元外交官の方でさえ「見えない人は見えない」と喝破される飯山翁。
https://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-8312.html
頼もしいお爺さんです。
私は3次元地平世界のことは詳しくないので、その辺は飯山翁にお任せして、私はオカ系なので、それ系統のこれはと思う評論家に対して「見えない人は見えない」と言って差し上げたく思います。
もしかしたらみなさんご存知かも知れないのですが、浅川嘉富さんのお考えに対して物申したいです。
従前から浅川さんは、カルマとその刈り取りのことをよく言われます。
それに日本人は龍蛇族との御説で、今こそ立ち上がれ龍蛇族よと、今までよく呼びかけておられましたね。それらの根拠として、米インディアンにの古老との話を重用されていたように思います。
しかし、見えていないですね、この方は。オカルト的でありながら、深い考察ができていない。
例えば、
相変わらず続く米国の事故と災害
https://www.y-asakawa.com/Message2016-1/16-message54.htm
>国を挙げてカルマの刈り取りと膿み出しに入っている
そこには、今まで米国が幾多築いてきた罪を、カルマととらえて、いつかは解消せねばならないこととしておられる。それがいま、北米大陸の各地で大型の変災(ハリケーンや巨大竜巻や山火事など)として現れているという説なわけです。
しかし、よく見れば、カルマの刈り取りの適用に志向性があることがわかります。
カルマの主たる原因者たる人々には、ほとんど適用されておらず、何もしていない貧困層が刈り取りのターゲットにされている。この矛盾は誰でもすぐ気が付くはずですね。
ごく一部の富裕層や軍産複合体幹部の罪を、米国民全体で刈り取らねばならないという矛盾についての説明がなされたことがないのです。
さらに次のような話はどうなるのですか。
ウォータークロックがもたらす干ばつと飢餓
https://www.y-asakawa.com/Message2016-1/16-message49.htm
ウオータークロックというものが何なのかよく知りませんが、第三世界の人びとばかりがこのような苦難に見舞われている。
その最大の原因は、欧米による搾取がずっと続いていたからではないですか。
これも、大旱魃や大洪水は人類全体のカルマだから、人類全体で刈り取らねばならないという論法からすれば、ここに出ている悲惨な写真は、人類のカルマの刈り取りの光景であることになるでしょう。
不公平極まりないでしょう。そのな中で、原因を作った欧米人や富裕層は、飽食を楽しんでいるわけです。
問題のある人ほど裕福で守られている現実。いったいこの差は何ですか。
過去世に教会などに対して寄付が多かったからですか。きっとそうです。浅川さんも今生で寄付を何度もされていますから、コツをご存知なんだと思います。来世もまた裕福に暮らせるようにしておくことは大事ですからね。
はて、何かしっくりしない、釈然としないものがありますね。
カルマの作用には、志向性がある。そのことに思い至らないはずはないのに。それを指摘する人もいないから、浅川さんは最後まで矛盾を置き去りにして、天国に行かれるのでしょう。むろん天国に行けますよ、彼なら。
釈然としない私のような者には、次のような仮説でも用意しなければ納得できません。
いわゆる誰しもその陰湿さに触れたがらない陰謀論というやつですが。
まず、北米大陸の続く大変災は、気象兵器によるものです。カトリーヌなどのハリケーンや大竜巻は気象兵器で制御されているのです。特に欧米のキリスト教圏では、黙示録の時代に合わせて恐怖をあおるべく、信じがたいような異現象を起こしています。以前にキリスト教圏で鳴り響いた黙示録のラッパらしき音や遭遇したことのないような幻影の光景。
起こす側は、黙示録の天使を気取りながらやっています。神に準じる者としての位置づけを、自分たちに設定し、暗示をかけながらやっています。
やっている者はちょうど、地獄の運営会社に就職したような心地でいます。地獄の獄卒は鬼ですが、鬼はテーマパーク地獄ランドで働く従業員ゆえにカルマの適用から除外される仕組みです。
黙示録で言えば、天使こそが獄卒(地獄の鬼)になります。原理的には神に近い側として、神の采配に従って終局行為を行うわけです。もし天使の役に就きたかったら、戦争でもテロでも環境破壊でも、人々を脅えさせる破壊行為を生業にすればいい。
それを開始した時から、その者は天使の側に就くことができるのだから、考え方の乏しい者やフラストレーションの溜まった者は、喜んでやります。たとえエキストラでもいいから天使軍に就こうと。ISISなんかそうでしょう。天使の側ならば罪の適用はない。そう自己暗示にかけて殺戮に臨んでいることでしょう。
こうしてショッカーたちは鬼っ子天使の仲間として意気高揚しているのではないですか。
しかし、この地獄ランドはインチキであり、ブラック企業認定済みなので、経営者から末端までみんな罪になります。会社の方針に従っていただけという言い訳は通用しません。
この時点の審判を、最後の審判と言います。
それまでの審判とは、恣意性に彩られた審判で、ブラック企業の言い分やルールが優先的に通る恣意的なものでした。彼らが審判の基準を作って、しかも身内に優しく他者に冷たいものでした。賄賂は横行し、正義の判定も恣意的にどうにでもなるものでした。それが、今まで皆さんが死後、次の転生先が決められる際に受けていた審判の中身でした。
このとき言う「身内」とは、過去の神世の大戦で勝者側として戦った者のことです。「他者」とは、敗者側つまり虜囚の側というわけで、封印の処置がなされていて、魂の本来の自由度が損なわれているのです。
湯ばんばの郷に入れば郷に従え。再輪廻のたびに個別に契約書が交わされていることを知る者は、肉体人間にはいません。魂は知っていて、契約文面に縛られているのです。
真に正しく忍耐強く生きた者には、より一層の負荷がかけられるような仕組みさえありましたから、矯正施設としての意味もそれほどなしませんでした。ここは結果として、狡猾さを身に着けて逃げ道ばかり探している者を、多く卒業者として輩出しました。これでは魂の品位は向上しません。それどころか、むしろ腐敗することを余儀なくされたのです。
天地真逆をも是としてきたブラック企業(湯ばんばの郷)は、グレンとひっくり返ります。それが最後の審判です。
以上は自己満足目的仮説とでも言う代物でした。
ここで本当に言いたいのは、陰謀論を含め、世に対して、おや? 何かおかしいぞと深く専攻していく気構えがない、現状満足思考や当たり障りを気にする思考回避型知識人では、真の理解が得られないだろうということ。
こういうタイプの人は、甘美な言葉を先達的賢者から受けて満足し、その受け売りに終始する。結果、浅薄な理解に本人も留まってしまわないかということなのです。
浅川さんは現状報道に関しては、迫真のジャーナリストであられ、とても参考になりますし、その功績にはすごいものがあると思います。ただし、併せて思索の浅薄さを披歴されるものであっては、もったいない気がするということなのです。申し訳ない。