オカ版女王の教室・・・最後の審判後のあらかたの魂  (漫談? たぶんね)

前の記事で地獄の3丁目なんて話をしましたけど、こないだは最後の審判で地獄へ落ちた場合に、どんな刑罰を受けるかについて、過去世に行った過失や故意による他者への実害行為を、そのまま刑罰として受けるという、まあなんと言いましょうか、いっしゅインスピレーションしながら書き進めてきたわけです。
その刑罰の具体的な現れ方と効果というのが、被害者そのものに成り切ることで、被害者の痛みや苦しみを自分の身体を使って認識することなのです。

このためにどんなことが行われていると思いますか?
実はこの世界はすべて作り物であり、プログラミングされているという事実があります。いわばゲームソフトのようなものであるので、本人自身、つまり魂にまでは致命傷が至らないという配慮がなされているのです。
しかし、プログラムが実行されて3Dホログラム映像を結ぶとき、彼はそれを実世界と錯覚します。
今はやりつつあるオキュラスリフトなるバーチャル体験ゴーグルを、何も知らぬ間に着けられて、その世界に直面させられているとすればどうでしょう。
いきなり着けて体験モードに入ったとしても、その臨場感に嵌ってしまうのがこのゲーム。
これと同じことが我々の世界の刑罰システムにも使われているのです。

彼が過去世にした邪悪な行為の結果、多くの人を苦しめたり殺したりしたなら、彼は過去世の苦しみ死んでいった人に成り代わり、アカシックレコードの再実演をします。多くの人が被害者なら、それだけの人の分が彼の経験すべきレコードになります。
そのようなプログラムは、超越的コンピューターがすべて用意しますから、あとはそれを各自が受刑するだけのこととなります。
この今の世界を見てください。そこには地獄と言っていい光景が広がっています。むろん裕福で幸せな人もいますが、多くは苦悩の中にあって、とても幸福とは言えない状態でいます。平均的に、ここは地獄の3丁目というのはそう言う意味です。
地上のすぐ下に地獄の1丁目があり、もう一つ下に2丁目があり、その下が3丁目です。

地上のすれすれのラインでは、人々はさほど苦も無く楽も無くの生活をしています。周りを見ても、満足している人がほとんどという光景が広がっています。
3丁目ではおおかたの人が不満と不安と恐怖を抱えており、満足した人をはるかに数で凌ぎます。周りを見れば地域差があり、ある場所では戦乱がやむことなく続き、人々は疲弊し地獄らしい死の光景がいたるところにあります。そこは局地的に地獄の6丁目、7丁目といったところです。

実はこの場所で苦悩する人の中には、最後の審判による刑期を務めるために来ている人が多数いるのです。
過去世に遡ってまで? それはそうです。すべてはプログラムであるのみなので、レコードとして存在する限りの場所まで遡ることはよくあります。
またある場所では、比較的安定した糧を得ながら、世界のいたるところにある窮状を同情心を以て眺めている人もいます。彼は何とか積極的に手を差し伸べようとしていたりします。
そうした人の中には、過去世で多くの窮状を見ながら、何もしてこなかった自称罪なき人がいます。義を見てせざる無作為の人もまた受刑の対象になるのです。聖者の中にはこうした人が多いです。ここで新しい行動をすることが彼には求められていますから、そのようなタイムラインが用意されます。

一生で巨万の財を築くほどの、過去世で積善の徳のあった人もいます。彼には大きく二つの道が用意されています。ひとつはその富を元に世間的に大きな貢献をする道。そしてもうひとつは他者を凌いだと優越感に浸るのみにその状態を用いる道です。後者には、いったい何を今まで学んできたの? となること請け合いです。次回以降、真逆のタイムラインが用意されることになるでしょう。

ちなみに私の母は、積善の徳を今生で、位人身を極めることに使ってもよいという道があったのですが、毘沙門天のアドバイスで、この世界からの円満で完全なる解脱に使うことになりました。
もし位人身を極める道に踏み込んでいたなら、どんなに立派な偉業を打ち立てたとしても、反対派の返り血を浴びねばならなくなり、またも実害を与えた者としての刑期が待っています。賢明にも、それを回避したのです。

この世はゲームの世界ですから、そんなところで富を築いたり天下を取ったりしても、所詮はむなしいことです。そんなことに価値観を持つ人は、死ぬ間際に一銭でも向こうに持っていけるのかどうか考えてみるべきです。
子孫にやったから良いことをした? 子孫に毎日祭ってもらうから極楽に行ける? 残念ながら、生前に多くの人から搾取した実害が来世以後、多くの人数分として降りかかってきます。

天下覇者になり歴史に名を遺せるからいいというのも、まもなく地球全滅というときに、誰が歴史を語ってくれるでしょう。ゲームに嵌って、ゲームの道の達人になることと差はないです。累積的実害清算の途方もなさを思えば、とても信長などやれるものではありません。

こうして、覇者にでもなった者の刑期は、何十億年何百億年~何百兆年~にもなることは、間違いないこととなるのです。
また、信長の歴史はゲームの中だけに事前に記録されているのみです。ゲームの中で彼の銅像が何千体建ててあろうと、ゲームソフトが架け替えられたら、はいそれまでよのものでしかありません。何が歴史か。何が実績か。魂に課されているのは、真面目に責任を逐一果たしていく愛と誠の経験の積み重ねの大切さなのです。

錯誤の多い人生のその途方もなさに、最初から魂の途絶消滅を願い出る者も多いです。そりゃ地獄第七層の経験を百億年も余儀なくされるなど、望む者はまず誰もいません。しかし、魂の途絶の希望者にも、ビジュアル化されない心感、体感のみの情報が百億年の間もたらされます。そうでなくては、被害者たちの怨みが晴れませんでしょ。だから、どんな苦しみや悲しみが被害者を襲ったかの現物の感覚を感じ取る経験をします。そして受刑後には希望通り、魂の消滅が図られます。

だから、なるべく魂の存続のほうを選ばれた方がいいです。経験値は同じで最後に何の意味もなくなるのではもったいないですからね。そして受刑後にはトータルバランスのとれた魂に仕上がっていることが眼目でもあるからです。創造神養成課程を辿る者にはぜひともすべき経験になっています。

しかし、ビジュアルな受刑後にも、再度そのようなシステムに直面することに怖じてしまう者も多数いて、9割9分9厘は魂の途絶の道を選んでいるのが実情です。もうこりごりだ、勘弁してくれと去って行かれます。惜しいね、もうちょっと頑張ってみたらと、ひと声はかけさせてもらってるのですが。
魂とは試し火でもありますから、消尽するを前提に作られています。意識の存続? もうありません。唯物論者の思い描く、何もない無が訪れます。いちばん安らげる境涯ですね。そんないいものを邪悪な者に即座に味合わせるわけにはいかんでしょ。受刑百億年後になさい、というわけです。

先生 「はい、質問ある方は手を挙げて」

はい はい はい はい。

先生 「はい。のび太君」

のび太 「どうしていじめられっ子といじめっ子がこの世にいるのか、ということについてなんとなくわかったのですが、この世ではどうしてぼくがいじめられ役でなくてはならないの? 過去世にいじめ役をしてたからとなるけど、ぼくは何も憶えてないんです。前のぼくがどんな姿だったかも知らないのに、どうして納得していじめられろと言えるのですか」

先生 「そうね。いい質問だわ。その思いを聞いて、いちばん心を痛めているのは、あなたを演じさせているあなたの魂でしょうね。魂には過去世の記憶があり、いまあなたが苦しんでいることで、かつての身体で相手に対してしてきたことを反省しています。あなたに対して申し訳ないという思いを持ちながらね。こうしてあなたは、あなたの中にいる魂に教育をしているのですよ」

のび太 「じゃあ、ぼくは魂の先生?」

先生 「馬鹿言っちゃいけません。あなたは生贄の子羊なのです。いままで魂は何百何千回と生贄の身体をとっかえひっかえしてきました。自分の身体を安全圏に置いた状態でね。あなたがもし事故で偶発的に殺されてしまったとしても、魂にとってはまたひとつ終わったかといった印象でしかないわ」

ガヤガヤ

<先生は人をがっかりさせる名人だなあ> <のび太がこれじゃあ浮かばれないよ> <まさに女王の教室>

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のび太 「ウエーン」

先生 「はい、次の質問いってみましょう。加奈子さん」

加奈子 「せ・ん・せい・・・」

先生 「どうしたの? 質問があったんでしょ?」

加奈子 「私、こわいんです。先週、家の玄関で大蟻の群れを見つけて、殺虫剤かけて殺してしまったんです。それも清算されることになるんですか?」

先生 「そうね。はっきり言うなら、清算の対象になります」

ええーっ。教室内は騒然と。ほとんどの子は何らかの虫いじめや殺害行為をしていたからです。
<そんな質問してくれるなよ、加奈子>

先生 「静かにしなさい。では、そのわけを言いましょう。蟻も人も殺されるときは同じ。みんな痛みを感じ、そこから逃げようとします。その行動は本能からくるものですが、やはり蟻にも魂が感情移入しています。ということは、魂が他の魂に対してした行為として功過計算されます。魂の思いやりのなさが招いた結果として。あなたがその身体で清算を受けるかどうかはわかりません。魂が次回、虫の中に入ったときに、お返しの経験をするかもしれません。しかし、いつの日かは清算という形で表れてくるのです」

忠司 「そんな細かいこと言ってたら、何も出来んじゃないですか」

先生 「何を聞いていたんです? あなたがたは、自分たちの気が向くまま、何をどうしていてもいいのですよ。あなた方の中にいる魂が判定されているのです。もし功過が良くないと魂が思うなら、殺虫行為を思いとどまらせたでしょう。もし魂に生き物全体に対する思いやりがあるのなら、最初から殺そうなどという気を起こさせなかったはずよね」

加奈子 「先生、わかりました」

先生 「人生はね、自分たちの中にいる魂との共同作業なの。魂との二人三脚でうまく渡っていらっしゃい」

先生は黒板に教訓を書いた。

自分トフタリッキリデ暮ラスノダ
自分ノパンツハ自分デ洗ウノダ
自分ハ自分ヲ尊敬シテイルカラ
ソレクライナンデモナイノダ
自分ガニコニコスレバ
自分モ嬉シクナッテニコニコスルノダ
自分ガ怒ルト自分ハコワクナルノデ
スグニ自分ト仲直リスルノダ
自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ
自分ハ自分ニ優シクスルノダ
自分ノ言ウコトサエキイテイレバ
自分ハ自分ヲ失ウコトハナイ
自分ハ自分ガ好キデ好キデタマラナイ
自分ノタメナラ生命モ惜シクナイ
ソレホド自分ハスバラシイノダ

先生 「あなたがたが、どんなに孤独な境涯に置かれても、あなたがたにはもうひとり、魂という自分がいて、たえず見守って・・・いや、間違えた、あなたがたをコントロールしているのよ。はい、授業おわり。」

委員長 「起立。礼」

キンコンカンコン・・・

先生 「今日も時間ちょうどね」(独り言)

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