現在、ここで概略説明したことのある新神話は、2007年初頭を以てシナリオが完成し、それ以後は神話の効果の見届けと、成行がそぐわない場合の軌道修正を行うために、私の顕在意識が関われなくなるまでの間、書き綴っていこうとしているものである。
以後私にとって必要な情報とは、神界を中核とする異界の有様についてと、私の新神話がどの程度効果を上げているかについてであり、今後どうなっていく、どうしていこうとしているという神界トップの意向は、新神話の意向を汲み取っている限りは、効果を伺う手掛りにはなるものの、対立する意向情報は妨害ノイズにしかならないので破棄すると申し上げておきたい。
むろん、その対立的意向が神界異界の大勢的現況なら、大いに参考にするも、未だ神話の功薄しと見て、神話に新たな仕掛けをして所期の効果を狙う舵取りをしていく材料とする。
また、情報の質についても、異界の情報を知ろうとするのに、人為が間に入ると、とかくその仲介者の主観が入って曲げられたり、まったく意図的に偽情報を掴まされたりする。人為は初めから多少の意図を含むものとして、私は信頼を置かないことにしている。ただし、大きなシンクロを伴って現れた場合は、その限りではない。というのも、私にとって神輿の重要なキーが与えられている場合があるからだ。そしてそのようなことが度重なるようになれば、情報提供者が私にとって適した者かどうかも、ほぼ判断できてくる。チームでの仕事は構成員の相性に依存している。そして、求めているときに、舞い降りるようにして現れてくるという特徴を持つ不思議さもある。
このたびの、いつかきっとさんは、設問の際に紙面の傾向や世相から逆算できる可能性と、キーワード抽出の際に本人の主観の入る余地はあるものの、話を作り上げる下地は、記者がするランダムな言葉の組み立ての過程にはなく、また与えられた言葉からキーを見つけ出す自由が私に預けられていることも、必要時にやってきてくれた情報提供者であろうという印象を深めるもととなっている。
このように私には、必要なときに必要なものを携えてやってきてくれる巫女的存在が欠かせなかった。私はここにいて何もしない。ただこうせねばならないというアイデアを閃かせて実行しているだけだ。そんなときに、彼らの存在は、あたかも眠くなればコーヒーを運んできてくれる適時のアシスタントのように思われるのだ。
アセンションという話題は古くからあったようだが、私の神話にはその言葉はない。おそらく別系統の魔法使いたちが目指している世界変革の神話なのだろう。それも新神話と言える。彼らは世界をそのシナリオに誘導しようとしているわけだ。それを私は嫌がったり否定したりはしない。彼らのやり方も、理想の世界への投射であり、私以外に幾多並行して行われている試みであると思っている。その中から、旧来神話の滅亡と振り出し戻しのシナリオを変革するものが登場し、希望的未来が望めるならば、それでいいのである。私の神話はその中に呑まれてよい。
しかし、どうも見ていると、数多あるアセンション神話は、大河の流れのような側面があって、われもわれもと独歩論を展開するものの、幾多の水の流れ(支流)が合流し、その大勢的傾向に流れが落ち着こうとしているようである。これでは、各々の独歩論がその先端において頓挫すれば、本流においても信頼をなくし、やがてまるごと無効な神話となってしまわないか懸念される。特に彼らの場合は、暦とフォトンベルト理論を基にしていて、時間と事象を厳密に関連付けた予言が見られるのが特徴だから、もし予言の破綻が続々起きればどうなるだろう。
私はいつまでも彼らの神話の頓挫する姿を見守っているわけには行かないし、すでにひとつの新神話のシナリオを神界に投稿している立場だ。これがノミネートされ、さらに採用されたなら、もはや神界の能舞台は私の神話の上演で持ちきりとなり、私の与える啓発に神々も心酔し賛同して、現在の神々の支配体制の偽装と欺瞞を見破って終止符を打ち、真の正神による支配が開始されるようになれば、あらゆる有情にとって利益されることとなるに違いない。
そういうわけで、2008年初頭から、私は新神話を強力に推進する。このため、ブログコメントを受け付けなくなくする予定だ。ノイズ妨害を招かないためである。記事の量の多少も気にしない。
また、巷に数多ある情報を見に行くこともしない。私の中ですべての世界は理論的に把握されており、それが誰のどこの権威あるものと矛盾しようとも、いささかも意に介さない。私は魔法使いであり、求道者ではないからだ。私の固有の世界においては、私の理論が優先し凌駕するとお断りして臨む。こんな独裁者はかなわんとなら、私の世界に来る必要はないというわけである。
新神話の効果は、まずジュセリーノ予言の与える絶望的未来像の回避に始まる。当然ながら、人を選民する思想とは迎合しない。ただし、邪神とそれに連なる者たちは降伏して大政奉還に協力しない限りことごとく粛清する。また、大地と海は残し、その上や下に巣食った病巣を容赦なく切除する。その間、救済の方法を手厚く講じるも、選民とは無関係であり、なおそれを論ずる者はすべて粛清する。すべての有情を平等、全知の元あった状態に戻す。いったん戻す。恒久に戻すかどうかは、梵天と正神の計らいに任せる。これらは魂と現世次元の全レベルにおいて行われる。
なお、これは私の固有の時空におけるシナリオであり、みなさんと共有できるかどうかの保証はないものとする。個々それぞれが時空を固有し、その責任者であるゆえ。