法道仙人が関わるか

古代の播磨の各地に寺を次々と建てていった謎の法道仙人。
なんと古法華の地で撮れたUFOが法道仙人の空鉢伝承を\
模倣していた可能性が出てきた。
西国第二十六番 播州法華山
本尊 聖観音
開基 法道仙人
   空鉢仙人ともいう
   その謂れは
当山千手の大悲は/法道/天竺より持来りたる尊像にて/霊験ことにあらたなり/法道常に観音の宝鉢を飛して人の供養をうく/大化元年八月/藤井某/禁中の御米を積みて播磨灘を走る/此時法道の鉢飛び来りて供米を乞う/藤井がいふ/「是は禁中の米にて私に施しがたし 強て乞ば法道は妖人にて 天下の邪敵なり」と直をいへば/彼鉢空しく山に皈るにしたがひて/千石の米俵/雁金の渡るがごとくにみな山に飛行しゆへ/藤井驚きて山に登りわびごとしければ/又残らず船に米は戻り/ただ一俵南の河上におつる/ここを今米堕村といふ/孝徳帝ことに空鉢の法術を感じ玉ひて伽藍の大施主となり玉ひてより/いよいよ堅固の道場となれり
とあることによる。
ところでその再現図
20050217165755s.jpg

それを模倣したUFOの謎かけ飛行を武良氏が古法華にて撮影していた。(すでに公開済み)
実は、この米俵UFOの方角こそは法華山であり、空鉢塚のある一乗寺なのである!!
20041227173722.jpg

武良氏2004年11月を撮る(1)
そういえば、神戸の摩耶山の天上寺(跡地)も法道仙人の開山であった。
ここには天狗系UFOがしきりと・・。
これを見ると空鉢というものに似ていないか?
20041227170254s.jpg

天狗系UFOと命名する理由
摩耶山の怪(1)
摩耶山の怪(2)
法道仙人とは・・・天狗さんだったのか?


法道仙人とは-
インドから雲に乗ってやってきた仙人で、安倍晴明のライバル芦屋道満の師匠で、数々の奇跡を残している仙人。
法道仙人・由来記によればー、
西方の天竺から渡来した人物で、飛行自在の神通力があり紫雲に乗って日本にやって来た。 
飛鉢(ひばち)の法をもって民衆の救済にあたった。その所有物は、観音像と仏舎利、 それに鉄の宝鉢であったが、この鉢を持って供養を受けていたので、空鉢仙人 とも言われた。 
大化元年(六四五)、瀬戸内海を航海中の上納米を積んだ船が、法道仙人より供養を求められたが、それを拒んだところ、仙人の神通力により、飛んでいった鉢に従って、米俵が仙人のもとへ飛んできてしまった。 
驚いた船長は、仙人のもとへ駆けつけ、仙人に供養して米を船に戻したという。
また民間伝承では
家島にあったときは延命草を栽培し、その薬効で多くの人を助けていたとされる。
関西一円には法道仙人開基とされる寺社が無数にある。我々の近辺では加西市の法華山一乗寺・普光寺・清水寺・三田市の花山院・神戸市北区の萬福寺が有名。
兵庫だけでなく近畿一円、四国地方まで無数に点在している。そこには、真言宗や天台宗の寺社が建立され、密教行者の歴史がつづられている。西国三十三カ所の寺の内の、30パーセントが、法道仙人の開基による。
仏教系ではあるが、祭祀霊場を西日本各地に布石していた人物が居たことになる。

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