ピロリ菌を飲んで胃潰瘍の原因を特定した博士

オーストラリアの
バリー・マーシャル氏(54)
ロビン・ウォレン氏(68)
この二人のノーベル賞受賞博士のおかげで、私の命は永らえている。
みのさんのお昼の番組で、ピロリ菌の話を聞いたのが最初だった。
どんなに心を落ち着けても、どんなに食事に注意しても、何度制酸剤を飲んでも、胃十二指潰瘍は治らなかった。通算8年に及ぶ格闘。
ピロリのことを聞きかじりに話した医師が、好運なことに良医だった。
胃カメラ検査でその存在を確かめてくれてすぐに、当時(今でもそうだろうが)、複数種の抗生物質の集中連用でしか死なないというピロリ菌の駆除に応じてくれたのである。それも、保険適用の対象でないというのに、対象になるように病例を集めてくれさえしたのである。
一週間服用の後に、便は真っ白になった。臭いもない。細菌という細菌が皆無になったのだ。それは頑強なピロリ菌の絶滅も意味していた。
それからすぐ、あれほど胸の重苦しさをもたらしていた潰瘍は跡形もなく消え去った。
毎朝の歯磨きにおける嗚咽もなくなった。
それからの平和の日々の満喫の幸せは、かつての地獄の日々に比べるべくもなかった。
この良医、みのさん、そして今回のノーベル賞受賞博士。私はこの一連の救い主のおかげで今日があると言っていい。まさに大恩人なのだ。
二人のノーベル賞受賞博士に心から拍手を送りたい。
そして、みのさんがんばれ。番組がんばれ。
そして、あの良医の先生。
直後に転院されてお礼を言うこともできなかったが、心から感謝を捧げたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です