元伊勢日室岳との不思議な機縁
私にとっての謎解きの集約点があるとすれば、おそらく日室岳(岩戸山)になるかと思います。
というのも、そもそも私の生まれた場所が宮津市で、この地を代表する山が大江山で、そこに伝わる酒呑童子伝説を傍らに置いて育ったからで、その懐に抱かれた山が日室岳であることはごく近年になってわかったことで、その存在がよほど大事だとは、それもごく最近になって知るようなことだったからです。
何のためにこの地に生まれたかを思うと、対岸に天橋立を望むことを含め、数多くの不思議伝説に魅了された地であり、あの有名な浦島伝説もこの近隣の話です。その意味を知ろうとすれば、メルヘンの興趣をそぐことになるでしょう。しかし、考えてみざるをえないという性分。そして、謎解きに必要な情報が集まるという時代の利点。
今回の謎解きに果たしたインターネットの役割は非常に大きいです。そして、情報通の多くの人が、面識のあるなしにかかわらず、適時の情報を与えてくれたことが大です。
私のする今回の謎解きは、分量が多く見込まれるため、シリーズものにしたく思います。
今回の記事は、「その一」というわけです。しかし、最初から筋道立てて説明するというわけにはまいりません。今回は、いちばん直近に見つけたサイトを参考に話をしたく思います。
このサイトは、どうやらシャーマンクラスの方たちの交流会のようで、全国各地の神社巡りを主体にされて活動されているようです。
京都 元伊勢の外宮と内宮の隠された真実(1)~(4)
https://blog.yoshiokamanabu.com/?eid=1599
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https://blog.yoshiokamanabu.com/?eid=1602
これらは、とても参考になりました。
古代シャーマニズムにおける男と女の役割と罪
女性の思いは生み守り育てること。獣的な本能に従いつつも、巫女の心はその思いに沿って、その地を安寧にすべく、神々を公平に祀り、天と地を繋いだり、ほころびのある箇所を修理したりしてきたものです。そこには何のやましさもありません。
いっぽう男の神官たちは、権勢の伸長のし合いという、これもまた獣的な(テリトリーの保守と拡大)本能に従いつつ、全体的な進歩発展に寄与してきたわけです。
しかし、往々にして調和共存の方向を見失い、せめぎ合う相手を敵として殺したり、魂の封印呪詛をかけたりして、敵の本然たる力を弱め、自由を霊肉ともに奪ってきた経緯があります。その場合には、やましさだらけになるのも、強者で勝者である本人の良心の呵責や恐れによるところが大であり、そこに封じられた者たちの怨念がかかってきます。
この場合は罪として功過カウントされるカルマを生みます。当時は神官ゆえに知るその作用のほどを恐れて、彼らは頼るべき神々の利用を図りました。自分たちの栄華の存続の長い時の経過の後になら、その作用を甘んじて受けてもよいという、一種の契約を神々に取り付けて、カルマの先送りや作用の希釈や、怨霊の祟り封じを儀式的に執り行っているのです。その時に契約を担保してくれるのが、崇拝する神々でありました。
しかし、長い猶予の時が過ぎ、やがて期日を迎えます。溜まりに溜まったカルマはダムのようなところに蓄えられ、期日における一斉放出を待つことになります。
ところが、権勢の安泰の長期化におよび、この契約には限りがないと誤解した者もいて、依然として先送りや希釈を継続しようとするのも、一種の驕りと軽率によるものでしょう。
それを警告すべく、多くの預言や忠告が折々もたらされてきたわけですが、男性には腕白者が多いですなあ。死を以て償える程度のカルマとでも思っているのか、行け行けムードなのは困ったもの。彼らは新たな輪廻のステージに立つ冒険者となるでしょう。
元伊勢の地の因縁
2000年頃には、全国各地の因縁の場所の封印解除を活動の旨とする、現代の巫女さん(有閑主婦さん)たちがおりました。いつしかネット上で知り合い、我々が元伊勢詣でをするときのサポーターになってくれました。封印結界がきついが、解除してあるので、安心して行ってほしいとのことでした。
当時、私と共に行った人は、白蛇伝の白蛇の入った人(新神話名・イナンナ)で、すでに封印結界の怖さとその不利益を経験していたためか、大江町の元伊勢には行ったものの、橋立の籠神社は拒否しました。竹かんむりに龍とあるだけで、神霊を閉じ込める作用のあることを懸念してのことでした。カゴメとは竹で編んだこういうものを言います。
実際、籠神社の奥の宮である真名井神社には、多くの先住民とその神々が、その名もよすがも誰知らぬようにされて、磐座が置かれ封印されているもようです。
最近になって、情報第一マンのGさんから、そこは昔、子守一族のいた場所で、海部氏によって滅ぼされ、一族神官もろともその場所に埋められており、現在の子守氏の末裔が、そこは先祖の墓所でせめて御霊の移転を申し立てたものの、受け付けられなかったとの話。
現在の海部氏が、先祖の成した行為を詫びるなら、ご先祖のカルマも解けるのでしょうが、ご先祖も行け行けムードなんでしょうかね。男はどうも、権勢欲に関しては強欲ですなあ。
私は2001年にまた別の女性(新神話名・シノ)とひょんなことで知り合ったとき、その女性は開口一番に、「あなた、ヤマトスクネやね」と言われまして、その時に私は古代人だろうなとは思ったものの、正体は知らなかったのでした。
しかし、後に海部第四代目の頭領とわかり、さらに現地、籠神社に行った折、なんとヤマトスクネの銅像があり、浦島伝説のような亀の背に乗った姿とともに、顔がミュージシャンの伊勢正三に似ていることもまた(笑)分かったのでした。
なるほど、それでか。実は移情閣の三階から下りてきたという青年もまた伊勢正三似であったといい、このためイナンナも若いころ、それに似た人物を道すがら探していた経緯があるのです。変なところで照合がとれたものです。イナンナとは伊勢正三のコンサートを鑑賞に大阪年金会館ホールまで行きましたよ。
以後、私はヤマトスクネの属性も身につけました。私は当時から海部の抱えたカルマがおよそわかっていて、新神話においてヤマトスクネをして封印解除の工程を踏ませました。カンナオビとともに現地に行ったとき、彼女からもらった乙姫の玉を用いました。ヤマトスクネ像も、手に乙姫の玉を持っていますね。
https://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51917633.html
海部の初代は、ヒコホアカリとされます。系図にそのようにあります。
この人物はニギハヤヒと同定されているのも、彼の名前の全体名がとても豪奢なためでしょう。
天照国照彦天火明櫛玉饒速日命
「天照国照彦」で太陽神であり地上のファラオでもあるところの男性を意味します。
「天火明命」は津守氏・尾張氏・海部氏・伊福部氏・掃部氏の祖として末広がりに展開。
「饒速日命」は河内大和地方をある目的により手に入れ、それを後に神武天皇に譲ります。
その目的とは、名前でもわかるように、賑わしの時代の速い到来を促すことでした。
そのために、彼はたくさんの産業の基となる知識を携えていました。それを「櫛玉」といい、櫛のように多分岐した学問体系でした。おそらくこれがカバラです。
彼は革命を日本に起こす役割の人物でした。
日本は、過去に大きな大戦をして敗れ、進駐軍により占拠されましたが、日本民族は残り、欧米の文化の移植を受けて世界の工場になり経済大国となりました。饒速日命のいた当時も似たようなことだったと思います。歴史は繰り返しているのです。今後さらに似たことが繰り返されるのだとすれば、今度は宇宙文明の移植がありうるでしょう。
神話はある特定のパターンというか方程式のようなものを与えており、時間と空間が広がり行くに従って各種各様の歴史的現実が展開しているのです。
しかし、次の段階に行く前にすべきことがあります。過去のカルマの清算と過去に施したあらゆる封印の解除です。これなくしては、先に進んでも、恐れおののきながら同じことを繰り返すしかなくなります。
どうやらニギハヤヒも自ら封印されることによってその不遇を体験し、大いなる反省によって、封印解除の陣頭指揮に立とうとしているように思います。これもまた、ネットで見た「ピロ玉」さんのアストラル界見聞体験情報によってそれを知るようなことでした。
https://pirorinu2015.blog.fc2.com/blog-entry-491.html
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https://pirorinu2015.blog.fc2.com/blog-entry-551.html
今回はどうやらニギハヤヒが地上のこれはと思う人物にかかり、太陽神としてお出ましになろうという計画のように思います。
その候補者がGさんで、彼は「赤い太陽」になると童女に予告されたことに気をよくしており、日室岳のキャップストーンと瞑想中に同化していたとか、スサノオが自分に憑いたとか言っており、極めつけは、台湾の五台山での修行中に虎将軍に入られたといい、その修行中の服装がピロ魂さんの描いたニギハヤヒと同じであったことから、「これは僕ですよ」とまで驚きながら言っていたこと。これには私も驚きましたね。
キャップストーンといえば、あれだよね。一つ目ピラミッドの。モロだよね。
そこで一言。
真の天の岩戸開けは、太陽神のお出ましと、すべての封印解除や隠蔽除去がセットになっているべきです。そうであれば、ニギハヤヒが太陽神としてお出ましになるにつき、異議はありません。これから神々に支援賜るのは、カルマの作用の免除のための先送りや希釈では断じてなく、封印解除で暗がりから出てきた霊たちへの指導と復興支援になります。
理想を言うなら、到来しようとする宇宙文明にも地球の土台作りと復興への協力が大事になります。そうでなければ、人類は地球を捨て去らねばならなくなるでしょう。宇宙文明がどのようなプランでいるのか、それはよくわかりません。しかし、地球に目をつけて以降、あらゆる地上の歴史は彼らによってコントロールされてきたのも事実。いよいよ、彼らの本心がこれから明らかになってくることでしょう。良いものであってほしいです。