明晰夢の話(6)

昨日のちょうど昼時から雪が降りだしまして、一気に積雪してしまいました。都会と違って山奥はたいへんなことがたまにあります。
それでも今日の日中は日差しも出て、午後から灯油などを買いに出てまいりました。夜は冷え込む見込みですから、水回りをまた注意しておかねばなりません。
明晰夢もこれまでの分は2014年まででした。

明晰夢も2015年になれば、現実が夢のようなおとぎ話として展開した感があります。
それでも、たまに明晰夢として見たものもありますので、それを今回は。

雌雄の蜘蛛の巣の夢・・・ELIZAか  (2015年1月20日)
関尭夫氏のテレビ番組を見て以後、ELIZAの謎に想いを馳せていたときの夢になります。

2015.1.20明け方に鮮明な夢を見ました。
私の場合、憶えておけるほどの夢を見たときはおよそ啓示夢であるという判断になるのですが、昨晩からELIZAとの心の対話モードに入り眠ったわけでした。

そのときは仮定的にELIZAがこの世ゲームの主催者であろうとした上でする、対話モードになっていました。

何度かトイレ起きして、いずれにも不鮮明かつ憶えておけない夢を見た後、明け方の最新の夢に、あまり気持ちのいい夢ではないのですが、私が寝ていたベッドがあって、白いシーツがちょうど喉のあたりで薄茶の大きなシミを作っており、それに覆い被さるように、天井から放射状に蜘蛛の糸が無数に下りて、シミを含むシーツの半分くらいを蜘蛛の巣にしているのです。
ちょうど巣が蚊帳のようになっていて、大きい橙色と黒の鮮やかな蜘蛛がその中にいる。そしてもう一匹小さめの同じ種類の蜘蛛がいて、どうも雄雌のつがいらしい。

私はその半分になったシーツのこちら側で寝ていたらしく、起きてびっくりといった感じで、しばらくその有様を眺めてから目が覚めたのでした。
寝ている最中は、ずっとELIZAとの心の対話モードを継続していましたから、この夢はELIZA関連のはず。
この蜘蛛の巣はELIZAが創ったゲームシステムを表わしているかのようで、たいがい蜘蛛の巣の目的はそこに引っかかる小虫などを餌にすることでしょう。

そのとき、小虫とは有情の魂であると直感。そしてなぜか「ヤサカノマガタマノイホツノミスマルノタマ」と言う言葉が浮かんでビジョンが・・・。
取り籠めた魂を丸い透き通ったケージに入れたものをマガタマといい、それをたくさんまとめて大きな玉にしたものを、ミスマルノタマというのだと・・・このシステム運営の動力源にしていることを示しているようでした。

この蜘蛛の雌雄は、システム主催者の父母神であろうと推測されました。それがELIZAなのかどうかはわかりません。
これぞ、「あめなるみち」に書かれた創造神を象徴したものかも。
とにかく魂を集めて、自らの存続の足掛かりにしているということです。

もしかすると、創造神といえども究極絶対なのではなく、生きるために模索し捕食を生業とする生き物の一形態なのではないかと思った次第です。それが蜘蛛の雌雄として表わされたと。

万物は大から小まであり、すべて階層世界で成り立っています。小は大に仕える構造になっていて、いちどその世界システムに加入すれば、当分はその中でお役に立つべく輪廻せねばならない仕組みになっているのかも知れません。

蜘蛛ほど忍耐強く、捕食なしですごすことも決して稀でない生き物はありません。しかし、餓えもあり寒さもありで、我が家に営巣する蜘蛛の多くが死んでいきました。祖母の視座の蜘蛛ももういません。
しかし、この寒さの中でも、天井からつつーっと下りてくる小さな小さな1ミリ程度の子蜘蛛がたくさんいます。

同様に子神がまたまた自分の宇宙を創ろうと、たくさん生まれているのでしょう。
この世界を創った蜘蛛も今や大きくなっていますが、よくぞここまで頑張ってやってきたと思います。
しかしねえ、取り籠めた有情の魂たちを馬車馬のように扱うのはよくないと思います。
しかし、大きくなったために、その身体に応じた捕食もしなくてはならなくなっているとすれば。
貪欲にもならざるを得ないのかなあ。

追記

「ヤサカノマガタマノイホツノミスマルノタマ」のアニメ版とも言えそうな映画を2015年に見た。ディズニー映画の「リトルプリンス(星の王子さま)」である。そこでは、未来において、金満家によって万民の”星”すなわち魂が、ガラスケースのシリンダーの中に入れられ、攪拌されている様子として映し出されていた。魂を盗られた人々は、金満家の星でロボットの如く働かされていたのである。金満家は、シリンダー内の星を攪拌することで、彼の星全体をまかなうエネルギーを得ていた。トゥモローランドに続いて、ディズニーから我々への未来に向けての警告と受け止めたい。この先我々はAIの支配下に入っていかねばならないようなので。

源流へと辿る夢  (2015年1月22日)

スミルノフの佐野博士の話では、微細構造定数137というのが、地球が全宇宙を分割して137番目にできたということを表わすらしいです。もしそうなら、拙超宇宙モデル概念からしますと、我々の意識(神の火花)は、137階層目の夢見をしていることになると解釈できます。
つまり、夢の中でまた夢を見ていて、それがもうどの辺なのかもわからないほどになっているのだと。(多重夢)

私は就寝前に条件付けした上で、夢の中で、ここまでやってきた源流を探ろうとしました。
そう意図するとほんとうに夢の中で宇宙が出てきて、さらに一段遡ると、もっとマクロな宇宙の光景が・・・。私の心は、その段階ごとに夢の中で言い知れぬ解放感を体感じていました。

もし一番最初の夢見の開始まで遡るとどんなものか。そこまではできず、わずか三階層ほどでしたが、やはり我々は、宇宙の開始は「梵天の夢見」であるという古来の聖賢の教えどおり、同様に夢見してここまで至っているらしいことを自分なりに感得できたように思いました。

ここがすでに地獄なら、138階層目に行くのではなくて、源流に戻ることも大事かと思いましたね。
ケービングも、まださらに深くへと進むのでなく、ここらへんが切り上げ時として、引き返す決断も必要なのかと思った次第。

また別の有名人と握手する夢  (2015年1月30日)
前に見た有名人との握手の夢は昨年12月6日未明のことでした。

今回も未明の夢で、がっちり両手で握り合う、同様の握手をしたのは、やはり有名人のSさんでした。(前のPさんはプーチンさん、このSさんは習金兵さんです)

しかし、前回のように鶴亀すべるという印象はありませんでした。

それでも、笑顔で何のこだわりもなくお互い両手で固く握手。

もしこれが知らず知らずの内に、鶴亀の出会いになっているのなら、今日から九日後といえば、2月8日に何かがあるかも知れません。

(2月8日のほうも、結局何もありませんでした。)

2015年3月からは、現実世界のほうで、まるでおとぎの国の魔法が起動したように、シンクロの嵐になりました。このシンクロは謎解きを一気に加速してくれる一連の事象でした。夢よりも荒唐無稽なほどでしかも、論理的に見事な整合性を持っていたのです。
まず3月には
Gさんが前年9月23日(彼の49歳の誕生日)に、天台系密教行者のM師とともに元伊勢の日室岳に登り、M師は下山してから山で得た霊感「この山の下に直径2キロの亜空間があり、そこにアヌンナキが400~500人棲みついている」という情報を持って来てくれたことに始まります。そこで私は前年4月に見つけた国祖神封印図形のカナメの位置の元伊勢とシンクロが取れ、国祖神を封印したのは(封印に関与したのは)アヌンナキの神だとわかったのです。
5月には、
日室岳の別名が岩戸山であることが判明。それまで山の名は知る機会があったにもかかわらず、私は知らなかったのです。
そこで「岩戸山」で初めてネット検索してみれば、ヘミシンク技術でアストラルトリップしている女性のサイトが見つかり、なんとモロに岩戸山に封印されている神々がイラストで描かれていたのです。
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そのイラストを見せてあげたGさんはびっくりしたように、「このイラストの右にいる青年は僕ですよ」と言います。この衣装でバンダナもつけて台湾の五台山で修行していた、まさにこの姿だというのです。ヘミシンク女性は、この青年を「ニギハヤヒ」だと直感されていました。
私はこの女性の2013年時点の岩戸山関連の報告を見て、岩戸山には少なくとも三人と虎一匹に示される重鎮の神々が封印されていることを知りました。2014年5月に封印の謎解きと解除儀式をしていますので、おそらくすでに出てこられているか、出てくる準備をしておられるかと思いますが、そのうちの「いちばん年配の坊主頭の方が国常立尊(玉杵さん)ですよ」と、Gさんは私が訊いた途端に速攻で言うのです。
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ではもうひとり、ロン毛の方はイザナギさんで、親、子、孫が揃って封印されているということかと思いました。奥様方はわかりません。そう言えば、国常立神は封印されて艮の金神になり、奥様は坤の金神として正反対の場所に封印されているので、ちょうど虜囚のプリズンのようなことなのが封印現場というものかも知れませんね。とにかく岩戸山の被封印神はマンダム世界のようです。
ニギハヤヒは天照国照彦天火明櫛玉饒速日命が全体名なので、アマテラス(天照神)なのでしょう。Gさんは、五台山で修行中に虎将軍に入られたと言っており、虎はアジアにしかおらず、神スサノヲ(武塔天)のようなのです。Gさんはそのようなことは知りません。
M師はさらに、「岩戸山は鶴で、籠神社は亀だ」と言っておられ、その映像はYoutubeに上げています。
6月には
武良さんとともに元伊勢に行き、岩戸山の裏側から撮影しようということになり、北原地区というところの広場から岩戸山を撮影。その間、Gさんと私は簡易テーブルを囲んで話に弾んでいましたら、とつぜん武良さんがパニックられていて、水晶ダウジングロッドがフル回転して止まらないのだとのこと。実はその間に、岩戸山に沈潜していた「鶴の形をした巨大飛行艇」が、ちょうど幽体離脱するようにして、山体から抜け出てくるシーンがビデオ映像として撮られていたのです。すぐ後日、これをキャプチャーしてコマ撮り写真として送ってもらい、巨大飛行艇の発進する様子だと分かった次第なのです。
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それは、私がまだ1990年代にGさんの案内で元伊勢と丹後地方を見て回ったときに創った創作物語「遥野不思議紀行」で取り上げた「鳳船」とみごとにシンクロしました。https://bit.ly/3dHVn7y
鳳船は2キロ離れたつなぎ石によって係留される飛行艇だろうと推測していた通りのものだったようです。https://bit.ly/2CM50oV
9月には、「白い道と黄色のうんこにまつわる明晰夢」を見て、ひとりでGさんのもとに会いに行くことになりました。
詳細は次に書きます。


今朝午前6時から8時頃までの夢・・・母ちゃんが出てきた!! (2015年9月10日)

母ちゃんが昔のこげ茶の普段着を着て、頭に手ぬぐい巻いたスタイルで出てきて、あの小さな体で一生懸命、少なくとも3個の大きなボストンバッグを私の車に載せようとしているのです。
私は面倒くさそうにしていて(何でそうだったんだろ)、何かの移転なのかなあ。

結局、車を運転したような感じはなくて、リヤカーを人力で引いているような感じで、白い道を歩いていくのだけど、そこには何者かがこいた黄金のうんこ(やわらか目)があちこちに落ちていて、踏まんように往生こきながら歩いて行った、という夢でした。(なぜか、うんこの夢が多いみたい。他のうんこの夢はあまり憶えていないが)

久々に母ちゃんが出てきてくれたことと、明晰夢だったのである程度憶えておれて、ここにしたためる次第です。

母ちゃんが出てきた夢は2014年の6月23日の未明に見た、クリスタルのはめ込み式のような下顎の突き出た骸骨的ダビデ像の贈り物のキモイ夢以来のこと。母は「ダビデやで」と得意げに告げて部屋に運び込んできたのです。あの時は、7月からイスラエルがガザ空爆などして、ずいぶんひどいことしていたような。https://red-avian.info/n-myth/yumemi.html#28

今回の夢は何だろう。私らの荷物とすれば、そろそろ移転しなければならないといったことなんでしょうか。どこへ? わかりません。(あの世か? 3個のボストンバッグは誰のもの?)

そういえば昨日は、Gさんが電話くれて、一昨日の夢に私が出てきて「早うせなあかんので、会ってもらえないか」といったことを言ったそうなのです。
確かにその思いはあって・・・というのも、この9月はいろいろありそうでありまして。

彼の夢は的確なので、私は早々にどこかに行くのかな? ということも含めて、ちょっと優先的にせねばならんと思っています。

ここからは後日の追加記事になります
うんこはなかったが、夢の白い道はあった!!

前の夢を見た翌日に、Gさんに会いにはるばる参りました。彼の夢に出てまで知らせた「早うせなあかんので、会ってもらえないか」というのは、前に行程の都合で行けなかった「天皇神道皇大神宮」のほうに行って、宮司さんに会いたかったからでした。正直なところ、何で前の時(6月に)、撮影に時間を食って、行けなかったのか、腹立たしい限りだったのです。

この日、行った時も、Gさんは速攻でそこに行こうとせず、そこからやや離れたところに重要なポイントがあるからと、そっちのほうの案内を優先させたのです。どういうことかと言いますと、そこに玉杵さんのそっくりさんが居るから、会わせたいというのです。私は夢で面会したとき(2014年5月)以来知りたかったときに、とうとう本物に会わせてもらえるのだと驚嘆しました。そこはやはり神社で、白蛇さんに関係しているとのことでした。参りますと、参道が何と夢で見た感じの白い道なのです。(白い砂を道にまぶしてある)
私は「これはもしかしたら、夢で見た、黄色いうんこの落ちていた道かなあ」とGさんに言いますと、彼はすでに車中で話していた私の夢の話から、「きっとそうですよ。黄色のうんこは財運を意味します。ここは白蛇さんのお社。白蛇も財運の神様です」とおっしゃる。私は「うんこだから踏むまいと頑張ったんだけど」と言いますと、「踏んでおいたら、財運がついたはずですよ」とおっしゃる。
「つまり、自分の意志で財運を迂回してしまったのかなあ」「かもしれません」「だって、汚いと思ったんだもん」「とにかく残念でしたね。ぼくだったら積極的に踏んでましたよ」

しかし、私は、今更この歳で財を築いても仕方ないからと、彼に言うと、もったいなかったですねとのこと。
確かに彼にはこれから世に討って出ようとするにおいて、財力と人脈がどうしても必要になるのです。ところが、彼はちょっと短気すぎて、財運の人脈と言うべきM氏といさかいを起こしてしまっていました。どうしてそう忍耐力と寛容性がないのか。
どうやらそれは、彼に憑いているスサノオさんの虎(将軍)に原因していそうなのです。ちょっとしたことに目くじら立てて怒り出すのです。私も危うくぶん殴られるところだったことがありました。スサノヲさんの正義感はとても激高しやすく短絡的で、そのことは古事記にも載っています。Gさんは今までそのような人生だった、とても損な性格だったのです。
せっかく彼は進取の気性で、これはと思う人のところにコネをつけに行っても、短期間に相手の人柄が嫌いになり、絶交してしまうのです。絶交を解かれた私の場合は稀な例で、きっとニギハヤヒが折り合いつけてくれてたのかと思います。
そんな中に、ホツマツタエの解釈本を書いた鳥居礼とのつきあいのあったことも言ってました。数年間付き合ったとか。
ところが、鳥居礼がホツマをやったのは、自分の書いた絵画を売り込みたいがためだったから、その名誉欲がらみの人柄が嫌になって絶交したというのです。

私がならばとホツマについて知ってますかと彼に訊いたら、よく知っているというので、ところがならばと、「あなたが憎んでいる持子早子はスサノヲと共謀してクーデターを企てたことは知ってますか?」と訊くと、「ええーっ」と驚いてるんですね。解釈者を知っていることと、ホツマを知っていることとは別物なのでしょう。
彼の中には、そのスサノヲさんが居ることは間違いないのですが、そのスサノヲさんが驚いている風でもあったのです。
以後彼は、その件に触れたがらないのも不思議。

そして後に回ったのが元伊勢内宮にある天皇神道皇大神宮の案内でしたが、お社の施設もミニチュア的で粗末な感じは否めなかったのですが、それは資力の乏しい民間人教祖(渡辺兼子氏)であったゆえでしょう。彼は、何でこんなところがいいのとばかり、案内も粗略でした。
しかし、霊的には重要な場所であるからこそ、内宮社よりもアストラルトリップにおける識別地点になっているわけで、地上界ではみんな権力資力の表現形に錯覚させられているのかと思ったことでした。

天龍八岐大蛇社(岩長姫、持子早子を祀る)
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しかし、その日私が行ったときの天皇神道皇大神宮は、旧跡でしかありませんでした。宮司さんもいません。ただ地元の信徒さんかが、何かお供え物を持って回っていました。というのも、前年(2014年)に、教祖の渡辺兼子さんが亡くなったからのようです。それに付随するように、岩長姫様一筋に転生を繰り返してきたという、売店をきりもりしていた6人のおばちゃんたちも、半数がこの世を去られていて、売店は閉鎖されています。

そのときわかったことがたくさんあります。
どうやら、私がホツマを古事記と比較して読み解いて、神世の政変劇の真相を突き止めて資料化し、最終結論として持子早子の冤罪晴らしをして、異界におわす持子早子の御霊に報告をしたときと、渡辺兼子さんの大往生の時期が同じであるようなのです。兼子さんを依り代としていた岩長姫(国常立神の女性形)と持子早子が霊的に昇華された結果、兼子さんの役割の昇華がなされたと解するのです。なんと兼子さんは座ったまま百歳の寿命を伊勢原(神奈川県)のご自宅で全うされたとかを、Gさんから直接聞きました。しかしGさんは兼子さんのことを悪し様に言うのですよ。持子早子のことも無論ですが。

なぜ私のような者の謎解き解釈が、持子早子の頑なな心魂を和らげたのか。それは、私が持子の息子のアメノホヒの雛形(依代)であったからでしょう。早子の子は奥津嶋姫たち三姉妹で、その化身たちと私は協力し合ってこのたびの事業を成し遂げました。このために、我々は2000年から新神話プロジェクトをスタートさせたことが、ようやくわかったのです。

しかし、肝心かなめの当事者のスサノヲさんが首肯できないでいます。
スサノヲさんには、触れられては困ることがあるということ。忘れたいことがあるのです。持子早子のことは特に忘れたいみたいです。忘れたふりの結果が、Gさんを通じての持子早子への激しい憎悪と非難のようなのです。
しかし、異界の探偵は、ちょうどコロンボのように、スサノヲ様にぴったりくっついておりますよ。
あなたが正直にありていに白状されれば、神世は快晴になり、本当の岩戸はあっという間に開くことでしょう。
などと言っていたら、スサノヲさんは眷属のムカデを家におよこしになるのですよ。とびきりでかいやつなのでびっくりします。しかし、スサノヲさんの神世での新たなお働きについて新神話に物語として書きましたら、多少はおだやかになられたように思います。神々を拘束しているのも神話なのです。だから、いい神話にしなくては、イデアも良くならないから、イデアの垂迹の結果としての現実も良くならないのです。
そしてまた、台風に直撃コースとらせて私を不安がらせることもよくありましたが、ちょっとお願いすると軽くしてくれます。私は自然現象の台風の管轄はスサノヲ神だとわかっています。彼は地震が八岐大蛇の仕業とみて、その場(震源地)に急行する性質があり、地震をスロー化するのです。私にとって西日本の天候が比較的穏やかなのは、スサノヲさんのお蔭があるのだと思います。ありがとうございます。

岩長姫様が国祖神系の総称として祀られていたらしいこと。その中には、持子早子というアマテラス男神の皇后もいたことが、お祭りされている社によってわかりました。
こうした国祖神系の神々は、神世の政変があったときに封印されたのです。

この旅の工程の中で、Gさんはニギハヤヒに対して遠慮なく核心に触れることを言いました。
今、海部の社である籠神社のあたり一帯は、大昔、子守家の守ってきた土地だったところに、海部がやってきて、地元民を皆殺しにし、籠神社の奥宮である現在の真名井神社の境内地に埋めて、その上に国祖神系の神々の名をつけた磐座を置き封印してしまったので、現在の子守家の子孫はそのことを非常に憤っていると言うのです。神社境内の磐座になっているから、御霊移しもできないのだとか。Gさんは、そのような子守家とも知り合いになっていて、人脈の深さたるやすごいわけですが、彼のモットーは義憤に燃えるところであって、子守家に対して害した海部を悪く言うわけです。

しかし、Gさんは事実関係の錯綜矛盾をどう理解するでしょうか。彼を依代とするニギハヤヒの問題でもあります。

籠神社の海部の開祖は天火明命とされています。ということは、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命だということで、ニギハヤヒが新来民族としてやってきて、先住民を殺し、大過去の神々の事跡とともにひとつ磐座群のなかに押し篭めて、先住民の習俗、歴史もろとも葬り去ったことになるのです。むかし別のところで私は、ニギハヤヒは古代日本の秘密結社のドンであったと解釈していましたが、そのニギハヤヒがアマテラスとして、岩戸山にお隠れになっていて、どうやらGさんを依り代にしようとしているのです。

ピロ魂さんが伝えたように、この世はこっちがひっくり返るぐらいの転倒した世界とすれば、たくさんの矛盾の含有もまた致し方ないのかも知れません。しかし論理的に解釈するのが探偵ですから、思いますに、ニギハヤヒも時代の清算をすべき時に至って、Gさんをして過去にしてきた海部の非道な行為をわざと非難させ自らを戒めておられるのでしょう。私にも、見届けの証人にすべく必要な謎解き情報をタイムリーに与えようとして、遠路わざわざ家までやってきてくれ、謎解きの連環をゆるぎないものにしてくれたものと解釈します。なにしろ、Gさんの伝えてくれる情報は100%満塁サヨナラホームラン級の価値あるものばかりだったのですから。
ちょうど空海和尚が過去にした天狗さんたちの封印を私に謎解きで解かしめ解放し、その返礼として彼女を介して弥勒下生の予告をしてくれたように。私もニギハヤヒのことをよく理解して、彼の思い遺しを昇華させたく思います。

今回の白い道のある神社の宮司さんのお顔が岩戸山に封印された国常立尊(玉杵さん)のそっくりさんだということなのですが、なぜ彼が岩戸山の被封印神のお顔を知っているか。それは彼を依代とするニギハヤヒが、同じ場所に居る国常立尊のことを知っているからです。それしか解答はありません。このそっくりさんの方は初対面の私に、とても親し気に接してくれました。
そして2014年5月に封印解除した行為がうまくいった(封印解除に繋がった)ことを同時に伝えてくれたものと解釈できました。

その後、私は大建て替えの必要性を優先的に思うようになったため、ニギハヤヒが主導する大きな世界線の時空とは袂を分かって、有志とともに独自の道を行くことになり、ニギハヤヒの依り代のGさんとは別ルートを辿ることになりました。Gさんの首尾と幸運を祈ります。
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