久しぶりの畑

畑と言っても、貸農園のひと畝だけなんですが、作った作物はアピオス(日本名は、”ほど芋”)という、アメリカインディアンの主食だったマメ科の芋です。
マメ科だからマメがなるかと思いきや、実は芋だったという種類なのです。
ただしマメ科なので、背が高くなり、2m級の支柱による網棚が要ります。
しかも、芋というものでもないので、土の中に埋めたままで越冬もし何年も越年して、地下で数を増やし、サイズを大きくします。
だから、放っておけて、掘りたいときに掘って必要なだけ使えばいいというわけです。
 
今回は2年間、ほったらかしにしていた次第。
すると芋一粒ごとのサイズがとても大きくなっていて、これなら食べた実感もわくことでしょう。
湯がいたり、油で揚げて食べます。味は栗に似ています。栄養価は同じ大きさのさつまいもの5~7倍ということで、畑が小さい場合でも、食糧難時代には対応できるかと思います。
何よりもいいのは、肥料がほとんどいらない。完熟鶏糞のひと袋だけ、12mX80cm畝の上にまんべんなく乗せておけば、あとは勝手に地中に浸透して、芋を肥やすことになります。よって肥料代は年間80円ほど。(あとは支柱代、網代、いずれもダイソーでまかなう。そして貸農園代5000円也)
そして農作業が要らない。雑草も刈らない、抜かない。大きなセイタカアワダチソウなどが生えていたほうが、支えになってか共生がなされてか、むしろ長いこと枯れないでいます。とにかく、世話焼かなければ、いちばんいい。
むかしワイドとかビッグとか利息のいい貯金の仕組みがありましたが、ちょうどそんなふうな作物です。ただ、そこに置いといたらOK。自然に増えて一年間で倍以上になっている。
一年目でタマ数が増え、二年目でそのタマがでかくなっています。
そして芋の最適な保存法は、土の中に埋めておくだけ。つまり、生育させながら、保存することができるというわけです。こんなに、ぐうたらで、病人でもやれる作物つくりは、他にはなかなかないかも知れません。
収穫後の保存は、湯がいて冷凍庫保存です。生での保存は土の中に埋めておきます。土の外では、乾燥してだめになってしまいますから注意。
国華園で種イモは売っています。まあもし遊休地があるなら、やってみられんしゃい。
今回の収穫は、別の畝で作業していた方が、大根をくれたのと、カメラマンしてもらったお礼に、写真ほどの分量の芋を差し上げました。畝の1mほどを掘っただけでこの倍の収穫があったという次第です。なかなか、いい成果かと思います。

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