フー、よく帰った

昨日の夕方に家を抜け出し、今日の午後になっても姿なく、いよいよ帰らぬ猫になるのかと思うと、ここに来てからのことが思い出されてなりません。
そう、フーにとっては、ちょうど生後まる一年になるというとき。彼自身、成猫になる節目を了解してそのような行動をとったのかと、とても切ない気持ちになりました。
そういえば、彼がまだ小さいときに、どもならん行動が目立ったため、家の外に放り出し、いつかはこの家を出て行けなどと罵ったこともありましたから、それを心に保持していて、もう大きくなったので、そろそろ出て行こうと決心したのかも知れないなどと思うと、つまらん激情にかられることの多い自分がつくづく嫌になります。
かつて最初の感動的な出会いの猫「たま」のときも、彼女に何の落ち度もないのに、噛んで聞かせるように出て行く話をして、そのとおりになり、悔やんでいたはずなのに、またもや。
これは私の持ちきたした悪因縁。自分に対して、少々手荒な制裁も加えねば。ネットから足を洗い、粛々と老体を終えるまで隠居すべし。
さあ、これでUFOブログも閉鎖することにしようと、最終記事にフーのことをどう書こうか、目を潤ませながら考えていたそのとき、フーがどこからともなく帰ってきたのです。
何日か前にも、彼のことを心配すると、姿を顕わしました。こんなことは、これで三度目でしょうか。
彼とは、心の中で繋がっているようです。肉親間でよくあるような以心伝心が、猫語が理解できずともあるのでしょう。
私はフーにありったけの愛撫と、彼がこれと指定するドライフードをたっぷりあげました。

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