みなさんに、地球の成行をよい方向に持っていく誰でもできる方法を教えよう。
それは弱小なあなたにもできる、たった一人で誰知られずにできる方法である。
それは同時に、あなたを地球の守護神に変えるだろう。
方法はいたって簡単だ。
目を閉じて、地球を目の前に思い浮かべてみよう。
イメージできたかな。
ならばそれを胸元に引き寄せ、まるでいとし子をあやすように、優しく抱いてみよう。
あなたはそのとき、まさに地球を守る神になったのだ。
その稀有な神としての自覚を体験してみたまえ。
地球は、あなたの愛と応援を得て、元気を取り戻していくように感じられることだろう。
瞑想を五分もすれば、そこに住まうあらゆる命に対しても、愛情を感じられるようになる。
あらゆる有情は、あなたと地球の愛と応援を得て、しだいに元気を取り戻す。そのように実感されるはずだ。
あるいは、地球を悠久の父親母親と見立てても良い。あるいは、今生でお世話になる生涯のパートナーと見立てても良い。守る気持ち。甘える気持ち。感謝の気持ち。愛情のありったけを、この生涯のパートナーに贈ろう。
空気のように、我々の意識の上に上らなかった立脚地である地球。
人は何かを求めて視線を虚空に彷徨わせたが、何か得られるものはあったのか?
もうそこそこ期待が裏切られたのなら、視線を転じて足元を見たまえ。
大地はいつも見えるものとして存在し続けた。
確固とした存在の安心感を与えてくれたのも地球だ。
わけあってこの星に絆を持った人たちよ。
これは星の王子さまの魔法瞑想。
何の力もないように見える小さな者でも、最大の責任が
果せることを知ってほしい。
心の底から、地球を守ろうという気を起こそう。
地球は命の母であるとともに、地球はあなたの子供なのだ。
ゆめ、あなたのエゴのはけ口にしてはならない。
たいせつな自分の子に対してするように接しよう。
そしてたえず愛の想いで包むよう。
人には想像という至高の力がある。
なんとなれば、善意の宇宙の友人たちは、
地球を愛する人々の守護の波動に乗っかるようにして
やってくることができるからである。
宇宙の友人たちは、その日、人々がわずかな見込みさえ
失っていたとしても、すぐれた叡智を携えてやってきて、
世界の建て直しに力を与えてくれるだろう。
もうその日は、掲挙といった消極的退避行動ではない。
振り出しに戻って、千年の冷却期間をかける
という無駄を冒さずとも、新しい栄光の時代を早々に
目の当たりにすることだろう。
その日には喜び勇んで宇宙文明の仲間入りを果しなさい。