二、三日前の深夜に、シャンは泥水のようなものを全身に浴びて戻ってきました。
その前日まで連日の雨だったため、どこかに泥の溜まり水があって、そこにトラブルがあって落ちてきたような感じでした。
私はそこですぐに、タオルや雑巾を水や温水で濡らして、身体を拭いてやりましたが、普通の泥ではないようで、なかなか落ちないのです。まるで化学薬品か塗料でもあるかのような。しかし、塗料ほどにまったく取れないわけでもなく、根気強くすれば取れていくもののようでした。
シャンは実際、白い身体に何か小さなものがついても舐めて取ってしまうのです。昨日までに、顔が寄せられる範囲の胴体からは、ほぼ泥の色は落ちていましたが、前の白さには戻っていません。ベージュ色の薄汚れた色になってしまいました。
そして、背中の背骨のところまで薄汚れの状態にまでなったのですが、ところが一昨日から左前足を上げて歩くようになりました。つまり、脱臼したか骨折したか、あるいは何らかの痛みが出ていて、満足に足を地に付けられないのでしょう。
ここ数日、シャンは私の寝ている間、寝袋に寄り添うようにして足の辺りで寝ています。幼少期の猫たちならいざしらず、十分に大人になってからの寄り添いは、何か特別なメッセージであることを経験していますから、あまりいいこととは思いません。
フーのときはたった一晩の、いつのまにかの寄り添いでしたが、朝に出て行ったきり帰らぬ猫になりました。居なくなる二日前に彼は顔面を損傷する夢を私に見せていますから、予告してくれたものと思います。
一ヶ月前のブーのときもそうでした。ブーはおしっこの垂れ流しをどうすることもできなかったのでしたが、一晩だけ私は傍に置いて寝たのです。ブーは寝袋に寄り添って、まるで幼猫のころのようにして寝袋に抱きついて一晩を過ごしました。そのときはベッドに引くシーツ類がじっとりと濡れてしまい、これには閉口して、以来襖戸を閉めて、彼を隣の部屋からこちらに入れないようにしました。
その数日後、ブーは出て行ったきりの、帰らぬ猫になりました。
シャンはおしっこの垂れ流しがないため、また大食漢のくせに少しも太らないこともあり、寝る邪魔になりにくいので、居りたいだけ居させています。そこに少食でかつよく太ったトンが自分も入りたいと入ってきて、どっしり寝転べば、私はもうどけることもできずとなります。シャンは摂食障害があるのでしょうが、トンは内臓が丈夫らしく、外で道草を食ってまるで牛の如くです。
さて、問題はシャンです。昨日の夕方に彼女はキッチンルームに作ってある棚の上に上がって、どうやら寝ていたようで、私が「シャン、おるか」と呼ぶと、何度目かに、甲高い声で鳴いて起きだしてきて、私にご飯の催促するのでしたが、前足がいっそう不自由であるかのように、ヘタヘタと歩いてくるのでした。そのときの姿は、背骨を丸めた痩せた骨のようで、老婆然としていました。
一応これといった食事を出してやると、彼女はおいしそうに食べていました。食欲があるというのは、生きる元気があるということ。一安心でしたが、それを食べた後、同じ場所で隠れるようにして眠ってしまいました。
昨日は午後から気温が上がり、25度ぐらいにはなったでしょうか。それまでは20度以下ばかりだったので、コンディションが合わせにくいのでしょうか。私も夕刻前に1時間半ほど眠っていて、起きてからシャンたちの居所を探したわけでした。
シャンは泥をかぶって以来、外にあまり出ようとしていません。前足のトラブルもあってのことでしょう。家の中だけでも家猫ならいいわけですが、外出を楽しみにしていたシャンでしたから、可哀想です。
多食させて楽しみをカバーしてやろうと思いますが、慢性腎不全を多飲水することで克服したものの、潜在する摂食障害で栄養不良になり、そこに化学薬品などの危害が加わっているとすれば、そう先が長いとは思えません。
ブーのときに何も手を施してやれず、虐待してしまったようなことでしたが、シャンはちゃんと見てやりたいと思います。
シャンはいま7歳と10ヶ月。母猫ウーちゃんが妊娠中に他所猫に襲われて破水し、3匹の子猫チン、トン、シャンは未熟児で生まれて、3ヶ月にもわたる授乳期間を経て育ちました。シャンは未熟児だったせいか、摂食障害が最初からあって、一人前の食事を取るのに三倍も四倍も食べて、ギャル曽根猫シャンの異名をつけるほど。ウェットフードを好み、それゆえ有毒物質にも曝されて老化が早いのだろうと思います。
また、家猫として去勢したわけでしたが、家が狭いのと環境が森の中であるため、外出可能な創りにしたため外猫と変わらず、他所猫と喧嘩などもして、予期しない病気(猫エイズなど)にもかかっているかもしれません。
昨日の買い物のとき、キャットフードコーナーには年配の人がいて、18歳以上猫の餌を買っていました。少なくとも12,3歳ぐらいが平均というのも、完全に家で飼ったればこそでしょう。避妊などもしたのに、うちではむしろ外の脅威によって、落ち着いた暮らしをさせられなかったことが残念です。
しかし、メス猫は去勢しても我が家の主婦になろうとするようで、母猫ウーちゃんは買い物で運び込まれた荷物の検分を箱を開けてでもこなそうとしたり、食器棚の中の乱雑さにため息のニャーを発したり、寝ている私の布団の中にもぐりこんできて、右を下にして寝ている私の右腕の力瘤を枕にして横たわって寝たりして、まるで在りし日の彼女の振る舞いさながらのことをして見せたのでした。ウーちゃんは神世のシーサーのメスですから、巫女の能力があって、今はなき彼女の依代になっていたのかと思います。
不慮の失踪事故があって、ウーちゃんとは4年のお付き合いでしたが、その後、シャンが主婦を務めるかのようになり、ウーちゃんほどの機微さはなくとも、ウーちゃんが無口だったのに対し、シャンは私との会話においていつも返事を返してくれ、歌を唱和したりもしてくれ、私が外出して帰ってきたりしたときに玄関のところ、あるいは元気なときは外の道路際にまで出て、出迎えてくれました。
オス猫のブーやフーやチンやトンもそれぞれに個性的な持ち味があり、私は人間以上に人間らしい魂の輝きを彼らに見てきた次第です。
啓発はいっぱい受けました。200m離れたA家の猫軍団は襲撃猫でもあったわけですが、彼らがA家に住み着くようになった原因が、旧約の創世記の楽園追放劇と相似する事件であったことも知るようになるわけです。
術すらも駆使してやってくる彼らの長老猫たちは、まぎれもなくユダヤ的シャーマン能力を持っていました。人間すらも魔法で手玉に取ってやろうという気概を持って私に接してきたようですが、我が家の猫を守ろうとする私は頑として受け付けませんでした。そのせめぎ合いが、お互いの猫を不幸にしたかもしれません。
彼らは頻繁に会議して会話しているわけですが、鳴き声による会話はほとんどありません。明らかにテレパシーで会話しています。それができないのが人間。我々はその能力をたぶん削られてきたのです。このコミュニケーションの乖離が彼らを劣ったものとして錯誤させているのです。
2009年に当地に住むようになったわけですが、その5月でしたか、森の木立の中を緑色に点滅して光跡を描いて飛ぶホタルの群れを窓の外に眺めることができました。その夏には、窓ガラスにたくさん群れて妖艶な胴体を晒す蛾がいて、そこに一匹のカマキリが斧を構えながら蛾に接近。あわや捕食行動が見れるのかと思いきや、電灯の消灯まで約1時間、蛾たちとともに腰を上下しながら踊っていたのでした。
伝わってきた印象はこうです。日中の仕事が終わって、夜はふつうは寝るのだが、ディスコ会場があると聞いて遊びにやってきたとのことです。
その年の夏の暑い日から、セミが鳴く声に混じるようにして、また唱和するようにして、ふにゃふにゃ、ふにゃふにゃという鳴き声が15cmほどの厚さの板壁の中からしていました。それはやがて、場所を移動し、床下からするように。そこで床下を見に行けば、そこには大きなキノコのティンパニーが置いてあり、どうやらここで合唱会が行われていたようでした。むろん彼らの姿は目に見えません。しかしやがてそのあたりで大工作業中に、アブが一匹飛んできて、その羽音があのふにゃふにゃの音にそっくりなことがわかりました。
2008~2009年当時、羽虫型宇宙人の星スクナビコナ星からやってきた少年の霊が、ある主婦さんの中に複在していたのを知り、朱雀のポジションを持つ私の後釜に据えようと養子にしたのですが、どうやら彼の星から視察観光に来た一団があったもようです。我が家はこれでも宇宙オアシスの地球支部なのですからね。当時はミツバチとも仲がよくて私の周りにまとわりついて遊んでいました。ただ、私のおしっこを好んで飲んでいたので、後で発覚したらしく、ミツバチにいきなり刺されて以来、彼らはいなくなってしまいましたね。
大国主命の時代といえば、米作の始まる弥生時代ですが、彼の治世を支援しようとスクナビコナノミコトが有益虫を多数もたらしたことで、彼の治世がとても豊かになったことを古事記などの神話は伝えています。残念ながら、それが理解できないのが今の人々なのであり、コーリーの話にも猫や犬や昆虫などの生き物についての話はほとんど出てきません。アセンションの話題はもっぱら人間のみ。そのくせ宇宙人が多数種いることは説明する。もしかすると猫や犬、アブやミツバチなども宇宙人だったかも知れないのに、会話できないからという理由で無視する。こういった人間は永久的にまともな宇宙人には会えないだろうと思います。
むろん、あっちからわけありで接近してくる宇宙人もいたりするでしょうが、おおかた赤頭巾ちゃんを狙うオオカミのような宇宙人だろうと思います。危なくてしょうがない。そのような侵略の歴史が古代からあったことが神話などには語られているのですが、その片鱗すらも解明できないのが今の人なのです。
そういったことから、コーリーの話の長所は地球人類の集合意識下のアセンションにとってよい方向にあるということであるのみで、やはり私は生態系全体が対象でなくてはならないとして、首肯できないのでありまして、大建て替えでなくてはならないという考えを貫くものです。
ここで昔懐かしい一曲を。ただいま地球はSOS。
https://youtu.be/MFiSgqdWYgU
ところで、中東情勢につき、面白い仮説見解を述べている人がいるので若干紹介します。
>欧米と北朝鮮との利益相反の関係を維持し続けてきたイランとの秘密の仲介役を果たしてきたのが、欧州貴族によって人工的に創られたスイスという永世中立国なのです。
ということから、結論は、中東のハルマゲドンの鍵は、北朝鮮の非核化次第ということになるのです。
第三次世界大戦が起こるとすれば、それはシリアから始まる
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さて、奇妙なことに、北朝鮮の非核化が具体的になるに連れて、反対に中東情勢がきな臭くなってきました。
ガーディアン(4月10日付)が、「トランプは、ヨーロッパの同盟国を敵に回してもイランの核合意から離脱して湾岸で新たな危機を惹起する」と報じる
ロイター(4月14日付)は、「ネタニヤフは、イランに脅しをかけるため、米軍にシリア攻撃をけしかける」と報じました。
ラジオ・フリー・ヨーロッパ (4月26日)と、イスラエルのハアレツ(4月22日)は、ともに、イラン高官からの情報として、「ロシアが防空システムをシリアに移動した」と伝え、イスラエル・タイムズ(4月23日)は、「ロシアがシリア国内に設置したS-300対空ミサイルシステムをイスラエルが破壊しようとするなら、第三次世界大戦を招く結果となるだろうとのロシアからの警告があった」と報じています。
イスラエル建国70周年の記念式典が行われる5月14日、トランプは米国大使館をテルアビブからエルサレムに移設することを公式に宣言することになっています。
それが強行された場合、パレスチナは、イスラエル国内でテロを引き起こすと事前通告しています。
さらに、その2日前の5月12日、イラン核合意からの離脱をトランプが宣言すれば、中東で長い間燻っていた戦火の火種は、いっそう勢いづいて中東全体に広がっていくかも知れません。
イスラエルは、それを見越して5月8日にシリアに対して複数のミサイル攻撃を行いました。
イスラエルが、イランに直接攻撃を行えば、確実に第三次世界大戦が勃発します。
ウォール街は、トランプの自作自演であることを見切り、欧米メディアを使って、「あの狂ったトランプなら、イラン核合意から躊躇することなく離脱し、本当に中東でハルマゲドンを引き起こすかもしれない」と北朝鮮に恐怖のメッセージを送ったという
⇒ ハルマゲドンが起きたら、雪解けしたばかりの北朝鮮も巻き込まれると、金さんも思いますわね。それでは元も子もない。
これが、ポンペオ国務長官が、踵を返すようにして再び北朝鮮に舞い戻り、拉致された3人の米国人を連れて簡単に帰国できた背景だというのです。それはもう金さんにすれば最大限の帰順の意を伝えたことになります。
この方が言うにはさらに
>ここまで見えてきた以上、私の関心は、むしろ、2017年2月の金正恩の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)の暗殺の真相と、金正男の息子である金漢率(キム・ハンソル)が、どこにかくまわれているのかに移りつつあります。
というのです。
北朝鮮が、主に日本からの直接・間接投資によって経済開放された暁に、長い間、残酷な圧政に苦しめられてきた北朝鮮の人々は、果たして金正恩に感謝するでしょうか?
否、目覚めた北朝鮮の人々は、「金正恩の後釜は、金正男の息子の金漢率にしろ!」と叫び出すでしょう。
そのとき、金正恩ファミリーの亡命先にワシントンが用意するのは、おそらくスイスになるはずです。
というのです。
⇒ 私は息子の金漢率(キム・ハンソル)君が国家元首になることに、雛形論的な期待を持っています。正男が悲運だったことに対する息子への応援でもあります。
はてさて、どうなりますやら。
この方が言われるには、
>この記事の内容は日本人にとっては複雑を極める上、ところどころの抜粋に過ぎないため、言うことを鵜呑みにすると、意図しない誤った結論に誘導されてしまいます。
くれぐれも言うことを鵜呑みにすることなく、自分で思考する習慣をつけてこそ、これからの動乱の時代をサバイバルすることができるようになります。
とのことです。
ここで、
学ぶんじゃない、自分で考えるんだ、というバーネット博士の話が思い出されてくるわけですね。
とてもいい話なのでお勧めします。
https://youtu.be/CWI9laFUP9M
https://youtu.be/Uq-FOOQ1TpE