仮想技術に一歩前進か

つい昨日のニュースですが、地上にある現実のものを人工的に自動模倣してCGにする技術の発表があったそうです。

NVIDIA、AIで仮想世界のすべてを自動生成する手法
佐藤 岳大  2018年12月4日 13:15

NVIDIAは3日(米国時間)、カナダ・モントリオールで開催中の「NeurIPS 2018 (Neural Information Processing Systems Conference)」にて、AIを使い、完全に人工的かつインタラクティブな3D環境を、リアルタイムでレンダリングする研究について発表を行なった。
現在、仮想世界のあらゆるオブジェクトは、人の手によって個々にモデルを生成する必要があるが、この研究では、現実のビデオをもとにニューラルネットワークにオブジェクトを学習させることで、建物や樹木、車両などのオブジェクトを自動でレンダリングすることに成功した。
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1156/514/01_l.jpg

理論上はできるけど技術が追いつかなくて出来なかったことがドンドン実現してきてる。そのうち万人が無料で3次元の仮想世界を作れるようになるだろうな、今のWebサイトのように。/ NVIDIA、AIで仮想世界のすべてを自動生成する手法 – PC Watch

統一された"誰かの世界"を作ろうとして戦争が起こります。#NewWorldOrder の思想がそう。「仮想世界」を構築すれば、キリスト教の概念で時間や空間を超越して遍在する「#ubiquitous」の言葉通り、一人ひとりが生きられる社会にする事ができます。 NVIDIA、AIで仮想世界のすべてを自動生成する手法

※ どうやらこのことも、イルミのアジェンダかも知れません。2017年世界はこうなるの表紙絵には、タロットカード風のこんな絵柄があります。

The Magicianは魔法使いのこと。その魔法使いはバーチャルゴーグルを着けていて、仮想現実世界で物事を量産し、その世界での無限者(神 ∞)になることを謳っています。
イルミは人口削減後に実現するNWOだけでなく、AI傘下にみんなを率き入れた仮想現実世界すらも支配しようとしているのかもしれないこと、気付いておかねばなりません。
いい人がAIをコントロールしてくれれば、理想郷も味わえるのかもしれませんが、違っていれば、せっかく参加したはずのAIのゲーム世界においても奴隷制が敷かれるかも知れないということ。(エイリアンインタビューで宇宙人が言っていたこと。宇宙のゴミ捨て場に置かれるかもしれないということ)

ヒトラーは第二次大戦敗戦が間近になった頃に、側近将校たちに、謎の「あいつ」が見せた未来ビジョンについて語りました。
それによると、環境の劣悪化により、2039年には地球上に、もはや人類と呼べるものはひとりもいなくなっている。しかし、滅んではいない。驚いたことに、そこには新人類が登場しているからだ。彼らは、ごく少数の神人(超人よりも勝れている)と、大多数のロボット人類にわかれて暮らしている。圧倒的な知性の差によって、後者は前者の与えるサービスによって生かされる存在だ。真実とは言えないかも知れないが、ある程度の思想と知識を与えられて。それでも彼らは一定の幸せを享受できるだろう。

このヒトラーの与えた情報から、私はAIによるプログラム自動創造の傘下に組み込まれる人々の意識(魂)の未来を予測しました。
イルミは人口削減が地球環境を維持するためには必要と考えて、人口削減計画を立てているわけです。しかしこれができない場合に備えて、AIコンピューターの中に逃げ込む方法を残しているのです。

残念ながら、人口削減の方法は、今目下の世界情勢を見る限りでは困難な様子。だから、イルミはAIの側に力を入れるようになっているのです。
問題は、その先の未来のいつの日か、AIの仮想世界から、元の世界に戻せるのかどうかです。魔法の儀式が行われるのは、それが可能であるかどうかをテストしているものと思われます。しかし、まだうまくいかないのでしょう。
未来からいい情報を携えてやってくる未来人に期待するところが多いわけですが、元に戻せるというよりは、近似的な仮想世界を作って(リレンダリングして)戻った気になる程度のことなのではないでしょうか。

ディズニーはAI下でロボットのようにして働く人たちを、アニメ映画「リトルプリンス」で表現していました。そこに救世主になる女の子と、彼女にアドバイスしたサン・テグジュベリ(老練の飛行機パイロット)のことを描いています。星の王子様はあれからどうしているのか。
彼女は飛行士の持っていた旧い双発機に乗ってその星に出向き、工場の掃除夫として働く、過去の自分を忘れた大人になった王子様を見つけます。その世界は、よく肥え太った金満家によって支配され、全ての人は工場やビルで同じことを繰り返しているだけの生気のない人たちばかり。子供はひとりもいません。(つまり、ヒトラーが見たロボット人類のことなんですね) しかし、人々は子供の彼女を見て、ありえない異常事態が起きたと思いパニックになるわけです。

人々の住んでいた星はすべて金満家に取り上げられて、シリンダーの中に入れられ、攪拌されてそこから工場の動力エネルギーが取り出されていました。だから空には星がひとつもありません。
彼女は星の王子様を目覚めさせ、協力してその世界をぶっ壊して人々を解放し、みんなに星を取り戻してもらいます。ストーリーはめでたしめでたしで終わったことになっています。さあ、ディズニーの理想は果たせるのでしょうか。

「マトリックス」のネオは、最終回で自分の身を犠牲にして、外の世界にいるアーキテクチャーに主張すべきを主張して、アーキテクチャーに多少のシナリオ変更を思い至らせるところで終わりました。はて、現代の救世主に、それ以上のことがやれるでしょうか。

現代は人類滅亡を避けるための二者択一の入り口にいるといった風情なんですね。
関アキオさんはすでにAIのほうに行くよと、態度を明確にされました。
彼の行く未来には、未来人2062氏もいます。ヴァーシュニーという名のUFO型タイムマシンに乗って未来の地球からやってきた一行ですね。
今の時代、彼ら未来人のテコ入れが多くなされていて、割合平滑に未来への道筋が付けられているようです。かつてはたいへんだったはずの険難悪路のデコボコだらけの山道。それが近代的に自動車道が付けられる如しになっていたりするかもしれません。それを何と言うか。渡りに船といいます。後から行く人たちは、先鞭付けてくれた開拓者にありがとうと言うべきかも。
さて、それでも問題は、元の世界に戻って環境回復させて再移住できるのかどうか。それはきっと未来人にもまだ解決できていない問題ではないでしょうか。

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