カミラセと飛鳥に旅した時、二人で同様の心霊写真が撮れている

あれはもう、32,3歳の頃のことだったか、当時、私は名古屋にいて、友人カミラセとともに、私の車で四人で飛鳥、そして吉野へと物見遊山したのだった。

飛鳥では駅前の貸自転車をみんなして借りて、カメラ片手にあちこち見て回ったのだったが、私のカメラに、心霊系かと思われる不思議なものが、見て回った場所ごとにと言っていいほど、バラエティ豊かに写っていたのだ。

たとえば、馬子の墓とされる石舞台古墳の入り口側から全体を撮った写真に、斜めのぼやけた線が左下から右上にかけて入っていた。馬子の首塚のときには、上空に赤いもやが写っていて、まるでその一帯が覆われているような風であった。(むろん、実際の現場には赤い靄など出ていなかった)

吉備姫王墓のところでは、下に猿石が何体かあるわけだが、下3分の1ぐらいがスパッと切られたように真っ白になっていた。カメラの不具合か、それとも何か反射板のようなものがあって、そこにフラッシュが当たってこうなったのか、しかしそのようなものはなかったはずだから、原因不明の現象ということで片づけた。山田寺の遺跡の区画のある敷地には何も造作はなかったが、一番下に肌色をした坊主頭がひとつ写っていた。これは古代の坊さんの心霊だったのだろうか。

高松塚古墳の外側、上が竹林になっていたが、それを背景にして、あきらかに人の形をした赤い発光体(馬子の首塚の赤い靄のような色)が写っていて、何と剣らしきものを手に持って、それを上に向けて立てているような姿をしていたのだ。

もちろん、名古屋に戻ってから、写真屋に現像してもらってから、その異様さを発見したわけであるが、もう昔のことなので、誰かに打ち明けたかどうかはわからなかった。カミラセにもその話をしたかどうかはわからない。

飛鳥の後は、吉野にドライブして、ちょうど桜満開の頃だったので、適当な駐車場に停めて、下りようとしたときだ。私の側のドアの内側に、500円玉ぐらいのサイズの円形の虫が張り付くようにして止まっているのだ。背中のデザインがきれいな対称形をしていて、まるで超小型円盤のようであった。しかも、中が透き通っているようで、まるで明かりがついているかのようでもあった。私は驚いて、「おお、こんなところにUFOが来とるぞ」と言えば、カミラセが「記録型円盤だ」としっかりそれを確認してくれた。

もうそれは30年以上前のことになったが、虫型UFOの存在を報告した人がいた。坂本さんである。彼は2003年のフジテレビ系の面白番組「100年後の超偉人伝」に出演して、虫型UFOの存在を明らかにしていた。
https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/general/tv/fuji-tv/choijinden.htm

ところで、最近またカミラセと交流するようになり、あのときの吉野での円盤の話になって、私はあのときの行軍で飛鳥の遺跡で、おかしな心霊写真を撮ったんじゃと話せば、カミラセも同様のものを撮っていたんじゃというではないか。

まず、高松塚の竹林に人の形をした赤い霞を撮っていたという。さらに吉備姫王墓でも、写真の下半分が真っ白になっていたことも話してくれた。その他のところでの撮影物の一致はなかった。

とにかく、別のカメラで別人によって撮られた写真、それも心霊写真に、一致が見られるというのは、どういうことか。タイミング的には、数分程度の差があっただろうか。我々だけが逢魔が時を共に過ごしたのであろうか。観光客も多いことであるし、心霊現象としてのそのような報告例があるのかどうか見ているのだが、まだそのような例には出会っていない。

カミラセも私も、当時持っていたのはそう高くない光学カメラで、何が写ったかは、写真屋に現像を持ち込むまではわからない時代であった。

その後、ビデオカメラの時代になり、複数人で同じ景色をファインダーに収めることも珍しくなくなった。しかし、心霊現象的なものについては、同じ被写体が別のビデオカメラで撮られてしまうなどといったことが、ありうるものだろうか。実は、それが一度だけあったのだ。

2004年6月19日、六甲山鉢巻展望台から、摩耶山方向を少なくとも4台のビデオカメラが同時撮影していた。その日は、6月24日UFOの日の、みのもんたの「この日何の日」の放映が迫った取材ロケの日だったのだ。我々のクラブメンバー四人のカメラが回りっぱなしだった。

その逢魔が時タイムは、取材ロケが終わったころだった。コロコロと回転する三角UFOが私と、坂本さんの奥さんのビデオカメラに同時入射していたのだ。それぞれのカメラの置き場所も、時刻設定も、ズームしていた距離も異なっていたため、写り込み方は違うが、同じものを二人で同時撮影していたものであると推断できた。

https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/general/20040619.htm
https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/general/anal_tri2.htm

このときの「この日何の日、UFOの日」の番組はこんなふうだった。そして、メインに放映されたUFO映像は、回転三角UFOが予知したとみえ、武良さんの逆三角UFO追跡ビデオだったという次第である。

https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/general/tv/nihon-tv/nannohi.htm

 

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