取り上げているので、そちらを参照願いたい。
今回は掲題の「金」が我々にどのように関わった金属であったかという話だ。
我々はよく潜水服(あるいは宇宙服)を着て、この世界にやってきているという表現をする。この世界で最も進化した生命体を土台にして、人工生命体(潜水ロボット)を作ったのが、我々の個々を特徴付ける人体というものである。我々はそこに自身を乗り組ませ、ロボットの意識と同化してこれをコントロールしている。
ロボットには、それを動かすエネルギー源や栄養源が必要であるだけでなく、メンテナンスの時間や道具が必要になる。必須栄養素などは、従来の生命体が摂取していた環境から手に入った。メンテナンスの時間は、ロボットが休眠している時間で半自動的にまかなわれた。(眠りに就かねばならない生命体は、すべて後発的な人工生命体である)
特筆すべきは、メンテナンスの道具の中に、掲題の「金」や貴金属や特定の鉱物があったことだ。
我々の構造は簡単に言うと、ロボットである人工生命体・人体、それと霊質である我々自身、その二者を糊のごとく結びつける幽質・幽体で成り立っている。メンテナンス道具は、この幽質部分に働きかけ、ロボット起床後の円滑な動きを保全する働きをする。人工生命体を作る際、この世界で最も化学的に安定的な金をリンクさせて長期に渡る使用に耐えるようにしてあるのである。
このため、開発要員として送り込まれた者のすべてに、一定量の金や貴金属、鉱物類が受け渡されていた。それをメンテナンス時間に決められた用法で装着することによって、長期間の稼動が保証されるものとなっていたのである。この人体ロボットは、決められた使用法に従えば、数百地球年の耐用が効くとされていた。ところが、今では正確な使用法が記憶から失われ、ロボットの耐用年数は著しく劣悪なものとなっている。そうなるまでにどういう経緯があったかは、新神話を読まれたら良い。ロボットとして送り込まれることそれ自体が、懲役刑受刑の用途となってしまっていることが、何があったかをおぼろげにでも推測させることだろう。
しかし、今やチェーンヒート(囚人暴動)の時代となり、あらゆる秘密が暴露される過程にあって、新神話もそのような時代に即応するようにして登場しているわけである。
さて、ここで最も身近に手に入る「金」についてである。これは今や、富や地位の偏りによって、極端に配分が偏ったものとなっている。食料など環境から容易に手に入るはずの栄養源ですら、このような偏りの中にあって、真の効用からは程遠いものとなっているわけだから、いかにこの世界が退廃してしまったかを物語っていよう。
かの、地球上で最も霊的に啓発されたとされているインドですら、金は富裕層の独占物となっており、この国のいかに偽善的存在であるかを如実に物語っている。これが世界の霊的リーダーというのだから、世界を推して知るべしである。聖者のあまた居る国とは、真っ赤な嘘であり、いずれくる印パ核戦争によって、かの国に存在した、ラーマヤーナなどの神話の真相が露呈するであろう。所詮は、邪神はびこる霊大国として歴史に刻まれることになるはずだ。邪神は、この世界に不均衡、不平等、偏向、強欲などの諸悪を持ち込んだ。秘密や階層構造的支配は彼らの跳梁跋扈の証である。かの霊大国は、これらの諸悪をいろいろと論理的こじつけをして重用する超悪大国なのである。
その国で「金は魔よけ」とされてきた伝統がある。というのも、金を身に着けることによって、幽体を構成する幽質の霊的流体の流れを、金波動によって安定させ、円滑にすることができるからである。
人体というロボットに対して、幽体側からのコントロールが経絡を通して行われるとき、霊的流体が円滑に流れていなければ、その滞った箇所の組織が電気的異常によって凝りはじめ、血流異常を起こしだす。血流異常は細胞内の化学的組成を変えてしまい、組織に病変が生じてくるようになる。
こうして、癌などの変性部分が出来上がる。癌は、元あった細胞が、外部環境の悪化に対抗して、自らの存続を賭けて、独自に生き延びるべく進化したものである。外部環境を元に戻せば、場合によっては元のものに戻る可能性もあるが、外部環境の安定が信じられない以上は、独自の暴走を止めることはない。それはテロ組織について見ればわかることだ。
そうなる前に、人体ロボットへのメンテナンスをしっかり行うことが必要になるわけだが、それは人体の主である個々人の知識や考え方、さらには性格まで深く関与するというわけである。
健康への配慮のない人はもとより論外だ。配慮があっても、知識や手段を誤用している人もいかに多いことか。
そして、「金」は利殖のために置いておくのでも、インフレ対策のためのものでもない。タンスや貸金庫に眠らせたり、持っていることで階層的上位のステイタスとしようなどという向きは、無用のものとして、剥奪されて然るべきである。
ただ身に着けて、自らの人体を好調に保つことのために、それは存在したのであり、パソコンの基盤の中に用いることですら、果たして好ましいものと言えるかどうか疑わしいほどだ。
さて、いつでもどんな場所でも試してみたら即座に分かると思うが、金をじかに身体の凝った箇所に当てると、数秒も経たずに凝りが解消される。
首筋の凝りから来る頭痛なども、凝りの解消後やがて緩解し治癒する。
私は就寝中の心臓の動悸の発作を止めるのに使っている。その効果は、数秒の後に現れるほどだ。だから、裸で寝ているその下に密着するように敷いているわけで、快眠の基になっている。
高価な費用をかけてする針灸。これらはわざわざ出かけてしかも痛い目や熱い目をするが、金は最初のひやっと感だけで、すぐに肌になじむ。針灸などよりも遥かに効きがいいだろう。
新時代には、これを万民に一定量ずつ配布して、二度と貨幣の代わりなどにしないシステムにしなくてはならない。邪神は金の(人体ロボットに対する)必要性を太古から知っていて、わざと蛇口を狭くして、人類をコントロールしていたのである。気に入った者にのみ授けるような格好にして、その実、効用法を教えたりはせず、無駄だらけにしてしまっていたというわけだ。資本主義は邪神が作らせ認可した最も邪悪なシステムなのである。そして邪神は、人類全体の真の敵であったことが明らかとなるのである。

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