1月15日の朝6時前に見ていた夢が印象深い明晰夢的なものだったので、記すのですが、それは決していい夢ではありませんでした。
割と憶えていない長い夢の後でそれに続くものかどうかは分からないのですが、部屋の中で寝ていて、壁か天井に大き目の蜘蛛がいて、それが何かこちらを狙うようにして、すばやく這い回っているのです。それがやがて天井の私の上にやってきて、糸でぶら下がったときに亀に変化して、しかもその亀が口によだれをいっぱいためて、私の上から下りてこようとしているのですね。
私はうわーっ、これは私を捕食しに来ているのかと、掛け布団で防御。そこまででシーンは別のものになっていったのですが、起きて寝覚めの悪い思いをしました。
洟をかんでみれば、鼻血が混じって出ていましたし、けっこう体じゅう不愉快で、ああこれはエーテル体のアルコンあたりが取り憑こうとしてやってきたかな、と思った次第。
というのも昨夜、寝る前に「アントワインのコブラインタビュー」という記事を二つ読んでいて、そこに二元性の土壌に現われたアルコンのことが書かれていて、コーリーの話などからもその存在を知っていたため、余計に警戒心や不安が増幅して、こんな夢の事態になったのかなと思いました。
猫のシャンは大食漢で、その食欲はわがまますぎるほど選好的だったことが多かったのです。このところその傾向に改善が見られたのでしたが、またそのわがままが出てきて、そこで気がつくわけです。私だけでなく、もっと感受性の強いシャンにアルコンが入ったかなと思い、九字切り術で追い出すと共に、愛情の波動をシャンに送り込んでおきますと、素直になって外出していきました。
私はなにもアルコンを怖がったりはしていないのですが、意識すると接近してくるようで、コーリーも言っていたように、我々の恐怖心や不安感を感知してやってくるもののようなので、あまり意識しすぎないようにすることも大切かなと思います。しかし、どうしてそのような忌まわしい夢に対して、撃退などの手段を夢の中にせよ取れなかったのか、自分に対しても疑問を感じるのですが、私は蜘蛛も亀も気のいい仲間だと思うから、いざということもできなかったのかなあと思ったりしています。アルコンもなかなかの知恵者です。こんなことじゃあ、太陽フラッシュなど起こせるんかいな、と反省。
コブラも言っているように、ベールの外側の世界にはそのようなものはいっさいいないのであり、我々はそこを目指すなら、そこらじゅうにあるかに見えるトラップに嵌っているようなことはなるべくやめておかねばならないと思うわけです。アントワインもエイリアンもコーリーもそうですが、詳密に分析するとそれが今度はトラップを生む原因になる欲求(探求欲)や、見えないものへの不安などへと繋がりかねませんから、こういうことがあるんだという知識程度にとどめておくことが大事でしょう。
邪悪な勢力は、我々の意識をトラップに嵌めて、そこから脱け出せなくしてきた連中です。そのいちばん最たるトラップが、おカネでしょう。もう世界経済破綻の瀬戸際にあるという今日でも、投機に熱中してあわよくば稼いでやろうという嵌り人間がほとんどです。ほんとうにアセンドなどということがありうるとは思えませんよね。
しかし、コブラも言うように、いまは二元性の撤廃の方向にあるという宇宙全体の流れが、見込みのよさを与えてくれていますし、前回の私の記事のかなり僭越で強烈な創造神への諌めが、決して間違いでないことの証明をくれたような気分を持ちました。そうなのです。二元性世界にしたことが、うかつなミスだったことになります。暴れまわりたかった者たちに、歯止めがかけられなくなりましたから。しかし、それなしでは、教材の数が依然として足りなかったでしょう。今回の二元性宇宙の試みは、たくさんの教訓付きの教材が得られることに繋がったに違いありません。その教訓が優先して生かされなければ、ただ実験して事足れりとする無責任科学者の手にかかり、また暴走してしまうわけです。無責任を容認したのも二元性ゆえの帰結です。
我々は、創造神の命を受けて、第二宇宙で悪いことを引き受けてきたというのに、いまさらなんだというのが、邪悪な側の言い分でしょう。火と硫黄の池で懲らしめ、消去するという噂に、彼らも憤りますわね。ここは、彼らに、その役目は終わったということを、認可を与えた創造神から説いて聞かせ、その束縛を解いてやることから始めて、あとは二元性宇宙で苦労した魂たちを、早期帰還させ労をねぎらってやる番が来たのではないかと思います。
創造神に願わくば、リセットしては如何かということのみです。それが日月神示にいう「大建て替え」の主旨です。元のキの神以外に大建て替えのできる神はいないというその元のキの神こそ、梵の全系という世界大樹にある側の神々であり、大建て替えのノウハウはすべてお任せしてはどうかというのが、ひとつの意見です。