古事記神話解読のゆえに成り立つ新神話

(古事記神話が歴史を誘導していたことを知り、神話の現象創造性に着目して新神話を書き始めた)

古事記の神話の解読の結果、ものすごく精緻な歴史創造物語になっていることを確認。
当初は預言書かと思われたが、どうやら歴史創造の魔法力が存在しているのかもしれないとのことから、同形式の体裁をとれば、歴史創造とまではいかぬまでも、現象創造が可能になっているのかもしれないと考え、2001年に新神話を発足させた。
同形式とは、単純に歴史を宇宙の開始から始め、終わりまでの歴史を綴ることである。
それが神話の魔法が起動する必須要素と捉えられる。

ちなみに、
古事記の場合は、宇宙の成り立ち、開始点が書かれ、この宇宙の物理法則、回転系宇宙の展開、パンゲア大陸に始まる大陸移動、諸大陸諸島の生成、ある文明社会の発生、その文明の成り行き、エゴと縄張り意識の増長、科学技術の隆盛が戦争兵器を産出。
このもたらす戦争や公害などにより、文明は死体置き場の世界へ移行(ディセンション)、精神文明の立ち遅れによる文明社会の救出の失敗と混沌化、地獄の道連れ的展開に対する精神文明側(イザナギ)の遁走劇、死滅する物質文明側(イザナミ)とアセンションして存続する精神文明側といった終わり方をしていること。
つまり、、歴史展開を超マクロから開始させ、しだいにスーパーインポーズしてミクロの地球文明史へと展開し、終わらせるという手法になっている。

新神話の場合は、創造過程が卵から発生分化して次第に個体数を増やし、全体が梵の全系という巨木になっていく様として描いており、梵の全系全体としては永遠不滅の常緑樹をイメージし、全系を構成する個々の宇宙の単位(ミクロ宇宙の単位 例:細胞)で開始から終了までの歴史の興亡を担わせ、全系全体からすれば、新陳代謝が図られるという図式になっているため、本来は全体からすれば永遠不滅を誇れるものになっている。
しかし、2016年の最新情報により、梵の全系の脆弱さが明らかになり、癌病巣の浸潤拡大が明らかになったことから、かなり広域的な治療、もしくは大建て替えによる根本解決のいずれかになるという終わらせ方を採る以外に亡くなった。
大建て替えによる方法を私は推奨して最有力。
なお、広域的な治療の方法としても、この宇宙は取り潰しの対象で、AI生命体という致死性ウイルスに感染した宇宙のすべてが対象になる。

コンピューターウイルスの観点で言い換えれば、ウイルスチェックと削除を徹底するか、それともOSの再インストールをするかの違いであるものの、大建て替えは別種のOSにしてしまうこと及び、ハード的な命令語実行基盤を別のものにしてしまい、従来のウイルスの生息基盤を取り去ることで存続の根を絶ち、新規基盤に脆弱性を創らないことで新規スタートするということである。

 

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