不思議なこと・・・続き

私は、母の葬儀を質素に済ませてしまったことを、長い間悔いた。母は、思いのほか賑やかいこと好きだったのだ。
母の私に抗議する声が就寝中に聞こえてくるようだった。私は、仏前で平謝りに謝った。
そして、これはもはや神に頼むしかないと、九月二十一日夕刻に、わが信奉する梵天様、毘沙門天様などの神々に真剣に祈った。なんとか、盛大なお見送りをしていただけないかと。
すると、その晩のこと。すでに記事にしたように、
二十二日未明の夢に、神々が大きなホテルを貸し切り、ご来光に合わせて屋上に出れば雲海の上。移動する道に母は四人の導師とともに乗り、ご来光へと運ばれて、その麓で母が手を振れば、我々も歓声を上げて手を振って、お見送りができたというわけである。
私は、神々のお計らいに感謝を捧げた。母を少なくとも賑やかに送り出すことができたのではないかという思いが、私の気を軽くしてくれた。あれだけの人数なら、位人身を極めた者の葬儀のレベルであろう。
しかし、そうは問屋が卸さなかった。
二十四日未明の夢。母が再び現れたのは、すでに大震災で全壊し存在していない神戸の自宅でだった。夜、母にとっての懐かしい人が誰だか人物は特定できないが訪問してきた。母は、「まあ、よく来てくれたなあ」とまるで抱きつかんばかりにその人物めがけて走っていって、つつーっとすり抜けていってしまったのである。幽霊だから仕方ないよなという思いと共に目が覚めた。
ああ、これはいかに盛大さを演出しても、下界にどうしても会っておきたい人がいて、まだ下界をうろついているのだろうかと思ったようなことだった。
三七日明けがちょうどお彼岸明けでもある二十七日の午前二時に、不思議は現実世界に起きた。携帯にリンが二回鳴ったのである。新着メールかと思ったがさにあらず。非通知でのコールだった。こんなに知られていない携帯番号にかけてくる者もなかろうに。
昔、亡くなった間もなしに電話を”夢の中で”かけてきたのは父だった。母はもしかすると、パワーがもっとあって、現実の側にかけてきたのではなかろうか。時刻は2:19。「・・・に、行く」というメッセージを込めたのではないかと思った。
不思議なことに、二十三日彼岸の中日の朝、普段洗車しないマイカーが、昨夜のうちに雨が降ったか、洗車機を通したかと思えるほどにきれいになっていたが、二十九日の朝にもそうだった。黒塗りだからよごれは目立つのに、まるで夜中のうちに洗車しワックスまでかけてくれたかのように、きれいに仕上がっていた。(さすがに車内まではとはいかなかったが)もしかすると、龍神さんの眷属が雨にまぎれてやってきて、母の思いを伝えてくれたのかも知れない。
三十日、日曜ということで、広島から遠い親戚が線香を上げに来てくれた。遠いといっても、母にとってみれば、抱きついて喜ぶほどの人たちが二組である。私は、訪問者を歓待することで、母の思いに応えることが出来たかと思えて、ようやく気を楽にした。
申し訳ないという思いが薄れると、今度は慢心が頭をもたげてくるのが私の短所だ。母のささやかな遺産のうち、神戸の震災後の更地の件を明確にしなければならなかったのだが、問題の権利証から何から何まで、家中探したものの見当たらない。代わりに、どうでもいい(と私には思える)はぎれやタオル、風呂敷、買い物したビニール袋の類がわんさか出てくるばかりだった。私は、捜索の後半戦で、ついにキレて、母の節約精神のピントの外れ具合をなじりながら、捜索作業をする始末だった。
たまたま町内の回覧できていた、「もったいない」をテーマにした標語の募集がテーブルにのっかっていた。そこにはサンプルとして、「もういちど すてる前に考えよう 再利用」などとあったが、すかさず「もったいないは 小さな家中 ごみ山にする」と書いて応募してやろうかとまで思った。
こうしてドタバタ騒ぎしたのが十月一日のこと。果たせるかな、二日の未明の夢に、母は出てきた。といっても、私のほうを一瞥もせず、例の書類を捜しているのだ。それもどこか旧家の中のようで、こげ茶色主体の大きな家具の立ち並ぶ暗い中を、あっちでもないこっちでもないと、探しまくっているのだ。そして、どうあっても見つからず、とうとう床にへたり込んで動かなくなってしまった。その間、私は「もうそんなことせんでいいんだ、いいんだ」と叫んでいたのだが、聞こえないのか、責任を重く受け止めてのゆえか、こちらを見ることもなく床にへたりこんでいるのだった。
私は目が覚めて、仏前に飛んで行って、平謝りを繰り返した。
こんなに私の心が揺れ動いたのでは、母が成仏できないではないかと、自らの馬鹿さ加減を猛反省した。そして謝罪の気持ちばかりで時を過ごした。
三日の夜九時頃に一階を消灯し、二階で自分のことをしていて、半時間後にふと思いついて一階に下りたのだが、とたんにゴソゴソッと音がした。電灯をつけると、ゴキブリが一匹、私に驚いて逃げようとして、壁にぶつかり裏返しになって、しばらく立て直そうともがいて、ようやく表返って、その場に静止した。とてもベテランのゴキブリとは思えない狼狽ぶり。
私はゴキブリのもがく様がすでに哀れになっていて、もしかするとこれは母の視座を持つゴキブリ(つまり母の意識の宿る化身)かと思った。つまり、ゴキブリになってまで、家捜ししているのではないかと直感したのである。この小さな視点からでは、書類の山を見分けることはできまい。
「母ちゃんなのか? もう探さなくていいんだよ。こちらのことは、もうこちらでやれるから、母ちゃんはゆっくり向こうの世界で幸せに暮らしておくれ。せっかくご来光まで行ったのに。そこが母ちゃんの居るべき所」
するとゴキブリは、触覚さえ微動だにせず、じっと私の話を聞き、思いを読み取っているかのようだった。こうして十分間ほども語りかけていただろうか。まだ動こうとしないので、「向こうに戻って、楽しく幸せに暮らすんだよ」と、そのまま消灯して二階に上がったのだった。
四日の朝、当然のことながら、ゴキブリはその場にいなかった。
その日は、不明の資料に代わるものすべてを入手せねば、母にも影響しようからと、役所回りしていけば、とんとん拍子に入手できた。
それは、母の積善の徳によるものであり、母が応援していてくれたからだろうと思う。ふつうはこんなにうまくいくことのほうが珍しいほどだ。
仏前に報告した。解決したから、母ちゃんがこちらのことには関わる必要はない。それより、一生お世話になったのはぼくのほう。ほんとうにありがとう、と。
朝になって、祭壇のお供えにゴキブリの糞が落ちていた。おお、ようよう毎朝晩出す食事を食べていることを示してくれたかと思えた。ここで食べずに、昇華された供養の品をあちらで食べてほしかったが、私の周りにいる時間が長いようだった。母がいなくなったという実感がまったくなかった。
祭壇に向かうときには一匹の小蠅が飛び回った。あるときは母のビジョンが傍からセコンド役のようにアドバイスしたりした。
十月十二日に私は祭壇の母に向かって、いまどんなところに居るの、よかったら夢に見せてほしいとねだった。
翌十三日の朝、祭壇の黄色の大輪の菊の花の真ん中が妙に崩れているのに気づいた。見れば、体長5cmほどの青虫が横たわっているではないか。うわーっと、取り出して潰そうかと思ったが、またも思い止まった。
これはいま、母があちらの世界で、菊の花の台の上に転生したことを示しているに違いない。
そう思うと、もったいなくてもったいなくて。
青虫に母ちゃんなのか、母ちゃんのよすがなのかと問うてみれば、青虫はこのとき頭をもたげて、私と顔合わせして、小さな口の歯をパクパクさせて、あたかも話をするかのように見えた。それは潰すのは容赦してくれと言っているようでもあり、母の語りかける姿のようにも見えた。
後にも先にもこのとき以外に青虫との顔合わせはない。
十四日すなわち昨日だが、母が最も会いたがっていた神戸の旧友がお参りに来てくださった。祭壇の花のうち、大輪の菊はすでに青虫の食事で崩壊寸前だった。よもや旧友をこの格好で驚かすわけにはいかない。そこで、菊一輪を一輪挿しにして、下駄箱の上に置き、来客を玄関で迎えてもらうことにした。
祭壇には、昨日あたりからいた蝿が朝から活発に飛び回り、旧友が祭壇に手を合わせるときには、遺骨の上に止まって、同じように彼に向かって手を合わせていた。
こうして、母の希望はたぶん叶えられたことであろう。
晩になってみれば、なぜか冷え冷えした。母の気配がたぶん遠のいたのであろう。天気予報では、晩から寒くなるとは言っていたが。
千の風になって。
朝は光になって畑に降り注ぐ。
死後の意識は、自由自在。
視座を求めて、どんなものにでも仮託する。
それを転生と言うのもよかろう。
しかし、テンポラリーであるのが常態であり、
なんのこだわりを持つものでもないことが分かる。
私は、生き物を前に、もしかすると縁者かもしれぬと、
その生をたいせつにしてやりたく思う。
ただし、蚊だけはどうあっても、見つけ次第、叩いてしまうのは
いかがなものか。
刺された後で、蚊―ちゃんに刺されたんだから、まあいいわと
自分をなだめてはいるのだが。変人もいいとこだな。

「不思議なこと・・・続き」への21件のフィードバック

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    奥人様
    御母堂様の没後も、このようなやりとりが展開されていたわけですね。何か心温まるというか生前の御関係を偲ばせる素晴らしい記事です。小さな虫の動きにすら、お母様の遺志を見出そうとする繊細さが、それが奥人様らしさだなーと感得しておりました。自分もかつて小乗仏教の戒律を守ろうとしていた時は、虫が殺せずに大変な思いをしたことがあります。最近は、段々躊躇が無くなってきてまして、この記事を見て猛省です。後、神戸では被災をされておられたのですね。その節は、本当に大変なことでありました。あまりボランティアとかの徳は積んだことのない私ですが、神戸だけは、登山リュック一杯の物資を持って長田あたりの御老人の多い避難所に届けたことがあります。事前に電話で聞いて、電池とか御婦人の冷え防止の毛糸の靴下とかそんなものを持っていきました。そういう御縁で奥人様と知り合えたなら望外の喜びであります。アセンション・アセンション と「くしゃみ」みたいに言っておりますが、実際に神戸のような現象が起こると如何に大変かそれを知った上での奥人様の御発言に重みを感じる次第であります。
    それと前記事のコメントでのUFO次元についての見解は、私の考えの方がずーっと仮説です。奥人様やM総研様、武良様が希求してきた世界観を尊重しますし、それもこれも知った上で発言すべきだったと思っております。しかしまあ、たまに横槍が入った方が、モチベーションが上がる、燃えてくるということになれば、私の言説も化学反応における触媒程度の機能は果たせると、受け流しておいて下さいませ。マッチョマン様とも話していたんですが、地球人も負けてないぞとの対等の関係を意識しても良いのじゃないか などと思っております。そんなところで投稿します。

  2. SECRET: 0
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    千の風になって
    この唄を聴くとM総研は心から何かの思いがこみ上げて来て涙が自然と頬をつたう時があります。

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    Pです。
    昨日までの3日連続で、アストラル的な夢を見ました。薄いピンク色のような広い空間にいると突然自分のいる周りが、巨大な丸柱となって上昇するような夢です。前後でどうも寝ながら、気もあがっているみたいですが。
    一方で、今日は、魔物の恐ろしい空間に出くわし、脱出と同時に夢から覚めました。直感でマニプーラから幽界(下位アストラル)に行ったなーと考えました。
    3歩進んで1歩下がるなんでしょうかねぇ。下がるところが自分らしいですが、ぼちぼち行きます。
    奥人様
    千の風になって この曲は、自分も飛びつきました。何故今年流行るのかも、ずーっと考えていて、現象化の兆しじゃないかと思ってきました。あれは、肉体を離れた者が主人公で、完全にオカルトですが、それがここまでのヒットとは看過できない一つの「現象化」です。

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    Pさん、M総合研究所さん
    温情あふれるコメントをいただき、感謝するばかりです。
    実は私は長田に住んでいたのですが、震災の一年半前に、祖母の終の棲家を確保するために、山向こうに住み替えていたのです。祖母はしばらく住んで、平成六年に亡くなってしまいました。その後の震災だったわけです。
    長田の家は荷物置き場の状態で残っていて、もし長田に居たら、家族みな重症以上の事態になっていたでしょう。一階が潰れていましたから。
    祖母がいなかったら、あれで終わっていたかも知れません。
    思いやりは、人のためにしているようで、自分へのお返しになっているのかも知れないですね。

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    >4さん
    個人的に関心はあるのですが、ブログの目指すところとは筋違いですので、表示を許可できません。

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    エッ・・・
    森野さん・・・
    そうだったのですか・・・
    「魂」の共鳴かもしれません。
    森野さんは北野大僧正に一度、お会いされたと風の知らせで耳に入りましたが・・・
    M総研は、やっぱり先般もクローズUPした「想念」に引っかかります。
    それは、量子のヒモが絡み合う様とよく似ていると思うのです。
    「想念」=「今、この瞬間に想う心」ではないか?と感じるのです。
    これを「直感」とも表現できるのか知れません。
    M総研は3度のUFO遭遇で、特にはじめての小型UFO「ディスク・スキャナー」に私の脳か意識を読み取られたのではなく、「魂」に共鳴されるものがあったので、関与があったのではないか?と感じます。
    森野さんの風の知らせで得た件も、「魂」と共鳴されるものであり、また阪神淡路大震災で長田から偶然に移られた件は、おそらく貴殿の「役割」が御母堂様の天命に繋がる配慮がなされたものと、感じるものがあります。
    これも「偶然=必然」ではないでしょうか。
    あの震災は、天災ではなく、人災「想念」ではなかったか?と感じたことがあります。
    M総研の知人の友達もなくなりました。
    その友達は私に泣きながら悲惨な震災の状況を説明してくれました。
    ジュセリーノの予言も、震災を経験した者にしか、本当の「思い=同じ体験を=悲しみ」をさせてはならないと言う、人間の魂と深く共鳴する振動を起こす必要があるのではないか?と強く感じます。
    それ故に、僕も森野さんもジュセリーノの予言に敏感になっていると言う「魂」の共通点があるように想います。
    一人でも多くの方の意識が向上される事を心より願うばかりです。

  7. SECRET: 0
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    M総合研究所さん
    北野僧正にはお会いしたことはありません。
    それは武良さんですね。
    彼は僧正を尋ねていかれたそうです。
    M総合さんも彼も、固有の共鳴場を持っているように思います。
    共鳴場同士の時々の"絡み"が大きな意味を持つと思います。
    それを古人は"縁"と言いましたが、これがこの世の存在意義なのかも知れません。
    それぞれが唯我独尊の世界を営んでいるときに、新風をもたらすのが、他の共鳴場であるからです。
    だから、みなさんは私にとって、とてもたいせつなのです。
    武良さんとも不思議な縁でした。
    引っ越したばかりの現住所に、昔の友人が訪ねてきて、もしかすると日本UFO研究会の平田会長の家が近いのではないかということでお邪魔したのが1994年。
    月の会誌の編集を手伝ううちに、映像データーを持ち込んでおられた武良さんと知り合い、撮影器具があるなら行かないかとのことで、同行して二度目にブログ冒頭の写真(コマ合成)の龍の飛翔と思える映像を収めることができました。この映像シーンにはUFOも何度か現れています。
    その日からちょうど100日目に阪神大震災が。
    このあたりから、数字のシンクロが起きるようになりました。
    7X7 49日があるのなら49年というのもあるのか、そのちょうど満ずる日に次のステージが。
    それからちょうど7年間、魔法使いの卵になったかのような、シンクロと不思議の人生でした。
    そして今年を迎えて先ごろ母がなくなり、魔法のステージも成就の局面なのか、それとも見届けの局面なのか、よくは知れない状況にあります。
    もしかすると、私のこの世における役目も母の四十九日を以て終了するかも知れず、あるいはまた別の七年の開始なのかも知れずなどと思っています。

  8. SECRET: 0
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    森人様 皆様
    限られた感覚である五感でセンシングできる世界のみが秩序あるものとは限らないでしょう。我々の現在の生身の相は、例えば光の球体の1断面でありそうです。意識進化で少しづつ心の位相を回転していけば、別の断面、別の世界を知覚できるのではないかと思います。比喩的な表現ですが、眠りから目覚めのような移行も、地上生から来世への移行も、おのれの波動の位相のやや急な変化といえるかも知れません。位相が変化し別の体験世界に移行しても、我々の生身の努力は貴重な経験として、どこかで記憶・継続され、新たな学びをするような、そのような次元・宇宙のしっかりした秩序は、決して肩が凝るようにはできていないとも思います。

  9. SECRET: 0
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    奥人様
    やはり神に守られていたのですね。良かったです。そして、私が救援物資を持ち込んだ長田地区に地所があったということは…やはり御縁かもです。というか既に重篤な御縁がございますが…。
    それはそうと、以前oronto様に申し上げていた、山の中に入り調査する業務に入り、森林の中を一日中、這いつくばっております。体は鍛えられますが、かなりの労力です。ちょっとこれ故に書き込み量も減るかも…です。今後の現象化とも今回の業務は関係あるかもしれません。現実世界でまたも頑張ります。

  10. SECRET: 0
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    ご無沙汰しております。皆様の意識次元の進化、益々のご進展お喜び申し上げます。当初のご母堂の願い通り推移しております事、神々の了解事項であります。現界に於いては関西のプラグマティックな土壌の中でこちらの様に少数の御仁は挫けず頓挫せずにここに至られておる事喜ばしく思います。年末の地球自信のアセンションへ向けて上位次元でも戦争復興が全力で行われている由にございます。驚くべき事にアセンション反対の陰謀の主たる神に天照大神がおり魂の消滅を持っての終焉でございました。現界支配の野望は潰えもって順調な回復は、相変わらずの物質欲の虜となっておる人々から別惑星へと旅立って行く事になるでありましょう。本年を越え生き残る意思の再確認を皆様にお願いしたくまかりこし出ました。もう1ヶ月の意思変更期間(一定程度の意識獲得した方)しか無いのですが、人心は乱れ国は国に民は民に敵対する状況は晴れず、致し方ないところであります。マッチョマンさんの位相の差を理解する人しない人と申しましょうか、上位カテゴリーへの推移を拒む必要は無いと思うのですが・・・

  11. SECRET: 0
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    マッチョマンさんの
    >光の球体の一断面・・・
    とても分かりやすい喩えのように思います。
    意識の状態で、経験時空も変わってくるということ。これは拙時空仮説の論点でもあります。
    例えば「死」。このとき意識の急激な位相遷移があり、当然それに伴う急激な時空の転移が生じるというわけです。
    生きながらでも位相遷移がありますが、現実世界のさまざまな物理的保存則を満たす必要性から、緩慢な移行を起こすしかありません。それが100%確かな宿命や予言からの離脱をもたらすものとしても、見た目にはそうと分からないほどに緩慢なことでしょう。それゆえ、ジュセリーノ予言を指針にすえるべきかと思っています。予言が外れ、回避されれば離脱が進んでいるなとわかるという具合です。
    私はその緩慢な変化の醍醐味を味わってみたいゆえに、私の生きている時空では急変を望まないつもりです。というのも、わけの分からない急流に流されていくより、筋道のついた納得のいく展開を見てみたいからです。それは自分流と言えるかも知れません。むろん死ねば別で、ダイナミックな転移のほうを選び、天上の神々の合戦に火の鳥を駆って参加する予定で、邪神はひとつたりとも逃しません。が、これは私固有の時空における話。
    個々に固有の時空が約束されていると思いますので、みなさんがきっぱりとした変化を望まれるなら、適切な時空を選択して転移されることをお勧めします。
    そのときはorontoさん、ぜひ善導してあげてほしく思います。

  12. SECRET: 0
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    奥人様
    「自分流」それが最も大切に思います。私も自分流なのだろうと思います。その中で、共鳴し尊敬する魂を求めこのブログに出会いました。このブログに出会ってからの内的体感・意識の高まりは尋常ではありません。本当にありがたいことだと感謝しております。奥人様の「急変をのぞまない」という思いもとても理解できます。自分も実際に急進的なものを求めているかというとそうでもない気もします。しかし、冷静に状況を見るとそれしか突破口がないという逆算的直感と言いますか…。それから、集合意識の観点から言えば、大変低い部分を彷徨っており、先延ばしの誤魔化しの世界に拍車がかかることはあっても、改めようという機運は残念ながら見ることができません。こうしてテレビそっちのけでブログにかじりつかなければならないほど、マスコミの伝えていることは時間の無駄及び手遅れな内容が多いように思います。
    これから現象化がどうなるか?という部分は、「本来他力」であると思います。つまり他力の原初的意味、自分の力でどうこうできる範囲には限りがあり、その他の事柄はそれに煩わされることなく委ねよという意味であります。魂各々のポテンシャルにもよりますが、関与できる範囲は、各々違います。また違うからこそ役割分担もあるし、生前わざわざ能力の拘束をかけていることも有り得るのであります。これから何が起こるかについては、そうした分野分野の神から人間までの各層の様々な関与・ネットワークにより起こることであり、その意味で他力でありまして、我々は「自力」部分の少しずつの努力に傾注しつつも「他力」の中の偉大なる魂からの警告に耳を傾ければ良い様に思います。

  13. SECRET: 0
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    昨日初めてこちらのページを開きました。
    管理人さんの15日の書き込みのラスト部分に共感しました。私も蚊を(蚊取り線香で)やっつけます。その他、犬や猫の血を吸うノミもやっつけます。ゴキブリは逃がしますが、今夏一匹熱湯をかけてしまいました。彼は逃げ回っていましたが━意識があるんだなあ~━あまりにちょろちょろ出て来るのでやっつけてしまいました。
    (ちなみに、ミジンコでも命を守るために、危機には逃げる。ある意味、ミジンコもすでに人間と同じ精密レベルにある→人間もミジンコも同時に作られたのではないか?)
              ・
    こちらのブログを今後ゆっくり楽しみに拝読させていただきます。
              ・
    ところで、唐突ですが管理人さんは憲法問題において「護憲」派ですか?私は、「護憲か、改憲か」の考察が、地球人の(今期の)転生の仕上げのテストだと推理する者です。
    私は、アセンションの顕著な兆しを知りたくてウズウズしますが、おそらくそれを明らかにするためには、アセンション情報を知らない人間が多すぎる、そこで「アセンション」と言わずして、「対立構造を卒業し、調和を目指しますか?」のテストを憲法問題に絞ったのだと考えています。
    果たして、国民投票が行われる日が来るかはわかりませんが・・・。
           ・
    以上の私見は私の「思い込み」に過ぎないのかも知れません。ただ、世界の雛形である日本で「最後の審判」ということが行われるならば、時間的タイミングとしてシンクロです。

  14. SECRET: 0
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    Pさん、明快なお話をいつもありがとうございます。
    集合無意識が未だに低迷した状態にあり、世界のどこを見回しても、 存続の可能性の見出せる余地は乏しい状況。平和な日本でも、ゾンビ の犯行のような事件が勃発しています。彼ら犯人のことを、人間の形 をしていても、本物かどうか解せないところもあるほど。これは総じ て世界が黄泉の国の状にあると捉えることができるでしょう。
    このままでは沈没していくタイタニックのようなもので、早く救命艇 を浮かべて離れることが重要となります。それはいわば、イザナギの黄泉 国脱出にあたる部分であり、魂の行方をかけて行動すべき正念場とな るようなことかと思います。
    そこで自分だけでという小乗的な発想を捨てて、大道につくという選 択も大事になるかと思います。というのも、パワーにおいて勝ると考 えられるからです。
    >これから何が起こるかについては、そうした分野分野の神から人間 までの各層の様々な関与・ネットワークにより起こることであり、その意味 で他力であり
    この試みあるいは関与は、多くのグループによってなされていると見 られます。
    そのおおよそが共通する理想を目指しているように思います。大同小 異があるにせよ、総合されたパワーは、宇宙規模でのジャンプをも可 能にするでしょう。
    私も天与の役割か、2000年頃より自分固有の時空を使ってひとつの改 善の試みをし、みなさんの大河の流れに乗せようと、すでに2006年 末にシナリオを流しております。そして今は自分の時空を観 測しながら、成果を検証していく過程にあります。(私固有の時空は、 例のとおり破天荒なものと思います) 
    私が失敗しても、他の方によって試みが続けられていることは、新神話にも載せていること。それ が実際にあることは、私の安心にもなっております。
    orontoさんはこの場での縁者であり、悲願の達成を私も応援いたしており ますし、Pさんも私も成果を共有できたらいいですね。
    いつかきっとさん
    私もアセンションでどんなことがあるのか、理解できていない一人です 。
    昨今の科学者の与えた多次元宇宙という話題は、ひとつの兆候です。その数学的な意味よりも 哲学的な側面でどういった意味があるのかにとても興味があります。
    アセンションによる次元のアップという話題も、たとえば蟻んこの二 次元平面を鳥瞰するアリクイの三次元空間といった捉え方をするなら 、今この時空は四次元ですから、五次元とはパラレルに分岐する時空 群を鳥瞰できる立場の時空のことかなと思ったりするわけです。とにか く、我々にはシールドが課されたように、よく見えてこない世界なわ けです。
    あなたがアセンションの兆候として挙げられたのが「対立構造の打開 」なら、私はひとつの灯台として出現したジュセリーノ予言の「当初 の予言の後天的撤回や訂正あるいは予言の不成就、回避」といったこ とが、アセンションの兆候になるかと考えるわけです。
    つまり、何の変 化もなしの慣性方向への進捗から、「離脱、路線変更」が図られたことになりますから。
    護憲、改憲という話は唐突で面白いですね。
    私が思いますに、日本は敗戦を喫して、おそらくあのとき強い神意的 反動により、マッカーサーをしての押し付け憲法という形になったか と思います。しかしそこにあるものは、大変貴重なものでした。
    憲法九条だけを言いますと、戦争の永久放棄を謳うことで、敵対的な 諸国を納得させ、平和裏に国際社会復帰を成し遂げさせたことの功績 があるように思います。
    今でこそ、様々な陰謀論が渦巻いていますが、新生日本にとって、起死回生をはかる温 情ある措置ではなかったでしょうか。
    ただその後、日本は明治初期と同様、自国の伝統文化や精神性の良さ を劣ったものと解釈して、欧米追随の道をひた走りました。結果、精 神性の良さに基づく勤勉さによって、欧米に肩を並べる目覚しい復興 を遂げたわけですが、それだけのことで終わってしまいました。世界に 自国文化を発信し長所を啓蒙することを、国がしなかったのは怠慢であり、大きな失敗です。いま世界に残る日本の遺産は、利益主義と環境破壊の先鋒の足跡ばかりです。
    欧米流の利益主義むき出しの貪欲な精神性が薄められることなく、日本民族の主体思想とな ったとき、黄泉の国への突入が宣言されたようなことでしょう。それはジュセリーノによって宣告されたからというのではなく、古事記にすでに書かれていた教訓であるわけです。ホピも懸命に彼らの教訓を主張していました。それを預言にしてしまうのも、教訓にできたのも、今の人々だったというわけです。そこでは護憲や改憲やらはあまり関係ないでしょう。
    護憲で平和を維持しようとしても、根本が改まらなければ黄泉を促進 するまでです。改憲で戦時体制を整えても、その準備は、まわしをつ けて土俵に上がるのと同じですから、戦端開始は経済崩壊でも あれば、簡単にやってきます。
    旧神話での黄泉の中では、腐り行くものに可逆性はありません。ただ汚土脱出を図るべきのみです。その手段がどうなるかを、みなさん測りかねているというわけかと思います。
    アセンションか、UFOによる軽挙か、それとも・・。
    次のような見方を私はしてきました。
    預言である古事記や聖書のような旧神話が、世界の成行を縛っているという見方もできるわけで、その観点に立てば、旧神話を新しいシナリオに置き換えて誘導してやれば、世界はそのように変化するのではないかというアイデアです。それを、様々なシンクロに支えられながら、今年の初めまで行ってきました。もちろん、ほんの数人の協力者と、太古の神々との絶妙のシンクロ技で、めまぐるしい展開と手応えを得てきたと思っております。
    もしかすると、こんな黄泉であっても、まるごとソフトランディングさせる(救出する)ことも可能かと思っています。が、私の固有の時空間においてであり、みなさんと共有できるかどうかは分かりません。ただいま、検証している最中です。
    また、アセンションという言葉は最近知ったことで、あまりなじんでおりません。新神話には、漠然とした表現はなるべく盛り込まず、どこがどうなるかという具体性を盛り込んでいます。だから、兆候や実現具合が計量しやすくなっていると言えます。
    新神話は有効な手段と思います。
    旧神話の呪縛を解くのに、なにも多人数を要することはありませんから、団体でなくてはならない話でもありません。
    ひとつ自分の理想を込めて、やってみられてはいかがでしょうか。

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    奥人様
    山岳修行のような業務を終え、下界に降りてくると清々しい気持ちになります。
    先に私が書いたことの補足をしますと、他力本願の「他力」とは「阿弥陀仏の本願」であるらしいです。wikiレベルですので、情報の検証は必要かもしれません。私は他力の大本(おおもと)とは、宇宙の大元というか仏教的には大日如来若しくは、広義の集合意識ではないかと思っております。
    oronto様の情報も全く驚くべきもので、天照大神の反乱及び消滅なんてことは、oronto様や宙遙様の次元でも予想もつかなかったことと拝察します。まして、私次元で未来などわかるはずもなく、話題のジュセも当たったり外れたりしております。どのような超越的な次元でも予想を超えた現象が起こり、ままならない。これを、「他力」と包括し達観が必要と見ました。釈尊も確か、あまりに人間に関係のない巨大すぎる次元についてあれこれ考えることは、「首が落ちる」と戒めたようであります。
    このように予測不能な他力でありますが、一方の自力については、何度も述べましたようにここのブログの皆様や関係する皆様のお陰を持ちまして、格段の向上もあり、一人一人の方に感謝申し上げる次第であります。つまり、小宇宙たる自己改革・意識向上・神秘力の獲得は、縁により生じ、また機縁たるタイミングにもよるものと再確認しました。最近、地震の体感が高まって、以前ほど周辺の情報に頼ることがなくなったのもその成果です。この成果故に意識に落ち着きが増しました。数ヶ月前の自分とは比べものにならない変化です。
    また、不思議なことに自己の内面に意識が収束すればするほど、真逆に皆様との意識の繋がりは太くなると言う不可思議さも経験しており、アセンションがどうなろうが、このブログ他、私が出没させていただいているブログの皆様との関係は、永続するように願っております。私のアセンションに関係する願いとは、今、その一点かもしれません。

  16. SECRET: 0
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    Pさん
    内面に起きる気付きは、あなたに固有の真理であります。心の落ち着き、納得といったことが、その道の間違いのなさを予感させています。私には、これからどこに向かわれようとしているかも分かる気がして、祝福したい気持ちです。

  17. SECRET: 0
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    奥人様
    ⑰の3行を読んでいる間に、アセンションしておりました。というより天国を彷徨っておりました。いやいや、いけません。戻ってまいりました。お言葉の評価が実態を上回っておりましたので。私も誰に評価されるか次第で気持ちも変わって参りますが、奥人様のお言葉のありがたみは、表現のしようもありません。⑯に引き続き言いますと、私は奥人様の徳性が自己に宿りますようにといつも思っております。他の方についても皆そうです。我以外我が師という言葉も越えて、そう念じることが我々意識の統合をもたらし、小宇宙大宇宙に広がり、もって現象化に良い影響を与えると確信します。
    重ねて、もったいないお言葉ありがとうございました。

  18. SECRET: 0
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    Pさん
    ちょっと書きすぎてませんか。(^^;;
    みなさんがひたむきに模索し手応えを得て、悟りの階梯を上っておられるという様子が胸を打ちまして。ご健闘を祈らざるを得ないのです。

  19. SECRET: 0
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    奥人様
     身近な、普通の物事が、まこと「有り難い」ことを我々にお教えいただいているのだと思います。今という瞬間を完全消化するごとく、十二分に意識しておられる様子は、色々な派手な外歩きの経験も経てこられた存在だかろこそできることでしょう。
    ご披露有難うございます。

  20. SECRET: 0
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    マッチョマンさん
    単に傷心から小さな視野になってしまったのかも知れませんよ。
    もっと世の中には問題が山積しているのに、ちょっと現実逃避やらかしてしまいました。
    そろそろ現実に立ち返らねば。
    よろしく願います。

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