賓客とともに

三匹はまだ子猫なんでしょうか。
まだ二ヶ月ちよっとでしょうから、そうなんでしょう。
しかし、白虎はまぎれもなく、あのウーなどは、高松塚古墳の顔の怖い顔に似てくるるばかりか、獰猛さも相当なものとなってきています。爪を使うにやさしさやこだわりがなく、引っかかれたらすぐ怪我をします。
ブーとフーは夢見の見立てどおり、先代の白虎夫婦で隠居前の旅行にやってきた感じです。しかし、次の代の白虎になるべきウーは、虎息子で、あらっぽさが勝っていて、先代も手を焼いているふうです。そこでどうやら、私が募集していたのを知って、帝王学を学ばせようと今回の旅行となったようで、これは研修旅行というわけでしょうか。
いまも三匹はこの画面を見、またキーボードに乗ったりの邪魔を企てながら、まあ書いてもいいんじゃない、といった感じで、膝に二匹、首に一匹居座っています。そしてゴロゴロ言っています。肩の上にはメディシン・フーが・・・暖かい襟巻きのよう。
彼らが遊び合って、激しい格闘をしていたりするのですが、私のところに来るとしばらく膝のりの荒っぽいトライをしていても、やがておとなしくなり、手元でゴロゴロ眠ります。掌を当ててやると、そのまま熟睡へ。
気功師に遠隔から掌で気を送る人がいましたが、私もなにやら気が出ているようで、彼らの性根を和らげ、気持ちよくさせているみたいです。いま膝は自然の暖房で、とても温か。猫をコタツにするというのは、貧しい庶民の生活の知恵かと思います。ギブアンドテイクが、生き物との間にもありえているのです。いま、すぐ下からゴロゴロズーズー言う寝息が聞こえています。
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先ほど、ウーには帝王学の基礎ともいうべき、強くそしてやさしくあれ、を言い聞かせましたところ、かなり性根が良くなりました。フーのほうがいまは荒いぐらいか。それでもフーの苦労が偲べました。ブーは男親といえども、養子タイプ。教育への直接関与はしなかったみたいです。しかし、これで少しはみんな楽になるでしょう。
                                  

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