名猫ブーに命と家を火災寸前から助けられる

つい先ほどのこと。
昼間のシチューがたくさん残ってしまったので、少し火を通しておこうとIH調理器にかけて中火で煮始めたのが夜の9時頃。
他のことをしていて、すっかり忘れてしまい、しかも就寝してしまう始末。
たまたまブーがやってきて、給餌をねだる声をあげたのが深夜2時。それでようやく起きると、何やら甘い煙の臭いがする。
頭も重だるく、煙に咳き込んでようやく調理中だったことに気づき、IHに行くと猛烈に煙が出ていて、調理器面は真っ黒。
むろん、鍋の中も真っ黒。電源を切って、鍋を炊事場に。ジューと過熱鍋から湯気が。
黒こげの鍋はボツ IH器はまだ動く

ブーは私のこのあわてようと咳き込みを見て、一旦外に逃げましたが、ブーよよくやったと感謝を述べると戻ってきて、
いつもの場所でちゃんとご飯をたべて出て行きました。
部屋の中は煙だらけ。ブーは何事もなかったようにいつものように振る舞いましたが、出ていくときには少し嬉しそうでした。
いざというとき、やはり頼りになるのは、執事になってもらいたかったブー。煙の部屋の中に入ってきてまで、起こしてくれた
のには、猫の領分を超えた忠義があったからに違いないと思うのです。
すっかりもうろくして、何でも忘れっぽくなった私。
別のことをしただけで、前のことを忘れているのです。
そんなとき、一日一回か二回しか(ゼロのこともある)やってこないブーが、タイミングよく来てくれた。
ありがとう、ブー。
心通わせる以上のことができるのが、ブーよ、君だ。

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