今日は朝から晴れ渡っていました。
天気予報では夕方から雨になるとのこと。
昨日も晴れて、倉庫の天上屋根は、かなり乾いていますが、今や植え物のある下はボウフラの生息池になっており、ピンピコ動き回っていて、そこから蚊がしこたま出てくるのもまもなくです。こんなアホウな状況を早く改善したいのに、雨ばかり降ったものですから。
そこで、つらつら考えましたよ。この世には、必要悪というのはあってもいい。しかし、不必要悪というのがあって、その一例が蚊ではないかと考えてました。蚊はいてもいいが、病菌を媒介することと、痒くする成分を保有したことが不必要悪というわけです。不必要悪というのは、おおよそ邪神が持ち込んできたものです。そう考えたら、どこからどこまでを直せばいいかが分かります。
昼になると日照りで暑くなるからと思い、早朝7時のまだ日陰が多い頃から、屋根の傾斜作りに取り掛かりました。
まず取り外すのは、集水塔を固定している造作です。それを順調に取り外す頃、風が出てきました。
集水塔側から、新しい大型シートを張ろうと、今までの役立たずシートを外し、プラダンの上に、ベランダ側から本を2cmほどの厚みで90Lゴミ袋の中に入れて置いていくと、ちょうど6袋でまず一列が完了。
その次の列は、スタイロフォーム90X180を三枚買ってましたので、それを張りながら、並行して新しい大型シートを集水塔側から張っていこうとしたのです。
ところが風が一層強くなっていて、薄っぺらなシートを巻き上げてしまいます。
ハトメのとこに重しをつるして何とかしようとしても、まだ勢いの強さを風は誇示して嫌がらせするもので、とうとうふだん大人しい私も怒って、「風の神よ。おまえいつから邪神の手先になった。いま改心しとかなかったら、どんなことなるか見ておれ」と一発かましといたのです。それでも風は弱まろうとせず、私は植え物をいずれ移動しながらシート張りしなくてはならないので、それを順次重しにするというやり方で、なんとかやっていたとき、後ろでバターンと大きな音がしました。
はっと振り返ると、集水塔の集水機部分を自力で下ろすのが困難だったので、本家の屋根の上にバランスとって落ちないようにしていたのでしたが、それが風圧で反転して落下していたのです。
うわーっと、かなりの破損被害を想像しながら風の神の仕打ちを見てみると、造作は何にも破壊を及ぼしておらず、重しの植え物にもまったく被害なし。その光景を見てください。
しかも、ここは外れていて、ピーマンも被害なし。
うまいことだいじなものをかわした状態で、しかも屋根の範囲にぎりぎり乗っかっていて、おみごとと言うしかありません。奇跡的なファインプレーとなっているのです。
この造作部分も下ろさねば、また改めて着けられなかったのでしたが、風が下ろし作業をやってくれたわけです。
風の神に手を振りました。「よくやってくれた。みごとなファインプレーだった」
すると風がずんずん弱まって、まるでこの手伝いをするために吹きまくっていたのだと思えたことでした。
こうした応援に、うまくいくとの感触から、なおがんばって今日中にと思いますよね。
ところが、西の空に黒雲が。
夕方からというのに、早いこと降り出されたらかなわんからと、黒雲に向かって、「ちょっと待て。それ以上来るな」と静止しといたのです。
ところがこいつは、制止を振り切って、いつしか上空は暗くなり、バラバラバラといきなり降ってきてしまったのです。
うわーっと、二列目にスタイロフォームを置いて、あわててシートを被せていたら、パンツまでぐしょぐしょになっていました。
ほんとうなら、新しいシートの上に元のUVシートを大きく被せて、終わりたがったのですが、もう雨が濡らしてしまったもので、重ねることができません。
邪神は風雨の神を力に物言わせて使役しているようで、こんなに物事が進捗しなくなったのも最近のことなのです。(単に梅雨のせい? んなことない) ただ、風の神だけは、雨の神や背後の邪神に無理やり従わされていても、私への忠誠心だけは忘れずにいてくれたというわけです。
あのファインプレーは、印象深かったなあ。
風の神だけは、以前の台風4号のときも、強風を寸止めしてくれた実績があります。印象に残るファインプレーをよくするのが風の神ですね。また憶えときます。
収穫です。大きなトマトも小さなトマトも、とても甘いんです。下手な桃よりよほど美味。
小松菜です。いつかきっとさんからいただいた種が、こんなになりました。二~三食分か。
小松菜のプランター栽培。収穫して抜けたあとに、発芽した苗を植えつけてます。