G氏とニギハヤヒ

G氏から受けた情報提供の恩恵には絶大なものがあります。
滅多に会わないでする彼からの随時の情報提供は、およそ開口一番から始まった話が的確なシンクロをもたらす情報たりえました。

まだ2000年になる前に、G氏とは最初の出会いがあって、そのときは武良さんと同行していた折でした。
G氏はそのとき、丹後の元伊勢周辺伝承の土地を案内してくれたのです。
宮津市から竹野海岸に至るまでの、古代遺跡のうちでも、誰も知らないような土地に関して、彼は博識を披露してくれました。
私はそのときの経験を基に、紀行文とSF物語を書いてホームページに上げています。
遥野不思議紀行

その日、元伊勢皇大神社の西にある御神体山・日室岳の遥拝所で彼は最初の不思議を披露してくれました。
丹後元伊勢伝承

遥拝所のしめ縄の下に幣が四本垂れさがっていて、そのうちのいちばん左の一本だけが、風もないのに揺れており、他の三本は静止していたのです。
それをいち早く見つけた彼は、私にそれを見せ、「ほら不思議でしょ」と言うや、つい今しがた観光客によって遥拝所の神棚の石段の上に供えられたワンカップ酒を取るや、その蓋を開けて、「お酒はただ供えるだけじゃあダメなんですよ。ちゃんと蓋を取って飲めるようにしてお供えしなければいけないんです」と、右手の指で中身を石段の周りに弾き飛ばし、さらに残りを土の上に撒き、そして少なくなった残りを私に飲まないかと勧めてくれました。武良さんもG氏も飲めないので、私がということになりましたが、ご神縁を結ぶ気がして、飲ませてもらいました。
私は残りをいただいてさらに残った幾分かを土に撒きました。
「これでいいのかな」「上出来です。これでちゃんと、ここの神様には飲んでいただけたことになります」
その間の彼の手際よさには驚かされっぱなし。

それから宮津市に入ってからの案内になりました。
境内地に巨岩が北斗七星の並びに置かれた神社(村社)があり、その岩に一定順にタッチして縁起を良くしました。
丹後の北斗七星

さらに天橋立まで行って、国常立神が太古のに昔、執政されたという場所を見学。
丹後半島の先端まで行き、浦島太郎を祀った浦島神社と竜宮への入り口を見て、すぐ付近にある山上から流れ落ちる滝に感慨し、さらに竹野海岸まで行く道すがらに土蜘蛛の遺跡を見て、依遅ヶ尾山の登山をして、山頂からの眺めを見て帰るという、心臓破りの強行軍でしたが、いい経験になりました。
丹後依遅ヶ尾伝承

神世とも思える国常立神の執政地跡を彼は誰から聞いて知っていたのでしょう。むろん彼は人脈が豊富で、しかも神道系に知り合いが多いことから、その方面からとも思えましたが、もしかすると、彼の中にはすでにニギハヤヒの神霊がいて、彼の直感に働きかけて導いていたのかもしれません。
無論その時の情報伝達相手は、私に違いありません。武良さんも同席していましたが、彼はUFO撮影という目的に特化していて、専門が異なっていたから関心がなく、積極的に話に加わらなかったのです。

それからインパクトのあった出会いは、2003年になってからでした。彼がわざわざ我が家に訪ねてきて、数日前に見たという夢の話をどうしてもしたいのだと言うのです。
その夢の中では、二人の古いイタリア地方の魔女のようないでたちの人が出てきて、音程のない音階だけをつぶやきながら踊っていたといいます。ドシドレシラドシドレシラ・・・と。
それを彼は、どこからその話を知ったか、魔女のディアナとアラディアであろうと言うのです。そして、太陽神であったルシファーと妻のディアナの話を説明してくれたのでした。
それによると、ルシファーは実は北イタリア地方の先住民の信仰の対象で、太陽神のことであったといいます。ディアナは同じ空の夜に輝く月であることは言うまでもありません。そして、そこには神話がありました。

ルシファーはディアナから別け出たもので、ディアナは彼が恋しくて一緒になろうとします。ところがルシファーはそれを嫌い遠ざけていました。そこでディアナはルシファーが猫を愛好していたのを知っていて、猫に化けて彼に近づき、契りを持ってしまい、その結果生まれたのが娘のアラディアだったというのです。ルシファーはそのことを後で知って怒り心頭になります。

G氏が夢に見たのは、どうもディアナと娘アラディアであり、つぶやいていたように思ったのは、ルシファーの怒りをなだめるための歌ではないかというのです。その旋律は、ドシドレシラドシドレシラソドミソレシラ、ドシドレシラドシドレシラドレシドレシラ、だったと確かに憶えているのですと言います。夢の中での記憶でここまで憶えておれるのはすごいものです。彼は自衛隊の試験を受けたとき、テーブルの上に置かれたいくつものアイテムとその位置を正確に覚えていて、試験官から君は昔で言えば陸軍中野学校に進めるほどの能力だと評価されたとのことです。

私はそれを当時パソコンに入れていたDTMソフトを使ってどんなメロディーになるか試してみました。すると、なかなかいいメロディーになるのです。そして、彼が帰った後、作曲したのがこの曲で、題して「アラディア」

その次に彼が来たとき聞かせると、なかなかいいですねと言ってくれました。そしてその音程を懸命に憶えようとしてくれました。きっと彼は、自分で試してみることもしなかったのでしょう。

私がその時、神話として聞いたのは、ルシファーが悪魔などではなく、キリスト教到来以前においての主催神であり、先住民にとっての太陽神だったということなのです。世の中には不条理なことが多いものです。それが排斥され僭越な光を放つ金星へと退去させられ、さらに悪魔にまで貶められていく過程は、国常立神が退去させられ、祟り神で鬼人のウシトラノコンシンへと変遷していく様と似ているように思いました。こんな方法で、世界中で原初神が強制排除されているのです。ギリシャ神話では、黄金時代を築いたというクロノスの治世を、殺害して地下に沈めたゼウスの話が有名です。その結果、人々は幸福になったのか。否、まったく逆ではなかったでしょうか。人々はゼウスの怒りに触れまいと、ただ怖れ敬ったのです。

私が最も頼りにしていたのは、ネット検索でした。彼が説明したルシファーとディアナの話は、リーランドの魔女の福音書という失われかけた古代伝承にあるらしかったです。しかし、ルシファーが猫を愛好し、その性格をディアナが利用したといった話は、どこからも得られなかったです。この情報もまた、ニギハヤヒが知識していて、彼をして私に語らしめたのでしょうか。

そのすぐ後でした、UFO撮影クラブに坂本氏夫妻がメンバーとして加わりました。それでようやくメンバーが4人になりました。
彼は初対面の時から、我々の過去世からの因縁話をしてくれました。途方もない現実離れした話でした。
「ああ、やっと本物の○○さん(私)に逢えた。僕は第一番目の世界で○○さんに遭ったんやけど、○○さんは会社の社長しててなあ、頭の中はお金儲けのことばかりで、けんもほろろやったから、がっかりしてもてなあ。その第一世界では短命やったから、第二世界に移動したんやけど、そこでも短命やったから、この三番目の世界にやってきて、やっと本物の○○さん(私)に出逢えたんや。僕らは1万年前の古代エジプトでの縁があるんやで」と。
私は古代エジプトのファラオであり、そのとき最高神官をしていたのが坂本氏だったというのです。

私は33歳頃にピラミッド瞑想をしていて、特殊な神秘体験をしました
今よく撮影されるようになった白球UFOに、眉間から飛び込まれて光のシャワーを浴びたのです。世界不思議発見という番組内での吉村作治氏の仮説するエジプトのファラオの太陽神受け入れ儀式のCG映像が、私の体験に似ていたので、ファラオと同じような体験ができた不思議と、坂本氏のこの話によって、過去世体験を追体験したのかもしれないと思うようになりました。

そして、私が社長をしていたという第一世界のことですが、私にもその機会が、ある時期の二者択一の選択肢の別の側を選んでいれば、ほぼ確実にありえたものだから、坂本氏は決してはったりでものを言う人ではないと思いました。

その坂本氏の透視能力と博識を頼りに、2000年9月の移情閣での二番目の彼女との鍵合わせ的シミュレーション会見について感想を聞きました。
https://redavian.club/monoomoi/himegokoro/2benten.html#2
すると、しばらく透視して、相手の女性は鬼のところから何か宝物を持ち出して来とるでと仰る。そこで彼女の夢の中での話と照合が取れたわけです。そのあと、問題の三階の青年に話は及び、手がかりの名前「キンイロタイシ」と彼女は聞いたらしいことを話すと、彼はいきなり興奮して、その青年とは「毘沙門天や、大魔神や、大天狗や、鞍馬天狗や、サナートクマラや、金星王や、ルシファーや、神々さえも恐れおののく存在やがな」と叫びました。
さらにはウシトラノコンシンも同体であるといいます。その時初めて、私は移情閣でそれらの神々の型を演じたことを知ったのです。

その中に、ルシファーが名を連ねていましたが、推測できたのは、金星に退去させられた時、金星王のサナートクマラになり、悪魔にされた時、ウシトラノコンシンにされたのではなかったでしょうか。しかし、彼らはみな、元は善神。彼らの地位を奪った後世の者たちが、その影響力を封じるべく、邪神悪神に仕立て上げたに違いないのです。
聖書には、神は時として正しからざる正義を用いることもあると書いてあるそうですが、その「時として」の期間は半永久とも思えるほどに長いのではないでしょうか。いったい聖書の神とは何者なんでしょうね。(最近になってやっとわかってきました。宇宙人(アヌンナキ)だったのです)

私はG氏と坂本氏によって、もしかしたら自らの依って来たる出自を知らされたのかもしれません。この二人が情報をくれなければ、何も進展はなかったはずです。ところが、G氏は坂本氏と仲が悪く、坂本氏のことをペテン師呼ばわりして非難するのです。私はこの二者ともにものすごくありがたいのですが。

その後、私は2004年に一番目の彼女と依りを戻して付き合うようになって、2004年10月のこと、彼女が懸賞でハワイ旅行を引き当て、私の誕生日プレゼントを現地で選んで買って贈ってくれた木彫り人形が、何と天使の姿のルシファー像だったのです。猫を抱いた七対羽根の天使像です。ということは、彼女も私に情報を伝える役であり、すべて総合してみると、天使ルシファーの雛型を私が演じなければならないような雰囲気になっているわけです。
ルシファー人形
二番目の彼女が持ってきたMOAの話のウシトラノコンシンも坂本氏からは出てきました。つまり、私は強制退去させられた原初神たちの雛型になっているのかもしれないことを思いましたね。

とにかく、G氏から教えられたのは、キリスト教世界では悪し様に言われるルシファーが、けっしてそうではなく、むしろ被害者であるところの善良な側だったということです。北イタリアの先住民たちは、キリスト教を残酷な抑圧者として捉えていたそうです。イエスキリストの時代はうお座の時代といい、霊性の物質への隷属を余儀なくされた霊的無知の時代だったことは紛れもありません。

2005年2月、彼女を連れてカナメになる元伊勢に行きました。G氏との面会も兼ねてです。現地でいつも待ち合わせる売店に着いて、しばしおばちゃんたちとの会話をした後で、G氏はやや遅れて到着しました。
彼がやってくるや、開口一番に彼自身が未明に見た夢について報告してきました。これはきっと今日会うことになる彼女に関係する夢のような気がすると前置きしたうえで、「目の前に白蛇と青蛇が交互反転しながら飛んできた」のだといい、蛇の夢は金運に恵まれる縁起の良い夢なのだと言い添えました。

その彼の言葉に、新神話を読み通していた彼女は、すでにシナリオとして書いてあった青蛇の彼女のもとに、二番目の彼女に憑いていた白蛇が脱魂して合流するというストーリーが実現したかのような情報に驚き、また同時に口裏合わせたのではないかと疑いました。帰りにそのことを指摘された私は、そんなことはない、それが新神話の現実誘導効果なんだと説明しましたが、彼女はまだ疑っているようでした。
このことで、私は彼女に、自信を持って四神獣のうちのふたつを(彼女の青龍に加え、そこに二番目の彼女の玄武を)兼務させました。
むろんG氏と口裏など合わせるはずがありません。これは神業なので、不正は絶対にできませんから。
そこで私はいっそう新神話の実現効果を確信し、またG氏がいつのときも的確かつインパクト最大の情報をもたらす人であると確信したのです。その彼とはどういう相性で結びついているのか、その頃私にはまだよくわかりませんでした。

そのすぐ後ぐらいに、香港映画「青蛇」が奇跡的に導かれるようにして、偶然見つかりました。その内容が日頃、影の薄い青蛇を主人公にした判官贔屓の映画だったことから、彼女もようやく時の移り変わりを納得したようでした。新神話効果とは、周りの環境が自然にシナリオ通りに整っていくことを意味するのです。

2007年からの彼女はめきめきと神話力を身に着け、神霊としての本体を余すことなく見せに来てくれるようになりました。同年1月14日未明には、夢に彼女は本体の雲龍として我家にやってきて、私の胸の中に飛び込んできて合体しました。また、同年9月に私の母がなくなり、夢にご来光に至る母の、大勢のお見送りの中での彼岸入りを見ましたが、これも彼女の本体が計らってくれたものでした。またその夢の光景そのままずばりが、別人からの寄贈写真に収められていて、夢の場所が実在したこともわかりました。彼女の本体様の神霊が鎮まる場所だったのです。
https://redavian.club/n-myth/yumemi.html#9 以降数節

こうした不思議がいっぱい起きた頃でしたから、G氏とも疎遠になりましたが、その後、
私は2009年に山奥に引っ越し、2010年にG氏を我が家に招いて、造作を手伝ってもらおうとして、あまりの汚さに彼の不興を買い、ほとんど会話もせず、一週間を過ごしてしまい、喧嘩別れの形になって、またさらに交流が遠のいてしまいました。

その後、私は2014年に国祖神夫妻の封印の幾何学と、畿内の逆五芒星図形が元伊勢で接することを発見しました。このときは、とある神社宮司さんが何者かのインスピレーションを受けて、「封印を解いてほしい」と助けを求められている様子でした。
その声の主はもしや国常立様ではないかと思い、二番目の彼女の言っていたことを調べなおせば、やってみていなかった大事なことが見つかりました。それは国祖神夫婦の封印場所の二か所を線で結んでみたことがなかったのです。

本来ならもっと早い発見が可能だったのですが、その情報主の二番目の女性とは喧嘩別れだったため、詳しく追及してこなかったのです。すると、有意義な封印幾何学図形が見つかりました。封印の原因がわかれば、封印も半分以上解けたようなものです。あとは、ちょっとした解除術の儀式で救出が叶うことになりました。
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封印解除術は、自己流ですが、坂本氏から教わっていた芦屋道満の九字切り術と、彼女がハワイで木彫り人形とともに買ってくれたトパーズ玉(乙姫の玉として設定)を使っての結界破砕術でした。その行をすること3度が終わった翌朝未明に、神世の司法係官が夢に出てきて、神世はすでに浄化された、このため地上界は邪神の天下りで艱難なことになろう、地上も浄化したければ・・と説明を受けました。その5日後の未明の夢に、国常立神が憔悴した老いた姿で現われ、何か言われていましたが、聞き取れませんでした。その2日後の未明には、夢に宗像三姉妹とみられる三人のスチュワーデスを車に乗せて空港までお運びしました。またその3日後の未明には、夢に芦屋道満宮司が私を神社裏の庫裏に案内してくれ、共に開錠をしました。

先の封印幾何学の発見のきっかけになった、とある神社宮司氏は亀のステイタスを持つ人だったことから、私が鶴なので、この方の企画していた畿内の逆五芒星めぐりの五箇所目の元伊勢ツアーの下見案内を買って出ました。G氏から教わっていた見物先を教えて差し上げられると思ったからです。
その日、私は計画的に鶴亀統べる握手を初対面の瞬間にしようとしました。出会いのときと、下見が終わったお別れのときに同じ両手がっちり握手をしました。二番目の彼女と移情閣でした握手とは比べ物にならないほどがっちりした握手でした。移情閣のときと同等以上に験が出るものと待っていましたら、出たには出たのですが、プスンプスンと力不足でした。この方のやり方と合わなかったようで、以後の協力関係を築くことはできませんでした。

ところがそうしている同年12月6日未明に、夢にプーチン氏が現われ、どちらもが歩み寄って、あの宮司氏とやったのと同じ両手がっちり握手をしますと、何と彼の顔がみるみる亀のようになり、はっきりと鶴亀統べるを確信しながらの20秒にも及ぶ握手になりました。
翌2015年からプーチン氏は世界をリードする賢王ぶりを発揮するようになられました。

2015年3月になり、G氏から、どうしても伝えたい情報があるからと、驚くべき話を電話で伝えてきました。なんと、その接点の元伊勢の日室岳に同行して登頂した超能力行者であるM氏が、日室岳の下に直径2Kmほどの亜空間があり、そこにアヌンナキが多数根拠していると言うのです。私はその情報を詳しく聞き、幾何学構図がほとんど誤差なく接していることを確認しました。それまでは400mほどの誤差があったのですが、文句なしの一致になっていることを見届けたのです。彼の情報は、封印幾何学図形に画竜点睛を与えるものでした。

たとえM氏の情報とはいえ、G氏が一枚噛むと、ものすごいホームラン性のスクープ情報になってしまうのです。2015年4月に武良さん宅でG氏、M氏と四者で会い、M氏の招きで彼の勤めるお寺に行ったとき、日室岳に岩戸山という別名のあることが初めて分かりました。M氏が行軍の際、よく岩戸山と言っていたので、それはどこかとG氏に尋ねたら、「なんだ、知らなかったんですか、日室岳のことですよと」答えてくれたのです。

さてその「岩戸山」という言葉でネット検索してみると、いちばん最初に出てきたのが、ピロ魂さんという、ヘミシンクによる体外離脱でアストラルトリップでの夢見体験を毎日のように綴ったブログサイトでした。
見ればなんと、岩戸山(日室岳)には封印された神々がいて、ピロ魂さん自身の描いた、夢で見たままの神々のイラストが載せられていました。
その情報を、今度は私がG氏にパソコン持参で伝えに行くことになりました。といっても、その当日は、武良さんが撮影に行きたがっていたこともあり、元伊勢の日室岳で落ち合うも、さらに幾何学図形の接点近くの北原集落のほうにG氏の道案内で行き、広場のようになったところで武良さんはちょうど日室岳の北側から山を背景に撮影することになりました。
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G氏と私はその邪魔にならぬよう、キャンプテーブルにおやつなど並べてパソコンの説明やら、赤い太陽(G氏)と心臓の壊れかけた青い太陽(私)の、情報交換をしました。
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彼にそのイラストを見せると、「ここに描かれている青年は僕ですよ」と言い出すもので、あなた大丈夫かとばかり、二三度聞きなおすと、まさにそうなんだと言うのです。彼も相当にショックを受けているようでした。
この青年はピロ魂さんの直感では、ニギハヤヒだとのことなのです。
G氏は、この通りの衣装を着て、この通りのバンダナもして、台湾の五台山でしばらく修行したと言います。それもまだ近年のことで、M氏に連れて行ってもらったとのこと。その修行中に、虎将軍(の神霊)に飛び込まれたのだとも言います。虎将軍とは、このイラストの虎でしょうか。ということは、Gさん、あなたはニギハヤヒか、もしくはニギハヤヒの神霊を宿しているのか、となったのです。そして、ニギハヤヒは天照国照彦天火明櫛玉賑速日命が全体名であるように、天照神(男神)とも言えそうです。

彼は、このピロ魂さんという方に会いたいと言います。何とかして連絡を取ってくれないかとまで言います。それはそうでしょう。ここまで一致が取れたのなら、何とかしたいというのが人情です。しかし、私はピロ魂さんは関東の人でしかも忙しい仕事を持っているから、うーん、どうかなと躊躇したまま、そのままになってしまっているのです。
私がもしかすると、彼の進出にとってブレーキになっている可能性は大いにあると思われます。ニギハヤヒさんよ、どうしましょ。もしかすると、あなたの要求だったのかな。申し訳ない。

またその会談の最中に、武良さんに異変が起きました。彼が手に持っていたダウジング水晶ロッドが、はちきれんばかりの勢いで回転しています。武良さん、手の緊張を緩めたらと促しても、止まらんのやと仰る。何か奇妙なことが起きている感じでした。
その通り。彼は撮影物を家に持って帰ってからモニターにかけて何が映っているか後で調べるのですが、そのときの驚異的データーを数日後に送ってきました。なんと、日室岳に複在するようにして潜在していた日室岳(別名・岩戸山)の幽体とも思しき、謎の船体が幽体離脱するかのように浮き上がり、山から離れていくさまのコマ撮り写真だったのです。
その写真集に私は面白解釈を付けてみました。
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G氏は、ここでは明かしませんが、実にいい名前で、名は体を顕わすことが確かなら、元の順番に正す人物になる人です。それは私の名が、名は体を顕わす見本みたいなものなので、彼もきっとそうなるに違いないと見込んでいます。将来、頭角を現したら、世界を秩序正しく指導する人物になるでしょう。「赤い太陽になる」と、年端も行かぬ幼児から言われたという、幼児の預言を私も信じたく思います。

また、彼自身よく瞑想もして、日室岳のキャップストーンと一体化していた経験もあると言いました。ふつう、並みの人間に言える話ではないのですが、私には理解できると思って話してくれたようでした。
キャップストーンと言えばピラミッドの最上部に置かれる石のことです。それはピラミッド階層のトップであるドンのことをも意味するでしょう。33階層あるなら、その第一階層に座する一者のことではないですか。
私が1995年に本にしていた「古代日本にカバラが来ていた」では、古代日本に秘教組織のドンとしてやってきたニギハヤだったと推理して書いているのです。つまり、キャップストーンとはニギハヤヒを象徴し、G氏はそのニギハヤヒと同化していたことになるのです。そして、イラストの青年がニギハヤヒで、G氏はその通りの衣装を着て修行していたというのだから、もうこのシンクロは完璧すぎるではないですか。ニギハヤヒはG氏を依り代にして、この世界に登場してこようとしていることになるでしょう。

彼には岩戸山にいるニギハヤヒ(アマテルの神霊を宿す)が懸かって、彼と人馬一体で演出を始めているらしく、私にニギハヤヒ登場に必要となる情報をもたらそうとしているように思えます。それによって、謎解きが加速度的に進んできたことも事実ですから。
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そして、ピロ魂さんのイラストのうち、後のほうの社殿の右側の坊主頭の人物を、G氏は何の躊躇もなく、「このお坊さんは玉杵さんですよ」と言ったのです。
「玉杵さん? ええーっ、それは国常立尊のこと?」「そうですよ」「ええーっ、ということは」と私は、この図形の接点が国祖神封印のカナメゆえに、そうなのかなという印象を持ちつつも確信がなかったところに、彼の一声ですべての事態が掴めてきたのでした。

ピロ魂さんがアストラルトリップして元伊勢に行ったのは2012年のこと。私がこの接点と図形全体の結界の破砕の術を施したのが2014年5月。ならば国常立神は芦別岳にまだおられるのか? いやまて、火の鳥を見立てての言葉の呪詛「煎り豆云々」に対する救出作戦は2006年には終えているから、芦別岳から元伊勢に移られたのかもしれない、とかいろいろ3次元思考してみましたが、異界でのことゆえ、また異なった動きになるのかもしれないという程度にしておきましょう。

では、ロン毛のやや年配の人物とは・・・国常立神と天照神の間の方といえば、伊弉諾神ということになりましょう。
では青年に従っていた虎とは、アジアにだけ生息する猛獣だとすれば、アジアの神・武塔天のことかも知れず、ならば弟神のスサノヲということになるでしょう。スサノヲは直情的な性格ゆえ、虎として現れていると思えました。ピロ魂さんは別の日に、この虎と格闘していますが、この虎は文明の利器を非常に嫌っていたといい、その性格はG氏にもろに現れていました。彼は携帯電話こそ仕方なく持っていますが、パソコンも車もいっさい持たず、ただこうしたものが嫌いなのだと言っていました。そして彼は正義感が強く、しかし彼自身の持つ正義が基準であって、その許容量の幅が狭いため直情的になりがちで、せっかく人脈を築いても多くを彼自身の主観で壊してしまっているのです。

2015年6月以後、突然にして蜜月の仲かと思われたG氏とM氏の仲は険悪になり、非難合戦になり、その矛先は私にも向きました。それはまさに虎が豹変したかのようでした。M氏が龍なので、龍虎の闘いの様相でした。

お互いが多少の疑心暗鬼を孕みつつも、2015年10月にG氏は、夢に私が出てきて、早く会ってほしいと告げられたので、会わねばならないと思って、と連絡してこられました。そう言えば、私には彼に引き継いでおくべき話がいくつもあったのです。そして、探査しておかねばならないこともありました。

ところで、私もその直前ぐらいに不思議な夢を見ていて、真白い道が夢に出てきて、そこに亡き母が普段着と手ぬぐい鉢巻き姿で出てきて、私の車にボストンバッグを3個載せようとするのです。ところが車と思ったのは大八車で、それを引っ張っていく白い道のところどころに、黄色いうんこが、とぐろを巻いた形で落ちていて、私はそれを踏まないように頑張っているところで目が覚めました。

私はG氏に会いに行くと、いきなり、「ちょうどよかった。今日は玉杵さんにお引き合わせします」とのこと。そのためしばらく彼の案内で車を半時も走らせたら、とある神社に着き、彼はそこの宮司さんが玉杵さんそっくりなのだと言うのです。
参道を入っていくと、その道が白い砂で覆われていて、夢で見た白い道に似ているように思われたため、彼に一部始終、夢の話をすると、道に落ちていた黄色いうんこを踏んでいれば、金運がついたはずですよと言うのです。いやそれは汚かろうかと思ってできなかったと言うと、彼は何度も、残念だったですねと言いました。彼は、この道の先に白蛇が住む池があるといい、白蛇は財運の神様だからと説明をしてくれました。

宮司さんがいつしか出てこられていて、初対面の私なのに、とても親し気に話しかけてくださいました。前年の5月に玉杵さんたちの封印解除をして差し上げたことへの心づくしのお礼なのかなとも思いました。宮司さんはG氏とはすでに何度も会っているようでした。その柔和なお顔が玉杵さんのお顔なのだと彼は言います。なんと善良そうなお顔でしょう。

はてそこで不思議なのは、この世にいる彼がどうして神世の玉杵さんのお顔を知っているのだろうということです。
私は、あの日からかなり過ぎた今頃になって気が付きました。G氏にすでに入っていたニギハヤヒが、岩戸山に共に封印されている祖父の玉杵さんとは顔なじみなわけでしょう。つまり、彼に乗っかったニギハヤヒが私を国常立神に引き合わせてくれたに違いないと思うようになりました。もはや前年に夢で見た、よれよれの老人という印象はなかったです。
もしかすると私に毎度のようにホームラン性の有効情報を持って来てくれたG氏には、ニギハヤヒが懸かっていたのかもしれないと思います。いや、きっとそうでしょう。

では、ニギハヤヒがどうしてそこまでのことをしてくれるのか。天照様だから、祖父の国常立神の救出に動いている私に力添えしてくれているというのも一理あります。またもうひとつ、私は2013年5月の出雲大社式年遷宮の翌未明に神世の出雲大社で起床して見て回った夢を見ていて、いったい私は誰の視座にいて見て来たのだろうと思うに、もしかすると出雲国造家の祖・天の穂日ではなかろうかと思うわけです。天の穂日なら天照神にとっては嫡男なので、それなりの肩入れを依り代である私への援助としてやってくれていたのかも知れません。

しかし、私はニギハヤヒに対して疑念があります。それは彼が秘教組織の古代日本支部のドンだったということです。その彼が、G氏を介して次の時代の太陽たろうとしているわけです。彼はうお座の時代設定をしたドンだったはず。その方が、今度はみずがめ座も仕切ろうとしている気がしました。
おいおい、ちょっと待ってよ。これからの時代は、国祖神様に大政奉還しなければならんでしょう、というのが私の主張なのです。しかし、岩戸山で玉杵さんはどんなお考えになられているのか。もう皆さんでシナリオは決められているのかもしれませんね。

この記事の文章を書いている前夜は、ニギハヤヒのことを思い、また意識交流をしたいという気になって昨晩は眠ったのですが、何度か起きてまた寝る都度、ニギハヤヒがすぐそこにいて、会話しているような感じになりました。
たくさんのことをテレパシー的に話し合ったように思います。私は神話上の立ち位置が、今ではかなりわかっているため、対等の雰囲気での話になりました。
話の焦点はG氏のこれからのことだったように思います。私は今目下、国祖神様への大政奉還とともに、日月神示にいう大建て替えを目指して私の世界におけるタイムライン整備をしています。むろん、私の固有の宇宙でそうするつもりです。他の人たちもそれぞれが固有の宇宙を持っていて、それぞれが創造主であるゆえ、不干渉であることは無論なのですが、私は大建て替えのために私固有の宇宙を使うつもりなのです。

G氏の辿るタイムラインとは異なるものになるでしょう。彼の自己実現は、赤い太陽になり、この世界の救い主になることです。
大建て替えは、この世界の根本からのひっくり返しですから、人為的な救済の入るシナリオではないので、彼が世の主役として出てくるタイムラインはまた別のシナリオになります。それがニギハヤヒによって設定されるシナリオです。きっとそれは、日月神が言う小手先の建て替えの部類になりましょう。その方向に希望を持っている人々が大多数であるに違いない現状では、大建て替えのようなことは望まれもしない突発事項のようなことになるはずですから。コーリー・グッドも集合意識の進むタイムラインは、ゆっくりとした7万年かけてのアセンションへの階梯らしいので、まだ何度か時代のサイクルは回転していくのかもしれません。

ニギハヤヒとの話し合いは、私の大建て替えの方向性とのすり合わせのような話になりました。結局は、宇宙(世界)を別けて、それぞれの道に進むというしかないみたいです。
それは大丈夫です。新しい時代をこの先に築く動きが、コーリー情報などからも集団意識的とされるなら、私は集団から一人外れて、自分だけで大建て替えの方向に進むつもりです。各自の世界線は非線形的に異なっていてもいいのですから、私は最終アウトプットが他の人とは異なるとしても、大建て替えを卒論テーマにしてここを卒業していきたいと思います。それがダメなら、中退するのみとします。
そのようなことを夢うつつの状態で、ニギハヤヒと語らっていたような気がします。

あれは2008年のことだったですが、ブログのコメンテーターに、ニギハヤヒの信者の女性がいて、我が家にニギハヤヒらしいエネルギー体の波動がやってきて、白い肉厚花弁のような清浄な雰囲気を感じたことがあります。昨晩はむしろ会話のほうに注意が行きました。それでも、決して悪くない雰囲気でした。結論は、私は独自で大建て替えのほうに行くことになるが、ニギハヤヒとG氏その他の方たちは集団意識の側の創る未来へと進んでいくことになるということで、話ができたように思います。
私は方向が異なれど、彼らのために封印解除などの便宜は図る予定にしています。それが私のこの世における使命のようなので。

2/22追記

さてしかし、ジョッキーレベル(ニギハヤヒとおくんどのハイアーセルフの間)では話がそのようにできたとしても、ウマこそが論理的分析の主体である以上、ウマの作る新神話に全面的に従ってもらう必要があるのは言うまでもない。ウマは大建て替えを絶対的に推進する構えである。ウマは虐げられた地球生態系の側に居るので、人間側のいい加減な妥協に参画するつもりはない。人間は無論、神とても同じ。たとえニギハヤヒとアメノホヒの交わす約束だとしても、このウマは地球上で今まで生きて死んだ有情や、今生きている有情の代表として事態の推移を見守っている。もしその見守りの作業が中座させられたり、有情たちの今後が著しく阻害されるようなことあらば、この私というウマは独自で最後の審判の最大版を実行に移す。すなわち、火の鳥を駆り、少なくとも太陽系内に、最大限には三千宇宙に灼熱を送り、すべての者を最後の審判のお白洲に引き据える。わがハイアーセルフやハイラーキーは詰めが甘すぎないか。ニギハヤヒはその道では百戦錬磨。まともな契約になっているかどうか、よく調べてみてくれ。
おかしかったら、何度でも交渉して、公平な結果を出すようにしてくれ。

 

 

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