この考えはすごく納得できていい

あのジュセ本で著名なニラサワさんのたま出版HPにおける韮沢コラムに、魔界(異界)に関する解説が載っています。
この説明は非常に分かりやすく、みなさんに理解されるようお勧めします。
https://tamabook.com/scb/scb.cgi
これは我々が言っている異界のことです。
上は神界(新神話ではその上に仙界がある)から幽界や集合無意識層など、地上的観測にかからないところの、この被造宇宙の範疇にある世界と、私は定義したく思います。
それが神界それ自体が暗い夜明け前の状態なので、創造のエネルギーが行き場を失った混沌とした状態にあることがあたりまえのようになっています。それが魔界という所以です。
人間界の管理を任されている異界の住人たち(神々)は、それを利用するための指導原理を求めており、それを提供する役目を論理思考能力を与えられた人間が担っているという奇妙さなのです。シナリオが与えられると、神々はそれを演ずべき神話として上演するので、混沌とした霧の中に筋道が立ち、それが神々にとっても光明となるという具合です。
つまり魔界は、悪いという意味ではなく、パワフルなのに混沌として、実現すべきモデルを待っている状態にあるという意味です。 モデルを提示できるのは、論理的思考力を持った我々人間です。
新神話や旧神話はそうしたモデルなのであり、異界の神々は、造形のアイデア(神話)をもらって舞台の舞を舞う。 我々は五里霧中にある異界をクリアーにして、筋道を示してやるためにいるというわけです。
どうして人間という状態が必要なのか。それは魔界に筋道立った鮮明な道をつけるためにいるのであり、人間はただ単に地上界をアリンコのように開拓するだけでなく、想像を通して異界の創造行為にも加担していることになります。だから、神々は見込みある人物を守護しつつ、次のアイデアを待っているのです。
いつかきっとさんも交信ルールを確立しました。それをもとに異界は新たな筋道を見出し、彼らなりに方法を開拓しています。
これは我々と異界との共同事業とも言えます。彼らは未知と不可知の無視された存在であるに過ぎなかったとしても、このたびのことで生き甲斐を見出しているに違いなく、有能優秀な神になって利益してくれるでしょう。こちらも善行をしているわけですね。