右前脚骨折のブー、まる一昼夜帰らず

右前脚を骨折したのは昨年末のこと。あれから10日以上経ち、骨がくっつく様子がなく、とうとう医師の言っていたように三本足で走り回るようなこともしなくてはならないか、と見ていたのですが、それができるのも足の痛みがなくなればこそ。
ところがいっそう痛みがひどいらしく、かばうように動くため、歩きづらい様子でした。
数日間のあいだ、一日のうち三分の二ほど家の中のあつらえた場所で寝たり起きたりで過ごしていましたが、昨日の朝方に、てっきり用足しに出るのだと思って出して以降、帰ってきていません。
Aさんのとこに行ってなじめているならいいのですが、猫は相手が弱いとみると、つっかかりますから、家にここのとこ居るのはそういうことかと思ってむしろ手元に置けてうれしかったのですが、こちらのトン、シャンがなじめず、やはり居心地がよくなかったかも知れません。
今朝四時ごろに、心配になり、ご飯をいつも過分に与えて太り過ぎ気味だったことで、細い前足に負担がかかり折れたのだなあ、すまんことしたとブーに念を送っていましたら、家の天井付近で、何者か小動物が動いたようなきしみ音というか(ラップ音か)がして、さらに数分後にまた同じような音が。
ああこれはブーが意識を飛ばしてきているなと、ブーよ、お前のしたいようにしなさい (うちで多少耐えながらでも暮らすのと、A家で耐えながら暮らすのと、あるいはウーちゃんやフーちゃんとこに帰るのと) と念を送って寝ていて、午前6時ごろに何かわずかな音と気配がして、ああこれはブーが帰ってきたかと安堵してやがて起きて確かめてみたのですが、帰っていなかったです。
足の不自由さをおしてどこに行ったやら。
まる三日不帰還のときは、仏壇で唱名することになります。

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