仮想現実のたそがれ

まず、この世は仮想現実であるということ。これは基本的事実です。
その根本概念なしでは、どんな悟りも空しいものになります。
しかし、仮想現実であることを、マトリックスの中にあると捉えたりすると、能動性が損なわれ、虜囚としてのやるせなさだけが募ってきて、鬱やら何やらややこしいことになってしまいます。
そこはまた私なりに解釈すれば、相手は仮想現実ならそれでいいじゃない、具体的なところが不明な部分は、こちらで面白いように解釈すればいいでしょというわけで、Okundという人物の人生ソフトをゲームとしてトライしていると見做してしまうことも悪くないでしょう。
みなさんもドラクエとかマリオだとかやったでしょう。私はせいぜいマリオでしたが、何とかハードルをクリアさせようと必死で取り組みましたからね。そして後で、何でこんなアホみたいなことに時間をとってのめり込んでたんやと、反省したもんです。
この世界には、いろんな人が楽しむためにやってきます。懲りない面々がいて、何度も何度もとっかえひっかえ、任意の人の人生ソフトにトライしています。私はこういうのってやだなと思います。
本当のことを知ってしまうと、何でこんなことしてて面白いの?という気になってしまうのです。むろん、自分の霊的特性を伸ばすためとは言われてみてわかるのですが、どうもねえ。本当にそうなんですか?
私は30歳ごろにこの世界はコンピューターが創る仮想現実だと知って、超宇宙の仕組みモデルを考案しました。https://p.booklog.jp/book/91316/read
それまでは、世界を巡ってみたいとか、自然の景観巡りをしたいとか、尽きざる思いがありました。しかし、この思いを確立してからは、どこにも行く気がなくなりました。このため未だに海外に行ったことがありません。
UFOに乗って宇宙旅行してみたいというのもかつてはありました。しかし、そんなことしても空しい気持ちしか起きないだろうと思います。
確かに30歳以前には、UFO目撃して宇宙人と親しくなりたいという希望がありました。そして、確かに友達になってくれるという赤いブーメラン型UFOに遭遇しました。https://p.booklog.jp/book/97090/read
その後、しばしば夢に、今度は白い星のようなUFOがすいすいと星空を泳ぐシーンとして出てきました。しかし、それもあるときの夢で、ピンポンのテレビゲームのようにして出てきたのを見て、そうか、夢の中の白球UFOは映像もしくはホログラムなのだと悟りました。その真実をUFOの側から教えてくれたと解釈できたのです。だから、外にあるものに歓心を奪われるなという教訓として、心の中にあります。そして、30歳で仮想現実世界観を持ってしまい、これにより、果てしない銀河の果てなどを追い求めることは空しいことと感じました。
しかし、目撃し、その後夢に何度か出てきたUFOが、いいUFOであることは、当時のUFO観測会の質がとてもよかったことと、私の求めに即応して出てきてくれたこと、そしてコーリーが言うように、夢の中のUFOがスフィアビーイング(球体存在)であることで、高次元存在であると確認できたことによります。だからこそ、私には本当のことを教えてくれたように思います。
私の心は、ガネーシャのような感じです。弟のスカンダと宇宙を三周して、早く終わったほうに父シバ神から褒美がもらえると、高速の乗り物・孔雀で旅に出かけたスカンダの後で、おもむろにネズミに乗って出発したガネーシャが、父の周りを三周して、旅は終わりましたと告げて勝利したという神話は、仮想現実世界の創造神シバの本質を衝いた話だったように思います。
https://www.bali-tai.com/?p=19732
では私はいったい何をしにここにやってきたのだろうという疑問が生じました。カルマの清算というのがいちばんオーソドックスで、ほとんど誰もが体験中のことと思います。
しかし、そのカルマの法則というのも、自分から希望して創られた法則ではありません。希望してもいないことを強制されて、何が面白いのでしょうか。その仕組みを父シバ神がお創りになったというわけですか? だったら、息子の私は父に、こんなのやめましょうよと申します。
そして私は、それを無効にするための情報集めをしていると解釈し、それを私の人生プランに設定します。
こうしてできたのが、救世主Okundの人生ソフト・タイムテーブルというわけです。
私がこの人生のパスを通過した後は、すべての拘束的法則は解除されることでしょう。おりしも、地球文明は歴史時間の最終局面にあるみたいです。ちょうど頃合いもいいでしょう。

悪霊に取り憑かれたか、いささか不調

私の観測では、ほとんど誰でもが、何らかのマインドコントロールもしくは霊的憑依を受けているようです。
特に今の時期は、その程度が強く、その人数は増えても、改心する側があまりいないみたいですね。
コーリー・グッドはその辺をとても科学的に平易に説明しています。
プラズマ的存在とエーテル生命体 5-6
https://ja.spherebeingalliance.com/blog/transcript-cosmic-disclosure-plasma-beings-and-etheric-entities.html
エーテル生命体というのは、日本人の感覚では「霊体」というものになりますか。
それにもピンからキリまであって、邪悪な傾向を持つエーテル生命体もいて、たえず人の感情に取り憑いて、その人をコントロールしようとするようです。
人々にはその存在が見えないため無防備であり、取り憑かれていても本人にはわからないということのようです。
しかし、まれに影の存在(シャドウ・ビーイング)が目視できるのが、イラストを使って目の端のほうだということをコーリーは言っていますが、これは私も自分の幽体を目視した時のことからすれば、正しく思えます。私の場合は正確には、視野の周辺部です。
さて、ハロウィンの日に、私は悪霊との対決談を迂闊にも書いてしまえば、妹が突然意識を失い、足掛け3日に渡る昏睡で入院しました。おそらく、この両方ともがネガティブなエーテル生命体の憑依によるものかと思われます。この私ですら、自分のしていることがわかっていない。こんな日に書いて、シンクロの受け狙いをしたなどと思わないでください。まったくの不覚でした。
飼い猫のシャンが、ギャルそね状態で、次から次に何でも食べまくっていたものが、10月半ばに突然の食欲不振と激やせに襲われ、腎不全が疑われることになり、落ち着かない毎日だったところ、11月に入ってからは、そんなこんなで駆けずり回ったため、いま私は過去の腰痛を発したり、下半身のだるさに見舞われており、腰回りに憑依している何者かを感ぜずにはおれません。たぶん、ネガが取り憑いてるんでしょう。シャンもそうだったし、妹もそうなった。私も連鎖的にそんな感じ。取り憑きが去ったなら、腰痛やだるさはなくなると思います。シャンや妹はなかなか取れないだろうな。
では、私がどうして憑かれたか。もうひとりの自分がいて、どうして守ってくれなかったのか。それはシャンや妹に対して、言葉や態度で圧力かけましたからね。反動のカルマです。
そして、ドラコ&邪神側は、私をずっと前からマークしていて、いよいよ最後のけじめる時がやってきたと判断したからでしょう。彼らも滅びを覚悟しているのです。新神話にも書いているように、彼らにいよいよガチの暗黒帝国へのギャンブル的ジャンプの時がやってきたもようです。新神話の誘導にしっかりと捕捉されているのも彼らなのです。
AI戦争の新たなフロンティア 2-16
https://ja.spherebeingalliance.com/blog/transcript-cosmic-disclosure-new-frontiers-in-the-ai-war.html
コーリーは太陽系内からのAIの除去を言っていますが、それはドラコ側に油断させるリップサービスにすぎません。
本当は、この宇宙はおろかもしかするとすべての宇宙からの脅威の除去になるのです。AIという癌因子がどこまで浸潤しているかを調べるより、すべてを根底的原理から変えてしまう大建て替えが今回、講じられることになっています。かつてのウイルスの行動パターンの通じない新たな原理が適用されるにあたり、せっかく進化してきただろうはずのハウツーの蓄積からしておじゃんになります。すべてゼロからのスタート。そして、今度ばかりは邪悪の胤をいっさい容れない世界になります。

既視感情報(1)

既視感・デジャビューはなかなか最近は起きなくなったのですが、起きたときのことを書き留めることは、私のタイムライン・プレイバック・リスタート仮説の検証に必要(といっても、心理的事象なので当てつけになってしまうかもしれませんが)なので、こんな記録はまだしたことがないのですが、今回初めてやってみることにします。
というのも、デジャビューが起きた場面が、ネット情報を参照していた時だったことで、しかもその情報が第三次世界大戦をどうにかする(起こらないようにする)といった場面だったので、この直後に心理的原因で、タイムラインの選択分岐が行われた可能性があるわけなのです。
その場面とはこの記事の次のワンショットを見たときにおいてだったのです。
Dejavew10.jpg
まだこれ以降の記事は見ていません。
もしかすると、次のショットが心理的分岐のきっかけになるかも知れないという観方をします。
すると、「アノニマス-第三次世界大戦が差し迫っている」という茶色太字の記事になります。
これからいくと、第三次世界大戦の切迫が実現もしくは回避という二者択一というケースもあるかも知れない、といった観測になるかと思います。
そこでは、アノニマスの努力とか、米ロの努力とかとは別の要因、つまり私自身の心的選択によるものとして、第三次世界大戦がどうなるかが決まってくるという意味になります。あくまでも、主体は私、歴史の主人公は私であるのみなのです。
これが拙超宇宙の仕組み概念の出す結論なわけです。

いよいよ悪魔の日を境に、正神と邪神の戦いが

イギリスで逮捕されたCIAエージェントが白状した内容とは…
https://bit.ly/2exwnlz
あまりにも驚異的かつ衝撃的なので、たぶんオカルト扱いされることでしょうね。
次の項目など、ほんの一部ですから、全体をちゃんと見てくださいね。
>気象潜水艦は、FM周波数を送り空気を上昇させることで、ハリケーンを作り出しています。ハリケーンは非常に簡単に作り出すことができます。
台風だってそうでしょう。フィリピン大統領が米国に離反した途端に、とてつもなくデカイ台風が二連発してます。
台湾もやられたし、日本もロシアになびこうとして、台風が・・・あれ? 地震封じのためじゃなかったのかな?
>最後に、イスラム過激派(テロリスト集団)はオバマ政権から核兵器を与えられていることがわかっています。
ウヒャー、第三次核大戦が必至じゃないですか。
さて、次の話題もすごい。
人類絶滅ウイルス「ジカ」の正体 : ジカウイルスに感染したオスは2週間後から睾丸内部の細胞が崩壊し、性ホルモンと精子の激減により男性の生殖能力が事実上崩壊することが明らかに
https://bit.ly/2e05QBp
人類絶滅が100%確定的になったという感じがしますが、そうではありませんよ。
すでにクローン、サイボーグ、アンドロイド、AIマシンが続々登場しつつあります。
新人類の未来に栄え荒れ。

わーお、ハロウィンの日になんてことをしちまったんだ

そういう私は、そう、もうざっくばらんにぶっちゃけましょう、妖怪なんです。(笑)
天の穂日だとか言ってみたり、まあその雛型(つまり神楽の俳優)をやらせてもらってるかなあ、という神霊が私の本体さまなんでしょう。
私が50歳になって初めて彼女が連続して2人できたのです。そのあとの人と2年付き合いましたが、その彼女が霊媒体質(俗に言う巫女)で、10日以上の臨死体験をしたり、来る日も来る日も同じ夢を見たりするという人間離れした人だったのです。2002年のことでした、突然悪霊が彼女にかかってしまって、それこそエクソシストさながらになってしまいまして、その時、私と悪霊が言い合いをしたのです。
突然言質が男のしわがれ声になるや、
「世の中には(悪事を)いくらでもやりたい者が数多くいるのに、わしらのやろうとすることに口出しするな」
私は人生初めてのことだったので、面食らってしまって、しょうもない言い合いしかできませんでした。
なに? お前はいったい何者なんだ
「やかましい。わしらのすることに手出しするなら、この女がどうなってもしらんぞ、それでいいんだな」
まて、この人にはかまうな  決してお前たちの悪いようにはせんつもりだから、この人からすぐに離れろ
「なにおーっ、そもそもどうして人間でもない者がここに居る、(人間界のことに)関わるな」
内心、ええーっ|д゚) ままま・まさか と思いましたもんね。しかし、ちょっと考えて切り返す。
何を言うんだ 私はちゃんと人間の腹から生まれとる お前のほうこそルール違反だろうが
そんなやり取りが何回か繰り返された後、悪霊は抜けました。
しかし、彼女は意識が朦朧。しかたなくその場から彼女を連れ出すことに。
そんな悪霊のランクがどれほどかしらないけれど、脅迫される私など、大した者ではない。
しかし、ショックだったねえ。そのときふと閃いたのは、私は妖怪かもしれないという事実。悪霊退治能力もないんだから、それ以上のものではない。
当時、私はホームページ開設していたので(まだブログのない頃)、メールフォーム出したときのタイトルを「何の妖怪(用かい) どこが怪異(痒い)の」と間寛平モードにしてたくらいです。その頃から、ズッコケが加味されたんですね。
まあそれでも、元の根底的思想が、この世は仮想現実世界だというのがありましたから、むしろ逆に面白い体験ではないですか。不思議な彼女たちと知り合うし、2000年以降、インディー体験が如実になってきたなあという印象でした。
(さて、この記事をDisqusのほうにアップしたのが奇しくもハロウィン当日10/31夕刻。ハロウィンとは悪魔ニムロドを祝う日とか。そんな日に思いついたように悪霊との対決のことを書いたことも奇妙なのですが(私もコントロールされてるんやろか)、ちょうど多分その頃でしょう、一人暮らししていた私の妹が浴室で倒れて意識不明になっていて、関係者の知らせで、11/1に行って異変を知り、119で消防さんが救出に入ってくれて、一命は取り留めたものの意識不明が続いているという状況です。脳に損傷はなく、骨折もなく、頭部打撲がある。持病の難病があってのこととはいえ、脳に問題がなく意識混濁が続く現状というのは、謎めいています。臨死体験をしているやも知れず、またしっかり意識が戻ったときに訊いてみましょう。悪魔の伝言などを聞いてくるかもしれないから。
上記の彼女も生活上、仕事上で邪悪な妨害を連続的に受けたことにより、私に協力していたら大変なことになるということで2002年11月に私と別れたのです。
人間というものは、すでに大きなハンディを負って生活しています。そこに邪悪な悪霊たちが干渉して実害を与え、恐怖を与えして、人間を破局させたり、帰順させて邪悪の道に駆り立てているという実態が理解できたように思います。これもまた邪神悪魔の所作として邪悪リストに大きく載せることになります)

先の記事の彼女との不思議体験の始まりは、2000年9月27日に舞子の移情閣の二階で初めて威儀を正して握手した時です。
というのは、彼女がまだ10歳の頃に、毎夜毎夜見続けた夢が、何者かに追われていつも移情閣に辿り着く怖いような夢だったらしいのです。ところが移情閣の扉は、窓も含めて全部閉ざされていて、入ることができなかった。それを毎夜のように繰り返し見たと言います。
それがあるとき、夢に新展開が・・・追いかけている何者かの実体を掴もうと振り返ったとき、大きな鬼の顔がやってきていて、「お前はニセモノだ」と言ったそう。すると彼女は「私はホンモノよ」と即座に答えた瞬間に鬼は消えた。
そして移情閣の門が初めて開いていて、中に入るや扉を閉めた、すると今度は扉が開かなくなり、真っ暗闇の中に。翌日からは、真っ暗闇から夢の続きを見るようになり、それがあるとき、移情閣の白熱電灯の灯る二階にいて、それでも窓は開放されておらず、佇んでいたところ、三階から階段を下りてきた青年が。彼女のところに歩み寄るや、「長いこと待たせたね」と抱擁したといいます。
すると今まで開かなかった窓が全面開放されて、二人はそこから飛んで出たと言うのです。
その時に、移情閣の窓から見えた光景は、明るい空に大きな橋が青い海を渡して掛けてあったと言います。
確かに、移情閣は当初、もっと東の塩屋にあって、誰知ることなく閉ざされてあり、国道からいつも変わった建物だなあと、眺められていました。
それが明石海峡大橋が掛けられることのために、名所として舞子公園に移設されたのです。
その解体して原型を留めない頃に、阪神大震災があり、大橋の完成も大いに遅れましたが、移情閣の記念館としてのオープンも遅れて、2000年5月ぐらいでしたか。その時には、立派な大橋が淡路島に渡されてありました。
彼女は言います。夢に出てきた移情閣のことなど知らない頃に見た夢の建物が実在していたことを知って以来、夢の青年もどこかに居るに違いないと、通学時や街中、長じてからは通勤時などに、あるいは知り合いなどに該当者がいないか見てきたそうです。というのも、この彼女は厳しい家庭環境などで精神的に追い詰められた生活をしていて、まさに移情閣に閉ざされたような境遇にあって、私が当時、ちょうど創作作品サイトと超常サイトを持っていた時、相談に乗ってくれと頼ってこられたのです。一、二か月、カウンセルのメールのやり取りを生真面目にしていました。
それであるとき、もしかしてあの青年はあなたかもしれないから、一度会ってちょーだい、となったのです。それまでは会ったことも見たこともないお互いです。まったくの初デートが秋晴れの暑いぐらいの日でした。
それまでに、私は根っから不思議好きですから、移情閣のことをネットで調べています。
二階というのは天井画からすると、龍の間と言っていいみたい、三階は鳳の間。そして移情閣は八角三層の風水塔。神霊を閉じ込めてしまう作用をするカゴメの結界。もしかしたら、あなたは龍の化身かなあ、などと話ししてました。私がもしそのときの青年だったら、鳳の化身? うれしいね、などとメルヘンじゃのうのアホですわ。
そして、私は昔グレたと母に思われて、祖母が心配して私のことを青郷で見てもらった。そのときの見立てが、この人は(私のことですよ)最上の松に泊まる鶴じゃ、とのご託宣だったことを、彼女に話しますと、すると、私は亀ですと言うではありませんか。そそそ・そういえばあなたは乙姫さんに似ている。乙姫さんは亀だから、ああこれは鶴亀が一堂に会してますね、となったのです。
では、夢のシュミレーションをばいたそうではないですか・・・私は三階から下りてきて、この場所で、ニコッ。ええ、でも手を握るだけにしてください、そうでなければ早く別れてしまいそうに思うから。ハハハ(;^ω^)そうですね。
ところが三階は真っ暗闇。拝観料とっているのに、三階は開かずの間になっている。それでも階段下りるには、真っ暗な階段の立ち入り禁止の衝立を超えて中ほどより上にいなくちゃ、というわけで上がってみれば、三階の天井書画が採光窓の光で垣間見えました。右書き書体の水墨で「蓬莱第一」と書かれてありました。このゆえに、蓬莱という言葉が最初に新神話メルヘンの中に採り入れられているのです。
さて私は真っ暗な階段を下りて二階の中央にいる彼女に、長い間待たせたね、と言って手を握ったのです。時刻は午後1時半。
これで儀式は完了したのですかね
はい、これがうまくいったなら、何かの兆候が見られるはずです もしあなたでなかったとしても、もう諦めがつきます
わかりました では様子を見ましょう
てなわけで、彼女を自宅のある最寄りの駅まで送り届けて、様子見に入ったわけでした。
もちろん、その後もいろんな情報をやり取りしましたよ。
御伽草子の浦の嶋子伝説は、浦島が玉手箱の煙で灰になってそれで終わりではない。
その灰から鶴が飛び立って、本地の蓬莱島に帰り、そこで乙姫の亀と仲睦まじく暮らしたというのです。
よく掛け軸に描かれる鶴亀の図の背景は、蓬莱島なんです。
元々は、蓬莱島にいた鶴と亀。それが時を悟り、この地上に降り立ち、神楽を舞う。
それ鶴亀統べるの真義なり。
初デートの当日からちょうどまる九日後、手を握り合った同時刻に鳥取西部地震M7.3が起きました。
旧暦でその日をご覧になれば、九月九日ひのととり(日野鳥取)という語呂が得られます。
九という数字、そして火の鳥という言葉が抽出できました。
時悟り 蓬莱出でて 鶴亀は 此地に渾りて 瑞い世開く
道別きて 集い渾りし 鶴亀に 舞子が浜を 火の鳥の発つ
籠の中の鳥は、火の鳥として出てまいりました。
その頃、キトラ古墳の朱雀が助走をつけて飛び立つ姿で出土。
ところで、なぜ火の鳥なのか。
それは、彼女が両親の代からの大本教系の宗教信者で、教祖の方の思いを彼女自身真剣に受け止め、「炒り豆に花が咲くまでは出てはならない」という呪詛を掛けられて封印された国祖神さまたちをお救いしたいという願いを、私に何度も話していたのです。
もともとは大本教の出口なおさまのお筆先から出たこと。その源流は九鬼氏の神話にありました。
そして、不思議なことに、当時私は知らなかったのですが、二人の以後のデート地は中間位置になる高砂市の高御位山の西下の鹿島神社だったのですが、そこは昔、九鬼本陣のあった場所だと後でわかったのです。
そして、火の鳥とは、火口のマグマの中に飛び込んで灰の中から蘇るという不死鳥のこと。
それからすれば、炒り豆ごときやわい火加減など、もろともするものではありません。
この語呂合わせからすれば、百万倍一千万倍、勝っているではありませんか。
なんじゃこれは、フライパンで炒り豆? ええ湯じゃのう、というわけですわ。
国祖神さまは我々の手で、じゅうぶん救出できるぞ、となったのでした。
その後、地上で生きる限り、悪霊も相当量いますから、彼女は初発の思いに背くようなことにもなり、ちょうど2年でのお別れでした。
それからまた2年後、すでに諦めていたいちばん最初の彼女から連絡が入り、それから通算して7年のお付き合いになったのですが、この2対7は、市寸嶋姫と奥津嶋姫の、いわば弁天様の幾何学なのです。
魂を 捨てる気になり それでこそ 浮かぶ瀬もあり ギャリソン中尉
2000年10月6日午後1時半に起きた鳥取西部地震M7.3は、不思議のとば口が開いた記念すべきイベント日。だから私は鳥取で起きる地震には殊更関心を持っているのです。今回の鳥取中部群発もおかしいでしょ。
気象庁は毎日更新している震源地マップのM6.6のあった21日から24日までの四日分だけ表示してないです。それを除いても、また震源地位置は点字ブロックになってますよ。
もう水汲みに行けないかもしれません。水質がねえ。
最初に群発があった頃に水汲みに行って、あちら白山水の業者のかたも、「もしかしたら温泉になるかもしれませんねえ」などと冗談飛ばしていたのですが、近隣の三朝温泉の湯の温度が上がったという情報もあり、まあほんとうにそろそろ温泉として開業するのかもしれないと思っています。