昨晩はツタヤで借りた「アバター」を見ました

いやあ、映画って、いいもんですね。こんばんわ、水野春男です、じゃなかった。
ツタヤのレンタルもなかなかいいもんですね。「アイズワイドシャット」と「アバター」と「アベンジャーズ何とかウルトロン」の三本借りて、500円ワンコインとはまたいいです。
昨晩は「アバター」を見ました。
パソコン画面で見るので、DVDプレーヤーのようには簡単にいかないみたいなのですが、なんとか見ることができました。しかし、要領がわかりにくく、日本語ナレーションがついているのに、字幕で見てしまいました。
最近、ハリウッド映画を見ていこうとしているのは、秘密系からの啓発やメッセージが籠められているからというのが理由です。彼らは普通の人からはかけ離れた知識者であり、世のことはけっこう何でも知っていると考えられるからです。
最近では映画館で「トゥモローランド」「リトルプリンス・星の王子さま」で、これらはブログで解釈を書いたりもしましたが、先々のことをよく知っているなと思えたことでした。
それから見れば、巷の予言者や評論家などは子供もいいとこかな。
昨晩見た「アバター」は実に含蓄の多い作品だったように思います。
ひとつは、アバターが我々人間の霊魂と肉体の関係のようである現実を表しているようなこと。
またひとつは、インディオたち先住民を滅ぼした欧米人の足跡を物語りつつ、秘密系の出所たるアヌンナキの地球侵略を物語っているようであること。つまり、アヌンナキ宇宙人の代弁者でもあるらしいこと。これにより、彼らの縦の歴史にまで思いをいたせそうな気がしました。
アバター(Wiki)
>地球のエネルギー問題の解決の鍵となる希少鉱物を採掘するため人類はパンドラに進出するが、しかしパンドラにはナヴィという先住民族が住んでいた。RDA社(資源開発公社)は資源の採掘を願い出るも、ナヴィ達は地球側の提示する条件にまったく関心を示さなかった。資源開発の目的を果たすべく、RDA社は地球人とナヴィそれぞれのDNAを掛け合わせた人造生命体を作り、神経を接続する操作員の意識を憑依させたアバターとしてナヴィとの接触を図る「アバター計画」をスタートさせる。
アヌンナキも金の採掘のために自分たちの遺伝子と原住民の遺伝子のハイブリッドになる新人類を地球におろしたとなっています。(シュメールの粘土板)
このとき旧人類は滅び、新人類に入れ替わってしまったようです。
どうやら、アバターではそのことを物語る一方で、旧人類がガイアの神々の加護を受けて立ち上がれば、アヌンナキにお引き取り願えたことも暗喩してあるように思いました。
しかし、旧人類もガイアの神々も大人しかったんです。それでいいわけないんだけど、それでも仕方ないね。
歴史に学ぶなら、アヌンナキは我々が組していていい文明ではない。何もかも金属に作り変えてしまうだろうし、人類の奴隷状態は続くことだろうと思います。
むろん、あの大佐のような性格の魂にはいい環境かも知れませんが、反吐が出そうになりました。
こんなのが、地球上にはいっぱいいるんですね。
私にとっては、魑魅魍魎の世界。皆さんにとっては、お友達だったりして。(笑)
この映画にも、救世主観が示されていました。簡単に言えば、地球人側から惑星パンドラの住民として潜入し、その住民としての暮らしの中にパンドラのことを理解し、その星とそこの生態系と人々のすばらしさに、侵略の考えを転向する者が現れて、パンドラの救世主になるというストーリーでした。先住民は侵略者の悪辣さを知らない。そこに両方の側を知る者が、先住民の側に就くことにより、事態の解決法が見いだせるようになるわけです。
日本神話にもあります。アマテラスの次男とされた天の穂日は国津神・大国主命のもとに下って帰化してしまったという話。真に相手方の実情がわかるのは、相手方のもとで暮らしたればこそです。
あるいは日子ホホデミ(山幸彦)は国津神である海神のもとに下り、海神の娘・豊玉姫の支援を受け、そののち結婚したという話。これも相手方への大きな理解を生みます。親のニニギノミコトがコノハナノサクヤヒメの産んだ子に不信感を持ち、産屋を焼いたという高飛車的態度とはまったく異なるのです。
私は穂日とホホデミのキャラクターを新神話の中で帯びました。アヌンナキにいた記憶もあります。とすれば、いちおう地球の救世主としての資格はあるかもしれません。
びっくりしたのは、ジェイクのアバターが乗りこなした巨大な翼竜トルークが赤い色だったこと。これは朱雀(鳳)・火の鳥ではないのか。なんと、この映画も新神話をシンクロ支援してくれているのです。トルーク・マクトにならんかと。
しかし、私は臆病で怖がり屋で体力がない。アバターの主人公・ジェイクのような度胸もやる気もない。このタイムライン上には、救世主になる手順は見込めないのです。
地球と生態系と人類を救うことまではできないが、神々の封印を解いて差し上げられるのは、謎解きが得手であるゆえ、その方面で貢献させてもらえればと思います。
アバターに出てくる星の人びとは、「美しき緑の星」の人のようであり、魂の故郷はこちら側に違いないと思ったことでしょうか。
星の名をパンドラとしていましたが、きっとアヌンナキにとっては、禍の箱なんだろうと思います。
こんなものを開けられたらたいへんだと。しかし、我々には、どっちをとるのか問われているような気がします。
私は、この先に設定されている未来都市世界などは絶対に御免こうむりたい。
それを強要されるぐらいなら、魂の途絶を聞き届けてもらいます。卒業できんぞと言われても、退学でけっこうと開き直ります。最終自由意志を行使して。
冒険者の皆さんは、どんどん先に進まれてはいかがでしょうか。マリオのゲームには難しいバージョンもあるみたいなので。
大丈夫。アバターを投入するから、元の身体が傷つくことはありません。
しかし、魂の心は傷だらけになるだろうな。事前にしっかりとガイダンスを受けて理解したうえで臨んでください。
「アバター」の映像美はすばらしかった。ふわふわクラゲのように浮いている木の精は、ケサラン・パサランという精霊ではないのですか。私も元伊勢の日室岳の裏側でたくさん見て、この手にも触れました。木の精と触れ合えてよかった。ジェイクと同じことができました。
ツタヤで借りた中で、一昨日に見た「アイズワイドシャット」では秘密系の儀式が垣間見えました。そこに出てきたエジプト起源らしき12美妃は占星学上の星座の象徴であり、日本のホツマも採用しています。
そしてこれは裸のシーンが多いせいか、映倫審査でR18指定されてましたね。映画のラストも”ファック”と言うニコール・キッドマンの発言で終わっていました。コメディーかよ。
しかし、この地球の物語は、私の新神話における裁定ではR100です。つまり、おおかたにとっての有害図書という判断です。ソフトなら発禁処分もの、焚書ものです。
きんはひゃくさいひゃくさい。ぎんもひゃくさいさゃくさい。長いこと、ご苦労様でした。
渡辺兼子さんも百歳で座したまま天寿を終えられたとのこと。たいへんな人生でしたね。ご苦労様でした。

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