暴れる子猫のほうがよほどかわいい

おなかがすくと、やはり暴れやすくなるようです。
供養のまえに食事をだしてあげねばなりません。
こうしてひととおり終わり、いまはPCに向かう私の膝の上で睡眠中の三匹です。
もう三匹とも、私の寝床に上がってくる脚力と爪の強さを獲得しています。
こうして、鳥の巣も猛獣の立ち入る場に成ってしまいました。
しかし彼らは、夜行性ですから、深夜に入ってこられたら、ひと騒動です。
そうされないように、扉でシャットアウトできますが、懸命に母を恋い慕う気持ちがそうさせているのかと思うと、まいいやと入れてしまい、ひと騒動が開始されます。
人の世の成行に、個人で魔法など駆使して果敢に挑む時代は終わりました。
こんな毎日になってきていることは、この今の一瞬こそ大切だとの証でしょう。
昨晩は、いちばん穏健なフーが、私にくってかかるように攻撃してきました。
そろそろ反抗期なのでしょうか。こうやって、親離れもしていくのでしょうか。
それがいま、三匹揃って私の膝の上。
生き物が豊富な地で、人知れずひっそりと暮らし、いつしかぽっくり。
おあとがよろしいんじゃないでしょうか。

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