一夫多妻事件から考察

一夫多妻事件。(羨ましい ポッ)
かつての千石イエス事件を彷彿とさせたが、結婚離婚を繰り返すという
付加があった。
そこから考察しておきたいことが生じた。
次はその仮説である。
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世界がある側面においてマトリックス(デジタル)的存在であるならば、
もうひとつの側面においてエネルギー(アナログ)的存在でもある。
光子などの素粒子が粒子性と波動性を有するように。
この二面性がこの世界の魅力なのであり、マトリックスであるのみならば
その規定された手続き(宿命)に辟易させられてしまうも、
エネルギー性により生命力のダイナミズムがそこにいる者によって
魅力的に感得されるのである。
マトリックスが宿命として辿るべき「道」であるとするなら、
このエネルギーは「タオ」と呼ぶべきであろう。
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著名な気功術師が、遠隔にいる猛獣を気の力でまたたくまに眠らせてしまうのは、
この世の底流を成すタオからくる根源的エネルギーを術師の意図で加工して
猛獣に送り込むためであり、その意図には、安らぎ、癒し、愛といった
生き物全般にとって有用な成分が含まれているからである。
観葉植物に丈夫に育ちなさいと愛情を注いでいる場合は、何もないより
生育が良くなるのも、生き物がこの意図されたエネルギーに浴するからである。
人間関係においても、これは成り立つ。
デジタル的に推移するのみの関係では、相手に催させる情緒には
ただ義務的な手続き的な流れしか生じない。
だが、エネルギー的に推移する関係では、相手に愉快さを催させたり
あるいは逆に不愉快にさせたりする。
意図の中に、癒しや愛の成分があるなら、相手は安らぎや快感を覚えるし、
逆に敵意や殺意などがあるなら、言動に出さずとも、相手にはそれとなく
危機感を与えることになろう。(古来、殺気と呼ばれるものはこういう次第)
そこで、今回の一夫多妻という破廉恥事件を考察してみるに、
この男には多分に相手を安心させ癒す「気」を発散させる能力を持っていた
と仮定できる。
安らぎなどは、ストレスを抱える現代人が求めてやまないものである。
このデジタル的に推移する世界。周囲の環境を評して東京砂漠などと
形容した歌もあった。
この男の元に集まった女性たちは、あたかも樹瘤から染み出す樹液のオアシスに
群がり集う昆虫の如くであったと解釈できる。少なくとも当初は。
それが次第に男の脅迫が加わったことは、男に当初の意図が欠落しだし、
その不思議な効果が得られなくなって及んだ焦りと解され、
そこに逆に敵意を感じ取った女性によって告発が始まり、やがて
破廉恥事件として摘発されるに至ったのではあるまいか。
催眠術を駆使していた可能性であるが、そもそも催眠術それ自体、
まず相手に気によって安らぎを与え、相手の信頼を勝ち取って後に
意識の内部に踏み込んでいくわけであり、最初にエネルギーの発動と
受け渡しが伴っていなくては成り立たないものである。
よく懸かる人と懸からない人の別は、ひとえに信頼が醸成できたか否かによる。
信頼が安心を呼び、全身を委ねても良いという状態に至るとき、
被験者は術師の誘導で整流された内部状態へと導かれる。
大脳はこの整流された状態において、原初の脳力をフルに発揮するきっかけ
を得ると考えられる。
そこに術師の言葉が与えられれば、その言葉をキーにして既成概念の中から
イメージを創り上げ、その中を擬似体験するほどとなる。
それは、マトリックス的に言えば、索引してきたプログラムをローディングし、
そのプログラムの醸す経験世界を被験者は体験するという具合である。
こうして強烈なワサビを甘いバナナとして感受したり、手渡された蛇を
猫として愛撫したりするのである。
周囲から見れば、錯覚していると評価するだろうが、当の本人は確かな
経験時空を営んでいるのだ。
被験者の脳が整流された状態、すなわち観測装置としてしっかり機能する
状態ならば、過去世のプログラムを検索してきたり、地球の裏側の事情を
プログラムとして透視したり、あるいは瞬間的に世界を組み立てる(テレポート)
ことも可能であると解される。
残念ながら、現代人の脳はそこまで活性化されていない。
覚醒時でも数パーセントしか働いていないというのは、整流されていない
からである。
今回の事件は、そこまでのことはなくとも、男の醸す癒しの波動に引かれ
自然に人々が集まったと考えるのであるが、いかがなものだろう。
確かにモテる感じの男ではない。蓼食う虫があまりに多すぎる感もある。
しかし、男気に惚れて男が集まれば、企業や組織が生まれる。
そういう現象は津々浦々どこにでも起きていることである。
そこは、法律に触れているか否かが犯罪としてあげつろわれている
所以であろうと解釈される。
事件の深層に関する更なる歪曲されぬ報道を待ちたい。

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