いやあ、Gの嵐、UFOパート2、とてもよかったですね。
うちからは坂本夫妻がご出馬になり、東京のUFO家と、一趣、バトルのような雰囲気の中で番組が進行しておりました。
Gの嵐諸君も、このたびの功業には読みされるべきものがあり、将来、どこぞやの宇宙人によって歓待を受けるであろう事を希望しております。
議論は終始、坂本氏のとんちと話題の豊富さが勝り、番組全体をリードしていたように捉えております。
しかし、実践豊富な坂本氏の体験に基づく話もさることながら、韮沢氏の宇宙人遭遇話には私も正直、目からウロコでしたよ。
というのは、韮沢氏が地上に来ている金星人の写真を公開されていたわけですが、実は私はこの外人風の宇宙人とは若い頃に遭遇し歓談しているのです。
むろん、その写真の人物そのものかどうかは憶えていません。ただ、シルクハットのような帽子を被ったダークスーツ姿の英国風紳士だったという明確な記憶があります。
黒っぽいオーバーコートもしくはマントも着ていました。「天上人の宴」という物語のイントロは、まさにそのときの光景をもとにしています。
ところで話はちょっとややこしいのですが、その話は、私が社会人になって名古屋に出ていた時、睡眠中にまったくリアルな夢を見たその夢の内容なのです。
その夢にはかつて住んでいた神戸の実家が出てまいりました。
二階のベランダにたたずんでいたところ、向こうの工場との間にそれほど広くない空があって、そこにいきなり二機の黄金色のシンバルのような円盤が連続してよぎったかと思うと、次の瞬間には、ベランダの窓を入ったすぐの私の六畳の部屋の中に、真ん中にこたつをして、私が窓側、そしてこたつの両サイドに英国風紳士がひざをまげて座っていて、私と何やら楽しそうに話をしているのです。
そこに、私の母がふすまを開けてお茶を運んできて、「どうぞごゆっくり」と階下に去っていくところで目が覚めたというものでした。
ところが、私が神戸の実家にいたのは7歳から20歳のとき。勉学主体の学生時代であったはず。
その頃に、奇妙な経験をしたのが三歳年下の妹でした。私のその部屋のふすまを隔てた向こうの部屋が妹の部屋としてあてがわれていたのですが、私が高校の受験勉強のために一時期、能率が良かろうと思い、部屋を交換していたのです。
そのとき、妹は「兄ちゃんの部屋に変な人が出てくる」と怖がって訴えたため、元の状態に戻したことがあります。そのときの「変な人」とは、山高帽の異国の紳士であって、寝顔を覗き込まれたため、怖くなって布団を被って震えていたというのです。妹は幽霊などではなく、現実と信じていました。
実体があって、しかも場違いな人物の登場に、私の部屋には何か奇妙な
現象が起きると、私などよりも先に気付いていたようです。
私はそのような来訪があることなどいっさい感知していませんでした。
28歳当時、名古屋にいた時の就寝時の鮮明な夢に出てきたのみ。それがあまりに劇的でリアルであったため、激しく記憶していたという次第です。
よく宇宙人に拉致されたり遭遇したりした人は、後で催眠術などで記憶を消されるといいます。それは後々に、夢などの形で突如思い出すとか。
ご多分にもれないと すれば、私の場合は、中学3年生の頃に原体験があったのではないかと推測されます。
昔のUFO雑誌を見なかったわけではないのですが、きれいな女性の宇宙人の写真(マスカットとかセムジャーゼとかいう)程度で、男の宇宙人の写真は、このたびの番組で初めて見てびっくりし、ああもしかしたら、この手の人物だったかも、と思いを新たにした次第です。夢の作り話ではなかった!!
物語「天上人の宴」には、ジョー・アダムスキーとキワメテハナス君という二人組みとして登場させています。
とにかく、変な図面を広げて見せられ、面白げに会話していたことを憶えています。
妹は、きっと私が何度も来訪を受けていた部屋で、たまたま宇宙人を顕在意識下で見てしまった。宇宙人は、いつもの私がいないことに気付き、そのまま帰ってしまったようですね。
- ホイチ ホーイチ、どこにいる また連れにきたぞ
今日は金星基地を案内しようと思ってな おや? 人が違うぞ
どこへ行った ホイチ おーい ホイチ -
怖いような、現実の話。
人生で最もたいせつな多感な時期に、宇宙人の侵襲を受けていたために、こんな馬鹿になってしまったのでしょうか。
坂本氏によれば、宇宙人に遭遇して何度も催眠術で記憶を消されていれば、やがてその人は厚顔無恥な馬鹿になってしまうと言うのです。
宇宙人に拉致されて検査台に乗った人にはインプラント痕が見られるそうです。そのいちばん分かりやすいのは、口蓋の上部に穴の痕があること。私は若い頃には二箇所ありましたが、今は一箇所に減っています。人には誰にでもあると思っていたのですがね。
それからは、友達といえば、たいがいケッタイな人ばかり。
そのケッタイな人たちは、たいがいUFOや宇宙人の尻ばかり追いかけてました。
私も彼らのケツに付いていくようになりました。
普通人の友達に恵まれることはありませんでしたね。
しかし私は、絶対に宇宙人に”今後”会いたいのです。
何故かといいますと、
地球の未来を良くしたいから・・??
いや、そのようなことは、この際どうでもいいのです。
実は私は、心臓の持病にここ10年来苦しんでいます。
心房細動という不治の病に冒されておりまして、寝ているときにも変則鼓動が伝わってきて、満足に熟睡できたことがありません。
年相応以上に、弱っていきつつあるのも実感しています。
そんなときに、坂本氏は先日、宇宙人に連れて行かれて、心臓の大動脈瘤をもののみごとに完治してもらったと述べておられました。
喉から手が出るほどの奇跡ではありませんか。
そのような人物と親交を深めておれる立場は、ラッキー!!
いつの日か、宇宙人とあわせたるという話もよくしてくれていましたし、今か今かと思って待っておりました。
何せ、日本の医術ではまだ治せないとされていますし、治療の名を借りた余病対策の薬漬けと検査費ぼったくり。
もう宇宙人の高度医療に頼るしかないのです。
大動脈瘤は緊急性があるからすぐやってくれたというのは分かります。
私のは緊急でないから放って置かれているの??
同じUFO仲間なのに、宇宙人は差別しているのかな。
せめて以前に関係のあったスーツの宇宙人に会いたいですね。
ところが、坂本氏は、男であろうと思うこの宇宙人を女だという。
いや、宇宙人のすべてが女だという。
幻滅や・・
そしていちばん幻滅なのは、催眠術かけられて記憶を失ってもいいから、心房細動が治るという奇跡に預かれないでここまできていること。
それさえ治れば、心臓フルパワー、どんな活躍もして差し上げられるのですがね。
残念ながら、近々リタイヤさせてもらい、静かに暮らさせてもらいます。
皆さんには、宇宙で会いましょう。