出雲大社で寝ていた夢を見たのかな??

未明に(3時頃から4時頃にかけて)不思議な夢を見ました。
私は妹からもらったダウンシュラフ(寝袋)にここのところ寝ているのですが、これがとても軽くて暖かく快適なのです。3時頃に猫に起こされ、眠いながらもトイレ起きすることになり、また眠りについてからの夢なのですが・・・
快適な薄絹をとると、そこは灯火がともる板張りの部屋で、15畳ほどの広さはありましょうか。私はそこで一人で寝ていたのであります。所々開いた部屋仕切りの向こうの通路に、歩いて通過していく人の姿がありました。一人だけではありましたが、なんと髻(みずら)を結い、このようないでたちをした男の人なのです。
そして、横に連なる部屋のほうを見ると、仕切ってあるため広範囲は見ることができないのですが、隙間のようなところから、なんとこちらは平安調の衣装を着た長髪の女性が向こうのほうを向いた状態で座り、私の起床に気がついたか、こちらに顔だけを向け、お歯黒をつけているからか、ちょっとぞっとするような微笑でこちらを見ているのであります。その部屋のほうには、たくさんの人がいる感じ。
私は夢の中の自分が何者なのかは知りません。私はそれから外に出て見やれば、そこは昼間で、なんとものすごく太くて古い角柱で造られた神社なのです。それも、けっこう大きな岩山の岩盤の上に建てられていて、でこぼこした岩から直接、柱が出ているふうで、黒ずみいかにも古いなという印象です。岩山の下は境内地でフラットで広く、けっこう多くの人たちが、境内と岩山、そして神社にいました。が、そこには髻を結った人はおらず、みんな黒っぽいスーツ姿のようでした。
私は、岩山を下りたり上がったりして、何かしていたようなのですが、その意味もまた何をしていたものかもよくわかりません。ただ、たくさんの人が集まっているなという印象だけなのです。誰とコミュニケーションをとるわけでもありません。
神社の夢を見たことは何度かあるのですが、社殿の中で寝ていたというのは初めてのことです。いったい何なのかなとネットを見てみると、どうやら昨日、出雲大社の式年遷宮が行われたようですね。とすると、私は出雲大社にいたのかな?? 私はお参りしたことがないので、わかりません。寝床でまとっていたのは、衾というものでしょうか。ダウンシュラフさながらに快適でありました。(当たり前か。こちらで感じているままに夢の中でも感じているわけなので)
とすると、あの髻を結った人とは、大国主命さんかも知れませんね。すると平安調の女性は、もしかして奥津嶋姫さまだったのでしょうか。
私は部屋で寝ていたとすると。お客だったのでしょうか。ならば新神話は活きていることになります。私は国津神シンパなので。
さて、こちらで目を覚ませば、またすごいことが起きておりました。猫のトンがまた野鼠を捕まえてきて、部屋の中で放したらしく、ベッドの横の荷物と襖のあわさいに逃げ込まれて、それを必死で追尾しているのです。
いつものことながら、たいてい家の中で放して、そのうち再捕獲できないことが20%ほどあるのです。それに今回は、トンに加勢するわけにもいきません。というのも、直前の夢の中に髻を結った男性を見ていて、そんなときはもしかして大国主命さんではと思ってしまう癖がありまして、すると鼠は彼を助けた経緯がありますから、この縁で、私も逃がしてやりたい気になるのです。
知らん顔でまた眠り、起きたら6時になっていました。が、トンはまだ荷物と襖のあわさいを監視していました。労をねぎらって、ウェットフードを与えますと、食べていました。その間に逃げたのでしょう。トンはまた監視につきます。そうか、ならばと、今度ばかりは加勢して荷物をどけてやれば、すでに鼠はおりませんでした。

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