婚礼の日

今日は天津神殿には大勢きていただくことになった。
ひな鳥はもう準備できたかな。そうか、もうひな鳥などと言っていたらいかんな。
どうだ、建比良鳥(タケヒラトリ)よ。もう出かけられるかな。
社殿の前に出て、お出迎えせねばならんからな。
神世からここまで立ち入るのも、地上は危急の時を迎えているからに他ならぬ。
日本は世界の雛形。日本がこけたら、みなこける。日本がしゃんとすれば、みなしゃん、ごきげんようとなる。
まあ、今回はよほどたいへんだったと見える。久々に、いや初めて、大きい顔をしてみせることができるかな。それとも。
まだねちねち言ってくるようなら、よもや経緯を忘れたわけではあるまいと、一発かましてもいいんだからな。
くほっ、くほほほ。
おっと、あんまり品がよろしくないようで。

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