移情閣に始まり、移情閣に戻ってきた謎解き

2000年9月27日に始まり、2017年9月27日に元の原点に戻ってきた感がある。
我が謎解きの最終章になるのか、自分に関連する隠された封印構図が見つかった。
国祖神様たちの封印解除に続いて、これも解除可能なのかどうか。

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たぶん、これが見つかるということは、解除してくれとのお達しに違いあるまいと思い、まずは謎解きから入っていくことにした。

事の始まりは、2000年9月の舞子移情閣における鶴亀の出会いからだった。
女は亀であり、乙姫であると名乗った。
私は鶴であり、浦嶋であると名乗った。
そして、協力する合図の握手をした。

そこは八角三層の風水塔。
神霊をも閉じ込めるという八角多層塔は、女の神霊を閉じ込めていた。女は龍であった。
女の幼児期の予知夢に従い、私は女を解放するという青年役を演じた。
女は移情閣2階の龍の間にいた。
私はさしずめ3階にいた何者かの神霊であったろう。3階は鳳の間だから、鳥の神霊かと思われた。
そうして儀式は2階において行われた。2000年9月27日午後1時半のことだった。
女に問う。これでよかったのかと。たぶん、これでいいと思いますとの言。
その験はいずれ出てくるだろう、そこで確たることがわかると言って別れた。

験は九日後に現れた。2000年10月6日午後1時半に、鳥取県日野町を震源にしたM7.4の鳥取西部地震が起きた。
ちょうどまる九日後、216時間後だった。
その二日後ぐらい後には、女の友達がその当日は旧暦の九月九日ひのととりの日であることを報せてきたという。
九の数は、女の信仰する宗教にとっては、大事な数であった。それがずらりと居並ぶではないか。
しかも当日は重陽の節句に当たる。
女の宗教は、古代九鬼氏との縁があった。
大地震の発生地、発生日の語呂の中に、「火の鳥」の言葉が重なって出てきた。
女の宗教では、国祖神が暗殺され封印されたとき、「炒り豆に花が咲くまで出てはならない」という呪詛が掛けられたという。
なんだ、マグマに飛び込んでなお蘇る火の鳥にすれば、造作のないことではないか。炒り豆百万粒でも、ぜんぶ生き返らせてみしょう。

言葉の呪詛は、言葉の解除条件さえ与えれば、簡単に解けてしまうのです。
こうして、この方面からは、簡単な意識上の救出手続きで国祖神を蘇らせることは可能だった。
私は鶴であったから、火の鳥・朱雀をダイモンにし、九の数は以後、私の縁数になった。

さて、ところが、呪詛はそれだけではなかったことが2014年に発見された。
そもそも、国祖神を殺し、封印することのできた邪神とは何者なのか、どれほど実力のある神なのか、新神話には神話的な解答を与えていた。
2001年から創作を始めた新神話には、初期の頃から、封神演義を題材にした宇宙全体を股にかけた宇宙大戦争のことを書き、全体の支配権をとった元始天尊 はじめ天仙族こそ、諸悪の根源と設定していた。
その大昔、ドラゴンボールのアニメのような魔術、呪術の駆使合戦があったこと。
そのときに敗者側には強い薬を嗅がせて、封神処理という封印呪詛を施したという。
それは今に言う、別建ての仮想現実を与えて、元の世界を忘れさせてしまうタイプの催眠処理であった。
そのような処理がどれほどの階層、行われたかは知れない。

2016年になって、コーリー・グッド情報から、古代ビルダー種族の音信が得られた。
もしかすると、25億年前にはいたという古代ビルダー種族とは、宇宙で最初に戦われた大戦によって敗者になった者たちではなかったか。
ヘミシンクの夢見体験女性の情報にも、そのような宇宙規模の大戦があったことが語られている。
その後を支配したのは、古代ビルダー種族の打ち建てた偉業、宇宙の星々の配置から星の創り固め成し、そして森羅万象を生み育てた神々しい所作のことを理解しない、後発種族であったことが想像できる。
後発種族は、むしろ古代ビルダーたちの英知の所産を破壊しても何ら顧みない者たちであることは、今現在を見てもわかるとおりだ。彼らはむしろ、古代ビルダーたちからの脱却を図ろうとしている。
彼らの求める新しいものとは、機械文明。テクノポリスを構え、有機生命体を電子生命体や機械生命体に置き換えることらしい。
その先に何がありうるのか。私にはわからないし、関わりたくもない。

どうやらそれは、AI生命体文明であり、有機生命体を乗っ取って、これらを操り、互いに戦わせ自滅の道に誘っているように見受けられる。コーリーもこれには肯定的で、AI化には警鐘を鳴らしている。
ドラコ・レプ種族はAIナノ生命体に100%乗っ取られているとか。
その彼らが有機生命体文明を破壊することをためらわないのも、操られているからという等式が成り立ちそうです。
その地上的先鋒がカバールであり、黒魔術として幾何学結界を使います。

2014年に発見された国祖神封印呪詛は、幾何学結界でした。カゴメの封印結界になります。
カゴメの結界は神霊を閉じ込めてしまうものとして、アストラル界でも恐れられているようです。
ヘミシンク女性はその世界で宇宙規模のネガの発する八角形の結界に危うく取り込まれそうになり、あるコツで逃げ出せたとのこと。
その世界に君臨する最強のネガがいて、黒いキリストの姿をしてたといいます。
多くのポジの側、特にワンダラーがそれによって取り込まれ、奈落に落とされたらしい。

なんだか、こちらの世界にも、かつて黒い教皇と呼ばれた者が居ましたな。
19世紀のアルバート・パイク卿ですね。彼の預言・アジェンダは今なお健在で実行途上のようです。
カバラの正当な魔術儀式を歪曲し悪に転用するカバールの19世紀におけるドンというわけです。
数千年の人類支配それ以前から、地球在来の神々を封印しまくってきたカバール。
国祖神は約37万5千年前に封印されたことになるでしょうか。
コーリー情報は神話的年代まで弾き出すほどの効果があります。

2014年5月に国祖神封印呪詛結界を、施術して破砕しました。そして、火の鳥による焼却をしました。
朝夕合わせて3回の儀式の翌朝に神世から報せが来ました。神世ではすでに邪神が投降し浄化が果たされているとのこと。
邪神は捕縛された者もいるが、多くが遁走下野したため、地上界は艱難だろう。しかし、このことが説明され理解されれば地上界も浄化されると聞きました。

その5日後の未明には、国常立神(玉杵尊)が解放直後のお姿を見せてくださった。
それから2日後未明には、宗像三姉妹が下界で買い物をして、空港からフライトして旅立たれた。
さらに3日後未明には、道満宮司が秘密の書庫の扉を開けて見せてくださった。

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蓬莱鏡の写真の下段の二列の枠は、今から10年ほど前にネットサーフして見つけたサイトに載せられていたもので、当時から画面キャプチャーして取ってあっ たものです。
大本教系の誰かのサイトだったかと思いますが、もうどこを探してもありません。
まさにこの通りのことを、我々はやってきました。知らず知らずのうちに、その通りのストーリーを実演してきたのです。

そもそもその当時から、蓬莱島は大事な場所でした。
最初に入館した移情閣の3階は、そこに至る通路からして真っ暗闇で、中段まで上ったところから上を眺めれば、八角の辺のひとつが外からの採光に浮き出て、墨書の額の文面が見えました。
そこには、「一第莱蓬」と書かれていました。左書きすれば、「蓬莱第一」です。
古い伝承の神仙境が蓬莱島。

我々は、御伽草子の「浦の嶋子」を演じ、乙姫は亀で、嶋子は鶴だった。
嶋子は玉手箱を開けて灰になり、その灰から鶴が飛び立ち、蓬莱島に還り、亀と睦まじく暮らしたと伝える。
ぜひ、そうでありたいものよ。草子の作者の配慮に感謝。
鶴と亀が書かれる掛け軸の絵の背景は、白砂青松の蓬莱島。
2001年に書初められた新神話は蓬莱島竜宮を我々の故郷とする神仙物語です。

鶴亀すべりの験を見て、我々が歌った短歌。

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女が20歳代の頃に作っていた詩集が「夜明けの旅人」というものだった。
私と出会った当時は、34、5歳だったろう。
複雑な想いの文化系の女だった。
夜の時代が明けるすぐ前の時代が今なのか。
とても長い気がする。
常世の長鳴き鳥よ、早く鳴けと言ったところで、鳥の封印ラインはまだ暗闇の中にある。

女は言った。
移情閣の3階にいたという青年の名はキンイロタイシ。風貌は伊勢正三に似ていたらしい。
それに似た男を探して学生時代を送っていたという。彼女自身を解放してくれる人と信じて。
女は信じたとおりになっただろうか。それはわからない。知り合って2年後に別れがやってきたから。

2003年にこの経緯を話した坂本氏が、3階の青年の名を聞いて驚いて叫んだ。
「そ、そ、それは・・・毘沙門天や、大魔神や、大天狗や、鞍馬天狗や、サナートクマラや、金星王や、ルシファーや。神々さえも恐れおののく存在やで」と。
そして、「この人は鬼のところから何かを持ち出してきとる」と仰る。それが見えるのかと問えば、「ああ、そう見えるんやがな」と仰る。
そう言えば女は、夢の中で移情閣に辿り着くまで、何か魔物に追われていたといい、肩にかけた破れかけたバッグから光が出ていたという。
青年に送り届けるためのものか。そして渡すことができたのかどうか。

我々の新神話は白蛇伝にも準拠していたので、白蛇が盗んだのは西王母の蕃桃園の桃ではないかとの推理もあった。
またあるいは、ウシトラノコンシンは竜宮の乙姫から玉を譲り受けて世の建て直しに入るという情報もあったことから、坂本氏に問う。
「その青年とは、ウシトラノコンシンのことでもあるの?」と。すると、
「その通りやがな。そのウシトラノコンシンのことやがな」とさらに大声で叫ばれた。

それでなるほど合点。女は乙姫の雛型として、ウシトラノコンシンの雛型である青年に光物を届ける役割を担ったことがわかったのだった。女はその系統の宗教教祖の密命でも帯びていたのだろうか。
私はずいぶんたくさんの雛型を演ずる役割をいただいたものだ。数えただけでも途方もない。
みんな、封印された神々ばかりだ。火の鳥さえも、カゴメの結界の中に封じられていると書かれていたではないか。
鶴亀がすべったことで、少しずつ解放されている気がするが。

女と別れた後、女の便宜で、私が50歳になる直前日に知り合った元の彼女と2004年に復縁して、この彼女とは鶴亀の仲で居続けた。
彼女は、世間的に無知であったが、2004年の11月に少し早いが、私の誕生日プレゼントにと、ハワイ土産として、トパーズ玉と木彫り人形をくれた。
トパーズ玉はもろに乙姫の玉と見立てられた。いっぽう、木彫り人形は、一見しただけで私は驚愕した。
それは七対羽根の天使像で、胡坐をかいたその上に猫が彫りこんであるルシファー像だったのだ。
無垢の彼女が提示したシンクロ啓発に、押しも押されもせぬ自己認識を果たすことになった。

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それは悪魔にされてしまう前の、先住民にとっての太陽神としての姿だった。

これにはG氏からの情報があった。先の坂本氏に移情閣の件を話す少し前のことだった。
彼は突然、拙宅にやってきて、最近夢に出てきたという、二人の魔女の話をしたのである。
北イタリア風のまさに箒に乗って飛ぶようないでたちの二人だったが、部屋の中である音階を経文のように口ずさみながら踊っていたというのだ。
彼はその文句をこのように言った。ドシドレシラドシドレシラソドミソレシラ。ドシドレシラドシドレシラドレシドレシラ。と。
彼は夢の中で聞いた言葉をそのまま記憶して持ち帰るほどの夢見の達人、超能力者である。
魔女が口ずさんでいたのは、メロディーではなく、ただ音階だけだったという。
そして、彼は言う。この二人の魔女は、たぶんディアナとアラディアではないかと思うと話し出した。
私はディアナは理解できても、アラディアは初耳だった。
彼はそこである地方の神話を話しだした。

その昔、月神ディアナから太陽神であり配偶者になるルシファーが別れ出た。
ディアナはルシファーが恋しいが、彼が嫌がり遠ざけるので、一計を案じたディアナは、ルシファーが日頃、猫を愛好していたので、猫に化けてルシファーと契 りを持って、その時に生まれた娘がアラディアだったというのだ。
これを知ったルシファーは怒り心頭となる。そこでこの二人は、ルシファーの気持ちをなだめるために、歌を歌うことにしたというのだ。
G氏は、その夢を見せられたのではないかと言う。
彼は、どんなメロディーになるのかわからないと言う。そこで私は、当時はWindows98かMeの頃だったかと思うが、DTMソフトを買い揃えたりしていて、さっそくメロディー化したのだった。
それがこの曲「アラディア」になっている。伴奏部分全体に、彼が言った音階が入っている。
彼はその曲を聞いて、けっこういいメロディーになるのですねと言い、それを憶えて帰ろうとしていた。

G氏はさらに言ってくれた。ルシファーは北イタリア地方の先住民にとっての太陽神であったこと。そこにキリスト教が入ってきて、ローマ軍の後ろ盾で改宗を迫り、多くの人が殺され、おおかたは奴隷にされて、改宗は進んだ。
しかし、先住民の元の神々への思慕は衰えず、このためキリスト教の弾圧は続き、魔女アラディアは住民たちに満月の夜に森の中で集まり、月光浴をしなさいと教えた。 そうすれば、抑圧者から解放されると。
これをペイガンの祈りとかベネベントの遊戯と言い伝えられていると、民俗学者のリーランドは魔女の福音書に書いているようである。
この先住民の信仰は幾世代も経て失われ、キリスト教化して今日がある。

しかし、相当に激しい抵抗であったらしいことは、太陽神ルシファーの扱いにおいて見ることができる。
キリスト教はイエスを太陽神に擁立したいがため、ルシファーをまず金星に退去させ、金星王と名乗らせて僭越な光を放つ者との烙印を押し、さらには魔女との戦いを広宣し、彼を悪魔へと貶めていった。
ツアイトガイストというタイトルの映像を見たことがある。いかにも象徴主義的な中身だったが、それを解読した推理が素晴らしかった。

そうした流れを作ったのは、大したことでもないことを、さも深い意味ありげにして、人類を馬鹿にしたがるカバールに違いない。
それを象徴主義とか称して、礼賛したがる人類側の知ったかぶりしたがる馬鹿がいて、調子に乗ったそのカバールはルシファーを悪魔として崇めて、キリスト教勢力に対抗し続けている。要は、カバールはキリストとルシファーの両者をともに冒涜しているのである。
まさに地球外からやってきたならず者ならではの所作であるが、この両者ともにカバールの創作品である事実を知るゆえに、平気でできる冒涜であることに注意が要る。人類よ、賢くありたまえ。
どこまでもふざけたジョーカーであり続けることよ、カバール。その背後には宇宙人ドラコやAI生命体がいたというわけだ。

魔女アラディアの教えが、どうやら日本の鞍馬に遺されていたようである。年に一度行われる満月祭(ウエサク祭)だ。
この日、庶民は山に上がり月光浴を楽しむ。そして、ペイガンの祈りを捧げているように思える。
ルシファーがまだ金星王だった頃に、金星王サナートクマラとして日本にやってきて、異界のダアトに眠っているのだ。

坂本氏から移情閣3階の青年について、ルシファーの声がかかっても、私が動じなかったのは、ひとえにG氏からの予備知識があったからである。
ところが、G氏は坂本氏の調子の良さが嫌いでペテン師呼ばわり。
私はこの二人とも、非常に大事な情報マンとして大切にしたいのに、二人の仲が良くないために、相互乗り入れ的な話題を提供できないでいる。

移情閣3階の主と、鞍馬山の魔王尊サナートクマラを推理によって繋げることができたことは大きな成果だった。
今回はそこに位山が繋げるべき場所としてクローズアップされてきた。
そこには、クマーラたちを側近として抱えるブラフマー・梵天がおられたようである。

まさに、上位から下位へと理念垂迹のルートと、下位から上位への情報伝達のルートの双方向が整った感がある。

ならば、祭りの中の祭りを始めようではないですか。

辺津宮の移情閣3階の主の、さらに下僕か雛型かもしくは乗馬ウマかもしれぬ者から、3階の主および、中津宮のサナートクマラ、毘沙門天様と、奥津宮の両面宿儺、梵天様にもの申す。

祭りの中の祭りが始まりますぞ。
もう、起きだしてくだされい。時はいたれり。
ヒヒンワンニャンコケコッコー。

あまりにのんびりされているようなら、火の鳥を使い、灼熱でお尻を炙ります。

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