救世主体験ソフト・・・森野○○の場合 (半分以上、漫談です)

人生は線香花火と言った人がどこかに居たような。たぶんその人は、人の一生は儚い夢のようなものと言いたかったのだと思います。
しかし私は、とてもバリューのあるタイムラインの集合体のように思っておりますよ。それを表せば、ちょうどこんなふうに様々な分岐線が織りなす線香花火モデルがしっくりくるのではないでしょうか。
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それは、一個の個人に備わった可能性のタイムラインであり、もし彼がそのすべてを励起し実行できたなら、このように輝かしい夏の情緒ある風物詩を奏でるはずであると思います。そして、彼がもし、このすべてのタイムラインを実行し終えたなら、彼のビフォー・アフターはどうなるか、想像がつくことと思います。誰しも、このようなビフォー・アフター効果は楽しみであることでしょう。
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そして、これがプログラム・ソフトとして販売されているなら・・・きっとひとつ購入して、自分のPCにかけてプレイしてみようとは思わないはずがありません。あまたある中のこんな一本を手に取ってレジに行き、購入したのがどうやら私だったようです。
そのソフトのタイトルには、こう書いてありました。
「救世主体験ソフト・・・森野奥人の場合」
ちょっとガクッとくるようなタイトルですが、まあこんなふうに書かれていたように思います。
私はけっこう根っからのマルチ好きなものですから、何を選ぶにも単一機能ではもったいないから、多用途性あるものを選びます。
何でも包含していれば、複雑でまどろっこしくはあっても、経験的には内容が密になりますよね。
だから、ちょっと高くても、いっぱい入っている、いわゆる「具満タン」のものをたいがい少数選び取ることにしています。
このソフトはチープじゃなかったし、プレミアムモードつきなので、いささかエクスペンシブでした。でも、一晩で飽きて終わるものより、何日もかけて攻略するタイプのこれにしたのです。
へえー、救世主とはどんなことをするんだろ。興味もありましたからね。
このソフトの左隣には「救世主体験ソフト・・・イエスキリストの場合」というのもありましたよ。右隣のすこし先には「クレオパトラのなんとか」というのもありましたけど、いずれも悲劇ものだと聞いていましたから、「森野・・・」というのは無名すぎて下馬評を聞いたことがなかったこともあり、こっちにしました。
そしてレジに行って、そう、私がするのはたいがいレンタルで借りるのです。元々がエクスペンシブなものでしたから、レンタルでもけっこうしましたよ。いそいそと家に帰り、その晩からこのゲームソフトの攻略に取り掛かったのでした。
母の生まれたときの性別が決まった時点で、
すでに世界線は大きく二手に分岐していた

どんな人生ソフトであっても、まずは誕生時点から載せられているのが通常ですね。
これは私の仮説でしかないのですが、この森野にあてがわれた時空は、特設会場といった用向きのものではなかったかと推測されるのです。
そこでは、私自身の誕生にはさほど意味はなくて、むしろ母の誕生にまつわる逸話のほうに重きがあったことに気付かされます。
というのは、私がまだ幼少の頃から、祖母がする母の不思議伝承を聞いて育ちました。それはここでも書いているように、母が男として生まれていれば・・・これもまた仮定の話なのですが、別の世界線があり得ただろうということなのです。
しかも、母の性格からして、非常に正義感が強く、とても私がこちらで経験しているような歴史の成り行きでは納得せず、もし男として位人身を極めたりしたなら、不正義を許さない政治を行っただろうと解されるからです。
その性格は霊的なものであり、肉体脳の働きではないことは明らかであって、それなりの条件さえ揃えば(男でありさえすれば)、世に指導者として断断固とした性格を如実に表しただろうと思われるからです。
つまり、それはホピが預言として頼った岩絵のタイムラインにいう、存続が約束された世界線のことではなかったでしょうか。
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そこを母は為政者となって活躍しただろうことが言えるからです。
またそのときは、おそらくホピが救世主のシンボルとしていた日独伊が先の大戦で戦勝していたに違いありません。
そうであれば、去勢されたような政治で日本国民を悲しませるようなこともなく、世界を八紘一宇の精神でうまく取りまとめ得たのではないでしょうか。
この絵には救世主のシンボルが加筆されています
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https://ameblo.jp/aries-misa/entry-11564745278.html
これは植物の精霊ココペリの絵ですが、
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2008年でしたか、緑濃い奥羽地方にお住いの自然撮影カメラマンの”静(しず)”さんという方が、当時私はUFOや心霊オーブの写真鑑定をしていたため、ここに写っているオーブを鑑定してほしいと送ってこられて、見させてもらったところ、このココペリの全体像が写っており、それが真ん中でくびれたようになっていたことから、「もしかして、この背景のブナの森は枯れかけてませんか」と問えば、「近頃、茶葉が目立つようになっています」との御返事でした。その後、まさかの大地震と環境汚染で、いよいよ精霊たちの撤退も如実になったなあと感じ入っています。
またこれはおまけです。
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まあ、ホピは宇宙人とも交流のあった人々なのでね。宇宙人や宇宙船の図柄だって残しますよね。
さて、話を続けましょう。
残念ながら、こちらの時空は日独伊の敗戦した世界線だったのです。母が男としてやってきたとしても、せいぜい外国の操り人形になるしかなく、それを霊界において見切った母は、男としての生誕を諦めたのではなかったでしょうか。
しかし、こういう観方もできます。この時空は、私のために特設された世界であるかもしれないと。(おいおい、また自画自賛かよ、という声が聞こえてきそう。そうなんです。自画自賛なんです)
こんな優れた魂を持つ母のもとに生まれたことに意義があるとすれば、それは私へのプレゼントだったかもしれないと。(あちゃー。この世を私物化してしまったよ)
人類はまともな歩みをしている側として、すでに新しい展望の世界に向かっているわけですよね。パラレルワールドとして。そういう世界線はちゃんと別にあって、着実な進化の歩みを続けている。ならば、それでいいじやないですか。十分じゃないですか。
しかしこちらは、特設会場であり、存続可能であろうが、存続不能であろうが、どちらでもいいという世界で、どのように料理してもいいのかもしれないでしょ。この会場は私や不良少年たちの遊び場として好きなように使ったらいいという発想で生まれているのではなかろうかと思うのですよね。それほどに、荒んだ不正義横行の世の中になっているわけですから。
何から何まで真っ暗闇よ 筋の通らぬことばかり
右を向いても左を見ても 馬鹿と阿呆の絡み合い
どこに男の夢がある

私にこのプレゼントされた世界をどうすればいいというのか。破壊しようが、皆殺しにしようが、どんな造形を加えてもいいといった発想の世界なのか。実際、世界の指導者たちはそんな発想の連中ばかり。私には正直言って合わない世界。そんなことしたくないよ、とんでもないアウトロー世界組に入学したものだと、がっかりせざるを得ないわけです。
しかし、この特設会場は救世主を輩出するための特別訓練会場だとすれば、何か納得できるものがあるような気がするのです。
だってねえ、救世主が登場する下地というのは、世の中がモラル退廃の末、荒れ果てている状態ではないですか。
それで冒頭のような、「救世主森野奥人の場合」というソフトが発売されているのだろうという発想になっていくわけですね。
なんだか、貧困な発想しかできていませんが、この推測の線に従って、次回から私・森野における「救世行為」について見ていきたく思います。
むろん自画自賛一色に染め上げますので、阿呆臭いと思ったら、スルーしてくださいね。

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