最後の審判のアドバイザリースタッフとして申し立てます(2)  台風一過、日本晴れ

台風18号はどうやら直撃していったもようです。しかし、雨が多かったものの、いちばん気にしていた暴風がなかったことがありがたかったです。
木々がたいして揺れていないから、風速20m/s以内ではなかったでしょうか。道路上にも葉っぱの切れ端程度が落ちているだけ。
いつもながら、神様の温情を以て台風さんには加減していただいています。ありがとうございます。

さて、私が死後、我がハイアーセルフが天帝様にお会いしに行きますが、私もハイアーセルフの片目に組み込まれて、その様子を見てくるかと思います。
それを事前に新神話に書くことで、その通りのシナリオを誘導することも可能です。
そこで、ここに書き記しますのは、予行演習的ですが、この通りに事を運ぶためのものと思っていただけたらと思います。
創作物語風になりますが、どうぞご笑覧ください。

天帝様との会見

天の御中主 : みなさんに参集願ったのは、他でもない。最後の審判という、実に重い審判を下さねばならない時期が来ている。
このたびもまた、人類は戦さ戦さに明け暮れて、とうとうこの世界を破壊するまでになろうとしている。無益なことばかりしていることにどうして気付かないのか。
私はここを学校のようなものと考えている。学校には、出来の悪い者は留年させるシステムがある。今回もそれを使おうと思ったが、すでにこの留年組は七回目を迎えることになるため、いくら何でもひどいんではないかとPTAからの突き上げもあって、かといってこのまま進学させることも、レベルに満たないことが歴然としているので、わしは拒否したいのだ。
そうこうするうち、学校崩壊してしまいかねなくなっている。見てくれ、この留年生を中心とした荒れようを。どんがらばかり大きくなって、知能が満たないものだから、あばれまくっている。わしはほとほと手を焼いていて、そうするうち、またも卒業認定の時期が来てしまった。わしはとても卒業させる気にはなれん。卒業後のこやつらの保証はようせんからな。しかし、学校崩壊になりそうでもあるから、審議員、調査員の方々にはアドバイスを願い、早急に対処したい。

審議員ベロトーチカ : 檻のようなものに入れて、矯正する施設がありますから、人類のどれほどかをそちらに入れて、専門係官のもとで強制服務させる方法があります。

天の御中主 : うん。それも考えて、一部実施中だ。一等苛酷なスパルタ学校に収容して、芯から鍛え直すことにしている。そもそも、彼らには留年3年目から、矯正用専門官を入れて、スパルタ度を加えていたのだが、体力ばかリ鍛えられて、知能が伴わないから、いっそう暴れ方がひどくなってしまった。この地球学校はお蔭で崩壊寸前だ。より頑強な冷凍星に移ってもらわねば、この地球が持たん。しかし、それはそれで、PTAの親ごさんの会が出てきて、うちの子らに残酷な処置をしないでくれと非難してくる。ああ、頭の痛い話だ。小さくしか言えんが、家庭教育もなっておらんと思うぞ。

調査員おくんど : 皆さん、初めまして。最後の審判すなわち卒業認定のアドバイザリースタッフのおくんどです。今回、依頼を受けて地球学校の内情を、一生徒に扮することによってつぶさに見てまいりました。 
ちょっとお伺いしますが、現在、地球上には70億の人間がいます。もしここが学校なら、一学年の収容人数は10億人ではありませんか? それも毎年のように10億ずつ受け入れておられるのではないでしょうか? というのは、今まで6度まで建て替え、つまり、やり直し型の留年が行われていたとすれば、この卒業時までに70億になるわけですから。

天の御中主 : その通りだ。学校の定員は60億人で6学年だったものを、留年ばかりなので一年生だけで積み重なって70億になってしまった。もう収容人員はいっぱいだ。だから審議員の言うようにすべきなのだが、PTAがうるさくてならんのだ。

調査員おくんど : きっとこの学校は義務教育制なのでしょう。となれば、来年度にまた10億人入れなくてはならないとすれば、学校にその収容能力はないのでしょう。地上の科学者たちも地球上には70億が限界と言っていましたからね。地上で経験したように、一学級を増員して詰め込んでマンモス校にしてしまう手もないことはないのですが、それにはシステム上の工夫が要ります。とにかく、現状の地上の技術や方法論では、手の打ちようがない。そのために、審議員さんの仰ったように、檻のような星・火星が準備されていて、そこに試験的か本格的かわかりませんが、移住が開始されていますよね。

審議員ベロトーチカ : その通りです。火星が余剰人口の収容先になる見通しです。まず留年組の中から10億人が選抜されて送りこまれつつあります。まだ余地はたくさんあります。ただ、開拓が必要ですから、体力のある留年生を選抜して行かせています。

調査員おくんど : ははは、まあそんなところかと思っていました。ところで、地上すなわち学校では、科学者という生徒たちが、人口削減をしなくては地球が持たないと言って、削減計画と称して大規模戦争や環境悪化や経済システム崩壊などの計画を進めています。達成目標は5億人だとか言ってますが、これについて、何かご存知ですか?

天の御中主 : それは仕方ない。自らが自らに制裁を加えて、その結果を甘んじて受けることで、反省し改心してこそ、知能の向上もあるのだから。

調査員おくんど : 70億が5億ということは、学校が吹き飛んだようなことでしょう。

天の御中主 : それでいいのだよ。これから建て替えをするか、廃校にするか、どちらかになるのだから。ああ、もちろん、簡単に建て替えて、少人数から始めることも視野にある。どうせ霊界の某所で大半は待機することになるのだからな。そこから随時、母の胎内を通して生まれてくるのは知っているだろう。霊界でも何らかの訓練を施しておいてくれれば、もちっとましな生徒として蘇ってくるのだろうが、そのような例は期待できない。

調査員おくんど : では、霊界でどんな教育が行われているかはご存知ないのですね。

天の御中主 : そうだ。この社会は縦割り社会で、他所のことは他所の責任でやることになっているから、下手に口出しもできんのだ。君はそんなところも見てきたと言うのかね。

調査員おくんど : いいえ、私も知りません。まず地上界からは霊界のことは霊能者が伝える程度で、また聞きでしかないです。私は霊能者ではなく、一介の金田一帽を常用している探偵おくんどです。金田一帽がやや光っている程度です。だから、霊界のことを誰か著名な霊能者が話したとしても、にわかに信じるようなことはせず、裏付けをとります。そして確かだと直感したなら、それを推理の連関に組み込んでいきます。
他所のことに口出しできない縦割り社会とのことですが、要望ぐらいは出されているのですか?

天の御中主 : もちろん、わしの秘書たちにそれをさせている。だが、向こうからは、ちゃんと地上界の経験のための予備知識を与える教育はしていると返事が来ている。問題はそんなことじゃないだろう。生徒たちの品性の向上をしてもらいたいのに、おざなりになっているから、そっちのほうを何とかしてくれと要望を出しているのだが、これへの返事は、けっこう良い状態で送り出している云々と来た限り、もう何の回答もない。
わしはわしのほうで、業務が手いっぱいだというのに、追及をかましていくわけにもいくまい。

調査員おくんど : 私の調べでは、地上にやってきた当初の生徒たちはけっこう良い状態で送り出されてきています。2歳から6歳ごろまで、霊界で学んだかと思われる哲学を持った生徒が多くいます。彼らは将来、地上において哲学者を目指すつもりだったかもしれません。しかし、地上にはそのような職業は、ごく限られた場にしかありません。大かたの生徒たちは、まったく知らないような職業に就いて、まったく予期しない未来を歩いています。おそらくそれは、地上の側の教育システムに原因があり、彼らの持ち前の能力を削いでしまっているのではないでしょうか。生徒の個性に応じた教育が施せていないのです。地上にも6歳以降に義務教育があり、さらに高等教育が重ねられる仕組みですが、圧し着せの一律教育になってしまっています。そのどこにも、彼らの期待を満たす教養課程がないとすれば、彼らの某所でしてきた努力はどうなるのでしょう。霊界の某所と、地上界で、協力して生徒本人の特性を伸ばしていくべき姿が、どこかで齟齬をきたしていて、教育自体が有効に機能していないのではないかと思います。

天の御中主 : それがうちのところが原因だと言うのか。わしのところは、優秀な部下と優秀な情報機器によって、何度もシミュレーションした優秀な教育システムになっていると内外に対して自負している。君は調査員だ。公平な観点から見聞きしていることが基本とされる調査員だ。仕方ない。では聞くが、具体的に、どこがおかしいと思う?

調査員おくんど : はい。地上界の教育システムは、およそ義務教育と高等教育含めて約12年がそれに費やされます。最も頭脳の柔軟な期間にそれがなされるのですが、社会に出てからその知識が役に立つことがほとんどありません。また、その教育内容においても、真実が幾分あればよいという程度。その知識は記憶力の良し悪しを量るための材料であるにすぎません。生徒たちの魂は、将来もつであろうその無意味さを先取りして感じながら通学しているのです。霊的な側と地上的な側で齟齬が発生しています。その期間は何のための学校教育か。幼少期から人生最も苛酷な獄舎に入れられている如き状態にあるのです。それは私も、同僚の生徒とともに体験してきたことです。そして、成人して社会に出れば、社会はすでに学校教育で得た知識など役に立たないことを知っていて、ただ学校時代の成績と、他者との競争意識に勝れた者を選抜し、人材として職能訓練を通じて、役に立つ教育を初めて施すようになっています。
何の役に立つ教育かというと、創造的活動するというよりは、世の仕組みに組み込まれて、与えられた職分の中という狭い範囲でのみ、自らの創造を発揮するためのものです。その中では、本人の好き勝手が許されてはいないため、多く精神的に病む原因になっています。そこにも霊的な側と地上的な側の齟齬が発生しているのです。彼らが、霊的な創造性を求めることができるのは、社会の要求が果たし終えた放課後になり、趣味としての時間によってようやく担保されるようになっています。しかし、その時間も、社会のために割くことを強要される事態になっていて、彼らの精神はいっそう蝕まれています。

天の御中主 : それは最後の時代のことで、ごく短期間のもの。君が経験してきたのは、その短期間の間の矛盾に満ちた状況下のことであったろう。それは仕方がない。あらくれものの生徒たちを、ギャフンと言わせて改心させねばならんから、特別にきつい処方箋が施してあるのだ。

調査員おくんど : わかりました。私も幼児期、とんでもなくえらいところに送り出されたものだと恐怖したものでした。ところで、私が学校教育期間中に目にしたことですが、一学級に必ずと言っていいほど、不良少年がいました。不良と言っても、成績が悪いだけという者と、暴力的に番を張りたがる者がおりました。それはもう学校というもの、成績次第のランク付けでしたから、どこの学級にも成績が悪くて目立ってしまい、学級全員の冷たい視線を浴びる者は必ずどの学級にもいたものです。彼らは標準のみんなからすれば、永久的にそうであろう劣等種族と思われていて、誰も近づこうとしません。いっぽう、成績の良さの順に、委員長、副委員長、班長といった全体の取りまとめ役が、先生の判断によって決められていました。また、およそどの学級にも、暴力的に他を支配したがる者がいて、成績によらない人脈を作ることに得手ておりました。学級の子らは、そうした者から賛意を求められたら、同意するのが常でした。逆らえば暴力を受けないとも限らないからです。成績によって選ばれた委員長などは、風紀を順守させる役目でしたが、暴力的に人脈を作った者には触れないようにしていました。やはり暴力は受けたくないからです。喧嘩は学級を超えて、番を張る者同士で行われました。○○組VS××組といった感じです。
どこか、国同士の争いに似ている観がいたしませんか。幼少期に体験する学級という単位が、地上世界の縮図としてすでに現れているのです。校内暴力の極致として、学校崩壊のケースが見られます。これは地球文明崩壊の縮図と言えないでしょうか。義務教育時代にすでにこのような顕れ方をしているのです。天の御中主様は、世界の崩壊を目の当たりにされて、大変な苦境に立たれました。このまま崩壊させるも、やり直しさせるも、原因を究めることが大事です。やり直ししても、同じ結果になると予測されますから。では原因ですが、およそどこでもある校内暴力を可能にしてしまったのは、何でしょう。学校の教育システム? もっと遡って、霊界からの生徒たちの供給システム? 心当たり、あるいはこうだろうという見解はございませんか。

天の御中主 : そんな幼少期から? うーん、信じられん。いゃ、君の話が信じられんというのではない。最善のシステムにするように、識者たちを集めて創り上げた文明だったのだ。そういえば、一つの学校、つまり地球に、留年組を積み重ねていったことが問題だったかもしれん。留年も5回も6回もすれば、グレる者も出てこようし、体格ばかリ大きくなって、年少者を従わせようと番を張る者も出てくるかもしれんな。

調査員おくんど : そこまでお気づきになったなら、解決はできますよ。その通りと思います。理想は10億でした。滞りなく進級させていけば、地上の3次元密度にはいつも10億が収容され、生徒間の力関係が対等ですから、番を張るグレた者もおらず、おだやかな世界運営ができたでしょう。
問題は、天の御中主様の辛辣な評価制度ではないと私は思います。おそらく進級とはアセンションのことでしょう。上の学年ほど高次元化していて下位次元に関りを持たなくなっていれば、力関係の介在もなくなって、純粋状態で教育も保てるのです。
ところが、ここでも上位次元が関りを持とうとしてやってきています。4次元密度から先覚者とか聖者とか称して。あるいは宇宙人もやってきています。

天の御中主 : 上位次元や宇宙人は物事を良く知っていて、生徒たちには参考になるため、導入はOKしているのだが。

調査員おくんど : 彼らは生徒たちの進化を加速させようとしてやってきているのでしょう。しかし、3次元密度はその場においてのみ修練するカリキュラムでなくては、いたずらに混乱させる元になります。価値観の多様化には寄与すると言っても、3次元密度の生徒たちに4次元以上の感得能力がないのに、それを容認すると、生徒たちは何をしていいのかわからなくなるでしょう。そこには迷信が生まれ、見たこともない、また見ることもない高次元者への依存、崇拝が発生してきます。本当のこととも言えない真理がまことしやかに信心され、それが生徒たちの動機づけになったりもします。戦争の元になっているのは、宗教です。宗教間の教義が異なることと、その優劣競争に、暴力装置が肩入れして引き起こされています。
そもそも、3次元密度における経験的教育は、この次元を開拓するという意義のもと始められていると思われますが、如何ですか。

天の御中主 : その通りだ。3次元密度空間の開拓者養成コースとしてこの教育は開始された。

調査員おくんど : 4次元密度に行った先輩のアドバイスを聞くということならいいと思われたかもしれません。しかし、地球以外の環境で4次元に至った宇宙人が、3次元にいる彼らをコントロールしているケースがあります。何でも先輩であればいいというものでもありません。その惑星に応じた生き物として進化を遂げた者ならいいとしても、まったく異なる環境で進化した者を容認することは、ここのシステムを変えてしまう要因になります。
むしろ、地球環境を3次元密度で純粋に保つことが大切なのです。それであって初めて、地球における教育システムは最良の働きをするのです。ところで、この教育システムを維持しているのはどなたですか? 天の御中主様は全体を統括されているとして、参画されている方は誰で、そしてまた使用されている機器などがあればそれもお答えください。

天の御中主 : 参画者は数十名いるが。

調査員おくんど : その統括者あるいは代表者がいるなら、その方だけ数名に絞ってここに集わせてもらえませんか。あまりに多すぎると、時間ばかりかかり、まとまりを欠く協議になりますから。

天の御中主 : その統括者は3名ほどに絞れるが。

調査員おくんど : では、その方たちを参集願います。また、利用機器などはありますか? たとえば、コンピューターです。古事記神話には、天の御中主様が筆頭に書かれ、次にコンピューターらしき記述が見られます。

天の御中主 : 最新鋭のコンピューターで、全体を管理掌握させている。参画者全体が異議なしの全会一致で採用された機器で、私の自慢でもある。それでもうまくいかんというのは、やはり宇宙人などを関わらせたせいなのか。

調査員おくんど : 宇宙人というのも、地上界で情報を拾っています。そこで語られていたその危険性について後日説明しましょう。また、コンピューター導入にも目的があります。それはおそらく人工知能ではありませんか。

天の御中主 : そうだ。人工知能だ。歴史のシミュレーション実験をするのに用いている。それによれば、この世界はうまくいくはずのものなんだが、実際にはこの通りだ。この導入に当たった統括者にその辺は説明させよう。待ってくれ。呼び出しを掛けるから。

以下次号

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