チン 危篤

チンが危篤状態です。
とても雄々しい姿で家を出てから、
長いこと今回は帰ってこなかったのですが、ようやく4日目に帰ってきたときは、空腹状態でした。
ところが、今までとは違って、食事をとろうとしないのです。
5日目には、腹はぺちゃんこになり、それでも歩いていました。それが昨日のこと。
私は墓参りを予定していたので、朝から出ました。
午後に帰ってきたら、またいなくなっていました。
そして、彼が深夜に戻ってきたときは、もうふらふら。
しかし、栄養剤(フェロビタ)さえも口に受け付けようとしません。
そしてまた、外へ出てしまう。そして上の道路まで出て、ブーがやってくる方向を向いて道路の真ん中に座っているのです。
どうやら、ブーと最後の対決をして、討死にしようということのようです。
お前、今戦おうとするのは無理だと、連れ戻します。
そのときの身体の軽さたるや。
両脇を抱えていくさなかに、腕がだらーんとなってしまうほどに、体力がなくなっているのです。
身体を元に戻して、そしてもっと強くなってから、心置きなくやったらどうだと、諭す。
そのために、別の場所に居場所も作った。
そこで白猫だけみんなで暮らすようにして、鍛錬するんだと。
それにはまず、今の病気を治して元気にならねば。
ところが今日は、病院がやっていません。
もたもたしている間に、また外に出ようとするので、私も諦めました。

3分もこの状態でいました。そして、私が何らかの処置をとらずにいたため、いつものように扉を開けて出ていきました。
休日診療のところは遠いです。それでも調べてみれば、すごい体制でやっているところがありました。
これなら今日でも。遠いけど、高速使えば行けんことはない。
彼を探しに出てみれば、今度は上まではよう行かなかったか、縁の下にうずくまって、私がきたのを見て、たよりなげに鳴くのです。
狭いところなので、よう出せません。それでも箱を用意して戻ると、出しやすいところに移動していました。
箱を持って降りていこうとすると、彼は逃げるように、さらに密林と灌木の中に入っていってしまいました。
そこまでは、入ったこともない。
最後の対決。男なら、死んでもやりたかったに違いありません。
やっと彼も、壁をぶち破ることを決心したのでしょう。しかし、もう体力はなかった。
何度、ブーと向かい合っても、逃げ腰になってしまう自分に、ずいぶんふがいなさと嫌気を感じていたようで、彼は自分の毛を、口で無理やり引き抜いてしまうことを繰り返していました。
いずれにしても、今回は、相手に食い殺されようが構わないの心だったと思います。
人間ならできる自殺も、猫にはできませんから、殺されるのを知りながら相手に掛かってい行くのです。
しかし私が、せっかくの決意を止めに入ってしまった格好です。
連れ戻すだけで、体力はいっそう消耗し、もう上に出る力もなかったのでしょう。
彼は密林深く去りました。
再び帰ることがあれば、明日の朝こそは、病院に連れていきます。
帰らなかったときは、また来世にでもと、復讐を誓うのかもしれません。
しかしそれでは、邪神の思う壺です。
彼の去就は、新神話の成り行きに大きく関わります。その旨、梵天さまには申し立てました。
どうしようか(どっちにしようか)、正直迷っていたのです。
彼が復調すれば、この世界はそのまま存続していきます。多少、たいへんな時期を経たとしても、必ずやこの世界は復調することでしょう。
彼が不帰還(つまり死んだ)なら、正義は世に実現することはないとして、最強兵器をフル稼働させ、この愚かなシナリオの元凶からしてすべて滅し尽くします。
私が彼の思いを継いで仇討し、彼にあえてそうしなくてもいいようにします。
そして彼には、すでにできている新世界へと導き、ほんとうの安らぎを与えてやります。
ブーもチンも、新神話の先行きを決めるためにやってきた、俳優(正邪の雛形)です。
どちらも、悪くはありません。うまく演じてくれた俳優たちです。フーもウーもそうでした。
その意味では、石松やミケ、石松二世やA家の猫たちもそうでした。
彼らは世界の雛形になっています。この世界がどう評価されるかの。
それを評価するのは、創造主です。
程度が劣悪であれば、このシナリオを落第もしくは発禁処分するという次第なのは当然。
しかも、もしひどいウイルスによって汚染されコード改竄されているとすれば。
そうなれば、このPCとシナリオを与えるソフトをウイルスに汚染されたものとして、扱うわけです。
まずはウイルスバスターの到来。
それでもだめなら、PCやソフトごとゴミ箱行き、焚書される。
まあ、神話上の手続きで行うものであるため、一般の方は、信じる必要はありません。
物語、物語。
あほうのざれ事と心得られよ。

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