お茶の間にはあまり大きなニュースが流れなくなっているようですが、
ネットには、えっ、これマジ? というようなものがゴロゴロありまして、
まあそのようなもののちょっとしたものだけお伝えしたく思います。
トランプ大統領の戦争のスタンスがわかる興味深いインタビュー
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Fox:あなたのイランについての分析は?
大統領:オバマ大統領の行った核協定は5年後にイランの核への道を開き、軍事施設への調査もできず、2千億円相当も現金で支払ったひどい協定だった。
大統領に就任して初めて国防省を訪問した時、将軍らが中近東の地図を見せてくれ、14?15箇所は戦争ばかり行われてる場所で、殆どはイランが引き起こしているものだった。
Fox:貴方はもう馬鹿げた戦争はしないと言うが?
大統領:だたイランに核を持って欲しくないだけだ。
色々な事が起きているが、私は戦争をやりたい人間ではない。それは多くの人が死に、経済に打撃を与えるからだ。。。
Fox:あなたはリンジー・グラム議員に「私が侵略したい所以外、貴方はあらゆるところを侵略したいのだね。」と言ったが?あなたはどこを侵略したいのか?
大統領:もししなければいけないのなら経済的に侵略したいという意味だ。。
Fox:つまりあなたはイランとの紛争は求めていないという事ですか?
大統領:冗談はいうな、本当に軍産複合体は存在するのだ!彼らは戦争が大好きなのだ。
シリアでISISを100%打倒したが自爆したりする狂った連中がいなくなるわけではない。私は「我々の兵士を母国に戻したい。ここ(シリア)は危険なところだ。」と言った。しかしシリアに兵士を駐在させたい連中がワシントンにいるのだ。
Fox:彼らは兵士を駐在させたいのですね。
大統領:私は数百名だけシリアに兵士を残すと言った。でもそれは彼ら(軍産複合体)次第だ。彼らは何千人もの兵士を投入したい。いつか誰かがこれを説明するだろう。本当にそういうグループが存在し、これを「軍産複合体」と呼ぶ。彼らは(紛争から)去りたくなく常に戦争がしたい。
(軍産複合体は常に戦争がしたいが)私はNOだ。私は戦争はしたくない。イランみたいな状況では、イランに核を持たせることはできない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E7%94%A3%E8%A4%87%E5%90%88%E4%BD%93
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そしてさっそく
トランプ大統領、サウジ国王による、イエメンを米軍に直接攻撃してほしいという要請を却下
シリアからの撤兵など、トランプは次々と戦争当事国からの引き上げをしているようですが、いっぽうではボルトンがイラクになにゆえか赴いた矢先に註イラク米国大使館がミサイル攻撃されたなど、これは自作自演だったことがばれたようで、懸命にトランプをたきつけている側がいることを物語っています。まあ、こんなところがあることから、米国の政治は目下のところ、二重体制のようなことになっているかと思われます。
しかし、そのトランプも、戦争という手段は否定しても、経済で相手を困らせて服属させることはいいと思っているようで、その結果も、相手国を破綻に追い込み、その国民を飢餓に陥れるなど、戦争よりはまだましといった程度であり、米国はどうしてこうも、全体の調和、共栄といった精神が乏しいのだろうと思ってしまいます。
それでもまだトランプは戦争否定する側で、しかも政権側ですから、関係諸国も早く気付かねばならないところでしょうね。
サウジやイスラエルのように旧勢力の復活を期待する手もあるかも知れませんが。
それに関しては、日本も同様です。
いつまでも旧勢力を本当の体制のように信じていてはいけないんじゃないかと思うんですね。
しかし、トランプは旧勢力をすぐには排除しようとせずに、わざとやらせている感もあるのは否めません。
だから、しばらく米の二重体制のどちらにも心配りしなくてはならないのかと思います。
今のところ、日本は旧勢力がすでに作り置いていた出先機関の指令によって動くロボットのようになっているみたいです。
憲法よりも国会よりも強い、日米「秘密会議」の危ない実態
嗚呼、これが日本の「現実」だった
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53252?page=5
マンガで掴める日米安保の実際といってもいいでしょう。とてもわかりやすいです。
日米合同委員会という秘密会合ですね。
しかも、国民には内容が知らされることのない秘密会合です。
まだこれは軍事関係の話。
経済分野における日米の秘密会議の実態はこちら。
戦略国際問題研究所(CSIS)
https://ameblo.jp/ghostripon/entry-11992561318.html
経済分野の対日要求を突きつけてきて必ず飲ませる戦略機関で、この指令に全面的に従ってしまう政府のお蔭で、国富垂れ流しの状態が続いています。
このままでいくと、日本の財産をそっくり差し出すことになってしまうかも知れません。
二重三重に日本は米国との密約の支配下に置かれていて自由に身動きできないみたいです。
TPPも原発設置も軍国化志向も米旧勢力からの要請であり、日本政府に文句言っても埒が明きません。
野党が声高に言っても、どうにもしかたないだろうと、のらりくらり逃げるしか、政府側にもどうにもできない現実があるのでしょう。
終戦直後に、条件付けされてしまったんですね。あの国葬で功績が讃えられた吉田茂から密約が始まっているとは・・・嗚呼、なんてこった、発狂しそうだぜえええ。
それを国民に知られてはならない手前、外交的改善の努力をも先送りしてしまい、結局さらに注文が追加されていき、よけい泥沼に嵌ってしまったって感じがします。推測ですがね。
こりゃ、政治家やっててもたいへんだ。政治家になって実態を知れば、国民の思いとのあまりにもの乖離に、戦争でもしなきゃという思いに駆られる気持ちもわかります。正義感の強そうな人・丸山さんの鬱憤のはけ口は酒と女と議論吹っかけに向かうしかなかった。ロシアに強くその思いが届いてもいいじゃないかと、開き直りたくもなりますよ。
だけど、これはやはり、戦後の日本の政治家に胆力がなかった、軍師がいなかった、言いなりになるしか手がなかったということでしょう。
しかし、時代はやっと、夜明けを迎えつつあることがトランプ登場などで確認できるようになっています。
だったら、手をこまねいていてはいけないです。
半ば救世主的な世界の英雄たちに、積極的にアクセスを図っても悪くない局面だと思うんですね。
丸山さんに直接談判の外交を米露両国に対してさせてあげたら、事態はいい方向に向くんじゃないでしょうか。
本音を言う交渉がなかったら、世界からも相手にされませんよ。
メディアは旧勢力の申し子のようなもの。ネット社会は社会の発達がもたらしたもので、新体制はネットを重視しています。
トランプはツイッターで直接、市民に語りかけています。それをメディアが取り上げることをしていないのです。
そのおこぼれを日本のメディアは拾ってそこからまた取捨選択して伝えるために、たぶん、出がらしのお茶を呑むようなお茶の間になっていませんかね。
だから、国民の思いはずっと平和のまま。
そこにどうして、こんなおかしな考え方が、国のトップに湧いてしまうのだろう。
https://youtu.be/QrVtZ3PCXEQ
国民の普通の思いとはまったくかけ離れているでしょう。なんでやろ、なんでやろ、なんでなんでやろ。
しかし、それは当たり前かと思うんですね。
政治家たちは米旧勢力の言いなりになるしか手がない、屈辱の風圧をもろに受ける環境にあるのです。
その屈辱の思いたるや、鬱積するばかり。それを米国に振り向けるわけには行かないから、中国や朝鮮半島に向けてしまう。
そしてさらに内向して、軍事力に物言わせねば、打開できないという思いが嵩じて軍備増強に進んでしまう。
軍備を世界有数にまでしたなら、事あらばやってもいいじゃないかという気にもなる。強国として打って出るチャンスはないか。
そんなふうになっていってしまうというのは、人間心理を見るようで、ほんとうに痛ましくさえ思えてきます。
そんなとき、日本国民はメディアが平和ボケに誘うもので、今までどおり、何の危機感もない。
彼らにとっても、何じゃこれは、軟弱な国民ばかりで、腹立たしい限り。
強国を誇った明治、大正の頃に戻して、軟弱な人民に喝を入れることが必要ではないのか、なんて議論も出てくるのでしょう。
そんなとき、北朝鮮の軍拡の仕方が強引なのにトランプが折れたのを見た。
それと同じことがやれると、軍拡のアピールをしているわけですが、ゼスチャーにしかなっていない。
外交能力が問われる局面なんですが、どうも弱腰で終わるか、他人頼みのため、成果が出ていない。
やはり必要なのは胆力なんですね。
正恩の胆力がトランプを好意的にさせているのです。
その胆力とは、ただ軍国化してみせることなのかどうか。
そこを間違っていると、たいへんなんじゃないかと思うんです。