1/9にツタヤで借りたDVDは以下の四つでした。
ダイバージェント・・・コーリー氏のお勧め
ダイバージェントNEO・・・これは次作ということで
エンダ―のゲーム・・・コーリー氏のお勧め
イノセンス・・・カマタ氏のお勧めで日本のアニメ
どの映画も現在の延長上の未来世界のことで、ダイバージェントは最終戦争後に現れるであろう、各自の適性によって振り分けられる5パートに別れて暮らす共存世界を描いています。はじめ、”平和”が全体の統率者を出してそれぞれに調和をとっていたところ、”博学”(科学者たち)が全体の支配に乗り出そうとクーデターを企て、”勇敢”(警察、治安維持機構)を薬によってマインドコントロールして、他のグループを捕まえたり殺害したりしだすのです。
ヒロインのトリスは適性的に5つのパートのどれにも属せない、つまりどの適性も併せ持つ”ダイバージェント”(異端者)で、”博学”が最も恐れる存在で、いわば救世主なのですが、これを徹底的に殺そうとします。この辺は預言された救世主の登場を恐れて幼児を殺害したヘロデ王の伝承の模倣かもしれません。
その中で、コーリーが大事なシーンとして挙げていたのが、マインドコントロール下ではリアルな幻覚の下にあるのですが、その幻覚を破ることができるのが、「これは仮想現実である」という認識とその時の適切なアクションだというのです。トリスは致命的な幻覚をその認識と咄嗟のアクションによって破り、異端者ぶりが露わになってしまい、”博学”によって狙われることになります。こうして、ごく少数のダイバージェントと”博学”の戦いが・・・というストーリーでした。
コーリーによれば、この世界もどうやら仮想現実なので、”その認識”があれば、スプーン曲げや壁抜けなどの超能力が簡単に出てくると言っているのです。彼はこの世界の背景の真実についても、話の随所に忍ばせているとみられます。
私は1983年に超宇宙の仕組みについてモデル化して、仮想現実であるという思いを当時から持っていましたから、なかなかのもののように思いますが、超能力などまったくありません。(笑) はてそんなことってあるの?という感じです。
カマタ氏は去年のクリスマスの日に、イノセンスが12月23日に滅亡を預言しているのかどうかといった質問とともに、映画を見たら感想をよこしてくれとリクエストされていますが、12月23日云々というのは、映画にはまったくでてきません。カマタ氏はもしかしたら、ディズニーの「トゥモローランド」のことを言っておられるのではないかと思うのですが、こちらの映画なら、2018年9月23日が人類滅亡日として予言されていると私は解釈しています。
しかし、イノセンスはアニメとは言っても、なかなか視点が面白くて、ストーリーはさほど理解できなかったのですが、近未来において、人間は次第に部分的機械化から全体を機械化させて、完全に機械人間になっていくというもので、カマタ氏も自らターミネーターだと言っていて、ほとんどサイボーグなんだそうで、皮をめくれば金属なんだといったことでした。(笑) なるほどそれで最近とみに、シュワちゃんに似てきているのだなあと評価しています。(爆)
さてしかし、人間が機械人間化したとき、脳もAIになります。そのとき、ハッキングもされて脆弱性が問題になりますが、それによる近未来の犯罪が近未来当時の警察などの扱う範囲になり、ストーリーも一筋縄ではない複雑なものになって、よくわからなくなるのですが、ラストのあたりでびっくりするような話が出てきます。
それは機械人間といえども、魂(ゴーストと呼んでいます)が意識の本体として搭載されている必要があるとしていて、徐々に部品交換するようにして機械人間化したなら、ゴーストも自然に移行するでしょうが、完全ロボットとして最初から生産された機械人間にゴーストを載せるのに、人間の子供を誘拐してきて、彼らの魂を抜いて移植しているようなことが語られているのです。いわゆるロボット生産会社の犯罪なわけです。
まあこの辺は、押井守監督の独特の発想なのかもしれないのですが、今現在、全米で毎年80万人の人が蒸発していて、子供が特に多く、それが日本にはまったく伝わってきていないのが不思議なのですが、米国とは毎日2000人が行方不明になっているという社会らしくて、これを陰謀論者から言わせれば、悪魔教の生贄になっているとか言いますし、コーリー氏風に言うなら、火星などに連れて行かれて、惑星間奴隷貿易の商品になっているとかになるのでしょうが、もしかすると押井守さんのような視点もありえなくないなと思えてきます。
まあ、今の軍産複合体的企業は、昔から惑星間にまで進出していて強力で、何をやっててもおかしくないわけですが、そんなところに「地球は悲しみの星サラス」の原因らしさが窺えるのかと思ったりします。
そこで一言・・・やな渡世だね。(座頭市モードで言い捨てるのがミソ)
エンダ―のゲームは、主人公のエンダ―少年が、ちょうどコーリー氏がスカウトされたときのように、配属先で猛特訓を受けて、ジュニア―部隊の総司令官になるといったもので、これもまた仮想シミュレーションゲームの訓練でする敵との戦闘において優秀な出来だったものが、単なる仮想訓練だと思っていたところ、いつしか本当の戦闘に臨まされていて、これまた打ち勝ってしまうというものでした。
うまくいっていたからいいようなものですが、負けていたら部隊は全滅、全員の命はそれまで。それに相手の敵方は和睦を申し入れてきていたのに、それをやっつけてしまったことに、大人の無責任さを彼は主張して、エンダ―の意見が容れられ、敵方の生き残りの新しい女王誕生を祝福しに行くという、いちおうの子供向けらしいエンドになっており安心しました。エンダ―とは終わらせる者という意味です。ターミネーター(終わらせる者)と似ています。
ここでも、仮想現実は実現実と何ら変わりなく、人の心には同等に認識されてしまう危険性があることが示されていました。
人間、特に地球人というのは、騙されやすく、マインドコントロールされやすく創られていることを思ったような次第です。
トゥモローランドも人類は全員がマインドコントロール電波によって操られて、2018年9月23日に滅亡するようにセットされているという内容でして、私は2015年9月23日が終わりの始まり、2018年の同日が終わりの終わりを意味すると捉えています。けっこう多くの人がその謎解きに挑戦していたみたいです。
今はもう亡きウォルト・ディズニーは秘密結社員でした。彼はトゥモローランド構想をずっと持っていたと言い、この映画にどんなメッセージを籠めたのでしょうね。
ブルーエイビアンズも地球人の未来をスタートレックのようにしたいと考えているらしいことをコーリー氏は語っています。しかし、それはまかり間違えば、機械人間社会のほうに行ってしまいます。カマタ氏は半人間半金属にすでになられていていいかもしれませんが、私はやな渡世だねの口です。
そしてまた、コーリー情報によれば、地球の奴隷民以外の軍事部門や宇宙人らは、長寿化技術をすでに持っていて、1000歳2000歳は簡単に実現しているそうです。なにもサイボーグ化しなくてもいいわけですね。しかしそれでも、なんとなく、やな渡世ですわ。周りが金属だらけの世界なんか、私はまったく関係なーい。ハイ、オパピー、です。
スマホなどをお持ちなら、むかし作っていたコメディータッチSF物語「科学の最先端」をよろしければ、ご覧ください。
グレーは未来の地球人の姿として描いておりまして、コーリー氏もそのように言ってますね。
科学の最先端・・・勝田末吉の場合(冷凍冬眠カプセルで200年後に目を覚ました世にも好運な男の物語)
https://p.booklog.jp/book/89760/read
今日はダイバージェントNEOを見る予定です。
なお、コズミックディスクロージャー コーリー・グッドVSデビッド・ウィルコック 対談 集
コズミックディスクロージャー日本語サイト
https://ja.spherebeingalliance.com/
上記、邦訳サイトでは記事の全貌が掴みにくいため、こちらに文書のみにして集約しました。
COSD.html