本日のテレビ朝日・午後7時から「ジュラシック・コード」なる人類進化に関する特番を放送しておりました。
人類の脳は、古代に築かれた”爬虫類”脳や”哺乳類”脳の上に、とって付けられたように築かれているといいます。
それはあたかも、古い構造物を土台に新しい建物を積み上げているようなもので、不安定さと危険性を潜在させているそうです。
衝動的闘争本能を我々は理性で押さえ込むことにある程度成功してきたものの、ストレスの過剰状態が旧脳の行動を呼び覚ましてしまう可能性を秘めていること。
昨今のどうしてこんな人が・・という凶悪犯罪の影に、旧脳の暴走がありえているとしたら。
この番組では、旧脳の弊害がことさら強められていましたが、その利点もあったはず。たとえば、災害予知能力などは本来あって然るべきものです。それに代わるものとして、火や集団行動する社会や武器を生み出したとは思いますが。
もし新人類が誕生するとすれば、おそらく不安定の上に積み上げられた脳を持つのではなく、旧来の欠点を克服した、一から合理性に貫かれた脳の持ち主でありましょう。
そのビジョンは最近明らかにされてきています。将来像が予見できるというわけです。
旧来のものは、試行錯誤の課程の中にあるものとして淘汰されてしまう可能性があるわけで、その大きな意味で現人類の滅亡も必然のものといえるかも知れません。
その不完全性を預言していたのが聖書です。666というコードは人間をあらわすとし、滅ぶべきものとしてスケジュール化までされていたようなのです。
一体誰によって・・宇宙人? 神? いや問いますまい。
それは人類が黎明期を迎える頃から存在したとすれば・・。
-古代日本謎の中東思想渡来考-